1. より良い家族の暮らしを考える|memStock podcast
  2. #11 書こうと思ってから早5年..
2025-06-11 33:31

#11 書こうと思ってから早5年、遺言書についてそろそろ本気で考える

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今回のテーマは「遺言書を作る」です。

「自分にはまだ早い」と思っていませんか? 万が一の時に家族が困らないため、今からできる準備について語り合います。財産分与はもちろん、銀行口座のパスワードやデジタル資産のありか、保険金の受け取り忘れなど、見落としがちなポイントの重要性を考えます。自筆証書と公正証書の違いや、法務局の保管制度といった実用的な情報にも触れながら、遺言を「残された家族への思いやり」として捉え直し、安心して暮らすための準備について考えます。

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▼番組概要

四人家族で日々を過ごす山田と、一人の時間を大切にする小林。生活環境は対照的なこの二人が、「より良い家族の暮らしとは何か」という問いに向き合います。山田が家族との時間で感じる小さな発見や戸惑い、そして小林が外からの視点で投げかける新たな角度からの問い。共働き家庭の日常や子どもの成長過程、家族の時間づくりや住まいの工夫など、日常の話題について時に共感し、時に意見が分かれる二人の対話からは、「家族の暮らし」について考えるための多様な視点やヒントが自然と生まれます。家族の形は人それぞれ、暮らし方も十人十色。しかし誰もがより良い日常を模索する過程で感じる思いには、共通する部分があるはずです。memStock podcastでは、より良い家族の暮らしについて一緒に考えていきます。

▼山田(株式会社modo代表取締役)

2児の父。大学時代をアメリカで過ごし、NTTを経て起業。会社売却後、上場企業のグループ会社を6年経営。2023年に株式会社modoを創業し、家族向けのサービスを開発中。家族の暮らしをより良くする為に毎日試行錯誤を繰り返している。

▼小林(株式会社modo)

独身で一人暮らし。大学進学を機に実家を離れ、寮生活、シェアハウス、ホステル生活など多様な生活様式を経験。自分とは異なる環境に身を置く人々の視点や考え方から学び、新たな気づきを得ることを大切にしている。

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▼memStockとは?

家族のコミュニケーションをもっとスムーズに、もっと楽しく。ワクワクする旅行の計画から、憂鬱になお金の話まで、家族の距離がより近くなるコミュニケーションサービスです。

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また、memStock LifeStyleでは、家族の生活に役立つ情報を発信しています。本エピソードの書き起こし記事や関連記事も併せてご覧ください。

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PM / しゃろう

カラフルな生活 / BGMer

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サマリー

遺言書の重要性と作成方法について考え、相続のリスクを軽減するために必要なステップを説明します。特に自筆の遺言と公正証書遺言の違いやフォーマットの重要性についても触れ、超高齢化社会における家族間のトラブル回避に向けた具体的な提案が行われます。遺言書の作成に関するエピソードでは、法廷相続分や不動産価値の評価、デジタル資産に関する問題が取り上げられ、相続時の資産把握の重要性が強調されています。また、遺言書の作成を通じて家庭内でのコミュニケーションを図り、万が一の際の備えについて考えることが求められています。遺言書の作成の重要性や資産の把握の意義が議論され、音声データを活用して将来の資産状況をAIに分析させる可能性にも触れられています。

