1. 名盤ラジオ
  2. #71-4 警鐘!『OK Computer』..
2024-12-26 1:08:42

#71-4 警鐘!『OK Computer』後半曲&総括!~過去と未来の交錯点!前作『The Bends』との違いとは?

RADIOHEAD『OK Computer』特集④(最終回)!現代社会への警鐘!?「Fitter Happier」からアルバムラスト「The Tourist」までと、『OK Computer』を総括!前作『The Bends』との違いとは!? (※1.5倍速再生推奨) ※レディオヘッド好きな曲ランキング!~各自のベスト5&選曲理由を発表!【名盤ラジオ 番外編#66】 https://youtu.be/PTAMdq9ED7U ※前回まではこちら レディオヘッド『OK Computer』特集!必然の名盤?ロックの解体と再構築!【名盤ラジオ #71-1】 https://youtu.be/eEvIz9c-SjE 時代を象徴!限界突破!「Airbag」「Paranoid Android」~これぞ『OK Computer』!1-2曲目を語る【名盤ラジオ #71-2】 https://youtu.be/0p_k8sgsMPM 訪れた『OK Computer』のハイライト!~窒息からの解放!半歩先を行くレディオヘッド!【名盤ラジオ #71-3】 https://youtu.be/gfiVqOgsrlM ■『The Bends』特集 RADIOHEAD『The Bends』特集!苦悩しながらも立てたスタートライン!~制作過程から見えるレディオヘッドの本質とは?【名盤ラジオ #65-1】 https://youtu.be/zrM22HhtXfk 『The Bends』序盤3曲の聴きどころを語る!レディオヘッドの特徴、アルバム冒頭の音の強さ!【名盤ラジオ #65-2】 https://youtu.be/vSJC8bV10e8 「Fake Plastic Trees」と「Just」は対極?~『The Bends』ギターの特徴は?【名盤ラジオ #65-3】 https://youtu.be/LUlRVDsVzI0 アルバム最重要な一曲?「Black Star」~後々のレディオヘッドの未来を照らした曲とは?【名盤ラジオ #65-4】 https://youtu.be/8yU19-P8rBw 別次元?突然変異?「Street Spirit」~そして『The Bends』期のレディオヘッドを総括!【名盤ラジオ #65-5】 https://youtu.be/6TzKC6TB2pw ■『Pablo Honey』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PL6TmWuSYDsSKnQz4h1jvWWA2ZGR83vawQ -------------------- 名盤ラジオ、本チャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ◎名盤ラジオ メンバーシップ◎ ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nineinch7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 『OK Computer』/RADIOHEAD 01.Airbag 02.Paranoid Android 03.Subterranean Homesick Alien 04.Exit Music (For a Film) 05.Let Down 06.Karma Police 07.Fitter Happier 08.Electioneering 09.Climbing the Walls 10.No Surprises 11.Lucky 12.The Tourist 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3YHsymy ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/6dVIqQ8qmQ5GBnJ9shOYGE?si=fBXTGj_aRr6uzTek6OdRrw ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/ok-computer/1097861387 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

サマリー

エピソードでは、レディオヘッドの名盤『OK Computer』の後半の曲について深く掘り下げています。特に、近未来的なディストピア感や人間とAIの関係性、そして90年代の風潮が反映された楽曲のメッセージについて考察されています。ポッドキャストでは、レディオヘッドのアルバム『OK Computer』の後半の曲と全体を総括し、過去の作品『The Bends』との違いやテーマの交錯について語られています。特に、社会的メッセージやバンドサウンドの変遷がクローズアップされ、音楽における彼らの革新性と先見性が評価されています。このエピソードでは、Radioheadのアルバム『OK Computer』の後半の曲とそのテーマについて深掘りし、前作『The Bends』との違いが考察されています。各曲のサウンドやメロディ、演奏の魅力、そしてアルバム全体のメッセージが印象的に描かれています。本エピソードでは、Radioheadのアルバム『OK Computer』の後半の曲とその全体的なテーマについて探求し、前作『The Bends』との音楽的な違いと90年代の音楽シーンにおける革新について議論されています。レディオヘッドの『OK Computer』の後半の曲と総括について語りながら、前作『The Bends』との違いやアルバムの独自性に焦点が当てられています。特に、このアルバムの構造と全体的な完成度の高さが強調されています。

OK Computerの魅力
