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Naoki Yamada
で、実際なんか調べると、結構フォーマットが大事で、フォーマットちょっとでもミスったら無効っていう風になって、例えば日付とか入ってないとかも結構あったりするのと、なんかいっぱい遺言が出てくる人いるみたいですよね。なんかいっぱい作って、なんか都度作り変えてるけど、なんかどれが最新かわからないみたいな。日付が入ってないから。で、それ全部無効みたいな。
全部無効になった時どうなるかっていうと、基本は法定相続分っていうのがあって、法律で決められた誰に対して何パーセント割り振られますよみたいなのがあって、その法定相続分に、法定相続に従って割り振られるみたいなので、それはそれでフェアではあるなとは思いつつ、なんか結構その辺、相続税とかも絡んできて、相続税って結構めんどくさいんですよね。
なんか短期的に実際その相続を受けるか受けないかっていうのを決めないといけない。
例えば借金多い人とかだと、例えば親父さん亡くなりました、知らないところで借金5億ありましたみたいな、5億乗っかってきたら借金地獄じゃないですか。そういうのって相続放棄もできるんですよね。
でも相続放棄するまでの期間がすごい短いんで、それを判断するのって結構亡くなった直後、しかも悲しんでる時にそんな相続のことあんま考えれないと思うんで、それがなんか面倒だなと思ったんで、そこはやっぱりしっかりと死ぬ前にまとめておければなと思ったんですよね。
kobayashi
話にあったように、フォーマットが結構自筆でやると無効になりやすいっていうのはよく見ますよね。
Naoki Yamada
そうなんですよ。意外とすぐ無効になっちゃうんですよね。読み取れないとかっていうのもあったりとか、字汚い人とかだと読み取れないから、読み取れない、誰も判別できないとそれはやっぱり無効になっちゃうんで、そこは自分はちょっとペン字講座を受けたんで大丈夫だと思うんですけど。
kobayashi
そういう問題ではないと思うんですよね。上手い下手っていうよりかは丁寧に書いてるか書いてないかでだいぶ変わるんで。
Naoki Yamada
そうなんですよ。だからその辺も含めてちゃんと決めないとなっていうところではあるんですよね。
で、結構、遺言残した方がいいなと思うのは、自分だけじゃなく世の中的に残した方がいいなと思うのが、やっぱり超高齢化社会になっていってるじゃないですか。
その中で、よく聞くんですよね、争続。争続って引き継ぐ方じゃなくて、当て字なんですけど、争う続って書いて争続って揶揄されることもあるんですけど、その争続リスクがすごい増えていってるっていうところをよく聞くので、
そこを解決するためにはやっぱり死ぬ前に、法廷相続分であるにせよ、死ぬ前にどれくらい資産を持ってるかちゃんと洗い出しておいて、死んだ時に、あれ?こんなん知らないけど、みたいな状態がないようにするっていうのは大事なのかなと思うんですよね。
kobayashi
そういう意味で言うと、じゃあ山田さんはその自筆の遺言書は家族というか相続される人、被相続者に共有しておくってことですよね。あらかじめ知っておきたいってことはそういうことですよね。
Naoki Yamada
そうですね。知っておくか、あるいはどこかにまとめておいて、細かく相続するものを一個一個書く必要はないんで、その辺はここにこういうものがあるよっていうのをどこかに残しておくっていうのは、遺言とはちょっと…
kobayashi
それは別に遺言である必要はないと思うんですよね。
Naoki Yamada
ないけど、ずれるけど、それは残しておかないといけないかな。だからその、それに沿った形でどこに何があるかっていうのを把握して、羅列した上で別途遺言を作成するっていうのをやりたいかなとは思いますけどね。
kobayashi
今の多分山田さんの話で言うと、遺言書っていうフォーマットである必要あるのかなってちょっと思っちゃって。
相続先とかの振り分けとかよりも何があるかとか、パスワードがどうのとかっていう話であれば、わざわざ遺言書にしなくても、それこそアップデート大変じゃないですか。
で、自筆っていっても毎回最新のフォーマットを探してきて書いて、手書きしなきゃいけないじゃないですか。
そう思ったら普通にただ単にデータでまとめるだけで済んじゃうんじゃないかなって聞いてて思ったんですけど。
Naoki Yamada
そうですね。それはそうかなと思ってて、今すぐフォーマットに沿った遺言を作るというよりは年齢に応じてその辺は変えていくのがいいのかなと思ってて。
例えば今まだ働いてるし、収入も入ってきてる状態だとすると、変わっていくじゃないですか、資産的な部分も。
そこを都度都度アップデートするの大変なので、そこはデータフォーマットを合わせていきつつ、
遺言って内容いくつかあるんだけど、遺言の中で付言っていうなんか思いを伝える部分もあるじゃないですか。
あるじゃないですかっていうか、自分も調べるまで知らなかったけど、
