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ひさぽん
そうだね。歩くのだったら得意分野というかね。山からやってますからね。
そっちの方が広く浅く、もしかしたら一番ディープだったのかもしれないけれども、その旅をしましたね。
かなえ
それがね、宿までお迎えに来てくれて、9時にね、まず川の河口を遊覧船で出発して上流まで。
ひさぽん
まずね、これは一般の人もね、一般の人というか個人単位でも全然行っていい場所なんですけど、
浦内川っていう沖縄県最長の川がイリオモテにあるんですけど、その河口付近のところに遊覧船乗り場があって、
なんだっけ、有名な滝2つぐらい見に行ける。
マリウドゥの滝とか、あとカンピレの滝かな。
そうだね、マリウドゥの滝とカンピレの滝。
このように薬師間みたいに遊歩道が整備されてて、そこまでだったら全然歩いてね、観光で気軽に行けますよみたいなところがあって、
まあ最初それを利用して、その滝まではその遊歩道を伝ってね、行くんです。
そのために始発に乗らないとね、我々島を横断するので、
かなえ
その横断するためには始発に乗らないと間に合わないよってことで朝9時の船にまず乗りますと。
乗ってる間も結構船長さんが説明しながら船回してくれてね。
ひさぽん
まあそうだね、観光地なのでね、浦内川っていう沖縄最長の川の周りにもちろんマングローブリンがね、
すごく発達しているので、新しい植物とかの開設をしたり、
あとカンムリワシがね、何本か飛来して遊びに来てくれたりしてね、
そういうのを普通に観光局の方たちと一緒に船に乗って遊びにいますと。
かなえ
そうだね、マングローブリンにも種類がいっぱいあってね、
やえやまひるぎとおひるぎ、めひるぎっていう、
これがそうですよなんてね、解説しながら言ってくれたりして、
ひさぽん
それはそれで、なんか雰囲気が味わえて楽しかったよね。
そうだね。
かなえ
で、軍艦岩っていう目的地、
ひさぽん
船着き場にね。
かなえ
船着き場にね。
着いたのが9時25分ぐらい。
うん、そうだね、9時半前ぐらいのね。
9時半前ぐらいのかな。
ひさぽん
で、そっからトイレもちょっとあったりして寄りつつスタートしましたと。
かなえ
で、マクロコースとしては16キロで、
最大の標高が200メートル。
ひさぽん
260か70、まあ300弱ぐらいですね。
かなえ
だから全然登山としては大したことない。
ひさぽん
ゆるい、ゆるいと思ってたんだけど。
かなえ
細かくね、アップダウンがすごく。
ひさぽん
そうなんですよね。
裏内川っていう沖縄最長の川の横をずっと歩いていくんですけど、
川沿いの河原を歩くっていうイメージはほとんどなくて、
その横を高まきしていくイメージなんですけど、
そういう最長の川になると、それだけでかい川なんですよね。
とするとそのでかい川っていうのは支流がめっちゃたくさんあるんですよ。
支流をまたぐために一回下まで降りて、
支流を全部塗装して、
また崖というかヌタヌタの斜面を登って、
また裏内川の高まきをしていくっていうイメージを繰り返していくので、
支流の塗装のたびにヌタヌタの路面を下に降りてまた上がるっていうのはずっと繰り返していくんで、
結構ですね。
かなえ
塗装が10回以上あったね。15回くらい。
ひさぽん
15回、そうですね。
われわれが行ったときはね、天気は雨が降ったり止んだりだったんですけど、
前日まで天気2日連続で良かったので、
水道はそこまででもないという感じでしたね。
かなえ
ただそれが結構雨が降っちゃったりすると増水して塗装ができなくなっちゃうから、
コース変更せざるを得なかったりやめちゃうという時もあるらしくて、
本当に行けたのはタイミングが良くてラッキーだったよね。
ひさぽん
増水時はね、普通に歩いてたらトレイルがついている。
うっすらトレイルがついていて、道なんだなって。
なんとなく白止めに見てもわかる場所なんですけど、
木の途中に葉っぱとかが引っかかったね。
そしたら長澤さんがこれ増水時はここまで水が来るんでその時に引っかかったやつですって言われて。
かなえ
余裕でね、私の無念くらいの高さまで来てたね。
ひさぽん
百何センチ、1メーターに30はあるのかなぐらい使ってたよね。
かなえ
川幅だってめちゃめちゃ広い。
ひさぽん
川幅めっちゃ広いのにこれでまだ1メーター以上増水するんですかっていう感じですね。
しかも結構序盤だったよね。
観光客が来るような場所からほんとちょっとだけ行ったぐらいでもそんな感じの場所がありましたね。
かなえ
そんなアップダウンとかも結構あるから、獲得評価としては550?