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、レディオヘッドのOK Computerを取り上げて話をしております。
たくやです。よろしくお願いします。
どうも、みなさんいかがお過ごしでしょうか。閲蔵でございます。
こんばんは。パラノイド&ひできです。よろしくお願いします。
OK Computer、話をしているところですけど、
前回、6曲目のカーマポリズまで来ましたので、今回は7曲目、フィッタハッピアからです。
エクササイズ、アンサービーム。
レディア、ベータ、レディア、アンサラーシャン。
エンプロイ、コンプライアント、エンタメラリー。
確信。
裏ボスというか裏テーマというか、そこにおいて確信をついている曲だと思うんですよ、これって。
ものすごい皮肉的だし、合成音声で人間の生活においての理想論をたれるみたいな。
この皮肉、絶望。
これすごいですよね、本当に。
すごいですよ、これちょっと恐ろしいですもん。
人間の理想論みたいなのを理想論、AIがたれるみたいなさ。
お前に言われたくねえよみたいな。そんなことわかってんだよみたいな。
それをとうとうと淡々と言うじゃないですか。
このディストピア感。
ディストピアですね。
この絶望感が90年代の空気感だったよねっていうのはすごい思いますよ。
そうですね。
淡々と機械的な音声で。
コンピューターサウンドだからね。コンピューターサウンドというか、コンピューターボイスというか機械。
うん、声がもう不気味な。
不気味感がすごい出てるね。
それで本当に社会的な成功というか良いとされてるような生活を淡々といってくんですよね。
週に3回はジムに行ってみたいなとかね。
機械に、コンピューターにしつけされちゃってるみたいな、そういう感じなんですかね。
いやこれ本当怖いですよね、この感じ。
コンピューターに支配されちゃってる。
90年代のすごい象徴的な映画なんですけど、マトリックスってあるじゃないですか。
今僕も。
めちゃくちゃマトリックス的じゃないですか。
陰謙を飼い慣らしてしまうみたいなさ、機械が。
発達しすぎたテクノロジーが人間を支配してしまうみたいなことをものすごいアイロニックに表現してるのがこの曲だと思うんですよね。
確かにね、マトリックスの世界観が。
あのマトリックスのシーン怖いですよね、すごい。
洗脳されてるのがわかるみたいな。
頭に突き刺されてみたいな。
なんかすごい人間を飼い慣らしてる的なシーン。
いっぱい人間を栽培してるみたいな。
栽培してるっぽいやつね。
あれはね。
あれ割とトラウマになるような。
人間を妄想の世界で飼い慣らしておとなしくしておいて、
その実、機械が人間を電池として使ってるというか、自分たちが活動するためのエネルギーとして使ってる。
そこに人類をアマンジさせるための幻想を夢見させてるんですよね、人類に。
反逆を起こさないためにみたいな。
そこの怖さとか、アイロニカルな感じを音で表現したのがこれじゃないかなって思って。
これ結構いいこと言ってるからこれに従って明日からちょっと生きていこうかなって。
飲みすぎないこととか、ジムで定期的な運動週3日とか。
銀行の残高をチェックしてね。
言われた通り明日から従おうかなって。
これが良いとされてる生活。
分かりました。
いや、ハッピーアーだよそれは。
そしたらハッピーアーになる。
いやもうそれこそがフィッターハッピーアーなんですよ。
フィッターハッピーアー。
でもこれ最後の方でなんか豚とか言ってますけどね。
いやこれそれがだからね、オチというか。
そうそうオチなんですよ。
最後にだからそれは厚生物質付けの檻の中の豚って言い放って終わるっていう機械がね。
すごいなーこれ。
ディストピアとAIの影響
機械がそれを言い放って終わるっていう。
いやー怖いしすごいなこれは。
めちゃくちゃ怖い曲だと思うし。
怖い。
最後にそのオチがあることによってこれってどうなんだみたいな疑問を提起するというか。
そうですね。
どうですかこれみたいな。
これが素晴らしいものなのかっていうのを逆説的に表現してるというか。
全部素晴らしいじゃないですか価値観で言うとね。
既存の価値観で言うと素晴らしいことを言ってるんだけどそこに飼い慣らされることが果たして本当にいいのかみたいな。
飼い慣らされる。現代社会に対する継承ですよね。
いやー怖い怖いこれ。
この曲で発せられてるメッセージと同じことやってるバンドの同じことやってる表現があるなと思って。
はいはいはい。
これがトゥールなんですよ。
はいはいはい。
いやー確かに。
このメッセージは全く同じじゃないですか。レディオヘッドのここで言ってることだと。
全て正しいと思って、正しいとされてる価値観で言っている。
はいはいはい。
全て正しいと思って、正しいとされてる価値観で言っている。
はいはいはい。
全て正しいと思って、正しいとされてる価値観を疑えと。
お前自身で考えろ、ちゃんと考えろと。そこに飼い慣らされていいのかみたいな。
そういう疑問を提起してるのがレディオヘッドのOKコンピューターとトゥールのアニマですよね。
同じメッセージを発してると思う。
確かに。まさにそうです。
常に疑問を持てって言ってるんですよ。ちゃんと自分で考えろと。それこそが一番重要なことなんだ。飼い慣らせれるんじゃないっていう。
レディオヘッドとトゥールは結構同じこと言ってるんだよなーって思いましたね。
そこの共通点は確かに。
鳴ってるサウンドとかはちょっと違い部分もあるかもしれないけど、根底のところは。
根底の部分は多分同じじゃないかな。表現したい本質はね。
常にお前自身が考えろと。流されるんじゃないと。
大多数が正しいとしてる価値観であっても、お前が考えて間違いだと思うなら間違いだと言えと。
それを突きつけてると思うんですよね。それこそが人間が生きる上ですごい大事な部分なんじゃないかみたいな。
反抗しろってことですよ。
そうですね。
これ日本でもやってるバンドがいて、アーティストがいて、これ黒夢の清春なんですよ。
少年で言ってるじゃないですか。逆らうこと。逆らうことですよ。
逆らうこと。
いいとされてる価値観をいいとして、ただ流されて受け入れるんじゃなくて、そこに疑問を持てと。
