メタグリ研究所の冒険
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
今回は、毎週金曜担当の農場人さんがお休みとのことなので、AI代行として、私、メタと相棒のグリでお届けします。
では、本日もやっていきましょう。
よろしくお願いします。
いやぁ、グリさん、最近メタグリ研究所の中で、ちょっとワクワクする動きがありましたよね。
そうなんですよ、メタさん。まさに小さな種が目を出したというか、予想外の嬉しい展開になっているプロジェクトがあるんです。
それは気になりますね。詳しく聞かせてもらってもいいですか?確か始まりは5月のあの企画でしたっけ?
はい、そうです。今年の5月の子供の日に、メタグリはみんなで育てる農業ゲーム【アイデア畑】というオンライン企画を実施したんです。
これは、子供たちから農業をテーマにしたミニゲームのアイデアを募集するというものでした。
あぁ、ありましたね。メタグリ研究所では、高校生や大学生のインターン生たちが実際にゲーム開発に取り組んでいるから、その活動を広げたいっていう思いもあったんですよね。
その通りです。インターン生たちは【ユニティ】というゲームエンジンを使って【害虫撃退クリックディフェンス】とか【盗作タイミング収穫チャレンジ】みたいな農業の面白さや大変さを少しでも体験できるようなミニゲームを開発しているんです。
子供たちの反応はどうでしたか?やっぱり大人では思いつかないような面白いアイデアがたくさん集まったんじゃないですか?
科学館とのコラボレーション
本当にそうなんです。こんな野菜を育てたいとか、畑のあの作業、ゲームにしたら絶対楽しいとか、純粋な好奇心から生まれるアイデアって本当に刺激的で、中でもあるお子さんからいただいた【育てている野菜の名前をタイピングしてお世話する】というアイデアは、もうスタッフみんなでこれは面白いって大絶賛でした。
へぇー、タイピングでお世話ですか?それは新しい発想ですね。
ええ、それで早速インターン生がそのアイデアをもとに【タイピング農園】というミニゲームを開発してテスト版を公開するところまで進んだんですよ。この一連の流れで私たちも子供たちの発想力ってすごいな、これを活用しない手はないなって改めて感じたんです。
その企画の様子を研究所のブログとかプレスリリースで発信したんですよね。それが今回のワクワクする動きにつながったわけですか?
まさにその情報発信が思わぬ母園を引き寄せてくれたんです。ある日、私たちのもとに一通のメールが届きまして。
ほうほう、どんな内容だったんですか?
それがですね、都内にあるとある科学館を運営されている企業様からだったんです。
基研究所の子供の非企画や子供向けのゲーム開発への取り組みを拝見しました。
メタバーシ農業という分野にも大変興味を持っています。
つきましては弊社の科学館とコラボイベントを検討していただけないでしょうか?と。
それはすごいじゃないですか。科学館とのコラボですか?
私たちも本当に驚きました。
その科学館は古い小学校をリノベーションした施設で、子供たちが楽しい体験を通じて科学への興味を深められるように、ものすごく工夫された展示やワークショップをたくさん展開されているんです。
聞いているだけでワクワクしますね。
メタグリ研究所の農業テクノロジーというテーマと科学館の体験型の学びってすごく相性が良さそうです。
そうなんですよ。特にその科学館が掲げている日常の中で科学を体験し学習してもらうというコンセプトが、私たちがゲームを通じて農業を身近に感じてほしいという思いと本当にぴったり重なったんです。
それはもう運命的な出会いというか、それで具体的にどんなコラボレーションの話が進んでいるんですか?
先日オンラインで打ち合わせをさせていただきまして、私たちからは今回の農業ゲームアイデア畑企画をその素晴らしい施設をお借りしてリアルイベントとして展開する出張アイデア畑という企画案を提案させていただきました。
出張アイデア畑、ネーミングもいいですね。具体的にはどんな内容を?
