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  2. #113 早池峯神社の宵宮祭で神..

岩手県遠野市の最奥、大出集落にある早池峯神社。その宵宮祭に行き、5時間半にもおよぶ神楽の奉納を観てきました。その様子を録り、感動を語ってみました。

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サマリー

早知根神社の宵宮祭で神楽を見る話です。宵宮祭は霊体祭の前日の祭りで、八重神社へのアクセスが難しい場所にあるため、多くの人が訪れる祭りの一つです。フィールドレコーディングを通じて神楽の魅力を再発見し、演目の違いを感じています。20分以上も続く長い神楽を観ている間、話が分からなくても映像や役者の美しさなどを楽しむことができます。また、フィールドレコーディングによって音や曲の長さにも意識を向けており、最後は感動的な曲になりました。そして、イベントの最後には打ち上げがあり、参加者の皆さんはさらに飲みながら楽しんでいます。早池峯神社の宵宮祭で神楽を撮るために音のセッティングを考えています。撮影に使用するマイクや機材の色についても話し合っています。

00:05
スピーカー 1
あ、いいですね。赤ちゃんの声が。
すごい、ずっと、この音の入力のレベルが、すごい反応してるのがわかって。
これ、あれですよ。ノイズとして撮っちゃダメですよ、これ。そのまま赤ちゃんの声を残しましょう。
スピーカー 2
すいません。
スピーカー 1
新しいお家は、慣れました?
スピーカー 2
そうですね、徐々にやっぱり慣れてきましたね。住み始めて、やっと1ヶ月くらいかな、経ったかな。落ち着いてきましたね。
スピーカー 1
それこそ、家だけじゃなくて、家の周りの街とか、なんとかも、そこはもう、もともと慣れてるんですか?
スピーカー 2
そうですね、もともと、もともと住んでた場所からは離れてるんですけど、でも、よく通ってた道とか、その近くだったりするので、全然そのあたりは、もう帰ってきたなっていう感じですね。
スピーカー 1
あ、じゃあ生活感はある?
スピーカー 2
はい、あります。
スピーカー 1
あ、じゃあ心配なさそう。
私、今、東野に来て、東野から宮本さんとオンラインで収録をしてるんですけど、雨、曇り、雨、曇り、もうその繰り返しだから、天気あんま良くなくて。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
ただ、まあ涼しくていいっちゃ涼しくていいですけどね。
スピーカー 2
はいはいはい。確かに涼しいですよね。
僕は先週から京都に行ってたんですけど、なんか同じような天気で曇り雨、曇り雨みたいな感じだったんですけど、湿気がすごいのと暑さがすごくて、岩手に帰ってきたら涼しいってなりましたね。
スピーカー 1
いやー、俺も今なってる涼しくて良かった。
スピーカー 2
そうですよね。
早知根神社の宵宮祭
スピーカー 1
しかもね、昨日は私、早知根神社の霊体祭に行って、夕方5時半から夜の11時過ぎまで、しかもそこそこ雨降ってたんで、そこそこ、ちょっとかな、ちょっと雨降ってたんで、
スピーカー 2
そっかそっか、はいはい。
スピーカー 1
水の匂いを嗅ぎながらね、神楽を見てきたんですけども、今日はちょっとその話してもいいですか?
スピーカー 2
はい。そっか、霊体祭、この時期ですもんね、毎年7月か。
スピーカー 1
宮本さんは早知根神社の霊体祭行ったことありますか?
スピーカー 2
霊体祭あります。でもその日中獅子踊りとか、神楽とかがご奉納されるところは行ったことあるんですけど、夜やってるのは行ったことないですね。
あ、そうですね、私言い間違えてたかもしんない。霊体祭とその前日の夜に宵宮祭があって、
スピーカー 1
私が行ったのはその宵宮祭のほうですね。
スピーカー 2
宵宮はないですね。
スピーカー 1
で、宮本さんが行ったことあるのは昼間の霊体祭のほうだったことですよね。
スピーカー 2
霊体祭、はい、その次の日の。
スピーカー 1
じゃあ、おそらく宮本さんが見たやつは霊体祭だから、獅子踊りなんかもありました?