遺言書の重要性
Naoki Yamada
より良い家族の暮らしを考える、memStock podcast。こんにちは、4人家族の山田です。(こんにちは、一人家族の小林です。今回は、遺言書を作るというテーマで、より良い家族の暮らしについて考えていきます。)
はい、今回、遺言書を作るっていうところで、 まだ年齢的にも、
私が、今、43とかなんですけど、年齢的には、まだ、そんな、遺言とか早いんじゃないか、みたいな、思ってたりしたんですけど、
結構、亡くなる人も、急に亡くなる人も、やっぱりいるんで、そうなった時に、自分の子どもとか妻とかに、
今、持ってるお金とかが、問題なく渡るか、みたいなところを考えた時に、何かちょっと、揉めたら嫌だなと。
揉めるっていうのは、単純に、多分家族内で揉めることは、子どももちっちゃいしないだろうなと思うんだけど、 あれ、どこなの?みたいなのとか、パスワード分からないとか、結構、いろいろありそうだなと思って、
そこの辺は、遺言書とかを早い段階から作ることによって、カバーできるんじゃないか、みたいな。 生きていく中で、心配事が一つ減るのであれば、早い段階から作るのもアリなんじゃないか、みたいなところを思ったんで、
ちょっと今回、そのテーマで話してみようかなと思ったわけですね。遺言とかって、見たことあります?(見たこともないし、考えたこともないですね。)
自分、うろ覚えなんだけど、なんか手書きのやつ見たことある気がするんですよね。祖父とか、いやあれは、ドラマなのかな?わからないな。(ドラマと混同するのはよくない。)そうそう、わかんない。ドラマで見たのか、自分の実際の目で見たのかわからないけど、なんか見た気がするんですよね。
それなんか手書きだったんだけど。調べてみると、手書きの遺言と、あとは、実際、ちゃんと役所に行って、公証役場に行って、承認を受けて、保管される公正証書遺言っていうのがあって、主に使われるのはその2つで。
実際、自分が今、何か作ろうとした時に、公正証書遺言はちょっと重いなっていうのは思ったりするんですけど。それは実際、公証役場に行って、立会人、証人を2人用意して、で、自分が口頭で話したものを証書に残さないといけないんだけど。
(役場に行くのは後でもいいんですよね?)後でもいい。後でもいいけど、100%行かないといけないんで、今は。そこはちょっとめんどくさいなっていうのと、今の段階で、こうですよって決めたものって、多分定期的に変わりそうだから、その辺がアップデートするのが大変そうなので、やっぱり自筆、自分の手で書いて、
で、何か2022年かな?3年かな?ぐらいに、法務局に保管してもらえる、3,000円か4,000円年間払えば保管してもらえる制度ができたんで、それを使えば、ある程度しっかりと遺言は残せるのかなっていうのをちょっと思ったんですよね。
遺言書の作成方法
Naoki Yamada
で、実際なんか調べると、結構フォーマットが大事で、フォーマットちょっとでもミスったら無効っていう風になって、例えば日付とか入ってないとかも結構あったりするのと、なんかいっぱい遺言が出てくる人いるみたいですよね。なんかいっぱい作って、なんか都度作り変えてるけど、なんかどれが最新かわからないみたいな。日付が入ってないから。で、それ全部無効みたいな。
全部無効になった時どうなるかっていうと、基本は法定相続分っていうのがあって、法律で決められた誰に対して何パーセント割り振られますよみたいなのがあって、その法定相続分に、法定相続に従って割り振られるみたいなので、それはそれでフェアではあるなとは思いつつ、なんか結構その辺、相続税とかも絡んできて、相続税って結構めんどくさいんですよね。
なんか短期的に実際その相続を受けるか受けないかっていうのを決めないといけない。
例えば借金多い人とかだと、例えば親父さん亡くなりました、知らないところで借金5億ありましたみたいな、5億乗っかってきたら借金地獄じゃないですか。そういうのって相続放棄もできるんですよね。
でも相続放棄するまでの期間がすごい短いんで、それを判断するのって結構亡くなった直後、しかも悲しんでる時にそんな相続のことあんま考えれないと思うんで、それがなんか面倒だなと思ったんで、そこはやっぱりしっかりと死ぬ前にまとめておければなと思ったんですよね。
kobayashi
話にあったように、フォーマットが結構自筆でやると無効になりやすいっていうのはよく見ますよね。
Naoki Yamada
そうなんですよ。意外とすぐ無効になっちゃうんですよね。読み取れないとかっていうのもあったりとか、字汚い人とかだと読み取れないから、読み取れない、誰も判別できないとそれはやっぱり無効になっちゃうんで、そこは自分はちょっとペン字講座を受けたんで大丈夫だと思うんですけど。