ひさぽん
そうだね。500ぐらいだった気がする。
かなえ
そんな感じで。
私たち山レコ起動しながら行ったけど、かなりギザギザギザギザ細かい四つだからね。
ひさぽん
すごいね。
あったよね。
そうだね。路面がほんとずっと泥ヌタヌタで乾いてる場所はないっていうのが。
岩の上を歩くことも結構あって、苔っぽくなってる緑の岩がね。
かなえ
明らかに滑るよね、この岩っていうところ。
はい、滑る。
緑色の斜めの岩は滑るんで避けてくださいって言うけどそれしかないみたいなところ。
ひさぽん
緑じゃないから安心して乗っても結構滑るみたいな。
滑る岩が多い上に土の上はヌタヌタっていう感じで、本当に安心できる路面はほぼないっていうぐらいの感じでしたね。
かなえ
でも足首ぐらいだったよね、全然膝までとかは全然なくて。
そうだね、足首ぐらいかな。
ひさぽん
水量はだいぶ少ない方だったんでね、その辺はラッキーでしたね。
ガイドさんはもう慣れてるのでね、長靴。
かなえ
そう、長靴だったね。
ひさぽん
長靴。で、他の参加者のお二人は沢登りの経験があるってことで沢靴できてて、我々はね当然沢靴なんて持ってないので、自転車コーデュレットと一緒のトレーラーのシューズで行きましたが。
かなえ
昼が多かった。
ひさぽん
昼すごかったね。もう昼がすごい。すごい量の昼がついてたんですけど、ガイドさんに教えてもらったハックとしてはあれですね、
虫除けスプレーかけてても昼には効かないんだけど、昼がついてから虫除けスプレーを昼にかけると嫌がって自分から吸盤外して落ちてくれるということで、無理矢理剥がそうとしても吸盤があってね、昼噛みついてるんで取れないんですけど、
虫除けスプレーを直接噴射すると嫌がって自分から外れてきれいに取れるのでおすすめですと。
かなえ
私たちもね、昼下がりのジョーディーっていう昼除けのスプレーをかけてはいたんだけど、塗装するから全然意味がないんだよね。
ひさぽん
だからもう対処療法でついてからレインウェアとかズボンの中に入ったやつをシュッシュかけてね、休憩の時に落としていくっていうことをやってました。
かなえ
私なんかはね、靴下がショートの靴下だったので、結構隙間が開いててね、
ひさぽん
肌のところがやられちゃったよね。
かなえ
血をパンパンに吸った昼がくっついて、その後ちょっとメンタルがやられつつ、何とかくらいついていった感じですが。
ゲイターとかね、あればよかったんだけど、ちょっとね、余計なものは持っていかないっていう感じで。
ひさぽん
ゲイターね、さすがに持っていかなかったね。
そうだったけど、あってもよかったかなとは思ったけど、まあ塗装したから隙間から入ってくるわな。
一応僕はタイツとロングソックスで肌を出さないようにしてたんで、直接肌を吸われることはなかったですね。
もちろんズボンの内側とかにはいっぱい入ってましたけど、食われることはなかったっていう。
かなえ
まあ肌を直接出さなければ。
ひさぽん
出さなければ、嫌だったら敵に取ればいいだけの話で。
かなえ
ちなみに他の澤谷さんの二人はね、
ひさぽん
慣れてたね。
かなえ
でもさすが炭沢とかはすごいヒルがいっぱいいて、しかもなんかこっちのヒルなんか穏やかですねとか言って。
ゾンビリしてますね。
ひさぽん
炭沢はこんなもんじゃないんですよとか言いながら、一番いい方法があるんですって言って、
