ハヤチネ神社の宵宮祭、フジロックフェスティバル、ホップ収穫祭、遠野巡灯篭木の紹介
ふと気づいたら、何気なくシリーズ化していた夏祭りフィールドレコーディング特集。
第1回はハヤチネ神社の宵宮祭。第2回はフジロックフェスティバル。第3回はホップ収穫祭。
そして続くこの第4回はですね、今年3回目となる遠野巡灯篭木)です。
その会場の六甲子神社に行ってフィールドレコーディングをしてきました。
メディアヌップ こんばんは佐々木です。
この夏はですね、フィールドレコーディングする機材を持っていろんなイベントに出かけて、その様子を撮るということをしてたんですけれども、今回お届けするのは岩手県遠野市で開催された
遠野巡灯篭というイベントです。 これはですね、遠野の共同芸能である獅子踊り、それとですね、ダンスミュージック。
ダンスミュージックといってもね、EDMのようなアッパーなアゲアゲな感じではなくてですね、どちらかというとアンビエントっぽい。
でも踊れるみたいな、そういうダンスミュージックなんですけども、それをこう融合させたイベントでして、それってどういうことって思う方多いと思うんですけども、
今回はあえてですね、YouTubeとかInstagramとか映像を用いずに、音と言葉でその会場の雰囲気をお届けしてみたいと思います。
この遠野巡灯篭というライブイベントがどういう感じかというとですね、何組かのアーティストと、
あとは共同芸能、獅子踊りの団体が交互に、あるいはコラボしながら、何時間だろう、4時間ぐらいかな、この交互にステージを繰り広げるというやつなんですけれども、
最初はですね、板沢獅子踊りが山道と境内をこう巡って、上っていくとこからスタートするんですけれども、その板沢獅子踊りの出番が終わってですね、
次にダンスミュージックというかアンビエントが流れで切り替わる瞬間があるんですけれども、そこがね、非常に印象的でして、
獅子踊りはね、私遠野の出身だってよく聞き慣れてるっちゃ聞き慣れてるんですけども、同じ会場でそういうダンスミュージックの音がドーンと鳴るっていう体験初めてだったんで、
その急に異界にやってきたなと、異世界にやってきたなという感じがすごくて、ちょっとそこで僕は興奮して、
レコーディングボタンを押して、いろんな人にこう、尋ね歩いてるっていう場面がありますんで、ちょっとね、そこから一度お届けしたいと思います。
遠野巡灯篭木の音の雰囲気
人数は最初からあの人数なんですか? 今の獅子踊りの人数。
あんな多いんですか? でもあれくらい多いのかな?
でもちょっと多いっすね。 うん、ちょっと多い気がする。
遠野の中では多いことはないね。
なんか、いいね、始まってるな、なんか。
ヤバい音だね。 ヤバっ!
じゃあこっちで見せてください。
はいはいはい。
はいはいはい。
今、キンキンいるんですか?
去年、キンキンはね、歩いてましたよね。
キンキンも歩いてましたよ。
あ、そうなんですね。
行けなかったんですか、渡美は?
行けなかったんですか?
次、レゲツイーサー?
レゲツイーサー?
あー、面白い。
ここです。
一番知らないのが、この獅子。
今まではブルーベルの中で。
皆さん、獅子踊りの後に
このアンビエントヤバくない?
この環境ね。
ここからガーッと上がってくるって。
これの繋ぎは、
今年初参加なんで、
ビビりますね、これ。
そこで。
バチバチカッコイイ2人なんですけど。
前で、
二次大大の若者が、
突然こうなってきて、
獅子踊りの後に。
ヤバいね。
それが融合されていくんですよ。
これって、
ダイアローグウィズアニマに入っている曲を
やるって余計でもない?
その中の曲もやると思います。
1年聴き込んでいきましょうか。
やったらわかる。
あん中に入っていない曲はわかんないけど。
そうっすね。
それもやるし、
違うやつもやる。
あ、色が出てきた。
これもっと暗くなってからやると思ったら、
そういうわけではないっすね。
そうっすね。
結構明るいっすね、まだ。
終わるのが9時くらいなんで。
あー河原さーん。
お酒ですか?
車だ。
ちょっと勢い付けすぎた。
その気になれば、
チャリンコで怒られる距離ではない。
結局、チャリンコだから飲めない。
口ぶちですか?
まあ、チャリンコは飲める。
一瞬ちょっと思ったんですが、
結局、飲めないです。
毎年来てます?
去年3回かかってます。
去年は何回か食べてて、
2回目?