kobayashi
そういう問題ではないと思うんですよね。上手い下手っていうよりかは丁寧に書いてるか書いてないかでだいぶ変わるんで。
Naoki Yamada
そうなんですよ。だからその辺も含めてちゃんと決めないとなっていうところではあるんですよね。
で、結構、遺言残した方がいいなと思うのは、自分だけじゃなく世の中的に残した方がいいなと思うのが、やっぱり超高齢化社会になっていってるじゃないですか。
その中で、よく聞くんですよね、争続。争続って引き継ぐ方じゃなくて、当て字なんですけど、争う続って書いて争続って揶揄されることもあるんですけど、その争続リスクがすごい増えていってるっていうところをよく聞くので、
そこを解決するためにはやっぱり死ぬ前に、法廷相続分であるにせよ、死ぬ前にどれくらい資産を持ってるかちゃんと洗い出しておいて、死んだ時に、あれ?こんなん知らないけど、みたいな状態がないようにするっていうのは大事なのかなと思うんですよね。
kobayashi
そういう意味で言うと、じゃあ山田さんはその自筆の遺言書は家族というか相続される人、被相続者に共有しておくってことですよね。あらかじめ知っておきたいってことはそういうことですよね。
Naoki Yamada
そうですね。知っておくか、あるいはどこかにまとめておいて、細かく相続するものを一個一個書く必要はないんで、その辺はここにこういうものがあるよっていうのをどこかに残しておくっていうのは、遺言とはちょっと…
kobayashi
それは別に遺言である必要はないと思うんですよね。
Naoki Yamada
ないけど、ずれるけど、それは残しておかないといけないかな。だからその、それに沿った形でどこに何があるかっていうのを把握して、羅列した上で別途遺言を作成するっていうのをやりたいかなとは思いますけどね。
kobayashi
今の多分山田さんの話で言うと、遺言書っていうフォーマットである必要あるのかなってちょっと思っちゃって。
相続先とかの振り分けとかよりも何があるかとか、パスワードがどうのとかっていう話であれば、わざわざ遺言書にしなくても、それこそアップデート大変じゃないですか。
で、自筆っていっても毎回最新のフォーマットを探してきて書いて、手書きしなきゃいけないじゃないですか。
そう思ったら普通にただ単にデータでまとめるだけで済んじゃうんじゃないかなって聞いてて思ったんですけど。
Naoki Yamada
そうですね。それはそうかなと思ってて、今すぐフォーマットに沿った遺言を作るというよりは年齢に応じてその辺は変えていくのがいいのかなと思ってて。
例えば今まだ働いてるし、収入も入ってきてる状態だとすると、変わっていくじゃないですか、資産的な部分も。
そこを都度都度アップデートするの大変なので、そこはデータフォーマットを合わせていきつつ、
遺言って内容いくつかあるんだけど、遺言の中で付言っていうなんか思いを伝える部分もあるじゃないですか。
あるじゃないですかっていうか、自分も調べるまで知らなかったけど、
あるんですよ。あるんでそこの部分は多分そこまで大きく変わらないというか今の気持ち的には変わらない、
子どもが大きくなったりするとね、家庭内の争いが生まれる可能性はあるんでわかんないけど、
今の段階ではこう思ってるみたいなところはしっかりフォーマットとかに沿って残しておいた方がいいんじゃないかみたいな、とか思いつつ、
前提として誰にいくら渡すみたいなところに関しては、どっちかというとフォーマットに沿ってない形で今は残しつつ、
誰に残すというのも今は法廷相続に沿った形でいいかなと思ってはいるんですよね。
それはそうだけど、そこの付言っていうところを書きつつ、将来的にそこと今後の割り振りを、変わっていったタイミングで
しっかりと公正証書に残すみたいなのは60代とか、なったらやりたいかなと思いますけどね。
資産管理と相続リスク
kobayashi
なるほどね。じゃあそれまでは自筆でやっていくと。
Naoki Yamada
そうそうそう。だから死ぬ、そこまでに死んだらそれを使いつつ、それ以降であればもうちょっとちゃんとしたものを残して、
死んだ時にスムーズになるような形、死ぬつもりはないからまだ。
kobayashi
それはそうなんですけど、付言事項とかっていうのは、基本的に争いが起きないためにこういう理由だよみたいなのを書くわけじゃないですか、
感謝の気持ちとかもそうですけど、でも感謝の気持ちとかだけであれば、遺言書である必要ないのかなって。
Naoki Yamada