釣り糸切る用のハサミでついたヒルをジョッキンジョッキン抹角にしてるんですね。
かなえ
これが一番効くんですよ。
ひさぽん
効きますし、スプレーだったらなくなるじゃないですか。
これは無人像です。いくらでも切れます。
ヒルはストレス解消になるんですとか言って。
ヒル切るのはストレス解消ですとか言ってね。
かなえ
さすが違うよね。
慣れてない。
私なんかは慣れてないから、ヒーって感じだったけど。
ひさぽん
切りますよとか言って、ジョッキンジョッキン抹角でどんどんヒルを抹角にしていくっていう強者のおじさんでした。
ヒルって狭いところが好きだからどんどん隙間から入ってくんだよね。
靴の隙間に入ってくんだよね。
靴の隙間。
しかもローカットの靴なんでね。
かなえ
靴の隙間に入ってくるし。
なんならメッシュの穴とかから入ろうとしてたり。
やめてって。
ひさぽん
中途半端に小さいヒルだとメッシュから入ってきちゃうんだよね。
かなえ
そんな感じだったので。
覚悟はした方がいいですけど。
肌を出さなければ。
ひさぽん
ヒルに打ちするだけで毒とかね。
そういう病気とかはないので。
かなえ
ガイドさんに言われて救われた言葉がね
昔は火打ち予報なんていうものもあったから
悪い毒を吸ってもらってね。
ひさぽん
悪い血を吸ってもらうという民間療法がありましたね。
かなえ
そういう風にポジティブに返還を私はしましたが。
ひさぽん
別に大変はないから気持ち悪いだけなんで
我慢できる人は別にガン無視でもいいのかなって思います。
特にヤル入る前に全部取ればいいんじゃないかなって思います。
かなえ
適宜チェックはしてたけど
1時間置きぐらいにはチェックはしてたけどね。
ひさぽん
休み時間ですね。休憩時間の時にね。
お互い足元を見合ってアヒルを釣ってますよみたいな
そんなヒルコミュニケーションがありましたね。
かなえ
結構スタスタな感じで
ウチらの体幹、普通の北アルプスとか八ヶ岳で
ヤマレコの地図ダウンロードして
体幹0.7ぐらいのペースぐらいで歩いてる感じ。
ひさぽん
ガイドさんで時間もありますからね。
結構サクサク歩く系の。
ただ歩きづらい道ではあるんですけど
技術的に難しいところとかね
そういうところはなかったと思うので
ペース自体はついていけるぐらいかなって感じでしたね。
結構早いなと思いましたけど。
かなえ
八ヶ岳も5分ずつぐらいで
ひさぽん
お昼食べた時でも10分ぐらいで
サクサクっと出てくるって感じでしたね。
1時間に1回ぐらいはちょっと立ち止まって休憩したり
あとはちゃんとって言ったらあれですけど
もちろんガイドツアーなので
貴重なテント、植物とか面白いものがあった時には
パッと立ち止まって解説を入れてくれたり
ここにこのトカゲがいますよとか
全然わからないね、木登りトカゲがここに化けてますよとか
全然わからんっていう
そうそうそう、いたねー
かなえ
木登りトカゲ一番難しかったね。
ひさぽん
よく見つけるなーって思って。
歩きながらね、そうやって土植物を
もちろんね、解説してくれたりとか
かなえ
あとあれに会いましたね。
ひさぽん
セマルハコガメ
年記念物のね、会いましたね。
イリオモテの三大生き物
イリオモテヤマネコ、カンムリワシ、セマルハコガメ
カンムリワシが一番出やすい
我々も道路上で何回も見ましたし
裏内側のクルーズ船の上でも2話ぐらい見ましたし