去年はダメだったんです。
こんなグルービーという感じが、
近代的ですからね。
獅子踊りの後にね。
安いのかな?
すごいよね。
今日から撮ってるんですね。
フィールドレコーディングレコーディング。
獅子踊りの終わりから撮ってくる。
この流れが聞いたことないな。
石倉選手です。
石倉さん、どうも。
すごいですね。
獅子踊りパワーに。
そうですね。獅子踊りパワーに。
今日もお話を聞きましたね。
はい。
次はコンビネーションで。
紫とピンカーズが違ってくるんだけど、
めっちゃいいトークだった。
この勢いをね。
ディレクト。
いいですね。
ドミニクさん。
去年来てないんですけど、
今年はどうですか?
これからですよ。
これからがすごい。
すごい楽しみ。
そう。
去年は、
もうちょっと暗くなってきたところから、
スモークがたかれ、
霧が降りてきて、
みたいな。
一番最後、
クライマックスで獅子踊りと
国行さんが混ざっていく。
混ざっていくっていうね。
去年コムアイさんがそれを踊って。
動画でチラッとだけ見た。
これなんですか?
ビーズレコーディングの。
すげえ。
環境を撮る。
あの二人は、
左が吉堀川さんで、
右が大助田浩さんですけど、
去年前乗りして、
1週間くらいビーズレコーディングしながら。
ずっとですか?
この忙しい時期。
今年も見通して、
前乗りしてやってきてる。
こういう虫とか、
自然の音とかは、
ここで撮ったやつを本当に使ってやってる?
だと思います。
元々吉堀川さん、
ビーズレコーディング、
めっちゃ高精細な音像で
曲を作る人なんで。
この撮れたての音で。
そういうことやってるのか。
すごい。
去年面白かったのが、
針山しおどりの人たちとやって、
しおどりのビートというか、
表紙を電子音で作ってやろうとしたんだけど、
本番直前まで合わない。
言われ続け、
しおどりの人たちに。
君たちの音は合わない。
正確すぎるとか?
どういうことなんですかね?
僕も詳しいことは分からないですけど。
ぜひ本人たちに
インタビューしてほしいんですけど。
専用音楽ってやっぱり
表紙に合わせるっていう、
音はめの文化なんだけど、
やっぱり日本の伝統芸能とか、
京都芸能って、
音をはめるほうがかっこ悪いみたいな、
美学があるんですよね。
脳とかでもそうなんですけど。
そことの
ストラグルが去年起こって、
今年はそれを
乗り越えて、
進化してるんで。
楽しみだ。
という感じでですね、
遠の巡り届けが始まった。
始まって間もない時間帯ですね。
まだ完全に日は落ちてなくて、
青空は残りながら
だんだん夕暮れになっていくような、
そういう時間帯の音を
お届けしました。
最初に私が会話してた人が、
富川岳さん。
メディアヌープにも過去何度も
ゲスト出ていただいてますけれども、
遠の物語の本を作ったり、
本当に初めての遠の物語というやつですね。
その富川さんが、
このイベントの中では、
踊り手、舞手として
参加されていますので、
その感想をお聞きしました。
あと、友人の
安部さんが出てきてですね、
そのあと最後に会話してたのが
ドミニクチェンさんです。
ドミニクチェンさんも、過去
メディアヌープの配信の中で
ゲストでご紹介したときありますけれども、
そのドミニクさんも、
今年も2年連続で
六甲志神社での遠野巡灯篭木イベント
遠の巡り届けに参加していて、
先輩として、去年どうだったんですか?
みたいな話をしました。
この間ですね、裏で
演奏されてたのが、
大助田辺さんと
吉織川さんです。
もうね、
どういう感じっていうかね、
私最初に錯覚したのが、
虫の声とか
鳥の声みたいなのをしますよね。
で、それが、
あれ、これ会場にいる虫とか
鳥なのかなって一瞬錯覚するんですけれども、
すごい
大きい音量で鳴っている
音楽の中で、そういった虫とか
鳥の声が聞こえるわけがないので、
これはですね、吉織川さんが
別途フィールドレコーディングしておいた
音を
混ぜて
流しているんですけれども、
そうすることによって
ダンスミュージックと
自然の音が
その空間の中に
いいバランスで響くんですけど、
それがめちゃくちゃ不思議な体験だったんですよね。
それが伝わったらいいな
と思いながら撮ってたんですけど、
私その場にいたんで
それを思い出したんですけど、
すごい
いいアネ、いいイベントっていうか、
いいオープニングでしたね。
板沢師匠通りからの
その2人の音楽っていうね。
で、この後ですね、
あと3時間くらいこの後あるんで、
ちょっとダイジェストでですね、
ダイジェストといってもですね、
その楽曲ね、
そのまま流せるわけがないんで、
あくまでもフィールドレコーディングで
その体乗ってる感じでしか出せないんですけども、
チラッとね、
チラッとだけでもいいんですね。
ビートがちょっと聞いててすごく
いい感じのところをね、一つ音だけしたい。
あー、ずっと聞いてたい。
これを
途中で切るのは切ないですね。
これ、
ダイジェストでしかね、ご紹介できない
切なさなんですけども、
まあね、
こういう感じ?
