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スピーカー 2
うーん、そうなんですよね。
スピーカー 1
それ解釈でしょ?いや、事実ですよ。
それは解釈でしょ?とか。
特に何でかと思ったら、この5人の学者さんが、2人が文献史学者で、3人が考古学者。
スピーカー 2
そうなんです。
はい。
スピーカー 1
で、考古学のところからどちらかといえば新しいものが出てきたりとか、で、新しいものが出てくることで、文献の読み解き方に違う角度が出てくるとかね、そういうことなんでしょうね。
スピーカー 2
はいはい、いいですよね、それすごい。
スピーカー 1
あと、僕その前回言ったので、間違ったこと言ってて、訂正しなきゃいけないなと思ってて、ほとんど、史実に登場しないって言ってた中で、
あずま鏡には出ますよねって言ったんですけど、あずま鏡に出てくるのは悪老王の方で、
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
あて類はあずま鏡には出てこなくて、これ、触日本義って読むのかな?
うん、そうですね、触日本義。
触日本義とかなんですよね。
ちなみに悪老王とあて類は同じって書いてるのもあるけど、どうなんだかね、違う。
スピーカー 2
どうなんですかね、確かにそこすごい気になりますね、どうなんだろう。
スピーカー 1
ちなみに僕あの後ふと気づいたんですけど、宮本さんの顔が、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あのあて類の顔にちょっと似てんじゃないかと思って。
スピーカー 2
本当ですか。
スピーカー 1
あの、意外と宮本さん丸顔じゃないですか。
スピーカー 2
はいはい、そうですね、はい。
スピーカー 1
で、目が、目尻がキュッてある。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
意外と自分はあて類に似てるなって思うことないですかね。
スピーカー 2
あんまり。
スピーカー 1
ないですか。
スピーカー 2
あんまり思ったことなかったですけども、もしかしたら言ったもん勝ちみたいな話もしましたけど。
スピーカー 1
もし髪伸ばして、すごく長く長髪にして、結び上げたら悪老王に似てるかな。
スピーカー 2
確かにもう少しガッチリしてくればいけそうな気がしますね。
いるかもしれない。
スピーカー 1
あと本の話で言うと、小沢聖二の他の音楽無償修行を話したら、
先週お亡くなりになられまして、タイムリーって言うとあれですけども、
亡くなったらその、昔のエピソードなんかが追悼文としてたくさん出てきて、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
やっぱり大人になっても子供みたいなね、破天荒で無邪気なそういう人だなと思って、
改めて追悼文を読んで思いました。
その原点になっているような本なんでね、お勧めしたいと思います。
スピーカー 2
そうですよね。小沢賢治さんとかもあれなんですね。小沢賢治とかも親戚、老いっ子なんですね。
そうですそうです。
全然知らなかったです。そうなんだと思って見ました。
スピーカー 1
そういうことを言えばよかったですね。
スピーカー 2
そうなんだと思って見ましたね。俳優の方も息子でとか。
スピーカー 1
そうそうそう。有名人、小一族で。
スピーカー 2
僕もまだ読めてないんですけど、三階さんの本は買って届きまして。
スピーカー 1
届きましたか。
スピーカー 2
ちょうどブックナードさん、森岡、岩手の森岡にある書店さんでも、
ちょうどその、この間収録をした翌日ぐらいに商品入荷しましたってなってて、すぐブックナードさん買いましたね。
スピーカー 1
僕は収録の直後だったかな。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
西大久保のフォールっていうお店に行って、読みましたって言って、
過去作3冊持ってサインくださいってお店に。
そしたら三階さんが、そんなこと言ってきた人は初めてですって言って。
特にこの新しいやつなんかすごく面白かったですとかって言ったら、
多分最後まで読み切ったのはあなたが初めてですって。
いやそんなことないでしょって。
みんな楽しみに読んでますよって言ったんですけど、
割と出てすぐにね。
お店まで持ってたのは僕が最初だったみたいで。
スピーカー 2
すごいでもお店も気になりますね。いいな。
スピーカー 1
お店すごいよ。
もうね、僕なんかロザンの回でも雑貨の話とか食器の話したと思うんですけど、
もうそこはね、買おうっていう気にさせようっていう気がそもそもないみたいな。
