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2024-01-22 14:44

FarmesVoices🍊vol.14「2023年を振り返る〜栽培編〜」

FarmesVoices🍊vol.14
今回のテーマは「2023年を振り返る〜栽培編〜」
柑橘業界は収穫もほぼ終わって新しいシーズンに向けて栽培がスタートする時期。
昨シーズンを振り返ってみます。
#農業 #みかん #AI #ゴスペラーズ #無肥料無農薬
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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさんこんにちは。月曜担当の富山みかんです。
Farmers Voices🍊vol.14の放送になります。よろしくお願いします。
1月20日に、メタグリ物語のお披露目会とオフ会がありまして、
メタグリ研究所のDiscord内にも特設ページができていて、
その様子が写真でアップロードされていて、すごく楽しそうな様子が、
見ているこちらも楽しくなるような写真がたくさんアップロードされていました。
僕もいつかオフ会に出てみたいなと思っているんですけど、
なかなか東京まで行くと、丸二日とはいかないですけど、
二日間家を開けることになるので、なかなかその時間を確保するのが難しいなといったところで、
時間の都合が合えば、ぜひ参加してみたいなと思います。
ゴリさんから声をかけて頂きまして、ビンゴの景品でハルミを提供させて頂きました。
僕の魂が少しでも参加できて嬉しかったです。
オフ会といえばですね、僕、ゴスペラーズが大好きで、
高校生の時からもう二十何年大ファンなんですよね。
それでインターネットでファン同士で繋がってオフ会みたいなのも何度か…
オフ会ってわけじゃないですけどね、ライブ行ってその後来てるインターネットで繋がった友人と飲みに行くとか、
なんかそんなこともありました。
妻ともそれで知り合って、妻もゴスペラーズの大ファンで、
そういった縁で結婚したという経緯もあります。
農業ともメタグリ研究所とも全く関係ない話をしてすみませんでした。
でもこういった大ファンですみたいな発信を続けていると、
いつかゴスペラーズのメンバーだったりサッフさんの耳に入って、
僕が作ったみかんを食べてもらうとか、そういったことになり得るかもしれませんよね、この時代。
そういったところもやってみたいなと思います。
したご心ありありで。
それでは本日のテーマに入りたいと思います。
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本日のテーマは2023年の栽培を振り返るというテーマでお話ししたいと思います。
栽培のほうがですね、ほぼほぼ収穫も終わって、まだ背とかが残っているんですけれど、
新しいシーズンに向けて剪定が2月半ばぐらいから、
その前に大秘の散布、しだれざくざさんもやろうとしている空短を再来週かな、再来週導入して巻いていくので、
新しいシーズンそろそろ始まるというタイミングなので、振り返ってみたいなと思います。
また販売は販売でいろいろ築きもあったので、それはまた次回あたり発信していきたいなと思います。
まずですね、ちょうど1年前、1月に大きな出来事がありまして、
親戚から畑を借りれることになりました。
うちが5タン柑橘栽培しているんですけど、5タンってみかんだけ食べている人にとっては鼻で笑われるような面積なんですけれど、
それを親戚から約4タン、広さで言うと5タンなんですけれど、水路があったりして、正確に言うと4タンほどの、
3タンと1タン合わせて4タン、2箇所ですね、畑を借りれることになりました。
なので今までうちが5タン作っていたので、そこに4タン借りれるとなると倍になるんですよね、単純に。
私平日は会社員やってますので、ちょっと無理だな、管理しきれないな、
でもこのタイミングで借りないと、なかなか専業でみかんだけで作っていくのはやっていけないので、思い切って借りることにしました。
それに向けて借りた畑の一番大きい3タンの畑を管理しきれないので、もう開植してしまおうということで、
2月の半ばぐらいから管理している畑の剪定を早めに、ちょっと早めにやって、
3月の上旬から3タンの畑の木を切ってという作業を始めました。
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SNSXの方でもちょっと発信したんですけれど、全部切ってしまうのもったいないので、高継ぎしてみようかなと思いまして、