スピーカー 2
ありました、ありました。
スピーカー 1
たぶんいろんな団体が神社に舞とか郷土芸能とかを奉納しに行くと思うんで、
その獅子踊りなんかもあるんだと思うんですけど、私が昨晩見に行ったやつは、もう神楽だけ5時間半。
スピーカー 2
へー、5時間半。
スピーカー 1
5時間半。
すごい。
いや、もうオペラより長いからね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
バレエとかオペラより長いんだけど、もちろん1本の作品じゃないから、
だいたい1個はね、短ければ10分、長くて30分、だいたいが20分ぐらいの演目って言うんでしょうか。
全然知識がないから、あれだけど、それがこう連続して10何演目やるから、5時間半って言っても、うん、なんか区切れ目はあるんだけど、
スピーカー 2
ただ、やってる人たちはだいたい一緒だから。
スピーカー 1
そう、特に太鼓とかね、笛とか、休憩時間あれあんのかしら、なんかわかんないけど。
スピーカー 2
確かにそうっすよね、仏陶師はすごい体力使いますね。
スピーカー 1
いや、すごいよ。
スピーカー 2
すごいですよね。
スピーカー 1
もうなんか、特に太鼓とか、あとなんかこうチャカチャカチャカチャカってなるやつがあるから、それをやる人はほとんど一緒だから。
はいはい。
いやね、それがね、もうめちゃくちゃカルチャーショックっていうかね、面白くて。
もうね、こんなに面白いものあったかと思ったんだよね。
へー、メディアヌップ。
スピーカー 2
まず私、そもそも八重神社には何回も行ったことありますけど、
スピーカー 1
いよいよ三谷祭が初めてなんだけど、
遠野の地理をわからない人のために、ほとんどの人がわからないと思うんだろう、説明すると、
だいたいその、遠野駅から車で運転して3時5分くらいかな、八重神社までは。
スピーカー 2
結構かかりますね。
スピーカー 1
東京とかからね、来られる方がいたら、やっと遠野に着いたと思ったとこから、
さらに奥に、遠野の中の遠野っていうか、ザ・ディープの遠野があるんだよね。
ツキモウシっていう地域ね。
しかもさ、ただのツキモウシじゃないよね。
スピーカー 2
ツキモウシのさらに奥の大江集落みたいな。
八重神社そうですね。
スピーカー 1
その辺は知る人をどうぞ知るというか、
もし魚釣りとかやる人がいれば、フライフィッシングの聖地みたいな、
芹沢陽一っていう釣人というか、サッカーがいつも泊まってた宿があって、
そこを中心に高橋幸男とか木村拓哉とか、みんな多分言わないから、
宿の人は漏らしてるわけではないですよ。
宿の人は漏らしてるわけではなくて、聞く話ではない。
そういう人たちが行く。
で、その宿自体はもうなくなっちゃったんで、
宿はなくなったから、今はその釣り人たちは自分で宿を確保していくらしいんですけど、
スピーカー 2
その大江集落のとこにある大木がどっこんどっこん生えてる。
そうですね。ほんとあの神社すごいですよね。
みょんさんはいつ行きました?
僕が行ったの、でもコロナ前だから、4年前とかですかね。
スピーカー 1
多分2019年の7月とかに行ったと思います。
それでコロナになって、いつもと同じような形、規模では開催できなくなってってことなのかな。
俺が今回初めてだから前回との差分がよくわかんないんだけど、
それで初めて参加しに行って、
市内から3、40分かかるから当然車で行くわけだけど、
もうこれ以上山道行って人住んでるのかなと思うようなところに、
ぽっと早稲さんのふもとに早稲神社があって、
で、あれ車どこ停めるんだろうと思ってうろうろしてると、
小学校後かな、小学校後にやっとその駐車場の誘導の人がいて、
誘導灯を振ってるから、あっこっちかと思ってやっとなんとかたどり着いたら、
もうそこに100台以上、100台近くかな、止まってて、
で、あっこんなに人いるっていうところからスタートで。
スピーカー 2
すごいですね、100台以上。
スピーカー 1
でね、後で聞いてみたら、いつも来てる人はこれでも少ない。
つまりその、コロナの期間中中断があって、
で、まだ戻ってきてないけど、
もう行った時は3度?