そうですね。遺言書っていう言い方だとそうかもしれない。
今多分自分が言ってる遺言書っていうのは言葉にして何か思いを残すみたいなのを遺言書って言ってて
それはなんかフォーマット云々っていうよりはメッセージ的な意味合いで言っていて、
で、多分もうちょっと年齢重ねた時に作るものとしては、本当にそれが死んだ時に周りの人が困らないためみたいな形の遺言、フォーマットに沿った遺言みたいなのを作れればなっていう感じですかね。
kobayashi
だとすると、じゃあ山田さん的には法的にもし認められなかったとしてもまあええやろっていうぐらいですよね。
Naoki Yamada
今はいいかなと思ってて。そう。
kobayashi
今の段階だと例えば山田さんに不幸があったとして、奥さんとかが見れればいいやみたいな、
実際に法的な効力があるか知らないけど山田さんがこう考えてたんだなっていうのがまあ見れれば十分だなっていうそういうレベルっていうことですね。
Naoki Yamada
そうですね。逆に言うと、ちゃんとした遺言って、本当に細かくこの人にはあげないこの人にはこれだけあげたいみたいな
本当の意味での割り振りを持ってる人じゃないと、そこまで必要ないのかなと思ったりするんですよね。
kobayashi
たしかにそうですよね。なんか認知してない子がいるとかそういう場合は、ちゃんとした証書で残しとかないとってことですよね。
Naoki Yamada
そうなんですよ。あとはこれ遺言のことについて考えて思ったけど、やっぱり自分が持ってるもの、どれぐらい何を持ってるかみたいな、
それこそなんか、何だろう、例えばビットコインとかよく聞くじゃないですか、ビットコインを相続したら破産したみたいな。
あれって何が原因かっていうと、相続する場合はまずその相続税、金額に応じた形の相続税が受け取る人にかかって、
その時点でお金、相続税払うためのキャッシュがあればいいけど、なかったらビットコインを換金しないといけない、
その換金したタイミングで税金がかかるんですよね、譲渡税が。それが累進課税だから、
例えば1億円とか持ってたら55%持っていかれるんですよね。
だから累計で合わせてマイナスになっちゃうみたいなケースとかも結構あるみたいなので、そこは気をつけないといけない部分なんですよね。
だからそういうのとかも含めて何を持ってるか。
なんか気づいたら、あ、こんなのもあったなみたいな。
例えばなんか、わからないけど、友達にお金貸してたみたいなとか。うーん、なんだろ。
借金してたみたいな。知らない間にリボ払いしてたみたいな。
知らない間リボ払いしてるやつやばいな。
kobayashi
それもう遺言関係なくしっかりしてくださいっていう。
Naoki Yamada
そういうのもあったりとか、借金多いとか。
あとはなんだろ、絵画とかね、知らない人にもらった絵画が実は価値あったみたいな。そんなことないか。
でも一時期NFTって流行ってたじゃないですか。
kobayashi
ありましたね。
Non-Fungible Tokenでしたっけ。
Naoki Yamada
そうそうそう。まあ言ったら仮想通貨の、暗号通貨の、
kobayashi
暗号資産って言われてるやつですね。
Naoki Yamada
暗号資産に近いものなんだけど、それを流行ってた時に自分もなんか興味本位でいくつか買ったけど、
kobayashi
なんかNBAのカードとか買ってなかったですか。
Naoki Yamada
買ってた。忘れてた。今思い出した。
どうなったんだろ?あれどうなったんだろ?
そういうのとかも忘れちゃってるんですよね、ほぼほぼ。何があったかみたいな。
で、今は買った当初よりかなり価値は落ちてると思うんですけど、
例えばまたそれがブームで再燃した時に、めっちゃ価値が生まれるみたいなことも100%ないわけではないんで、
そういうところの洗い出しみたいなところをするのも
遺言っていうよりは死ぬ前のプロセス、遺言のプロセスの一つなのかなと思ってるんですよね。
kobayashi
そうですね。資産管理っていうのは完全にそうですよね。
Naoki Yamada
結構なんか調べるとそれで揉めてるケースがすごい多いんですよね。
その争続っていうのの揉めてるケースの多いのが、資産把握ができない。
何がどこにあってみたいな。
kobayashi
それはそうでしょうね。本人じゃないと。
法廷相続分の理解
Naoki Yamada
そうそうそう。法廷相続分って、例えばうちの場合だと、自分いて、妻いて、子ども二人いて、両親も今健在だから両親いてみたいなところで、
法廷相続分は妻に1/2、自分が死んだ場合ね、