高継ぎというのはですね、古い品種に、違う品種、古い品種というか、元々の品種に新しい品種の枝を継ぎ木という技術で継いで品種を変えてしまうという方法なんですけれど、
僕もやったことなくて初めてチャレンジしてみたんですけれど、これが全然ダメでして、
仕事休んだりなんだりして時間確保してやったんですけれど、高継ぎは失敗しました。成功したやつも少しあるんですけどね。
普通の継ぎ木、洋木に洋木の品種に継ぎ木をするっていうのは100%成功したんですけど、高継ぎはダメでしたね。
この畑は高継ぎ無理だって諦めたのが4月の下旬で、もう花が咲く時期だったので、この畑は何もしないでおこう。
うまくみかん、いいみかんだけ収穫しようということで、今年はその2023年は諦めました。
周りの畑にだけ迷惑がかからないように除草剤をまいて、あとは傍女も何もしないと。
それからですね、6月に入りまして、6月の一番最初ぐらいですね、大雨が降りまして、
これが私が住んでいる地域の過去最高雨量のさらに1.5倍の雨が降りました。
私の住んでいる家はちょっと高いところにあるので、大雨の被害はなかったんですけど、畑が海みたいな状態になって、
これはひどすぎるっていうぐらい、もうちょっと今年は諦めようかなっていうぐらい、すごい大雨でした。
その時平日だったんで仕事だったんですけど、ちょっと家に帰れるかなって心配になるぐらいの雨でしたね。
まあそれはその心配していたほどの被害はなかったんですけれど、病気がこのうちだけじゃなくて、この地域全体に創下病という病気がすごく広がって、創下病の被害はかなりひどかったです。
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あとこの時期からAI、特にビングを使って柑橘の栽培技術を模索していました。
例えば核酸が細胞分裂を誘発するっていうのはわかっていたので、この核酸と相性のいい農業資材、成分は何かとか、
あとこの植物ホルモンを活性化するにはどういった農業資材がいいかとか、そういったことをAIを使って調べています。
そんな中でですね、僕も色々知識がついてきた中で、土作りの師匠がいるんですけれど、その師匠の考え方に疑問を持つようになってきまして、
間違ったことを教わっているわけじゃないんですけれど、柑橘と相性が悪いなと思いまして、木が元気になりすぎて実がつかないなっていう感じがするんですよね。
僕の管理も悪いのかもしれないんですけど、実がならずに枝葉ばっかりバンバン元気になられると、果樹農家というよりか木こりみたいな感じが3年間くらいやってて思ってきたので、
独自のやり方といっても考え方はある程度教わっているので、全部言いなりにならずに自分のやり方でやっていこうかなっていうような意思を固めました。
2023年は夏が本当に雨が少なくてですね、いや3年前はもっと降らなかったんですけど、2023年も結構雨降らなくて、9月くらい本当に葉の色が悪くて、乾水したりだりしたり、いろいろやりましたね。
それが結構水分ストレスが果実の方にはいい影響が出て、2023年は美味しいみかんがたくさん採れました。ただ木自体はかなり下手すぎて弱かったなっていう感じで。
ただ今後もそういった異常気象が続く可能性は十分あるので、そういった異常気象に負けないような栽培技術が必要なのかなっていう風には感じております。
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総評といいますか、品質自体は夏場以降の雨が少なかったおかげで、非常に甘いみかんが採れました。
ただ6月の大雨の影響で、爽化病という病気が地域全体に広まって、捨ててしまうみかんも非常に多かったです。
一番引っかかっているのが、初めの方で話した高杉を失敗、開植しようとしてうまくいかなくて放置していた畑のみかんが、
全部が全部じゃないんですけど、とてつもなく美味しいんですよ。これがすごく引っかかっていまして、
傍聴していないので見た目はすごく悪いですけれど、見た目も悪いし、
ファーマーズ・ボイシーズの1回目で言った美味しいみかんの見分け方で話した果実じゃないにもかかわらず、
ヘタが太かったり、形も本来美味しいと言われる青島みかんの形をしていないにもかかわらず、美味しいんですよ。
今まで僕が食べた青島みかんの中で一番美味しいみかんがなぜか採れたんですよね。
これが不思議でならなくて、この謎を解き明かすのが今年の2024年の課題かなと思っています。
そんなところで今回の放送は終わりにします。
今日もメタグリ・ボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんな、みかん食べて、牛乳飲んでね。
バイバーイ。
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