もう歩けないぐらいあそこにいるっていう。
スピーカー 2
こんなに広い場所なのに。
スピーカー 1
そうそうそう。
あんなに広い場所で、かつあんな奥まったところで。
スピーカー 2
すごいですね、そんなに集まる時期があったんだ。
スピーカー 1
そう、普段これ聞いてる人は、いや祭りなんだから人ごったないすの当たり前でしょって。
スピーカー 2
そっかそっか、はいはいはい。
京都的な。
スピーカー 1
でもね、開催してる場所も普通の場所じゃないから。
そうですよね。
もうこれどうやって帰るのみたいな、どうやって行くのみたいな場所に、
まあそんぐらい人が集まるらしいんだけど、
まあ今回そこまでではないにしろ、
いや僕はびっくりするぐらい車が停まってて。
で、まあ行ったらその、車伝じゃないのかな。
かぐら伝っていうのかな。
かぐらを回るためのかぐら伝があって。
で、そこで5時半から始まったんですけど。
いやね、僕何しに行ったかっていうとね、
フィールドレコーディングしに行った。
スピーカー 2
出たフィールドレコーディング。
スピーカー 1
いやね、僕ね、
分かったことがありまして、
僕全然カメラもやらないんですよ。
カメラもやらない。
それは動画も含め、YouTubeも含め、
もうやらないんですよ。
で、なんでかっていうと、
見に行って、自分が撮ったものを家帰ってみたら、
だいたい自分が見たものの方が美しいんですよ。
いや、僕は写真が下手だからだっていうのはあると思うんだけど、
人間の目っていうか、
記憶で補正したものの方がいいから、
後で見ても、いや、もっと良かったけどなって思うから、
自分で写真撮る気にならないんですよ。
だから写真撮るために旅行に行くっていう気分が全く分かんなかったんですよ。
僕フィールドレコーディング始めてみたら、
スピーカー 2
その時は人間が聞いてなかった音がちょっと撮れる。
スピーカー 1
だから僕の場合は写真と違って、
フィールドレコーディングを後で聞いた方が、
より分かるっていうか、
その場で聞こえない音がして、
その場では気づけないってことかな。
人間が選択的に聞いてるから、
その時聞き逃してた音までフラットに撮ってるから、
後で何回も聞き返したり、
あるいはフラットに撮れてることで聞けるっていうのがあって、
フィールドレコーディングの魅力
スピーカー 1
だから撮るために行くっていう行為を初めてするようになって。
スピーカー 2
そっかそっか、今回のフィールドレコーディングで。
スピーカー 1
そう、でね、フィールドレコーディング入門っていう本をこの間買ったんですよ、
柳澤さんっていう人に。
で、その心得みたいなのを10ヶ所くらい書いてて、
恥ずかしがるなって書いてあって。
スピーカー 2
大事だな、きっと。
すごい機材とか、突然見たらびっくりしそうですもんね、他の人は。
スピーカー 1
いや、僕ね、そこまで大事な機材じゃないんだけど、
写真を撮ったり、あるいはでっかいカメラを持ってたりっていうことに対しては、
世間の人見慣れてるから何にも思わないんですけど、
モニター、ヘッドホンした人が、
ふさふさした風防っていうんですよ、マイクにかぶせる。
ふさふさしたものを持ちながら、
マイク高いところにしたり、低いところにしたり、
空間を探ってるので、
明らかにカメラ人口より少ないから、
あいつ何やってんだみたいな感覚になるんですけど、
まあでもそういうの捨てろって書いてあったので、
そのセッティングして、
まあでも一度場所決めちゃえば別に難しいことなんですけど、
たまにモニタリングしながら、
音割れてないかなって注意しながらやるわけですけど、
やっぱりね、万全と見るのと違って、
本気で撮ろうと思ってきてるから、
何の演目やってんのかなとか、
神楽の演目の違い
スピーカー 1
ここ、この曲太鼓でけえなと気づくんですよ、
同じレベルセッティングしたのに、
スピーカー 2
ゼロ超えるときは、
スピーカー 1
あったりなんかすると、
違う風に叩いてるのをやってるんだろうって気づくっていうか、
スピーカー 2
はいはいはい。
なかなかそんな風にして見ないというか、
素敵だなと思って、
僕とかだとあんまり知識もないっていうのもありますけど、
見てて、
結構同じように感じてしまうというか、
まあでもどれも素敵なんですけど、
どこで区切りがあるのかもちょっといまいち分からなかったり、
スピーカー 1
分かる。
5時間半もあったとして、
なんかどんどんちゃんかちゃんか言ってて、
これ、なんていうの?