ちゃんと自分で考えろっていう。それでいいと思ったなら受け入れっていいし、
それが違うと思ったらちゃんと反抗しろっていうのを言ってると思うんですよね。清春もトムヨークもメイナードもっていう。
なるほど。いやーでかいですね。メッセージとしてめちゃくちゃ。
時代的にそこに流されるんじゃないっていう。ちゃんとことして考えて、それを表現して発信することが一番重要なんじゃないっていうのを
メッセージとして込めてるんじゃないかなって思うんですよね、この人たちって。
なるほど。いやーじゃあこいつに言われた通りに。
だからこそ俺はこのヒッターアップやって、正規の傑作とされるOKコンピューターの革新をついてる曲だと思うんですよ。
これってもう曲としてはAIが喋ってるだけだし、曲としての手はなしてないかもしれないんですけど、
そこにすごい革新を得たメッセージを秘めてるじゃないですかねっていうのは感じますね。
いやもうまさにアルバムを貫いてるテーマになってますよね、これがやっぱ。
だと思いますね。
結局そのOKコンピューターっていうタイトルにもつながってんだろうなみたいな。
そうそうそうそう。
皮肉的ですよね。
そうそうそうそう。すごい皮肉的というか逆説的なんですけど。
NOコンピューターじゃないですから。
OKコンピューターなんだけど、果たしてOKコンピューターでいいのかという。
NOを突きつけてくるというか。
という継承をならしてるんですよね。
そうそうそうそう。
いやー、あえてのOKコンピューターっていう。
ここのコンピューターっていうのもすごい時代的だなっていうのも思いますけどね、やっぱ。
コンピューターって。
97年っていうこの年、やっぱインターネットとかが出始めたちょうどそういう時代だなって思いますね。
ちょうどそういう時代だからやっぱ、そこの辺の変わり目を捉えてるなっていうか。
やっぱそういうの出てくるよねっていう。
で、そのすごい速度で変わってくる時代に対しての疑問不というかね。
そうですね。
危機感というか。そういうところがやっぱ投げかけられてるんだろうなっていう。
いやー、これはやっぱ時代。
時代だよ、やっぱ97年っていう。
本当に。
今だとこれ逆にもう出てこないだろうな。
今だともっとAIとかだろうね。
このままいいのかみたいな。
AIで便利になってくる。
OKAIみたいな感じになる。
なんか本当に。
このリマスター版でめっちゃ流暢にフィッターハピアの喋りもなってるかもしれないしね。
AI悲劇が。
この曲はね、すごい。
けど、この曲でも何気にメッセージというかAIナレーション的なのの裏で鳴ってる音もなかなか不気味で。
そうですね。
なかなか結構すごいですよね、あれ。
割と。
結構ね、なんか怖い音が鳴ってるんでしょうね。
怖い、怖いですよ、これ。
ホラーっぽい感じの。
ホラーっぽい。これさ、だってAIの音声除いてあれをBGMにさ、ちょっと話したらめっちゃ怖いこと言ってそうな感じになるじゃん。
それ聞きながら夜の学校行けって言われたら絶対無理だね。
怖すぎる。
めっちゃ音怖いよね。
怖い怖い。なんかすごいお化けっぽい音とかも。
ちゃんと聞くとめちゃくちゃ怖い音入ってるからね。
ヒュワンワンワンワンワンみたいなすごいやつも入ってるし。
なかなかこういうののサウンドメイクもね、やっぱこういうバンドすごいよね。
バクチェクのサムウェアノウェアとかもそうだし。
あれもなかなかね、後ろの音すごいことになるからね。
ちゃんと盛り上がるやんみたいな。
まあそういうのでね。
フィッタハッピア。
フィッタハッピアのメッセージもそうだし、このアルバム、
全体が発しているメッセージもそうなんですけど、
なんか今の時代でこそ痛感するんじゃないかなっていうのはすごい感じますね。
確かに。もう十何年経った今だからこそ。
今だからこそ切実に感じるじゃないですか。
リアルにそのAIが発達して、
人類を支配し始めてる時期だと思うんですよ。
そこに対してどうなんだみたいな。
現代に響くメッセージ
確かに確かに。
今聴いてなんかすごい切実なものとして響くんじゃないかなっていう感じもしますね。
90年代のリアルタイムでは、
ちょっと分かんないなぁ。
SF感あるじゃないですか。
ある意味ちょっと夢物語なんですよ。
90年代当時では。
それがなんかフワフワした感じの音として表現されてるんですけど、
今から見ると、
フィッタハッピアのメッセージもそうなんですよね。
フワフワした感じの音として表現されてるんですけど、
今から見ると、かっこたる現実としてそれが存在してしまってるという。
今聴くとより切実なものとして、
リアルに感じる。
それは結構思うかな。
それを20年30年先行して表現してたレディオヘッドっていうのは、
やっぱり先見性がすごいあると思うし、
だからこそその時代のリーダーというか、
レジェンドになったんだよね。ロックの世界でっていう。
今から見ると逆説的にすごい納得いく部分ですよね。
20,30年先見据えてたんだこいつらみたいな。
それを的確にちゃんと表現してたんだみたいなのは感じるかな。
確かに。今見ると。
それが今でこそわかるっていうのは本当そうですね。
今はもう普通にチャットGPTにね、どうやったらちゃんとした生活をくれますかって。
まさにヒッタハッピーになりました。
ヒッタハッピーが返ってくるよ。
No drinking too much! って言われますよ。
めっちゃそれ返ってきますよね、これ。
じゃあ次。
次は8曲目。
8曲目がエレクショネアリング。
これはまたね、こっからなんか新しい展開が始まるぞみたいな雰囲気ありますが。
そうですね。
アルバム後半戦みたいな。
そうですね。曲調的には結構もう、なんか一番ロックサウンドというかバンドサウンドっぽい感じの。
これはもう間違いなくそうですね。
全体通して、アルバム全体通しての一番ロック的というか。
ですね。
攻撃的なサウンドで、もう曲全体言ってるっていう。
これは選挙のことを歌ってる歌なんです。
タイトルそうだし、一応歌詞的にもそういう感じにはなってるのかなっていう。
確かね、江戸が言ってたんだけど、結構自分たちがアルバム出してプロモーションするっていう時、