スピーカー 2
へー。
買おうとさせる気がないお店なんですね。
スピーカー 1
例えばね、百何十円の鉛筆の横に5枚のお皿が置いてたかと思いきや、
絶版文庫版のシリーズの横に数百万しかプレスされなかったレコードが出て1枚5000円するとか。
もうなんかね、値段と方向性とがね、ぐちゃぐちゃになった結果として、
なんか一つのまとまりのある空間ができたなって。
なんか買って帰りたいと思うんだけどね。
買おうと思うものを見つけるのに、
普段の勘が働かないとか、この辺にこれがあるとか、
この辺、これぐらいだとか、全然わかんない。
スピーカー 2
へー、すごい気になる。
これインスタグラムの写真、みしなさんもやってる。
みしなさんがやられてるインスタグラムを見てるんですけど。
これがお店なのかな。
スピーカー 1
そのね、エッセイの中にも、インスタグラムの中の写真の流行みたいなものの話が出てきて、
僕全然そのインスタグラム真剣にやってないから、そういうのあるんだと思ったんだけど、
一時、暗く写真を撮るのが流行った時があるんだって。
自然光の中でも、暗い自然光で陰影雷散みたいな感じで、
見せたい商品なのに、暗いとこに置くっていうか、暗く撮るっていうか、
写真でそういうの出来る時あるじゃない。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そしたら、みしなさんのフォールのインスタグラムがどんどんどんどん暗くなってて、
目凝らしても何置いてるかわかんない。
なってるみたいな。
今はそこまでではないみたいな。
つまり、物を見つめて、物を見つめまくった結果として、
スピーカー 2
なんかこじらせている感じになってます。
スピーカー 1
面白いですね。
スピーカー 2
面白いですね。いいなあ、お店。
スピーカー 1
はい、というわけで、今日改めて宮本さんから話したいテーマがあると。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 2
佐々木イルさんに法人設立の方法、どうやってやったのかなっていうのを聞きたいなと思ってて。
僕もいよいよ法人を設立しようっていうのを今考えているんですけど。
スピーカー 1
おめでとうございます。
スピーカー 2
大きく何かをするってわけではないんですけど、法人を作ろうと思ってて。
これ今三連休明けに収録して、三連休中にも埼玉県の小川町と筑波に行って、
それは別に会社設立の目的にしていったというより、
友人を訪ねていろいろブラブラしてきたんですけど、
なんかその中でやっぱり、それこそフォールの方じゃないですけど、
結構友達がやっているお店とか、あと友達が会社で持っている事務所とかに遊びに行き、
その町に遊びに行きつつ、そういうお店とかを巡ってきて岩手に帰ってきたんですけど、
やっぱり場所あるのすごいいいなあって、やっぱり集めて。
ついに。
やっぱりそれもすごい思いました。
なんか今回こう友達来た時に紹介できる自分の空間が、
家っていうのはもちろんその一つですけど、
なんかお店とか事務所とかってなるとまたこうちょっと違う過ごし方ができたりするので、
なんかそれがすごくいいなあと思って。
で、埼玉の小川町には、今回ヤナスさんっていう知り合いの方のお家に泊まらせてもらったんですけど、
ヤナスさんも小川町にピープルっていうカフェと、
あとは植物系の本をまとめた本屋さんが一緒になっているお店を運営していたりだとか、
あともう一人設計士をしている友達が、
マート小川っていう名前で、なんかこうキオスクみたいなお店で言いながらこう作ってたんですけど、
ワインの、国産ナチュールのワインをこうセレクトしているその友人と、
その設計士の友人と、その設計士の奥さんが3人で一緒に作ったお店で、
もう朝8時半から夜10時ぐらいまで営業してるんですけど、
スピーカー 1
結構開けてますね。
結構開けてるんですよね。
大変だね。
スピーカー 2
なんかそれこそ日用品と、あとはそのカフェと、あとはワインを売ってるお店で、
本当に朝モーニングから、夜そのワインの格打ちみたいな感じで飲めるみたいな感じのをこうやってて、
で、その2階にその設計士さんとか柳橋さんとか、そのワインのセレクトショップやられてる方とか、
5人ぐらいが共同で借りてる事務所があるみたいな感じで、
そこをこう回ったりだとか、
あと、筑波では、ヴィナイオータっていうワインのインポートをしてる、
こないだお話しした会社さんがやってる商店と食堂があって、
そこでも岩手の友人が今たまたまそこで働いてるっていうのもあって、
酔って帰ってきたんですけど、そこもすごいいいなと思って見てきて、
なんかやっぱりお店とか事務所いいなっていう気持ちも、
スピーカー 1
法人っていうか、店をやりたいってこと?