もしずっと10秒のパートループされてても、
20本の演目やってても、
スピーカー 2
どっちでも気づかないみたいなことでしょ?
可能性あります。
僕はちょっと分かんないかもしれない。
スピーカー 1
いや、俺ね、今回ね、
カグラを真剣に見ることすら初めてなんですけど、
東野祭りの時とかにカグラ見かける時って、
パレードの中で通り過ぎていくから、
1箇所で20分の演目全部見るとかってないし、
そうですね、確かに。
で、見慣れてもないから見方も分からない。
で、初めてカグラデーにいて、
神楽を観る
スピーカー 1
もう頭から終わりまで20分とかあるやつを全部見るみたいなのをやった時に、
見方が全く分かってないことに気づいた。
だからね、例えるなら、
外国語のアート映画を見てる感じ?
セリフとかシナリオとか物語全く分かんないんだけど、
あ、この映像綺麗だなとか、
この役者さん美しいなとか、
もうそれしか見るものがないみたいな。
スピーカー 2
いやでも確かにそうなのかもしれないですね。
確かに何やってるか分かんない。
スピーカー 1
そう、何やってるか分かんない。
スピーカー 2
だから何かいい音だなとか雰囲気あるなとか。
そうですね、確かに。
スピーカー 1
何かあの踊り手さん上手いんだろうとか、
そんな子供みたいな感想しか出てこない。
スピーカー 2
そうですね、確かに。
スピーカー 1
俺もほとんどその状態だったんだけど、
一応そのフィールドレコーディングっていうものを手がかりにしたことで、
あ、これ10分だとか、これ30分続いたとか、
曲の切れ目をすごい意識して止めたりしてるから、
長さも意識するし、音とか曲とか、
あと声が入るやつも結構あるから。
でね、声があんまりうまく取れなくてね、
もう踊ってる人の胸にピンマイクつけたいぐらい。
スピーカー 2
フィールドレコーディング優先の。
スピーカー 1
いや俺、あくまでただ見に来てる人だからこんなことできないんだけど。
いつかね、32ビットフロートのレコーダーでやってみたいと思うんだけど。
一応物語があるんで、やってるんですけど。
ただね、後半の方は物語とかどうでもよくなって、
なんかこう、迫力があるというか、5時間もやってるというか。
最後これどんな風になるのかなって思いながら見てたんですけど、
やっぱり最後はね、名曲じゃない?
名曲?
スピーカー 2
定番曲みたいな。
多分おそらくは、ダンスフロアで絶対かかる曲みたいな。
スピーカー 1
いやちょっともっとね、もっと神様に報じてる踊りだから、
もっといい言葉があるんだなって思うんだけど、
ほんと教養がなさすぎても何の言葉も出てこない。
さすがに俺も気づいてきて、
あ、これ終わりに向かってるなって最後気づいて。
その前まではね、見飽きたらとか疲れたら、
ちょっと外れたところに行って、
スピーカー 2
そこに飲み物とかね、
スピーカー 1
焼き鳥とか川魚とか出してとか、
食べに行って、ちょっと外れたところでおしゃべりをして、
で、また見に戻ってきたり、
生と俗が入り混じるような感じで楽しんでるんだけど、
あれ、そろそろ飯食ってる場合じゃないなっていう時間帯とか、
踊りになってくる時があって、
序盤はね、子供が出てきたりしてね、
フィールドレコーディング
スピーカー 1
子供の踊りで親が林したりしてるんだけど、
ベテランしか出てこなくなってきて、
で、もう台湾のあれとかもね、
スピーカー 2
ビートがね、深くなってくるっていうかね、
スピーカー 1
単純に言うと音がでかくなってくる。
なんかね、そういうの最後。
見てきて、で、最後最後、
スピーカー 2
獅子に頭を噛まれて帰ってくるみたいな。
なんか演技がいいんですよねみたいな。
こういう言い方もなんかちゃんと知らないからあんまり良くないなと思うんですけど、
ガン掛けみたいな感じじゃないですかね。
スピーカー 1
獅子に頭噛まれる。
スピーカー 2
なんなのね、役除けなのかガン掛けなのかなんなのかね。
えーすごいですね。
5時間半でも本当にずっと見てたんですか?