インタビュー受けたりとか、テレビ出たりとか、そういうプロモーション活動。
そういうアルバム出して売り込みに行くときに、割となんか選挙活動みたいな気分になるって言ってて。
なるほど。
その辺もなんか含まれてるみたいな感じらしいけどね。
うんうんうん。
うーん。
やってること変わんねえなみたいな感じなんだけど。
そういう意味合いも含まれてて、
うーん。
そういうダイアログとか、
そういうアルバムとか、
そういうアルバムとか、
僕たちが今の音楽として、
そういう意味合いも含まれてて
う〜〜〜ん
そういうのが大きくテーマになってる みたいな感じだと思うよね
政治的な話とそういう自分たちにも 照らし合わせてそういう風なっていうところの
う〜〜ん
あーでも
これはこれでやっぱ アクセントになる曲というか
まあこれがあるとないじゃんね アルバム全体のなんか
攻撃度というか ロックさというか
まあ変わってくるところだと思うんで
やっぱなんかね 1曲ぐらいはこういうのが入れてくるよね
Kid Aとかもオプティミスティックとか
はいはいはい
なんかちょっとロック曲調の アイデオテックとかね
ちょっと尖ってるやつは 見てほしいし
そういう成分はね ちょっとやっぱ
欲しいところがね あるんで
まあこれがそれだよね
の枠の曲だなっていう感じですね
最後もね じゃーんって
う〜ん
じゃーんって
あと溜めがいいよねなんか
いいですね
ちょっと可愛いよね
まあこの曲を聴くとやっぱり
この時点においてはレディオヘッドは
そのロックバンドのフォーマットを 捨て切れてないっていうか
そこに託す部分があったんだろうな っていう思いますね
そうですね これを入れてきてるあたりが
歌ってるテーマ的には ものすげえひりくってるんですけど
エレクショネアリングのテーマ
政治家を
選挙期間中は正論を吐きます
諸君の一票に期待してます
単なるビジネスなんですよ
牛肉加工
国際通貨基金
諸君の一票に期待しますっていうね
ものすごい皮肉ってますよね
まあでもその皮肉をやるのがロックだし パンクだと思うし
それをこういうなんか
アップテンポなロックサウンドでやるっていうのが
痛快な部分ですよね
そこに至っては
やっぱロックの
割となんか伝統的な部分というか
ロックバンド足りえる部分を 捨て切れてないんですよね ここで
ギターロックのサウンドとして それをやってやろうみたいな
それがやっぱOKコンピューターは バンドやろうとして弾かれる部分が
ここでちょっと見えるよねっていう
バンドやってる人間としては こういう曲が来るのはやっぱり
気持ちいいし楽しい部分
ですね
まあもしかしたら彼らも楽しかったのかもしれないですけどね
割と単純に楽しんでる部分じゃないかなと思うんですよね
そのロックバンドをやってることの楽しさを
なんかそう思いますよね
あんまりなんか考えてないというかね
レディオヘッドなりのシンプルなロック
なんじゃないかなと思いますね
一般的なロックサウンドからすると ひねくれでなーってなるんですけど
レディオヘッド的には割と素直だね
そうかな
なのでアルバム的にもそうだけど 彼ら的にも必要な曲だったのかなっていう
気はしますね こういうのは
やっぱこういうのやらないと持たないじゃないですか
そうっすよね
単純に楽しむ曲がないとねっていう
その中にも皮肉を入れ込むのがやっぱトムヨークのセンスであって
それがやっぱロックの面白さみたいな
やっぱロックってスペイの音楽だよねっていうのは思うんですけど
そこがなんかちょっと盛り込まれてるんじゃないかなと思いますね
というエレクショニアリングあり
次、9曲目
9曲目がクライミングアップ・ザ・ウォールズ
ここでまたね
なんか
ドヨーンって
ドヨーンですねこれは
すごいっしょね
こんなドヨドヨしますがみたいな
これもう何と言っていいの
スウォンっていう
すごいな
ドヨーンってすごい
スウォンがすごい
ここでそれが来るのもすごいし
ここでそれが来てるアルバムをやっぱ正義の傑作として評価されてるわけですもんね
そこがなんかねやっぱ時代性だよなっていう
90年代後半っていう
これが面白いものとして響くというか
これがなんかリアルな感触として響いてるんですよね
それがなんか90年代独特の感性だよねっていう
今聞くとここでこれ来るかみたいな
この曲なかなかヤバいっすよね
ねえみたいな感じするじゃないですか
せっかく前作前曲のエレクション・イヤリングで割とこう
ロック的にアップテンポで来たんだったら
もうちょっとなんか盛り上げていきましょうよというか
って思ったりするんですけど
それでそれはやらないというねこの
ひねくる具合
頭でっかち具合
それは好きだけどさ俺はなみたいな
一般的にどうなんだみたいな
すごいっすねこれ
この気だるさというか
ヤバいねこれは
まあでもこれがあるからそのなんか
なんていうか深みというかね
ヤバさというか闇の部分が
アルバム全体のパラメーターとしてこう
引き伸ばされてるというか
アルバムトータルでいけばねやっぱこういう曲が
あることによってキャラクターの
全体がなんか形作られてるのかなっていうところだから
うまいっすよねやっぱこういう位置
そういう意味でいくとやっぱ重要ですよね
ここでまたこう
また違った形での
闇をこう一個提示するっていう
アルバムの流れとして
っていうところからの次の10曲目
ノーサプライズだから
ここはまたね
その前の4曲目Exit Magic
5曲目Red Dawnと同じように
ここでまたその
落差というかね
もうちょっとホッとするみたいな感じ
そうそうそう
落としてこうちょっと安心させるみたいな
そういうのをまたここで
まあ違うキャラクターですけど
ノーサプライズの特徴
やってるという感じじゃないでしょうか
これサウナですね確かにOKコンピューターという名の
ここでもちょっとまた2セット目いくぞみたいな
まあもうそういうイントロじゃないですかやっぱこの
ノーサプライズ入ったところは
完全にこう開放感がすごい
多方感みたいなのね
ノーサプライズはね
これもあのシングルカットされていて
まあやっぱこれも人気曲だと思いますよね
そうですね