スピーカー 2
僕はまだ作ってないからっていうのもありますけど。
スピーカー 1
多分、架空のバンドを作る遊びがあるように。
頭の中で架空の会社と架空の名刺を何個も作って。
これだと思うものを探しに行くところをもうちょっと長く楽しんだらいいんじゃないかな。
もう作っちゃったら二度とその遊びを真剣にできないから。
スピーカー 2
確かにそうですよね。
スピーカー 1
今が一番いいよ。今が一番いい。
スピーカー 2
そうですよね。作る前に。
だから事務所も作って、看板もあって。
そうですよね。サニーって書いて看板の下に僕のサニーがあったらすごいいいなと思って想像してたんだけどね。
スピーカー 1
俺事前に考えてた社名とか何個かあって。
はいはい。
それね、楽しかったもん。
名前をつける作業。
そうそう、1個がね、俺機会があったら何かやりたいと思ってるんだけど。
僕の実家の家業の会社の名前。
僕実家が八田県東雲市にある、お父さんが社長をやってる会社があるんだけど、その会社の名前が下組コンクリート工業って言うんですよ。
スピーカー 2
はいはい、そうですね。
スピーカー 1
下組っていうのが地名で、コンクリートの製造したりブロック販売したりする。
で、それの建築業とか土建業をやったから工業で、下組コンクリート工業なんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これを全部逆の意味にひっくり返していこうと。
それが西尾木アブストラクト工業なんだけど、西尾木っていうのは今住んでる場所ね。
コンクリートって具体的っていう意味だから、抽象的にするとアブストラクトなんだよね。
はいはい。
で、工業は絵の字の、カタカナで言うと絵の字の工業だとやってる事業に違くなるから。
はい。
吉本工業の工業みたいな。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
起こしていく、エンターテイメントを作っていくみたいな。
そうすると西尾木アブストラクト工業って、固そうですごくふわふわしてるでしょ。
そうですね。
西尾木って東京の中でも最もフォールの店長みたいなふわふわした人が集まる町として。
はいはいはい。
西尾木で抽象的なものをエンターテイメントするって。
あいつ何やってんだみたいな。
スピーカー 2
本当ですね。すごい渋い名前なのに、なんかすごい固そうな。
スピーカー 1
固そうに一瞬響くのに、すっごいふわふわしたことしてる。
はいはい。
一方で、西尾木コンクリート工業はものすごく地に足ついてる感じがする。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
逆にしたら、すっごい俺この名前好きだなと思って。
スピーカー 2
えー、確かに名前面白いっすね。
スピーカー 1
西尾木アブストラクト工業、いつか何か、バンド名か何かで使おうかなって。
スピーカー 2
しかもめちゃくちゃ長いしな。
スピーカー 1
低意味で言うと何かないですか、みなもとさんの、家業がこうだとか。
スピーカー 2
えー、なんだろうな、今まで名前つけるとき、確かに。
でも僕、息子のネーミングってあんまり知ってこない。
子供が生まれたときに初めてネーミングつけましたけど、
なんかやっぱりその、今息子の名前は、何かこうすごい意味があってて感じです。
妻の火おじいちゃんの名前を引き継いで、キクノスケって名前なんですよね。
スピーカー 1
いいね。火おじいちゃんがキクノスケさんなんだよね。
そうなんですよ。
スピーカー 2
すごいいいね。
キクノスケさんっていう、キクノスケってかっこいいなってなって、その名前を引き継いでキクノスケってしてるんですけど、
なんか単純にやっぱ響きとかでやっぱり基本決めたりもするから、
家業をやってるわけじゃないしな。
なんかでも今、事務所をここに構えようと思ってる場所の一つがあって、
今こうちょっといろいろ相談中なんですけど、
それがライスセンターっていう場所なんですよね。
ライス、米?
ライスセンター、はい、米。
本当に僕の実家のすぐ近くに事務所を借りようと思ってるんですけど、
そもそもそこは別に賃貸で出てるわけじゃないから、いろんな交渉が今必要でいろいろ相談中なんですけど、
多分あそこは米を脱穀したりとか、あと袋詰めするような大きい機械が入ってて、
その一角に本当に農作業が忙しい時期だけ、
みんなで事務作業とかするときとかラベル張ったりするときに使ってる部屋があって、
はい、なのでそこに事務室みたいなのと、
プラスそういういろいろ作業する作業場とか工場みたいなのがあるところがライスセンターっていうのがあって、
僕が住んでる地域は織田手、織田手?
織に居住の居に勘で織田手っていう場所なので、
織田手ライスセンターっていうんですけど、
本当にこの織田手、
スピーカー 1
地に足ついてる。
スピーカー 2
地に足ついてますね。
スピーカー 1
四国にコンクリート工業と同じ感じがするね、織田手ライスセンター。
スピーカー 2
織田手ライスセンターで、
しかもそこの織田手は結構朝8時ぐらいにチャイムが鳴って、