あるんですよ。あるんでそこの部分は多分そこまで大きく変わらないというか今の気持ち的には変わらない、
子どもが大きくなったりするとね、家庭内の争いが生まれる可能性はあるんでわかんないけど、
今の段階ではこう思ってるみたいなところはしっかりフォーマットとかに沿って残しておいた方がいいんじゃないかみたいな、とか思いつつ、
前提として誰にいくら渡すみたいなところに関しては、どっちかというとフォーマットに沿ってない形で今は残しつつ、
誰に残すというのも今は法廷相続に沿った形でいいかなと思ってはいるんですよね。
それはそうだけど、そこの付言っていうところを書きつつ、将来的にそこと今後の割り振りを、変わっていったタイミングで
しっかりと公正証書に残すみたいなのは60代とか、なったらやりたいかなと思いますけどね。
kobayashi
なるほどね。じゃあそれまでは自筆でやっていくと。
Naoki Yamada
そうそうそう。だから死ぬ、そこまでに死んだらそれを使いつつ、それ以降であればもうちょっとちゃんとしたものを残して、
死んだ時にスムーズになるような形、死ぬつもりはないからまだ。
kobayashi
それはそうなんですけど、付言事項とかっていうのは、基本的に争いが起きないためにこういう理由だよみたいなのを書くわけじゃないですか、
感謝の気持ちとかもそうですけど、でも感謝の気持ちとかだけであれば、遺言書である必要ないのかなって。
Naoki Yamada
そうですね。遺言書っていう言い方だとそうかもしれない。
今多分自分が言ってる遺言書っていうのは言葉にして何か思いを残すみたいなのを遺言書って言ってて
それはなんかフォーマット云々っていうよりはメッセージ的な意味合いで言っていて、
で、多分もうちょっと年齢重ねた時に作るものとしては、本当にそれが死んだ時に周りの人が困らないためみたいな形の遺言、フォーマットに沿った遺言みたいなのを作れればなっていう感じですかね。
kobayashi
だとすると、じゃあ山田さん的には法的にもし認められなかったとしてもまあええやろっていうぐらいですよね。
Naoki Yamada
今はいいかなと思ってて。そう。
kobayashi
今の段階だと例えば山田さんに不幸があったとして、奥さんとかが見れればいいやみたいな、
実際に法的な効力があるか知らないけど山田さんがこう考えてたんだなっていうのがまあ見れれば十分だなっていうそういうレベルっていうことですね。
Naoki Yamada
そうですね。逆に言うと、ちゃんとした遺言って、本当に細かくこの人にはあげないこの人にはこれだけあげたいみたいな
本当の意味での割り振りを持ってる人じゃないと、そこまで必要ないのかなと思ったりするんですよね。
kobayashi
たしかにそうですよね。なんか認知してない子がいるとかそういう場合は、ちゃんとした証書で残しとかないとってことですよね。
Naoki Yamada
そうなんですよ。あとはこれ遺言のことについて考えて思ったけど、やっぱり自分が持ってるもの、どれぐらい何を持ってるかみたいな、
それこそなんか、何だろう、例えばビットコインとかよく聞くじゃないですか、ビットコインを相続したら破産したみたいな。
あれって何が原因かっていうと、相続する場合はまずその相続税、金額に応じた形の相続税が受け取る人にかかって、
その時点でお金、相続税払うためのキャッシュがあればいいけど、なかったらビットコインを換金しないといけない、
その換金したタイミングで税金がかかるんですよね、譲渡税が。それが累進課税だから、
例えば1億円とか持ってたら55%持っていかれるんですよね。
だから累計で合わせてマイナスになっちゃうみたいなケースとかも結構あるみたいなので、そこは気をつけないといけない部分なんですよね。
だからそういうのとかも含めて何を持ってるか。
なんか気づいたら、あ、こんなのもあったなみたいな。
例えばなんか、わからないけど、友達にお金貸してたみたいなとか。うーん、なんだろ。
借金してたみたいな。知らない間にリボ払いしてたみたいな。
知らない間リボ払いしてるやつやばいな。
kobayashi
それもう遺言関係なくしっかりしてくださいっていう。
Naoki Yamada
そういうのもあったりとか、借金多いとか。
あとはなんだろ、絵画とかね、知らない人にもらった絵画が実は価値あったみたいな。そんなことないか。
でも一時期NFTって流行ってたじゃないですか。
kobayashi
ありましたね。
Non-Fungible Tokenでしたっけ。
Naoki Yamada
そうそうそう。まあ言ったら仮想通貨の、暗号通貨の、
kobayashi
暗号資産って言われてるやつですね。
Naoki Yamada
暗号資産に近いものなんだけど、それを流行ってた時に自分もなんか興味本位でいくつか買ったけど、
kobayashi
なんかNBAのカードとか買ってなかったですか。
Naoki Yamada
買ってた。忘れてた。今思い出した。
どうなったんだろ?あれどうなったんだろ?