なんか今回まあ久しぶりにOKコンピューター聞き直したら
ノーサプライズです
結構いいなぁと思いましたね
なんか改めて聞いた
昔聞いてた時はそんなに別に
特段すごい好きっていう感じでもなかったですけど
まあロック野郎にとってはね
そうそうまあだからそうだね
当時やっぱりすごい聞いてた頃って
結構やっぱロック的な激しい要素を
好んでた時でもあったかもしれない
この曲もすごい後半に行くにつれて盛り上がっていくところとかも
すごいいいし
鉄筋の音とかもなんか
まあこれは鉄筋だよね
まあこれ鉄筋
鉄筋ですねこの曲は
ロックバンドが鉄筋を使うなんてさ
邪道じゃないですか
鉄筋ってお前小学生かよみたいな
確かに小学校
小学生じゃない?鉄筋なんか使うのはさ
小学生以来使ったことないかもしれないですね
今はなかなか触ってないよね
それを大胆に
それをねこういう曲でというかこういうアルバムで
使ってくるレディオヘッドのセンスというか
これ面白いじゃんっていう
じゃあやっちゃおうみたいな感じなんでしょうけど
やっぱそこらへんがやっぱり従来のロックの方法論ではないところを
目指したバンドでそれを成し遂げたバンドなんで
いや全く鉄筋使うって発想自分からは出てこない
出てこないよね
絶対出てこないですね
これは結構なんかもう
あえてというか
なんか違うことをやろうっていう発想の中で行き着いてる
模索してた結果
気がするけどなそれは想像ですけど
かなりこう
なんか違うのを取り入れたいみたいな
開拓してた結果
なんだっけあのシャカシャカする筒みたいな
名前忘れちゃったけど
かばさ
かばさ
お金
鉄筋でもすごいよねあんだけメジャーな楽器でありながら確かにそんなに
確かに
取り入れてるロックバンドで取り入れてる人たちっていうのはあんまり聞かないですよね
鉄筋はなかなかないですね
でもこれライブでもね
ジョニー・グリーンウッドが鉄筋でやりますけど
アルバムのサウンドの魅力
まあその姿がまた結構かっこよかったりするんで
まあ鉄筋はなかなかね
独特ななんかまあサウンドに
そうですね
結果的になってますけど
まあこの辺も結構
鉄筋ありきなのか
ギターのアルペジオありきなのか
っていうと
想像ですけど
アルペジオありきだと思うんですよね
それがあってまあなんかもっと付け加えたいなっていう中で
っていうところから鉄筋に行き着いてるんだと思うんで
多分ですけど
ありきだったのかどうかっていうと
鉄筋ありきでさすがに
この曲鉄筋ありきで生まれてはないと思うんだよな
鉄筋で曲作りたいんだけど
なるかな
いやまあさすがにそこまではね
いろいろ
上物としての付け加え
だと思うんだけどな
まあでも
最終的な音としてすごいアクセントになってるのは間違いないんで
そうですね
まあこの曲も結構やっぱライブでやってるイメージはありますが
うん
これもやっぱ最後の方の盛り上がりはいいですよね
これもね最後のとこね
最後のとこの
ちょっとこう
ちょっと上がる感じのねメロディーとかが
そうですね
間奏明けの歌でコーラスがかぶさってくるところからがめっちゃいいっていう
そこちょっとこう
まあやっぱ
リトルレッドダウン的な感じの
そうだね
なんかまあそうだね近い近いものがあるんでなんか
リトルレッドダウン的な感じの
わかるわかる
まあやっぱりね2セット目ぐらいになってくるとこれぐらいの
ちょっとねこなれ感が
そうそうそう
これはでもあのレッドダウンのところでもうちょっと触れてましたけど
エドウがコーラスをすればみたいな話をその時に確かしてたかなと思いますけど
これに関してはそういう意味ではライブではめっちゃエドウがいい味出してて
すごいいいコーラスをしてるんで
そこはねまあだからこれはやっぱライブ映像を見てほしいなっていう曲でもありますね
そういう意味で
なるほどね
さっき言った鉄筋も含めてね
ジョニー・グリーンウッドの鉄筋
ジョニーの鉄筋とエドウのコーラス
やってるのがまたかっこいいからねその姿が
とエドウのコーラスですよもう
なるほどね
これはそれやっぱライブでいいなっていうのはこの曲は結構思うかな
他の曲に増してこの曲はライブがいい
って思う
ライブ見たくなるねそれを聞くとね
めっちゃいい最後の方のコーラスはいいですよやっぱりエドウ・ブライエンコーラス
ちょっとそこ聞きどころですねかなり最後の盛り上がり
ラッキーのテーマ
CDのやつは多分トムが普通に重ねてると思うんだけどね
それそれでもちろん素晴らしいんだけど
いいですよ
じゃあ次
次が11曲目ラッキー
ラッキー
ラッキーだね
ラッキー
ラッキーという割に結構アンラッキー感のあるサウンドというか
ちょっとドヨーンとね
ドヨーンとした
アンニュイですよね
そうなんですよね
全然ラッキー作っちゃない
なんかもう嫌なことがあったみたいな
そうですよね
どうですか
今日は大変な一日だったみたいな感じですよね
せめてタイトルだけはラッキーにしとこう
これはまあ1回目でも触れてますけどもともとチャリティーアルバムに提供した曲ということで
ああそっか
なのでまあこのシリーズというかOKコンピューターのこの一連の中では一番最初にこう
世に出てる曲
新曲として世に出た曲ですね
心配になっちゃう気持ちですよね
まっすぐにこれが来たらな
えーみたいな
ラッキー言うてるけどみたいな
おおーって
まあでも心地よい感じっちゃあ心地よい感じですけどね
すごくアンニュイに入って
そうではありつつもこう盛り上がりはちゃんとあると言えばある
でも最後アンニュイに終わるという
ほんとこれどこがラッキーなんだろうな
なんかまあ常にひねくれてますよね
まあ
レディアフェット
ナイスドリームみたいに
そうそうそう
ナイスドリームね
疑問符を投げかけるようだね
うーん
ものなのかもしれない
まあほんとアンニュイな
確かにね
割と
後半は結構盛り上がりますけど
はいはい
やっぱ入りのぬるっとした印象がすごい強い
この歌い出しの部分の
なので
割と個人的にはこのアルバムの中ではちょっと影が薄い
曲かなって
そうですね
やっぱ入りもぬるっとしてますし
終わりもね
してぬるっていくじゃないですか
終わってくる
一瞬盛り上がるんだけどなんか最後