子どもにその1/2がいって、2人いるから1/2の1/2で、1/4なんですよね。
っていうのを割り振られるけど、例えば不動産とかだったら、不動産価値とか売るまでわからないから、
一応は鑑定とかできるけど、わからないからそういうのとかもいくらになるかみたいなのも揉めたりとか、
売るか売らないかみたいな話もあるんですよね。
kobayashi
売らなかったらどういうふうにっていうふうになりますもんね。
Naoki Yamada
そうそうそうそう。じゃあお金としてもらえるかみたいな。
そのお金どっから捻出するんだみたいな話とかもいろいろあったりとか。
そこが結構問題化しやすいんで、そこを何とか早い段階で解決しておくというか、
アップデートし続ける必要がある部分なのかなと思ってるんですよね。
kobayashi
それなんか、さっきの付言事項とかじゃないですけど、
もしかしたら、不動産は今の状況だと売らない方がいいとかじゃないですけど、
山田さんの知ってる知識を共有しとくっていうのも、残しとくっていうのではありかもしれないですね。
Naoki Yamada
たしかにね。
kobayashi
暗号資産とかも、多分今の状況で売っちゃうとまずいからそのまんまにしておいた方がいいとかじゃないですけど。
Naoki Yamada
とか、それこそ遺言に相続は放棄しろみたいなのとかもね、
言っておけば、ある程度問題も解決、事前に解決できそうではありますよね。
kobayashi
そうですね
デジタル資産と管理
Naoki Yamada
そうなんですよ
その辺も含めてやっぱりなんか事前に
それも自分で把握してないとダメな話だから
やっぱり把握するっていうのは結構重要だなと思ってて
kobayashi
そうですね
遺言関係なく把握はしておきたいですね、財産に関しては
Naoki Yamada
そうなんですよ
結構そんななんか改めてやらないと多分やらないと思うんですよね
例えばなんか、自分とかだとマネーフォワードとかで管理、家計管理じゃないけど
まあ資産管理的なのやってるけど
マネーフォワードとかだと連動できないものとかも結構あるんですよね
例えば不動産とか
kobayashi
そうですね
Naoki Yamada
あとは動産ですよね動産って動く、何か流動性の高いもので
例えば何だろう、車とか
貴金属とか、持ってないけど貴金属とか
時計とかね、時計と、骨董品とかね
あとなんか多いんだと会員権、今最近なくなってるけど
ゴルフの会員権とか昔は結構揉めたらしくて
バブルの時ってなんかゴルフ会員権がもう飛ぶように売れてて
バブルの時に会員権持ってた人そろそろどんどん死んでいってるから
それでなんか会員権どうなったのみたいな
でも実は今もう価値がないみたいなところもあったりするんで
その辺のなんか部分も把握できてないみたいなのも結構あるみたいなんですよね
そういうのがどう把握するかみたいなところはマネーフォワードだとできないんで
やっぱりなんか、一元管理できないとやっぱり難しいですよね
kobayashi
分散してるとね
Naoki Yamada
これここにあるよとか
kobayashi
これここにあるよをまとめとくだけでも価値はあるっちゃあるんですよね
Naoki Yamada
そうなんだけどね
kobayashi
遺族にとっては
Naoki Yamada
あと難しいのがさっき話し出たビットコインとかデジタル資産ですよね
デジタルなものってやっぱりある程度リテラシーないと
それこそ例えばビットコインとかって
自分なんかその
あんま言わないほうがいいのか
kobayashi
まあ言える範囲で
Naoki Yamada
あれウォレットってどっかのコインチェックとかビットフライヤーみたいな
取引所に預けてるのが一般的なんだけど
なんか盗まれるじゃないですか
よくハッキングとかで盗まれるみたいな
kobayashi
よくって言ったらいいのかよくわからないですけどありますね
Naoki Yamada
あれで自分のデジタルウォレットみたいな、USBとかで入れれるんですよね
そういうのを入れたりするのって
多分開けないだろうなと思って
結構難しいんですよ、キーとかがいろいろあって
ミスると全部消えちゃうんで
そういうのも含めてやり方とかを残すのとかもやっぱ重要なのかなと
kobayashi
それはめんどくさいですね
Naoki Yamada
めんどい、めちゃめちゃめんどくさいから
死ぬってわかったらそれこそ事故とかじゃない限りは
ある程度流動性の高い現金とかに変えておく方が
ひょっとしたら正しいのかもしれないですね
そういうのも含めてね
kobayashi
今の年齢的には突然死っていうのがあれですけど