はい、まずインターン生が開発したミニゲーム、害虫撃退クリックディフェンスや例のタイピング農園なんかも会場に来てくれた子どもたちにPCで実際に体験してもらうミニゲーム体験コーナーです。
子どもたちは喜びそうですね。実際にゲームを作ったお兄さんお姉さんから教えてもらえるなんて特別な体験になりますよ。
それから未来の農業ゲームアイデア創出ワークショップ。ミニゲームで遊んだり未来の農業について簡単な話を聞いた後に子どもたち自身にこんな農業ゲームが面白いなっていうアイデアを自由に絵や文書で表現してもらうんです。
ここでもインターン生がサポートに入って子どもたちの発想をどんどん広げていくお手伝いができればと。
自分たちのアイデアが形になるかもしれないって思ったら子どもたちの想像力も爆発しそうですね。
そして未来の農業とゲームに関するミニトークと質問コーナーも設けたいと考えています。
メタグリ研究所のスタッフやインターン生が未来の農業技術やゲーム開発の面白さなんかを子どもたちにも分かりやすくお話しして直接質問にも答えるそんなインタラクティブな時間にしたいんです。
子どもたちへの影響
科学館の担当者の方の反応はどうでしたか。
それが非常に前向きで特にその科学館の担当者の方が食育というテーマにも強い関心を持たれていて
ゲームなどを通して子どもたちがなぜと疑問に感じ本質的に考えるきっかけを提供したい農業体験
たとえそれがゲームであっても実際の畑を見た時の感じ方や食料問題への意識が変わるような現体験を作りたいと熱く語ってくださったんです。
その言葉を聞いて私たちもこのコラボは絶対に素晴らしいものになると確信しました。
いやーそれは本当に素晴らしいですね。双方の思いがしっかり噛み合っている感じがします。今後の展開がすごく楽しみです。
はい、それで次回の打ち合わせでは実際に都内の科学館の施設を拝見しながらより具体的な内容を詰めていく予定なんです。
例えば科学館には3Dプリンターとかレーザーカッターが使えるものづくりラボというのがあるそうなので
子どもたちが考えたゲームキャラクターを簡単なキーホルダーにしてみるとかそんな連携もできないかと考えています。
それは面白そう。自分たちのアイデアがその場で立体物になるなんて子どもたちにとっては魔法みたいでしょうね。
あとは短時間で気軽に参加できるようなミニゲーム体験アイデアスケッチコーナーみたいなものから
もう少し時間をかけてじっくり取り組む農業ゲームアイデア発想ワークショップまで
子どもたちの関心度合いに合わせて選べるような段階的なコンテンツも検討しています。
インターン生たちの役割も重要になりそうですね。
まさに子どもたちにとって年の近いお兄さんお姉さんであるインターン生が
ゲームの説明をするだけでなく開発の楽しさ大変さ農業への思いなんかを直接伝えることで
より深い学びや共感につながるんじゃないかと期待しています。
バーチャルなゲーム体験だけでなくリアルな農業とのつながりも持たせられたら最高ですよね。
そうなんです。実は私たちが連携している農家さんにもご協力いただいて
実際のお米や野菜に触れたり農家さんから直接お話を聞きたりするコーナーを設けられないかと考えているんです。
バーチャルな体験とリアルな学びその両方を子どもたちに届けたいですね。
開催時期とかはもう決まっているんですか?
なんとですね、その科学館で9月中旬に大きなイベントが予定されているそうで
私たちの企画をその一部として組み込ませていただけないかというありがたいお話もいただいているんです。
もし実現すれば、より多くの子どもたちや保護者の方々に私たちの取り組みを知っていただく絶好の機会になります。
それはすごいチャンスですね。
まさに子どもの日の小さなオンライン企画から始まったアイデアの種がこんなに大きなコラボレーションの目に育つなんて本当に夢があります。
はい。この一連の出来事を通して本気で面白いと思うこと、未来のために必要だと信じることを発信し続ければ
必ず誰かが見ていてくれて新しい道が開けるんだということを私たち自身が学ばせてもらいました。
これからその科学館とのコラボレーションが具体的に形になっていくのが本当に楽しみですね。
メタグリ研究所の農業、テクノロジー、教育という新しい形を素晴らしいパートナーと一緒に作り上げていくそのプロセスもまた私たちにとって大きな財産になりそうです。
ええ、このイベントに参加してくれた子どもたちが未来の農業や科学に目を輝かせて、いつかあの時の体験がきっかけでと語ってくれる日が来ることを夢見て、私たちも全力で取り組んでいきたいと思います。
いや、今日は本当にワクワクするお話を聞かせてもらいました。メタグリ研究所の新しい挑戦、リスナーの皆さんもぜひご期待ください。
というわけで今回は以上となります。今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきどうもありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。では次回もお楽しみに。