スピーカー 1
途中…
あ、そっか、抜け…
そうね、途中抜けて食事しながら、
そうすると普段会わないような人に会ったりとかして、
話盛り上がったりとかもあるんですけど、
そこにね、僕の地元の同級生のお父さん、
年で言うと73歳だったけど、
73、72、71みたいな、
年の近い3人のおじさんっていうか、
初期高齢者のメンバーが飲みに来てて、
大体みんな車で来るからお酒なんか飲まないわけ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
とかガンガン飲んでるわけ。
ビールを早々に終えて、
ワンカップの日本酒も早々に終えて、
スピーカー 2
もう焼酎のカップのやつあって、
スピーカー 1
あれガンガン飲んでるわけ、川魚とか。
で、「え、大丈夫ですか?帰れないんですか?」
「何で来たんですか?」とか言ったら、
台庫、タクシーの台庫を、
3、40分の距離。
聞いたら1万円ぐらいらしいんで、
3人で終わったら飲み台みたいな感じらしいですね。
そしたらさ、その人たちは別に、
神楽殿に行って、
近くで見てるわけじゃない。
ちょっと離れたところのテントで酒飲んでるんだけど、
とにかくこれが最高なんだと。
スピーカー 2
いやー、でもなんか想像できます。
すごい良いです。想像できます。
スピーカー 1
すごい良いですね。
で、「大輔、大輔、大輔、どうした?」
「いや、今日初めてこれ見に来て。」
つったら、「お前初めてか。」つって、
「え、いつも来てるんですか?」つったら、
もう何回来てるか分かんない。
全部って大人いんだけど。
街中のフェスとかじゃないんですよ。
神事だから全部って大人いんだけど。
もう必ずタクシーで、
あいつが車で来て、大輔で帰るみたいな方法をとって、
もうこの林池神社の山のふもとのとこで、
神楽の音を聞きながら飲んだくれるのが最高だって。
スピーカー 2
最高ですね。
スピーカー 1
いや、最高だよね。
スピーカー 2
最高ですね。
スピーカー 1
これ俺初めたけど静かな方だよね。
もっとワンサーがいるわけ。
悪いけど、いない方がいい。
いない方がいい。
静かな方がいい。
スピーカー 2
席も確保できるし。
スピーカー 1
それで結局ここに来て、
カメラも見ないで帰ったんだよなって。
ここで酒飲んでるの最高ですよね。
打ち上げ
スピーカー 1
最高でしょ。
最高でしょ?
もう最高ですよ。
あそこに行くと雰囲気が違うんだって。
あれは新地だからね。静かに見なきゃ。
これは陽子だけど、あっちは新地だな。
さっき来た花巻の人は、
10年来てるけど、
すごいんだって、ここの雰囲気が。
ここで飲んで、
新地に行って、チッとして帰る。
飲んだ後にピシッとして帰るってことですか?
やっぱり外で飲んで、
空気がいいじゃないですか。
ここはどこにもないような、
そこの飲み屋で飲んでる。
くにおんぼで回った雰囲気はいいはず。
同じなんだけど、
いろんな人が来て、
楽しめばいいですよね。
くにおんぼさん、お父さんはね、
体あちこち悪くてね。
スピーカー 2
だからあったんびにさ、
大丈夫か、大丈夫かってんだけどさ。
スピーカー 1
何歳なの?
72かな?
陽子さんの一つ下ってことは何分ですか?
