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2025-02-10 11:16

FarmesVoices🍊vol.67「光合成を最大化する葉作り」

今回のテーマは「光合成を最大化する葉作り」

柑橘は常緑樹であり、半陰性植物です。
光飽和点が低く、新葉・2年目の葉・
それ以前の葉で光合成速度が違います。
またお昼寝現象が現れる等、上手く葉を管理して適切に光合成を行われるようにします。

#AI #農業 #みかん
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サマリー

今週のFarmersVoicesでは、高剛性を最大化するための葉作りについて解説しています。特に柑橘の葉の分類と剪定方法の重要性が強調されています。

00:07
この放送は、農業の常識を超越する、
メタグリをキーワードに活動する、
メタグリ研究所がお届けする、
Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。
月曜担当の富山みかんです。
FarmersVoices🍊vol.67の放送になります。
よろしくお願いします。
1年前からずっと右腕が痛いんですけれど、
ちょっとシャレにならないくらい痛くなってきたので、
今週中に整形外科に行きたいなと思っています。
ちょっとね、作業ができないんじゃないかなってくらい痛くて、
まあ多分整形外科行っても、
反省にしてろとか、
痛み止めもらえるぐらいで、
まあ治るかどうか、
ニヤビリみたいなのやってもらえるんですかね、
ちょっとどうかな、
よくなればいいんですけれど、
まだですね、空炭全部できてなくてですね、
この土を掘って空炭を入れる、
とにかくその、
土を掘る工番に行くまでに、
このみかんの木の根っこが結構邪魔してきて、
なかなか掘れないんですよね。
ちょっとこのオーガでガーって掘って、
その根っこに引っかかって、ちょっと角度を変えて、
やったりとかして、
シクハクしながら穴を掘って、
そこに空炭入れてるっていう地道にやっていってるんですけど、
バッテリーもそんなことやってるとすぐ切れちゃいますし、
なかなか効率よくいきません。
でも今年ある程度やってしまえば、
来年以降はそんなに必死になってやらなくてもいいかなとは思ってはいるんですけれど、
絶対効果はあるとは思っているので、
そうですね、何とかやりきっちゃいたいなとは思っています。
その後、剪定が待っていて、
この剪定が多分一番腕に負担がかかるんじゃないかなとは思っているんですけれど、
今週中にある程度良くなってくれるといいなと思っています。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
葉の分類と特性
今回のテーマは、
高剛性を最大化する刃作りというテーマでお送りしたいと思います。
過去の配信で土作りだったり肥料だったり管理の話をしてきましたが、
なんだかんだでこの高剛性をしっかり最大化するためのアプローチなんですよね、
その管理というのは。
それだけでもないんですけれど、
なのでなんだかんだでこの高剛性が農業によってかなり重要な位置にあるのですが、
柑橘は農業の中でもちょっと特殊といいますか、
常緑果樹、一年中葉っぱが付いている果樹で、
さらに半蔭性植物なんですよね。
半蔭性植物というのは光飽和点が非常に低い植物です。
なのであまり強い光が当たってもそれ以上高剛性しないということもあるんですよ。
まず柑橘には葉っぱの分類の方法で養葉と陰葉があります。
養葉というのは太陽のように葉っぱのよう、陰葉は日陰の陰に葉っぱです。
4月に新しい葉が展開してきて、
日当たりがいい場所の葉っぱは養葉になります。
日陰の葉っぱは陰葉になります。
4月に葉っぱが展開して大人の半になる6月ぐらいには文化、養葉か陰葉に分かれています。
養葉は光飽和点が高く、陰葉は光飽和点が低いです。
だから養葉ばかりにすればいいんじゃないかということなんですけれど、
養葉は葉の気候が開きやすいので、葉っぱから水分が逃げやすいということですね。
養葉ばかりだと夏の暑さに耐えられなくなってしまいます。
なので養葉と陰葉のバランスも結構大切で、
養葉が7、陰葉が3ぐらいのバランスがいいと言われています。
あとは葉っぱの分類で言うと、
新葉と2年目の葉っぱとそれ以降の葉っぱと分けることもできます。
新葉というのは4月に新しい葉が出てきて1年目の葉っぱですね。
2年目の葉っぱは次の年の葉っぱで、
それ以降の葉っぱというのは常緑樹なので、
何年もある葉っぱもあるわけです。
葉っぱが古くなれば古くなるほど光合成速度も悪くなってしまうのですが、
新葉もまだ若いので光合成速度が遅いので、
一番光合成してくれるのが2年目の葉っぱになります。
なので柑橘の葉っぱとして一番理想的なのは、
2年目の葉っぱと7割型が養葉で、3割型が飲用の葉っぱの状態が理想的です。
剪定方法の効果
ではどうやってこの状態に近づけるかと言いますと、
やっぱり最初に言いました剪定なんですけれど、
どういった剪定方法かと言いますと、
昨年から言っています片側丸坊主式の剪定、
これをやると木の半分側がほとんどが新しい葉っぱ、
木の半分側が2年目の葉っぱになります。
葉っぱ自体丸坊主にしてしまうので、
日当たりがすごく良くなるからほとんどが養葉になります。
ただやっぱり枝の陰に隠れる葉っぱもあるので、
そういった葉っぱは飲用になるので、
7対3とはいかなくても8対2、9対1ぐらいの、
良くないかな。
それぐらいのバランスにはなってしまいますが、
養葉は非常に多くなりますよね。
すごく光合成はたくさんしてくれる葉ばかりになってしまいます。
なってしまうというか、なります。
なので、そういった科学的な意味でも、
片側丸坊主式剪定というのは非常に有効ではないかなという
仮説で動いています。
結果が出るのが、早くて11月かな、今年の。
去年、片側丸坊主にして、
去年は丸坊主にしたから葉っぱが出たけれど、
実はなっていなくて、
今年、去年丸坊主下の方は手つかずにして、
そっちから花が咲いて果実が付くので、
これが良い結果になることを祈っています。
今までも何回も言っていますけれど、
野魚っていろんな要因があるので、
これが良い方向に動いたとしても、
また別の要因で悪くなってしまうかもしれないし、
この剪定方法が悪かったとしても、
また別の、例えば縦花掘りをしたことによって、
非常に良くなって美味しい果実ができるかもしれないし、
そこら辺は自分の仮説の中で動いて、
それが良い方向に動いてくれればいいんじゃないかなと思っています。
今回は以上になります。
今回もメタグリボイシーズを最後までお聴きいただき、
ありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバイ。
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