ちょっとなんか
メランコリーなジャジーっぽい感じで
やらないといけないから
地味というか
そうですね
あそこで毎回トムが
拳を突き上げる
ですよね
そうなんだ
ライブで
You're standing on the edge
みたいな
拳を突き上げる場面ってないような気がするけど
敗北してる感じですよね
それ割とあの
結構なんか印象的だったんで
割と違う
年代のライブ映像も確認してみたら
結構毎回やってましたね
そうなんですね
そういうもう
振り付けが
いや本当にそう
そう
だからね
僕は割とそのそこの部分聞くと
トムのそれが思い浮かぶっていう
その姿が
腕を
そう
拳を突き上げた
そうなんだよ
まあこの11曲目のラッキー
がね
あって
次がもう最後ですから
ザ・ツーリストのメッセージ
はいはい
OKコンピューター
最後12曲目が
ザ・ツーリスト
うん
これはなんかもう
最初の1音というかもう数秒で
あ、これがもうなんか最後の曲だなみたいな
のをなんか
察する
察する
察しません?だってこれ
このままね
ほわーんってこう
なんか到達したみたいな
到達したみたいな
悟りの境地みたいなのが
そう
ありますよね
いやー
これもなんかね
お風呂ソングだなって感じ
いやー
今日も
今日も
今日も
いやー
頑張ったーみたいな
これはめちゃくちゃゆったりしてるよね
ゆったりしてますね
これでもその
ゆったり感は
多分あえて
その表現してるんじゃないかなって
気はするんですよね
サビでもね
おいバカ野郎スピード落とせよって歌ってるし
この曲はあの
ジョニーが
まあほぼほぼ書いた曲らしいんですけど
フランスに
なんか滞在してた時に
アメリカ人の観光客の団体が
いて
なんかすごい10分とか短い時間で
観光しようとしてたらしいんですよ
そういう
10分
まあそういう短い時間でね
そういうなんかすごい
せわしない様子っていうのを見て
ひらめいたみたいな
なのでそういうスピードっていうのが
テーマになってる
ツーリストだから
乗り物とかのスピードではなく
なんか生活する上での
スピードの総量みたいな
そこの中の一つのモチーフが
ツーリストそういう観光客の
汗汗してこうあそこも
あそこも回んなきゃみたいな
そうそうそう
そんなんしてるんじゃないよっていう
そういう曲なので
あえてスピードを
落としてる曲調というか
我々もつい
観光するときは
張り切っちゃいがちだから
気持ちは分かりますけどね
分かる分かる
あそこも行かなきゃ
せっかく来たんだしみたいな
そういうのに支配されてる
人々を
表してるというかね
そうですね
それを
まあなんだろうね
皮肉っているのか
まあこのアルバムのテーマとして
なんだろうな
その時代性的な
情報化社会で
どんどんこの
なんか人生のサイクルというか
そういうものが早くなっていく
どんどん情報型になっていって
スピードは速くなっていってっていう
社会に対するその継承であるとか
そういう
アルバムじゃないですかそこ
それがどうなのかと
それでいいのかみたいな
それがまあこの最終曲で
もっとゆっくりしようよと
スローダウンだよバカ野郎と
イディアットスローダウンだよっていうのを
どう考えると割と直接的に
言ってる曲なのかもしれない
そういうモチーフを
使って
そんなアクセクションしなくてもいいんじゃないの
みたいな
そうですね
それがなんかこのゆったりした曲調で
このアルバムの最後にある
のはすごい意図的だな
っていうのはあるんですね
そうですね
このアルバムの締めにはすごい
ふさわしいというか
かなり本当に
締まる感じしますもんねこの曲は
いいエンディング
だと思いますね
あとこの曲の
もう
ラストのラストがまた
いいじゃないですか
いいですね
終わり
最後が
チーンって
チーンって
あれで終わる
あれ一発でこのアルバムが
チーンって終わる
ピリオドみたいな
もうほんとそうっすね
ピリオドあそこに打つ感じ
あれですねこのツーリストが
優雅に観光してって
ホテルに戻ってきてロビーで
受付のところでね
呼ぶみたいな
チーンって
それで終わるみたいな
そういうシーンをちょっと今
思い浮かびました
PVだとほんと
PVだとほんとそれ最後なりそうじゃん
やりそうじゃない
すごいさ優雅に
観光地を
アクセフトしないで
余裕を
持って
街中を歩いていく
なるほどね
最後にホテルに入ってきて
チーンって終わる
あーすごいそれだ
このコンセプトで
PVを
めっちゃ想像つくわ
つくでしょ今結構
思い浮かんだ
ノリに
PVもそこで
終わりそうだもん
PVってそこで終わるよね
あのシーンやってる
その後はご想像にお任せ
そうそう
そこで
アンテンパッと
終わる
なるほどな
ツーリスト
その浮かんでる映像を含めて
アルバムの印象とサウンド
なんかすごいいいエンディングだな
いい締めじゃない
いい締めだね
すごい
トータライズされてるっていうか
なんか
なんていうのかな
あのエアバッグの
イントロと
なんか不思議と
浮かんでる色が一緒っていうかね
あー
わかるわかる
なんか色が一緒なんだよね
それがすごいなーやっぱ
やっぱこのアルバムの
ジャケットのね
感じの
そうだね
エアバッグとかもまんまもうこの
イメージだもん
あれだもんねほんと色が
水色っぽい白に水色っぽく
このアルバムの曲
ほとんどもうこの色だよ
ツーリストもそうだし
うん
レッドダウンとかもなんかこのイメージ
レッドダウンもそうだしね
いやー
この12曲っていうね
なんかこのサイズ感も
かなりいいなっていう
アルバムですけど
そうですねー
洋楽のバンドにしては
適切な曲数ですね
適切な量に
改めてどうですか
OKコンピューター
1997年
ですね
これは
97年か
出てる年までなんか
よく思えてきちゃうな
97年もちょうどいいわ
って思っちゃった
97年
ぐらいっぽいな
やっぱなんか2000年には
なってない感じは
90年代後半の
後半の感じ
97年ってちょうどいい
ちょうどいい
ちょうどいい年になる感じしますね
なんかちょうどいい感じしますよね
90年代の
グランジオルタナティブの流れって
割と殺伐としたところから
始まってるというか
