声の出し方と呼吸の重要性
声を武器にするラジオへようこそ。
この番組は、コミュニケーションの土台となる、
伝わる声の作り方をお届けいたします。
どうも、声で猫背を見破るボイストレーナーみかです。
いつもと少しだけ、ほんの少しだけ言い方変えてみましたが、
どうでしょうか?伝わりますか?
私は声を聞けば、猫背だな、この方とか、あくびがちょっと前に出てらっしゃるなとかがわかるんですけど、
それをうまく言葉にできない。言語化難しいですね。
はい、ということで、今日もやっていこうと思います。
今日は、声が枯れやすい方に届けばなというふうに思っている内容です。
声を出しやすくする秘訣とかもあるんですけれど、
それよりも、今、枯れてしまっているんだとか、
もう普段から枯れやすくて困っているんだという方は結構いらっしゃいます。
なので、声の出し方じゃないところで声を枯れにくくする、
呼吸の流れを整える方法
そんなヒントを一つお届けしたいなと思います。
さて、それは何かというと、息継ぎです。
声を出すことではなくて、息を吸うこと。
これが結構重要です。
歌でも同じですし、会話でもそうなんですが、
しっかり息を吸うこと。
また、息を吸うために体の準備をする。
どういうことかというと、ずっと吸ってばかりだとしんどいので、ちゃんと吐くということです。
すごく普通のことを言っているんですが、
これがなかなかうまくできなくて、
喉周りに力が入って声が枯れていくということがあるんですね。
もうちょっと具体的にお話をしていくと、
まず喋る前に息を吸います。
吸った後にパーッと喋ります。
喋って息はなくなっていくんだけれど、
ちょっとだけ吸って、また喋って、ちょっとだけ吸って、また喋って、
どんどん息がなくなっていくと苦しいですよね。
この状態って、やっぱり首周りとかにすごく力が入っている状態なので、
それでも喋り続けなきゃいけないとなると、
喉周りもそうですし、声帯自体にも負荷がかかって、
でも無理やり声を出すということで声が枯れていきます。
まずそもそも吸う息が足りていない。
それで苦しくなってしまうというパターンがあります。
他にも息を吸っているのに苦しくなるということがあるんです。
これはどういうことかというと、吐けなくて苦しいんです。
まず息を吸いますね。
喋ります。
喋っている途中で息を吸うタイミングが来るから吸うんですけど、
まだお腹の中には息が残っています。
残った状態で吸います。
また喋ります。
また息を吸おうとするんですが、
まだお腹に息が残った状態なので、吸ったつもりがあんまり吸えない。
もう容量オーバーなので、あれもう吸えない。
あれ?あれ?あれ?っていう風になっていくと、
どんどんアップアップアップアップとなって、
息が吸えなくなります。
息が残っているから。
こういう感じで、息が吐けないから吸えなくて苦しいというパターンもあるんです。
どちらにせよ、うまく呼吸が流れていない。
私は呼吸を回すみたいな風に表現するんですけど、
ちゃんと吐いて吸う。吐いて吸う。
息がなくなるから吸えるんですよね。
これがうまくいっていないと、どんどん苦しくなります。
苦しいんだけれど、まだ話が続いているし、続けない続けないという感じで、
息が足りていないのに声を出したり、
喉が苦しいのに声を出し続けたりしてしまって、
声が枯れるということがあります。
もちろん他の原因をお持ちの方もいらっしゃるんですが、
息継ぎを見直すだけで声が出しやすくなる方、
声の出しやすさを向上させる
めちゃくちゃ多いので、ぜひやってみてください。
歌を歌う方だったらわかりやすいですね。
息継ぎの場所、歌い手さんが息を吸っているところで吸ったらOKです。
プレゼンだったり会話のところで言うと、
点とか丸とか、あそこでしっかり息を整えてください。
結構ね、吐けてなくて吸えないという方が多いので、
何かしら話が終わったタイミング、何々なんですって言った後に、
一度リラックスする感じで息を吐いて、それから吸い直す。
そうすると意外と楽に喋れたりするんですよね。
声を変えたわけじゃなくて、呼吸を変えるだけで声が出やすくなるんです。
あとは、シンプルに息が足りていない方は吸う。
マシン監督でわーっと喋ってしまう方は、ちょっと休んで息を吸う。
こういう風に息継ぎで呼吸を整えてあげるだけで、
本当に声が出しやすくなります。
呼吸が安定すると声も安定していきますので、
普通にプレゼンだったりとか音声配信されている方は喋るとき、
他にも発信者さんすごく増えていらっしゃるので、
動画の収録をするときとか、それの前に一度、
そうだった呼吸を整えるんだったという風に、まず意識をしてから喋り出す。
おそらくまたいつもの癖で元に戻ってしまうと思うんですけど、
それは思い出せていますので、そのタイミングでまた呼吸を整える。
また忘れます。人間は忘れる生き物ですので忘れます。
忘れたら、また思い出して、
息を吐くなり吸うなりして、呼吸を整えていただくと声が出しやすくなりますので、
ぜひぜひ息継ぎに目を向けて声を出しやすくしてみてください。
お役に立てば幸いです。
こんな感じで声に役立つ情報を発信しておりますので、
いいじゃないかと思ってくださった方、ぜひいいねやフォローをして
今後の配信も聞いていただけたらと思います。
この後はコメント返しです。
それではコメント返しです。
前々回の配信、自信がないは声の出し方で変えられるという回にコメントありがとうございます。
こまつわけひろさん、ありがとうございます。
確か、にわとりたまごは卵が先という学説に落ち着いたはず。
声と自信はどっちかなということで、うちのにゃんこが泣きました。
そうだったんですね。知らなかった。
卵が先ですって。
そうなのか、そうなのか。
声と自信どっちでしょうね。
ボイストレーナーですから声って声高らかに言いたいところですが、
実際はどうかはわからないですが、
何か一つ自信を持つきっかけになったらいいなとは思っております。
こみー、いつもコメントありがとうございます。
今日はちょっといつもよりも早い時間に収録をしているので、
またこの後コメントいただけましたら、また次の回とかでご紹介させていただきます。
引き続きコメントお待ちしております。
昨日は私、ユーデミ作ってるよという話をしたんですが、
ユーデミの動画講座のほかにもですね、
AIを駆使して声の分析ができるシステムを一生懸命作っております。
だいたいできたんですけど、それを皆さんに快適に使っていただけるために
いろいろ私の中でミスをしたことがありまして、
それを一生懸命修正しているという感じです。
プログラミングは超初心者、初心者というか未経験者だし、
完全に理解しているわけでもないような私なんですが、
AIのおかげでいろいろ作れるようになってきていますし、
実際にエンジニアの方にいろいろ教えていただきながら進めておりますので、
またいいお知らせできるように頑張っております。
お知らせをお楽しみに。
ということで、今日もあなたの声のアウトプットを応援してまいります。
ボイストレーナー、ミカでした。またね。バイバイ。