年齢いってきたらちょっと変えないとっていうのはあるかもしれないですね
Naoki Yamada
そうなんですよ。年齢に応じてその辺は、確率論だけど
今の年齢で死ぬよりも多分80歳で死ぬ方が確率として高まるんで
そうなった時はやっぱりその辺の確実性の高いものにしておく
というのと遺言とかもしっかりしたものにしておく
みたいなのが重要な気がしますけどね
あとは住宅ローンとかも払ってるけど
減っていくわけじゃないですか
減っていった時にどのタイミングであれば
住宅ローンを売って返せるかとか
そういうのも含めて
マンションとか今は高騰してるけど
一軒家とかは建てた瞬間価値がどんどん落ちていくから
そういうのとかもやっぱりタイミングタイミングで変わっていく話なんですよね
そういうのもやっぱりアップデートしていかないといけないけど
やっぱりアップデートするのめんどくさいから
kobayashi
そうなんですよね。めんどくさいんですよね
Naoki Yamada
そう、その辺はやっぱり仕組み化する必要あるなっていうのは思いますけどね
kobayashi
なんかあれ、いいサービスとか探しててないんですか
Naoki Yamada
マネーフォワードがやってる資産管理的なやつがあって
それはある程度いろいろできるんだけど
やっぱりさっき言ったようなやつとかは連動できない感じで
あとは自分今使ってる1Passwordっていうアプリ
パスワード管理アプリあって
そこは結構いろいろ、いろんなもの入れるんですよね
パスワードだけじゃなくて例えば銀行口座情報とか
証券口座情報とか
あとは細かいやつでいくと不動産とかも手動、手で入れないといけないけど
こういうの持ってますよとか、そういうのとかをちゃんと入れれるんで
そこが今のところ、なんだろ、ベストな保管庫なのかなと思ってるんですけど
ただ連動してないんでいくら今あるとかわかんないですよね
だから一元的にどこかで管理できるサービスって言うと今ないかなっていう感じですね
作るしかないな
あとこれ自分が一番必要だなって思ったのが、保険
死んだ時に保険の受け取りみたいなのを受け取り忘れみたいな
受取、申請、保険会社が一番困ってるのが申請されないっていう
亡くなった時に申請されなくて
kobayashi
それは本当に困ってるんですかね
Naoki Yamada
困っては、うーん、困ってないけどそれを改善していかないといけないっていうふうに言ってるんですよね
困ってはないね、たしかに
kobayashi
申請されない方がいいですからね
Naoki Yamada
どうなんだろうな
ただ保険って結構難しくて、いろいろ入ってたりするんですよね
自分とかも多分生命保険系で言うと多分5つ6つ入ってるかな
がん保険とかもあるし
あとは積立保険とかもあるし
学士保険的なのもあったりするし
いろいろあるんですよね
1個ずつとかじゃなくて2個ずつぐらい入ってたりとか
いろいろあるんで
そういうの、受取人はすぐ分かるけど
いくら出るかとか
タイミングによって変わってくるものとかもあったりするんですよね
それをちゃんと把握できてないと
どのタイミングで申請しないといけないかっていう情報とかも
見に行かないといけないんですよね
そのサイトとか一個一個
それって多分死ぬまでやらないだろうなと思うので
ある程度どっかにまとめておいて
死んだ時にここに電話した方がいいよみたいな
を情報として入れておく方がいいかなと思うんですよね
kobayashi
まあそうですけどね
それは難しそうですね
Naoki Yamada
めんどくさいけどやった方が
それで自筆の場合は、それが、どっか別でまとめておくみたいなのは
公式ではないんですけど
公正証書遺言の場合は
自筆で書いたものプラス
Excelとかでまとめたやつとかを
遺言書作成の必要性
Naoki Yamada
一緒に保管してくれるんですよね
それをどっかのタイミングで作って
保管しておく
ちゃんとした場所に保管しておくみたいなところは
結構重要な気はしますけどね
kobayashi
なるほどね
Naoki Yamada
そう、やっぱこの辺がね、めんどくさい
自分も実際は、今話してるけど
30代半ばぐらいちょっと一瞬思ったんですよ
まとめておかないと今死んだら困るなみたいな思って
それから5年以上経ってるからやっぱりやらないです
だらだらしちゃうんですよね
今死なないだろうって思っちゃって
kobayashi
そうですね
もしやってたとしたら
コロナ禍の時にやってなかったらもうやらないですよね
Naoki Yamada
たしかに
kobayashi
