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こんばんは、mickです。静岡県でイタリアンレストランを経営していたり、飲食店×NFT、AI、メタバースの施策を研究する、フーディアニマルズタウンというコミュニティを運営したりしています。
こんばんは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 昨日は、うちの方はですね、小学校の卒業式がありまして、
かなりね、そういうイベントがあると、お店の方もいつもと違う流れになりますね。
それもありまして、ちょっとですね、今日はだいぶお疲れで喉も枯れちゃっているような感じなんですけれども、
昨日は、まず小学校の先生たち向けのお弁当のお壇がありまして、ちょっと数も多いし、金額も3000円で高めだったので、朝の5時ぐらいからですね稼働して、
お弁当を11時までに仕上げてお届けするということを、まず第一ラウンドでやりました。
で、その次に3時ぐらいから1時間半ぐらいですね、卒業式の後の親と子どもの
クラスの集まりみたいので、貸切がありまして、デザートと飲み物って簡単なものなんですけど、ちょっと貸切な感じでやりました。
夜は夜で、ディナー営業の方もかなり忙しかったので、もうね、1日3つの営業をやるっていうのは、
ちょっとね、無理があるなって感じで、
その日はね、なんとか頑張れたとしても、その次の日とかに影響が出てしまうので、
なるべく眠りをしないような予約とかそういうね、受け方をしたいなと思います。
今日の本題は、値上げに対してどう動くかというテーマでお話ししたいと思います。
連日原材料の行動ですとか、水耕熱費の行動なんかがありまして、もう値上げをせざるを得ない状況になってきまして、
他の飲食店も今が値上げしているところが多いと思うんですけども、
うちの店もですね、値上げをさせていただきました。大変心苦しい決断だったんですけれども、
ちょっとね、利益の方が少なくなるっていうね、そういう状況になってきていますので、
スタッフの賃金もですね、しっかりと払いたいですし、お店を継続していくための正しい判断じゃないかなと思って、
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大変心苦しいですけど値上げをさせていただきました。 一番ダメな例は、値上げをしてその
今までに提供していたものよりもクオリティを下げるということが、一番お客様をね、がっかりしてしまうし、
お客さんが離れてしまうことだと思いますよね。 例えばね、牛丼屋さんだったとしたら、今まで500円で提供していたのを
600円、100円値上げしたとします。で、 現状維持だったらまだいいと思うんですよね。
500円の時と600円の時と、全く提供するお肉の量とかね、ご飯の量とかも同じで、
全部ね、もろもろ上がってるから仕方ないかなって、その辺は理解してくださるお客さんは多数だと思います。
ただ500円から600円で上がったのに、ご飯の量はね、今までの半分ぐらいになってしまって、
お肉も半分ぐらいになっちゃって、量が減って、保証が減ってね、値段ばっかりに100円上がって、みたいなことになると、お客さんはね、不満ですよね、怒りますよね。
量と質を落とさないでの値上げというところに、非常に気をつけておりまして、
うちのお店の場合は、現状維持の同じメニューで値段を上げるというやり方ではなくて、
メニューを少し変えて、値段も少し今までよりも思い切って上げて、ということを踏み切りましたね。
今までパスタのコースの時はサラダを前菜で提供していたんですけども、それを前菜の盛り合わせにして、
スープもね、ポタージュみたいなスープからラビオリのスープとかにして、手間をかけるようにしました。
仕込みに時間をかけて、手間をかけて、見た目も華やかになるようにして、
でも、高級食材をたくさん使い回すのではなくて、旬の食材を仕入れて、それに、
今まで以上の工程の仕込みをして、ご提供するというスタイルにしております。
その営業にしてからですね、お客さんの反応はどうかなと思って、すごく心配だったんですけれども、
ほとんどのお客様がすごく満足してくれまして、今まで2名でお客様がいらっしゃった時に、
パスタを2種類頼まれて、それぞれのお客さんが頼んだものをそれぞれにという形でしていたんですけれども、
それをですね、お二人で来たら2種類のパスタをそれぞれで取り分けて、
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お一人が2種類のお味を楽しめるような感じにするですとか、
パスタとお肉料理の付いたコースは、今までスパゲティだったのを生パスタに変えることができますよ、みたいな感じにしたりですとか、
値段は、仕入れの値段は変わらないけど、作業とか手間をかけることによって、お客様の満足度って全然変わるんだなっていうのが目に見えて感じました。
これからAIに取って変われる仕事も増えていきますけれども、料理のこういう個人店は、やっぱり人と人との繋がりがより大切になってくると思いますし、
真心ってところはね、やっぱりAIやロボットなんかには出せない部分かなと思いますので、
まだまだこれからも残る職業であると信じたいなと思いますけれどもね、
今まで以上に心のこもったおもてなしとお料理仕込みをですね、やっていきたいなと思った次第です。
聞いてくださりありがとうございます。 それではまたバイバイ。