そういうのとかも忘れちゃってるんですよね、ほぼほぼ。何があったかみたいな。
で、今は買った当初よりかなり価値は落ちてると思うんですけど、
例えばまたそれがブームで再燃した時に、めっちゃ価値が生まれるみたいなことも100%ないわけではないんで、
そういうところの洗い出しみたいなところをするのも
遺言っていうよりは死ぬ前のプロセス、遺言のプロセスの一つなのかなと思ってるんですよね。
kobayashi
そうですね。資産管理っていうのは完全にそうですよね。
Naoki Yamada
結構なんか調べるとそれで揉めてるケースがすごい多いんですよね。
その争続っていうのの揉めてるケースの多いのが、資産把握ができない。
何がどこにあってみたいな。
kobayashi
それはそうでしょうね。本人じゃないと。
Naoki Yamada
そうなんですよ
その辺も含めてやっぱりなんか事前に
それも自分で把握してないとダメな話だから
やっぱり把握するっていうのは結構重要だなと思ってて
kobayashi
そうですね
遺言関係なく把握はしておきたいですね、財産に関しては
Naoki Yamada
そうなんですよ
結構そんななんか改めてやらないと多分やらないと思うんですよね
例えばなんか、自分とかだとマネーフォワードとかで管理、家計管理じゃないけど
まあ資産管理的なのやってるけど
マネーフォワードとかだと連動できないものとかも結構あるんですよね
例えば不動産とか
kobayashi
そうですね
Naoki Yamada
あとは動産ですよね動産って動く、何か流動性の高いもので
例えば何だろう、車とか
貴金属とか、持ってないけど貴金属とか
時計とかね、時計と、骨董品とかね
あとなんか多いんだと会員権、今最近なくなってるけど
ゴルフの会員権とか昔は結構揉めたらしくて
バブルの時ってなんかゴルフ会員権がもう飛ぶように売れてて
バブルの時に会員権持ってた人そろそろどんどん死んでいってるから
それでなんか会員権どうなったのみたいな
でも実は今もう価値がないみたいなところもあったりするんで
その辺のなんか部分も把握できてないみたいなのも結構あるみたいなんですよね
そういうのがどう把握するかみたいなところはマネーフォワードだとできないんで
やっぱりなんか、一元管理できないとやっぱり難しいですよね
kobayashi
分散してるとね
Naoki Yamada
これここにあるよとか
kobayashi
これここにあるよをまとめとくだけでも価値はあるっちゃあるんですよね
Naoki Yamada
そうなんだけどね
kobayashi
遺族にとっては
Naoki Yamada
あと難しいのがさっき話し出たビットコインとかデジタル資産ですよね
デジタルなものってやっぱりある程度リテラシーないと
それこそ例えばビットコインとかって
自分なんかその
あんま言わないほうがいいのか
kobayashi
まあ言える範囲で
Naoki Yamada
あれウォレットってどっかのコインチェックとかビットフライヤーみたいな
取引所に預けてるのが一般的なんだけど
なんか盗まれるじゃないですか
よくハッキングとかで盗まれるみたいな
kobayashi
よくって言ったらいいのかよくわからないですけどありますね
Naoki Yamada
あれで自分のデジタルウォレットみたいな、USBとかで入れれるんですよね
そういうのを入れたりするのって
多分開けないだろうなと思って
結構難しいんですよ、キーとかがいろいろあって
ミスると全部消えちゃうんで
そういうのも含めてやり方とかを残すのとかもやっぱ重要なのかなと
kobayashi
それはめんどくさいですね
Naoki Yamada
めんどい、めちゃめちゃめんどくさいから
死ぬってわかったらそれこそ事故とかじゃない限りは
ある程度流動性の高い現金とかに変えておく方が
ひょっとしたら正しいのかもしれないですね