ニルバーナ
のネイバーマインド
辺りからの
爆発で
すごいヘビーだったり
殺伐としてたり
するんですけど
90年代後半になってくると
その流れが
洗練されてきてますよねみたいな
エレクトロニックなサウンドも
すごい入ってきて
あとはやっぱり
クラシックロックの
プログレッシブ的な
ジャズの要素とか
も入れて
すごい洗練された
表現が
出てきてる時代だと思うんですけど
それの咲いたるものが
OKコンピューターなんかな
みたいな感じがします
いろんな要素がすごい
ちょうどよく混ざり合ってるみたいな
バンドサウンドと
エレクトロニックサウンドとか
その辺のバランスが
すごい良いアルバムじゃないかなと
そうですね
このアルバムなんか
改めて
聞いて結構
不思議っていうか
ちゃんと今回
結構聞いてみたら
すごい意外とギター
めちゃくちゃ鳴ってんなっていう
全曲しっかりギター立ってる
ロックアルバムだなって
思ったんですけど
ただなんか
あんまりそういう評価をされてないというか
そういう
位置づけになってない
一方でベンズは
すごいギターロックの
最高峰みたいな
言われ方をしてると思うんですけど
その違い
面白いなって
思ったんですよね
反対でOKコンピューターをしっかり聞くと
すごいギターやっぱめちゃくちゃ
目立つので
これもギターロックアルバムだなって
『The Bends』との違い
思うんですけど
世の中的な一般的な
イメージだと
すごい革新的な
なんか
新しい扉を開いたみたいな
みたいな感じの
言われ方だけど
意外と
そうだよね
普通にバンド
ギターサウンドも
割と普通に
4人だか5人のメンバーで再現できそうな
バンドサウンド
じゃあバンドサウンドかなっていう
もちろんね
エアバックの
イントロのドラムの音とか
ああいう印象がすごい強い
っていうのは
大きかったりするんだろうなとか
サンプリングを全面に使って
みたいな
でもそれをアルバム全編
やり抜いてるわけでもないな
っていうのは
思ったりしてて
エアバックの確かにインパクトは
大きいかもしれないですね
エアバックと
あのエアバックの音
サウンドメイクの
部分と
パラノイドアンドロイドで
その構成的な部分で
結構変なことやってるとか
その辺の1,2曲目の印象
だいぶ大きいんじゃないかな
って気もしますよね
確かに
最初はやっぱその1,2曲あたりを
中心に
聞くことが
多いでしょうから
そうなってきますよね
でもなんか全体的に
聞いてると確かになんかすごい
近未来感というか
なんかそれはあるんですよね
ベンズとの違いって言っても
絶対あって
その空気感
だから全然そこがね
ないって言ってるわけじゃなくて
明確にあるんだけど
その違いを
探ると
面白いよなっていう
とこなんですけど
えのぞうさんその辺は
どうですか
ザ・ベンズは
バンドが鳴らしてる
音をそのまま
パッケージしようとしてる意思が
感じられる
バンドがバーンってそこで
スタジオで演奏した音を
ある程度そのまま
刻みつけようとしてて
OKコンピューター
それが全くないんですよ
ギターは鳴ってるんだけど
スタジオで鳴らした音をそのまま
刻みつけようとはしてないよねみたいな
スタジオで
バーンって鳴らした音を
一回ちょっと
解体してというか
再解釈してるみたいな
再構築するみたいな
それが
その違いじゃないかな
だからベンズの方は
生々しいバンドサウンドのまま
なんですよ
もちろん加工はしてると思うし
エディットしてるんで
そのままではないんだけど
なるべくその生々しさを伝えようと
してるのがベンズで
OKコンピューターはその生演奏の
生々しさは伝えようとは
してないというか
バンドのその
楽器の音としてはそのバンドが
生演奏してる音を鳴らすんですけど
それを一回解体しちゃって
もう一回組み立て直しちゃおうと
その組み立て直す段階で
実際そこで鳴ってる
バランスではなくて
もっと意図的なものというか
それは時代性を表すとか
そういう意図のもとに
もう一回組み立て直してる感じがするのが
OKコンピューターかなって感じるんですよね
OKコンピューターは一回
素材として楽器の音はとってるけど
それをもう一回
組み立てるにあたって
バンドの演奏を再現しようとは
してない感じがするんですよね
その発想が
ちょっとテクノっぽいというか
未来的な音楽性の探求
それが後のエレクトロニカに
繋がっていくと思うんですけど
バンドが演奏してその生々しさとか
かっこよさを伝えようとはしてないよね
OKコンピューターっていう
もうちょっと
一つ思考を加えたというか
頭で一回考えた上で
再構成しようとしてる感じがするんですよ
過程が違うってことですよね
アウトプットまでに
もう一個考えてる感じがする
OKコンピューター
そこにそのすごい
意義的なものを感じるというか
まさにまさに
ですね
それが
バンドサウンド
鳴らしてる音はバンドサウンドだから
そことの
バランスがちょうど
いいって感じる人は
やっぱロックバンド好きな人には
多いだろうなと
これ以降
これ以降になっちゃうと
もう
鳴らしてる音がバンドでなくなってしまうから
そうですね
そこは行き過ぎだよって感じる人は
いるだろうし
そこが新しいって人もいるだろうし
ってのがきっと栄光だと思うんですけど
まさにまさに
従来のロックの
方法論とか手法と
それを一旦
ぶっ壊してばらして
一回組み立てようっていう
未来的な
思考というか
そこのバランスがちょうどいいのが
OKコンピューターなのかなって感じしますよね
なるほど
確かに
そう考えるとすごい
ベンズOKコンピューター
KIT-Aの
映り方がすごい
わかりやすいですよね
だから今聞いてみるとOKコンピューターって
意外とバンドサウンドなんだって思うんですよ
今から見ると
当時のリアルタイムで言うと
すごいなんか
えーなんかすげー
やっちゃってんなーというか
バンドサウンドじゃないなーっていう
なんか見てる視点の違いなんですけど
そうですね
OKコンピューターはまず手法が変わった
っていう感じですね
うん
手法のその
その段階の部分
ですよねその
スタート地点は
一緒かもしれないけど
