メタグリ研究所の紹介
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、【Famars Voices】第79回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で、酪農をしております川上牧場です。よろしくお願いします。
はい、ということで、暖かくなってきましたね。
もう2月も終わりですね。来月のもう後半ぐらいには、桜の開花宣言が出るみたいなニュースも出てきておりますけれども。
ドッと暖かくなって、何か明後日とかに20℃になるみたいなタイムラインに流れてきましたよ。本当でしょうか。
もうバグっちゃいますね。こういう急な温度の変化は、動物、牛にとっては厳しいので、勘弁してもらいたいなというところですけれども。
山間指温で徐々に徐々に暖かくなってくるかなというところですね。遥か近づいてきているなというような感じですかね。
先週まで水曜日ですね、メタグリボイシーズインターンをメタグリ研究所の中のインターン生が配信しておりましたけれども、
メタグリボイシーズインターン、ひろう君という方がメインで配信してくださっていたんですけれども、
ちょっと学業の方が忙しくなってしまったということで、メタグリボイシーズインターン第2回で休止ということになってしまいましたので、
皆さん5000円とかで応援していただいたと思っておりますけど、学業が忙しくなくなったらまた復活するかもしれないですし、新しいインターン生が入ってきて、
また再開するかもしれないですし、気長に待っていただいて応援していただけたら嬉しいなと思います。
インターン生また募集中ですので、メタグリ研究所は概要欄のほうにつけておきましょうかね、リンクをね。
酪農版のJクレジット
そちらのほう見ていただいて興味があるなという方は是非インターン生来ていただけたら嬉しいなと思います。
インターン生が今続々とメタグリ研究所の中で活動していただいておりまして、ゲーム制作をしていっちゃったりとか、
あとは今コンテスト、未来の農業シミュレーター、ロブロックスで行っているメタバース空間での農業体験ができるゲームの動画コンテストとか、
そのロブロックスの中でコンバインのデザインを考えるコンテストなどをやっておりますので、
是非ディスコードの上のほうにこのコンテストがありますので、
1位になった方にはメタグリ研究所の会員賞NFTとか、
会員賞NFTを持っている方はメタグリトークンが100ポイントとかオーグバンブルマイのコンテストになっておりますので、
是非たくさんの方に参加していただけたらと思います。よろしくお願いします。
ということで今日もトークテーマ入っていこうかなと思いましたけど、
先日ニュース部屋で共有しました、私の地元鳥取県の大仙乳業という乳業、白原牛乳ですね。
こちらが新しい事業というか、新しい試みをやるということで、そちらの紹介をしたいなと思っております。
ということで今日のトークテーマは、楽能版のJクレジット続々という、そんなお話をしたいなと思っております。
こちらPRタイムスの2月20日の記事ですね。
大仙乳業農業共同組合が代表となり、産光株式会社と一般社団法人C2Xが共同申請した鳥取県でサステナブルな楽能を実現するため、
バイオタンを利用したCO2削減プロジェクトがバイオタンの使用と認証されましたというニュースになっております。
こちら概要欄の方にリンク貼っておりますので、見ていただけたらと思うんですけれども、
こちらがバイオタンですね。
メタグリ研究所に参加している方はソラタンと言って、モミ柄をクンタンと言う炭にして、それを土壌に巻く、土壌改良みたいなセミナーも先日ありましたけれども、
そういうのがあるかなと思いますけど、今回のこのバイオタンはですね、下水汚泥由来のバイオタンを肥料として使うという、そんなものですね。
このバイオタンは有機物を高温で加熱して炭化させたもので、土壌改良材として使われることが多いということですね。
これが下水処理のやつから作られるということで、再利用でもないアップサイクル、今まで捨てられていたものが肥料として使われるようなことになっておりまして、
国土交通省のホームページとか調査でもですね、肥料としての有用性が確認されていてですね、
リン酸とかカリウムが豊富に含まれているというのが、この下水汚泥由来のものですね、バイオタンですね。
このバイオタンと酪農の牛粉大秘を組み合わせすることによって、バイオタンっていうのは多硬質って言って、吸着しやすいんですよね。
なので、補水性とか通気性を向上させて、牛粉大秘の栄養分を長持ちさせる働きがあったりとかですね、
あとは海外から、今化学肥料とか化成肥料とかを輸入してるんですけども、リン鉱石が世界で枯渇していくみたいなこともあったりしたりするんですけど、
この下水汚泥由来のバイオタンにリン酸が3パーから8パーセント含まれていて、カリウムも微量ながら含まれていることによって、化学肥料の代替となる可能性があると。
これがまた酪農家の嬉しいところですね、この多硬性とか吸着性が多いことによってですね、牛粉大秘の匂いをバイオタンが吸収してですね、匂いの拡散を抑える効果も期待できるそうです。
実際にどれくらいコストが下がるのかなっていうところですけども、化学肥料の10パーセントから30パーセントリンの削減ができるそうです。
あとはですね、最近雨がダーッと降ったり、異常気象でダーッと降ったりとか、全然雨が降らなくてもう干ばつでみたいな色々あったりしますけど、こういうのも土地がちゃんと保水力を持っていたら何とかなったりするんですけども、こういう保水力みたいな向上も10パーセントから20パーセント向上するんじゃないかと言われてたりします。
それを合わせると、総合的には10パーセントから20パーセントぐらいのコスト削減ができるようになるんじゃないかなというところですね。
こういう取り組みをやって、Jクレジットが発行されるようになって、そのJクレジットを発行することによって、楽能化に還元して楽能化の持続可能な楽能経営ができるようになるんじゃないかなというのがこの取り組みでもありますので、
どんどんどんどんJクレジット、先週もお話ししましたけど、牛のウンチが対比化を効率的にすることによってJクレジットが発生したりとか、あとはですね、今楽能では餌ですね、メタンガスの排出、牛のゲップが来るメタンガスの排出を抑制してJクレジットがなったりとか、
普通に楽能経営していたらJクレジットでコストがまかなえるんじゃないかぐらいのところが見えてきたりしているので、明るい兆しだなと思いながら、どんどんどんどんね、こういうのを普及してもらえたら嬉しいなと思うところですね。
バイオタンの利点
ぜひこういうところにですね、メタグリ研究所もグッと入ってですね、Web3とかブロックチェーンとか組み合わせて証明できるようになってくるとですね、面白くなるんじゃないかなと期待してたりします。
ぜひ概要欄の方にリンク貼っておりますので、見ていただけたらと思います。
はい、ということで今回のファーマーズ・ボイシーズで79回目になりますけれども、ファーマーズ・ボイシーズ第1回から第5回まで、メタグリ研究所のDiscordグループに入ってNFTを購入するところまでお話ししております。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いても分からない部分があればですね、Discordの中でどんどん質問していただけたら、メンバーの方ね、たくさんおられますので、どんどん答えできますので、お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズ・ボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しております。
農家の声を会員の皆様もちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。ファーマーズ・ボイシーズお相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。みんなみかん食べて牛乳飲んでね。バイバーイ。