あの時って意図せず死ぬ可能性あるじゃないですか
Naoki Yamada
そうそう
いや思ったんですよね
でもやらなかったんで、やらないといけないなと思って
そのタイミングでちょっとあれしたんですよ
そのタイミングでまたマネフォードを使ったんですよ
まとめるために
でもまとめきれてないんで
やっぱなんかどっかのタイミングで
力入れてやらないといけないなと思いつつ
多分みんな同じ状況だなと思ってて
多分みんなやんないですよね
kobayashi
まあそうでしょうね
Naoki Yamada
切羽詰まらないと
お金めっちゃ持ってる人とかでも多分やんないですよね
kobayashi
っていうのはだって
本当にいつ死ぬのかっていうのもあるし
さっき言ったようにアップデートしなきゃいけないっていうのがあるじゃないですか
Naoki Yamada
めんどくささもあるんですよね
kobayashi
アップデートして前のやつが、意味がなかったというか
結局使われなかったってなると
これいつまでアップデート続けるんや
っていうモチベーションもあるからなかなか難しい
Naoki Yamada
そこはそうですよね
だから仕組みとしてやっぱり作らないといけない
誰かが作らないといけないっていうのはありつつ
自発的にやるタイミングとか
例えば10年おきにやるとか
その辺は決めておかないといけない気はするなと思って
今42歳だから
43歳の年中には作りたいなと
思いますけどね
kobayashi
決まったものじゃなくても
そういう、10年か分かんないですけど
定期的に法廷相続人になる奥さんとかと
共有する、頭出しだけ
しとくだけでもちょっと違うのかなって
Naoki Yamada
そうですよね。たしかに頭出し
kobayashi
NFT買ったな昔みたいな
のだけ伝えとけば、もしかしたら思い出す可能性も
Naoki Yamada
だし、頑張って探す可能性はあるんで
kobayashi
細かくなくてもいいから
共有しておく
Naoki Yamada
たしかにね
kobayashi
把握しておくっていうぐらいは
必要かもしれないですね
Naoki Yamada
奥さんだけじゃなくて、子どもちっちゃいけど
急に2人とも事故で死ぬとかっていうケースも
100%ないとは言えないから
子どもと共有する手段とかも含めて
やっぱり持っておかないといけないなっていう
流れの中で今回遺言っていうテーマで
話したかったわけですよね
話すことによってやるきっかけを作るっていうね
kobayashi
本当か?
Naoki Yamada
前なんか
kobayashi
本当か?
Naoki Yamada
何かの回で話したときに
やらないといけないって言って
話したからやったんですよね
だからやっぱ言葉に出すと
言霊じゃないけど
やらざるを得ない空気になるんで
それをうまく活用させてもらって
kobayashi
そうですね
公に言っといてお前やんねえのかって
Naoki Yamada
話だから、これで5年後やってなかったら
言うだけかみたいな話になっちゃうからね
ちゃんとやりたいなと思いますけどね
遺言書の重要性
kobayashi
じゃあまとめてもらえると
Naoki Yamada
まとめると、やっぱり遺言は作成する
みんな作成したほうがいいなと思っていて
何かお金の大小に限らずやったほうがいい
で、やっぱり急に死ぬこともあるから
今の思いみたいなのを亡くなって
伝えたい人にしっかり残しておくっていうのは
やりつつ
もう一つやっぱり資産っていうか
負債も含めてどれぐらいお金があるかみたいなのを
定期的にしっかりと把握しておくことによって
死んだ後に
いや知らなかったよみたいな状況を生んで
争いを生まないっていう意味でも
周りの人たちに対する優しさの一つなのかなと思うので
そこはやっぱり遺言を考えるきっかけに
この話をベースにきっかけになってもらえるといいなと思いました
kobayashi
エンディングです
今回は遺言書を作るというテーマで
より良い家族の暮らしについて考えていきました
Naoki Yamada
遺言書を作るっていうテーマだったんですけど
大きくはやっぱり自分の思いを伝えるっていうのと
資産を把握するっていうところに行き着いたなと思っていて
そこをする手段が今世の中にほぼない状態なので
それをmemStockというサービスに入れられるといいですね
kobayashi
そうですね
音声データとAIの未来
kobayashi
話してて自分がちょっと思ったのは
今ってAIがだんだん成長してきて
YouTubeとか音声、ポッドキャストとかの内容を理解できるようになったじゃないですか
