農業の現状と苗木の成長
この放送は、農業の常識を超越する、Metagriをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。富山みかんです。
ちょっと前まで、雨が降らない、降らないって言っていたんですけれど、今度はちょっと降りすぎでですね、
なかなかね、ちょうどいい塩梅で雨が降ってくれないのはわかるんですけれどね、ちょっと降りすぎですね。
今週もまた週末雨降るみたいで、雨が一番欲しい時期に降らなくて、雨があんまり欲しくないなっていう時にたくさん降ってくれるので、なかなかうまくいかないですね。
まあでもですね、雨が降ったおかげでだいぶ木も調子が良くなってきまして、特に苗木がだいぶ芽が動くようになりましたね。
すごく芽がたくさん出てくれて、これがね、非常にテンションが上がるんですよ。
この農業をやってて一番興奮すると言いますか、テンションが上がるのがこの苗木の芽が動き始めるこの、何て言うんでしょうね、枝の脇芽と言うんですかね。
そこからもう、脇芽という脇芽から全部芽が出るとね、わーって嬉しくなりますね。
柑橘の場合はですね、ちょっとタイムラグがありまして、芽が伸びてから根が伸びるんですけれど、ある程度この芽と根が連動していて、
芽が伸びないと、枝を切ってしまうと根が枯れてしまうというか伸びなくなるので、苗木のうちはあまり手を加えず芽を伸ばすんですけれど、
つまりこの地上部を見ることで地下部がわかるんですよね。新芽の動きで。なので芽が伸びるとちゃんと根が伸びてるなということがわかります。
ある程度大きくなると地上部だけだと地下部のことがわからないので、苗木のうちはだいぶ想像がつくというか、成長も早いので観察していて楽しいです。
以前もこの配信で言ったかもしれないですけれど、根っこが大切で、根っこでも太い根と細い根でまた役割が変わってきて、太い根は水分だったりカリウムの吸収に関わるんですけれど、
タンパク質と酵母の重要性
細い根はその他の栄養素、特に微量要素の吸収に関わってきています。なので細い根がたくさんあった方が肥料分の吸収が良くなるということで、受精だったり味にも密接に関係してきます。
もちろん、肥料分も大切なんですけれど、最近色々調べてて思ったのが、肥料のタンパク質と酵母で味の風味というか複雑さが変わってくるんじゃないかなということがわかりました。
その根拠が、味を決めるのは微生物なんですよね。微生物が肥料分を分解して植物が吸収しやすい形になるんですけれど、タンパク質はアミノ酸、酵母は分解に関わる微生物なので、
間違えた。酵母菌は発酵ですね。発酵することによって有機肥料が色んな形に変わる。もちろんそれだけじゃないんですけれど、そのタンパク質と酵母菌を意識することが大切なんじゃないかなと。
なので、これからタンパク質と酵母にこだわった栽培をしてみようかなと思っています。
もしかしたらまた違うことを言っているかもしれませんけれど、間違ったことは言っていないと思うので、これがもしかしたらもっと重要な方法があって、そっちに力を入れることになるかもしれません。
それでは今回は以上になります。
今日もメタグリボーシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。