いや、この感じだけでもないんですね。
静かな時もあるし、
シシオトリの音がガンガン来る時もあるんですけども、
こういう音を聞きながら、
まあ4時間くらい
その会場にいるんですけどね、
今回、
3回目の会場が
六甲志神社っていうところなんですけどもね、
これがね、なかなかいいところで、
これあの六甲志山っていう
市内からよく見える高い山の
ふもとと、
あとはちょうど里ですね、
畑や田んぼがあるところの、
ちょうどね、中間辺り、
淡いに、淡いのところに立っているね、
神社なんですけども、
そこの神社がね、なんでいいかっていうとね、
車で近くまで行くんですけど、
車止めて、
最後ね、境内までね、
石段を
ちょっと上がるんですよ、結構。
なので、
みんながね、暮らしている水準、
レベルよりも、ちょっとね、
10メートルかな?
わかんないけど、それくらい高いところにあって、
なんか森の中にぽっかりと、
スクエアな広場って、
まあそれ境内なんですけど、
そこがね、ぽかんと浮いている
っていう感じなんですよね。
なので、歩いてそこまで行くとね、
なんか神聖な、独立した、
大木に囲まれた、
あの、
場所にね、なんかいるっていう感覚が
するんですけど、
そこにこう、神楽殿っていうのかな?
があって、その神楽殿をステージにして、
で、スピーカーがいろいろ
配置されて、
前方にも後方にも、
そこの空間全体が音に積まれて、
で、それがだんだんと
夕暮れていくと。
さっきの曲が流れたときにはもうすっかり、
日が沈んで暗くなったと思うんですけど。
で、そのステージの中に、
まあ境内かな?
ご飯とか、飲み物とか、
お酒とかを出すお店なんかが、
まあ特設で出ていて、
みんなそこで、
お酒飲んだりしながら、
踊ったりしながら、
おしゃべりしたり、
で、時には最前列に行って見たりしながら、
時間を過ごしているっていう、
そういう場所です。
でですね、
次もダイジェストで
お届けしようと思うのが、
今度はですね、
ダンスミュージックと師匠通り
合わせた、
先ほどドミニクさんが言ってましたけども、
合わせるのにすごく苦労したって言ってた、
作品の様子をちょっと、
お届けしようと思います。
いやー、これすごいですよね。
これね、もっと長い、
すごいね、
もっと長いものの一部なんですけども、
うん、
ダイジェストでしかね、
お届けできないんですけども、
すごくないですか、これ。
もうね、
これみんなね、来る人ね、
感激してるんですよね。
その感激がね、その日で止まずにですね、
まるでこのイベントにね、
酔ったみたいな感じになってですね、
みんなSNSとかね、
その後の投稿、
なんか翌日になっても、
さらにその翌日になってもね、
いろいろと感想とかね、
投稿してくれる人多いんですけども、
なんかほんと酔うんですよね、
この雰囲気にね。
ダイジェストでしかお届けできないのが、
心苦しいんですけども、
ほんとね、つまんでしか
ご紹介できないんですけども、
それでもね、なんか良さは伝わるといいなと、
思ってます。
で、このイベントはですね、
3年目なんですけども、
きっと来年も
開催されるんじゃないかと思うので、
ご興味のある方はですね、
このイベントの
SNSとかサイトとかを、
この番組の概要欄に
入れておきますので、
ぜひチェックしてみてください。
あとはですね、出演されたアーティストとか、
芸能団体の
情報なんかも、このニュースレーダーにはね、
記載したいと思います。
特にいくつかの楽曲については、
ダイアローグウィズアニマーっていう
音楽があって、それSpotifyで聴けますので、
私それすごい愛聴してるんですけども、
ぜひね、そういうのも
聴いて楽しんでいただければと思います。
というわけで、今回は
この辺で、
それではまた次回。