で、それをまとめてくれるようになったじゃないですか
なので1年に1回とかに今年の振り返りみたいなので
資産に関して自分でばーって喋ったものを
それを音声データとして取っておけば
その音声データたちを将来亡くなった時とか成長したAIに食わせれば
この時期にこれ買ってたよとか
これぐらい買ってたんじゃないか
今、あ、でも売ったなとかっていう履歴は
全部簡単に把握できるようになるんちゃうかなって思うんですよね
Naoki Yamada
たしかにそれはそうですよね
kobayashi
わざわざまとめるってなるとすごくめんどくさいじゃないですか
ワードなのかExcelなのかわかんないですけど
まとめるのってめんどくさいけど
Naoki Yamada
話すぐらいだったらね
kobayashi
ボイスログみたいなので1年あたり1時間
1時間あったら資産のこと話せると思うんですよね
今年何月頃にあれ買ったなとか
例えばビットフライヤーでビットコインこれだけ買ったなとかじゃないですけど
それをばーって、口でばーって喋りながら
それこそまとまったちゃんとした言葉じゃなくても
えー、とか、あれあーだったかな、みたいなのでも
全然把握してくれると思うんですよね内容を
だからそういうのを貯めとけばいいんじゃないかなって思うんですよね
Naoki Yamada
音声データとしてね、たしかにな
kobayashi
今の音声データの解析の力はちょっと間違ってる時もあったりはしますけど
将来的なことを考えると
正しく判断してくれる可能性も上がってると思うので
だからデータだけ取っとくっていうのはいいのかなっていうのは思いますけどね
Naoki Yamada
なんか話今聞いてて
音声データ取っておけば
AIがもう少しいろんな状況とかを把握しながら
アドバイスをくれるふうにもできそうだなと思って
例えば今これぐらい持ってますみたいな
こういう状況です、どう思います?って聞いたら
AIがこの部分の資産はもう少しこっちに振り分けた方がいいですよとか
長期的に考えてこれだと死ぬまでお金足りません
みたいなことを言ってくれる可能性もあるから
そういうのも含めてやっぱ音声として残すみたいなのが
一つありかもしれないな
kobayashi
そうですね、毎年貯めとけば前年度までの資産の動きっていうのも
AIが把握してくれるから
今年これ買ったの?みたいな
こっちの方が良かったんじゃない?とかっていうのを
もしかしたら言ってくれる可能性はある
Naoki Yamada
たしかにパーソナライズされた資産把握AIみたいなのね
できるかもしれないですね
それはそんな難しくなさそうだな
kobayashi
しゃべるのはハードル低いので
音声データを貯めていくっていうのは結構いいんじゃないのかなっていう
Naoki Yamada
たしかに
kobayashi
音質ってそこまで大事ではないので
wavファイル普通に録音すると結構
ファイルデータ重くなる可能性はありますけど
普通に軽いのに、mp3とかに変換して取っておけば
そんな容量も食わないし
いいんじゃないかなっていうのは思いますね
Naoki Yamada
その音声データを残すこと自体がやっぱりセキュリティ的にも
重要だったりするんで
セキュリティ的にはやっぱり
オンラインに全部データアップロードするんじゃなくて
例えばパソコン、MacとかWindowsの
自分のパソコン内で処理するみたいな形にできればいいですよね
kobayashi
そうですよね
遺言書にそのステップ、AIに食わせてみたいなステップ書いとけば
いいんちゃうかなっていう
Naoki Yamada
それokなのかな
わかんないけど
その辺はどんどん良くなりそうだから
今年から公正証書遺言をオンラインでできるように
法改正でなるんで
より身近になるというか手軽になるっていうところで
これをきっかけとしてみんな作る流れができるといいなって
どんどん死んでいくからね
争続が減るといいな
相続の争うのが減るといいなって思います
kobayashi
今回はこの辺でということで
また次回お会いしましょう、ありがとうございました
Naoki Yamada
家族のコミュニケーションをもっとスムーズに、もっと楽しく。私たちは、家族の暮らしをより良くするためのソリューションを開発しています。番組タイトルにもあるmemStockは、現在iOSでご利用いただけます。アプリや番組へのご感想は、概要欄のリンクからお寄せください。お聞きいただき、ありがとうございました。
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