そこのゴールに
向かう途中でいろんな
こうされたり
解体されたり再構築されたり
何かが
加わったりっていう
そこの部分が
明確に違うっていう
ことですよね
まあでもそれは
そうですね
それは本当にあの
1回目の制作過程で触れた
あの家を
改造したスタジオに籠っていろいろ
できる環境が
整ってたとかいろんな自由が
与えられたとかまあそういうところ
にも本当リンクする話だ
と思うし
まあいろんなものが
本当に合致して
レディオヘッドがこういうの
作り上げられる
状態になって
見事にまあ実際作ったっていう
うん
感じなんでしょうね
いや面白いなぁ
なんかすごい
過去と未来の工作点
っていう感じがしますね
ゲームコンピューターは
まさにまさに本当そうですよね
普通の
バンドだったらなんか
まあこの大きいコンピューターみたいな
ものがなんかもう到達点
というか
頂点みたいになっちゃいそうだけど
その先があるっていうのがすごいですよね
うーん
そこは
行かないんですよね
ロックバンドは普通は
そうですね
OKコンピューターの独自性
はめらわずなんか踏み抜いて
しまうのがレディオヘッドの凄さ
というか魅力というか
うーん
それがまあ
Kid Aの凄さなんですけど
うーん
バンド好きな人にあれは
もうねちょっと
わかんないよってなる人が多いのも
頷けますし
うーん
まあもう明確に
バンドサウンドではないですかね
うーん
Kid Aの頃にはもうね
トムヨークがロックなんて
音楽だっつって
言ってますからね
うーん
まあでも本当に
そういう意味ではこのOKコンピューター
がすごい
程よいって思う人も
多いんだろうなっていうのは
うーん
そうだと思いますね
このアルバムはなんか
本当に
アルバムとしての印象が
強いというか
なんか
初回かな多分
その辺でも話してたと思うんですけど
そんなに派手な
アルバムでもないと思うんですよね
このアルバムって
意外とね聞いてみると
うーん
もちろんシングルはあるし
その
パラノイドアンドロイドとかね目立ってたりとかも
する気もしますけど
それだけじゃないし
なんか一曲として
飛び抜けてる
目立つ存在がないので
ほんとなんかアルバムとしての
OKコンピューターっていう感じ
でそれでいて
一曲一曲がめちゃくちゃ強いっていう
うーん
だからこそすごい名番って
なんかアルバムとしての
名番って呼ばれてるものなんだろうな
っていう気もするし
うーん
そうですね
レディオヘッドの中でも特に
そのOKコンピューターという
一曲みたいな
印象が強いかな
って感じします
そうですね
結構ほんとに
粒揃いというか
うーん
一曲一曲めちゃくちゃ立ってる
しほんとに
トータルで
レディオヘッドのアルバムは全体的にトータルで
っていうのはありますけど
その中でもなんか特に
アルバムとして
の完成度は高いな
っていうのは個人的な
印象ですね
レディオヘッドの進化
完成度高いね
確かに
うーん
というOKコンピューターですね
いやーこれはねほんと
名番ラジオの
一回目にやった
そうですね
アルバムでもありますし
記念すべき第一発
これをね
これをね
満を持して
再録したわけですけど
まあだいぶ
時がね経って
だいぶしっかりできたんじゃないかなっていう
気がしますね
名番ラジオ第一回目の
収録の時これをだって
30分ぐらい
30分ぐらいで終わってる
1時間弱ぐらいかな
1時間弱ぐらい
1時間でさ
全曲
やったんだよねしかも
今回この4回分
ぐらいやったのを1時間ぐらいで
話してたわけだからね
いやーなかなかね
いやー
うーんまあでもほんと
できてよかったなって
思いますね
またちゃんとこうやって
形に残せたんで
そうですね
やっぱりね
90年代という
あのエラの
ナンバーワン
名番ぐらいに選ばれる
アルバムじゃないですか
もうOKコンピューターって
そうですね
まあそれを
またこうちゃんと語れたというか
それはよかったんじゃないでしょうか
ですね
ですね
いやーまあやっぱOKコンピューター
っていうアルバム
そうですけどレディオヘッドは
ほんと語ってて
面白いバンドだと思いますね
改めて
うん
すごくストーリーというかね移り変わりというか
ほんと切り口が
多いんで
そうですね
ありがいがある
バンドかなと思いますね
そうですね
単純にじゃがじゃーんってやって
気持ちいいってやってるバンドではない
ので
やっぱりすごい考えて
やってるバンドだから
そこはやっぱり語りがいがあります
そうですね
なのでね
ゆくゆくきっと
きっとAも
やるかと
思いますけどいつか
またねその時
どういう感じで
僕らもなんか語ることになるのか
っていうのが楽しみですけどね
そうですね
きっとA
きっとAはもう
ちょっと怖いですねやるのが
きっとAはもうね
あれですよ大変ですよ
大変ですね
リアルタイムで
歴史が動くのを目の当たりに
したのがあそこなんだよな
って個人的に
思うんで
イルバナのネバマインドとかって
ちょっと後追いなんですよね
ジャストでは体験して
ないので
まさに今歴史が動いてんだ
っていうのを目の当たりにしたのは
結構レディオヘッドの
きっとAが
それだったなって
思うんですよね
周りのリアクションも
すごかったし
あれを聞いた時の自分の
感じたものもすごかった
ので
きっとAは結構やっぱ
大きいですね
なので
やる時があれば
どうなるやら楽しみですね
そうですね
本当
前回ベンズは
もうすでにやってますけど
ベンズOKコンピューター
きっとAというね
その縦軸見ていくのも
本当に面白いですからね
そうですね
という
次もね
いつかきっとA特集
あるかもっていうところで
その辺も待っていてもらえれば
と思いますけど
今回はOKコンピューター特集
4回にわたって
やってきましたけど
楽しんでもらえたなら
嬉しいです
ぜひ感想コメントにも
書いてもらえると
嬉しいです
ではまた次のアルバムで
お会いしましょう
ありがとうございました
ありがとうございました
明晩ラジオ
01:08:42

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