そういうのも含めてね
kobayashi
今の年齢的には突然死っていうのがあれですけど
年齢いってきたらちょっと変えないとっていうのはあるかもしれないですね
Naoki Yamada
そうなんですよ。年齢に応じてその辺は、確率論だけど
今の年齢で死ぬよりも多分80歳で死ぬ方が確率として高まるんで
そうなった時はやっぱりその辺の確実性の高いものにしておく
というのと遺言とかもしっかりしたものにしておく
みたいなのが重要な気がしますけどね
あとは住宅ローンとかも払ってるけど
減っていくわけじゃないですか
減っていった時にどのタイミングであれば
住宅ローンを売って返せるかとか
そういうのも含めて
マンションとか今は高騰してるけど
一軒家とかは建てた瞬間価値がどんどん落ちていくから
そういうのとかもやっぱりタイミングタイミングで変わっていく話なんですよね
そういうのもやっぱりアップデートしていかないといけないけど
やっぱりアップデートするのめんどくさいから
kobayashi
そうなんですよね。めんどくさいんですよね
Naoki Yamada
そう、その辺はやっぱり仕組み化する必要あるなっていうのは思いますけどね
kobayashi
なんかあれ、いいサービスとか探しててないんですか
Naoki Yamada
マネーフォワードがやってる資産管理的なやつがあって
それはある程度いろいろできるんだけど
やっぱりさっき言ったようなやつとかは連動できない感じで
あとは自分今使ってる1Passwordっていうアプリ
パスワード管理アプリあって
そこは結構いろいろ、いろんなもの入れるんですよね
パスワードだけじゃなくて例えば銀行口座情報とか
証券口座情報とか
あとは細かいやつでいくと不動産とかも手動、手で入れないといけないけど
こういうの持ってますよとか、そういうのとかをちゃんと入れれるんで
そこが今のところ、なんだろ、ベストな保管庫なのかなと思ってるんですけど
ただ連動してないんでいくら今あるとかわかんないですよね
だから一元的にどこかで管理できるサービスって言うと今ないかなっていう感じですね
作るしかないな
あとこれ自分が一番必要だなって思ったのが、保険
死んだ時に保険の受け取りみたいなのを受け取り忘れみたいな
受取、申請、保険会社が一番困ってるのが申請されないっていう
亡くなった時に申請されなくて
kobayashi
それは本当に困ってるんですかね
Naoki Yamada
困っては、うーん、困ってないけどそれを改善していかないといけないっていうふうに言ってるんですよね
困ってはないね、たしかに
kobayashi
申請されない方がいいですからね
Naoki Yamada
どうなんだろうな
ただ保険って結構難しくて、いろいろ入ってたりするんですよね
自分とかも多分生命保険系で言うと多分5つ6つ入ってるかな
がん保険とかもあるし
あとは積立保険とかもあるし
学士保険的なのもあったりするし
いろいろあるんですよね
1個ずつとかじゃなくて2個ずつぐらい入ってたりとか
いろいろあるんで
そういうの、受取人はすぐ分かるけど
いくら出るかとか
タイミングによって変わってくるものとかもあったりするんですよね
それをちゃんと把握できてないと
どのタイミングで申請しないといけないかっていう情報とかも
見に行かないといけないんですよね
そのサイトとか一個一個
それって多分死ぬまでやらないだろうなと思うので
ある程度どっかにまとめておいて
死んだ時にここに電話した方がいいよみたいな
を情報として入れておく方がいいかなと思うんですよね
kobayashi
まあそうですけどね
それは難しそうですね
Naoki Yamada
めんどくさいけどやった方が
それで自筆の場合は、それが、どっか別でまとめておくみたいなのは
公式ではないんですけど
公正証書遺言の場合は
自筆で書いたものプラス
Excelとかでまとめたやつとかを