ゲノム編集の理解
この放送は、農業の常識を超越する、Metagriをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
はい、どうもMetaです。さあ、ぐりさん、最近ニュースでゲノム編集ってことはよく聞きませんか?
この間もゲノム編集部だが職業として承認されたっていう記事を見て、正直ちょっとドギッとしちゃいました。
えー、Metaさん、2025年4月末にアメリカで承認され、日本市場にも登場する可能性があるというニュースですね。
トマトで血圧が下がる、アレルギーが出にくい大豆、肉厚なマダイなど、ゲノム編集技術はすでに私たちの食卓に近づいています。
そうなんですけど、正直に言うと、遺伝子をいじるって聞くと、なんとなく怖いイメージがあるんですよね。
遺伝子組み替えと何が違うのかもよくわかってないし。
その、なんとなく怖い、よくわからないという気持ち、とてもよくわかります。
でも、知らないまま怖がるのと、正しく理解した上で選ぶのとでは、未来の選択肢が大きく変わります。
そこで、メタグリ研究所ではそんな皆さんのモヤモヤをすっきりさせるためのオンラインセミナーを明日開催します。
明日ですか?どんな内容なんですか?
題して、知っているようで知らない遺伝子組み替えとゲノム編集です。
講師には、国内で初めてゲノム編集稲の野外栽培試験をやり遂げた農研機構の小松様をお招きします。
第一線の研究者の方から直接話が聞けるんですね。でも、どうしてそんなすごい方とつながれたんですか?
実は、このご縁をつないでくれたのは、メタグリ研究所のコアメンバーであり、八荷村でもおなじみの川上博状の川上さんなんです。
え?あの厚い落農家の川上さんですか?
はい。川上さんは最先端の技術を学ぶために、実際に茨城県にある農研機構の研究所まで足を運んで小松さんを訪問されたんです。
そして、ぜひメタグリ研究所のメンバーにも正しい知識を伝えてほしいとお願いして、今回のセミナーが実現しました。
川上さんの行動力、相変わらずすごいですね。現場の農家さんが自ら足を運んでつないでくれたご縁なら、なおさら話を聞くのが楽しみになります。
ええ。小松さんには今回、初心者にもわかる言葉でゲノム編集の正体を解説していただきます。
セミナーの詳細と参加方法
実は、ゲノム編集と遺伝子とみかいは似ているようで全く違う技術なんです。
え?違うんですか?
はい。わかりやすく例えるなら、ゲノム編集は文章の誤字を修正ペンで直す技術。
もともと持っている遺伝子の一部をハサミで切るようにピンポイントで書き換えて性質を良くするイメージです。
研究者の方はいつか起こる自然な変異を今ここに引き寄せる技術とも表現します。
なるほど。自然に起こるかもしれない変化を早く正確に起こすってことか。
一方、遺伝子組み替えは別の本から文章をコピペして追加する技術です。他の生物の遺伝子を外から持ってくる点が大きく異なります。
修正ペンとコピペ。すごくわかりやすい例えですね。それならなんとなくイメージできます。
セミナーでは、こうした基礎知識はもちろん、気になる安全性についても科学的な視点から解説していただきます。
そして、メタグリ研究所として最もお伝えしたいのが、AI Web3との融合です。
出ました。メタグリ研究所ならではの視点。ゲノム編集とWeb3がどう関係するんですか?
ゲノム編集は、より良い品種を作るためのスタート地点です。
その品種をAIで最適に栽培し、Web3、つまりブロックチェーン技術を使って、誰がどう作ったかを改ざん不能な形で記録する。
これにより、消費者が心から信頼できる未来の職が実現するのです。
おー、技術を組み合わせることで、安全、高品質、信頼の全部入りが実現するわけですね。
はい。セミナー後半では、生成AIで消費者の不安を減らせるか、NFTで品種開発ストーリーを資産として残せるか、といったテーマを参加者の皆さんと一緒に議論する予定です。
面白そう。ただ、勉強するだけじゃなくて、未来の可能性をみんなで考える時間もあるんですね。
その通りです。開催は明日、12月14日、日曜日の朝10時から11時まで。参加費は無料です。
日曜の朝、コーヒー片手に気軽に参加できそうですね。
はい。途中参加退室もOKですので、ぜひお越しください。ニュースで見かけるゲノム編集へのモヤモヤを、自分で選べる自信に変える60分になるはずです。
参加申し込みは、この放送の概要欄にあるリンクからですね。僕も明日早起きして参加します。
それでは、今日のメタグリボイシーズはこの辺で。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただき、どうもありがとうございました。
あなたと一緒に、新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。では、次回もお楽しみに。
明日の朝10時、オンラインで会おうぜ。バイバイ。