73。
すみません、俺79。
くにおんぼでね、
こうやってピシッと飲んだことない。
ないんだけど、
すごいシリアス。
お父さんはね、家でしか飲まない。
家の裏で飲んでるからね。
こういうとこに来ないんだよね。
裏ではダメだね。
だけど尊敬しちゃって。
スピーカー 2
くにおんぼさんはね、
酒飲むとね、
スピーカー 1
いや、俺だから、
来年だいこやろうと思って。
スピーカー 2
そうっすね、確かに確かに。
いいな、いいっすね。
確かに川魚なんか月餅、
おいしいでしょうしね。
スピーカー 1
そう、おいしかったし、
あとさくらますとか、
うん。
もあったし、あにじますとさくらますと、
とかなんだけど、
まあね、
おいしいおいしくないっていうか、
スピーカー 2
雰囲気、そうっすよね。
しかも近くにいるっていうのが、
またいいんでしょうね。
スピーカー 1
そうそうそう。
そしたらさ、
俺もいかにも東京から来たふうな、
見た目をなんかしてたんですよ。
はいはい。
東京から来られたんですかって、
声かけられるんだけど、
心細いみたいだよね。
いや、僕、
半々ですよ。
ここ出身なんですけど、
でも普段は東京にいるんですけど、
あ、私神奈川から来ました。
で、その人は10年前に初めて来たらしくて、
はいはい。
で、以来、中止になった年もあるんだけど、
コロナで。
それ以外はもう毎年来てるって言って。
へえ。
で、今回一人ですかって言って、
いつも友達連れてくること多いんだけど、
みんなで二手合わせるのめんどくさくなっちゃったから、
今は一人で来てるんですよ。
神奈川か、湯河原だって。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
湯河原から東北新幹線乗って、
そうですよね。
釜石線で東の駅行って、
で、そっから、
ハヤチの神社まで行って、
で、酒飲んでたから。
車運転してないんだよ。
もうどうすんの?みたいな。
スピーカー 2
ほんとですね。
スピーカー 1
飲みに来る場所としては、
スピーカー 2
最高に遠くないですか?
いや、めちゃくちゃ遠いですよ。
しかも帰りタクシーとか来てくれるのかな?
大工の時も思いましたけど。
スピーカー 1
いや、大工はしっかり予約しておく。
そうですよね。
何時にここに来てください。
スピーカー 2
油断してたら、東の駅とかタクシーとかも
終わってるパターンとかがあるから、
もうどうしようってなりますよね。
ちなみにね、
スピーカー 1
どうしようかと思ったら、
神奈川電の横に、
練習するための
なんかの場所があって、
スピーカー 2
で、
スピーカー 1
出演者たちは、
最後、
そこで打ち上げを、
11時半に終わるから、
そっから打ち上げで、
ほとんど止まるようなもん。
で、なんかもう、
車で来たのに飲んじゃった人とか、
もう当てもなく飲んじゃった人とかも、
最後そこに救済されるらしい。
はいはいはい。
初めての人を迎え入れて、
迎え入れるって言ってたの。
なぜか謎に寝袋がいっぱいある。
スピーカー 2
おーすごいな。
スピーカー 1
それ誘われたんだけど、
すごいね、
行きたい気持ちは山々だったんですけど、
なんか、
ちょっとそこには混ざらずに帰ってきたんですけど。
いやーすごい、いいですね。
そっかでも、
スピーカー 2
今年もその季節ですね。
祭りのね。
はい、祭りの季節。
撮った音とかはどうするんですか?
撮った音はね、
なんと、
スピーカー 1
たぶんね、
今これを聞いてる人の、
耳にはね、
スピーカー 2
うっすら背後に流れてる。
スピーカー 1
ほんとですか?おーすごい。
スピーカー 2
BGMになってた。
じゃあもうむしろ、
さっきのそのおじさんたちが飲んでる描写とかは、
もう想像できるような。
スピーカー 1
おじさんたちのトークも、
撮ったんだけど、
たぶん聞き取れないんじゃないかと思うんだけどね。
確かに。
鉛が、鉛でみて。
まあでも、それも込みで、
ちょっと流してみた。
スピーカー 2
すごいいいですね。
確かに音、
いいですね。なんかあの、
僕がやってる、グッドネイバー、グッドカルチャーって、
ポッドキャストの番組の、
ジングルも、
カグラの音、それこそ、
神楽の撮影セッティング
スピーカー 2
大井で流行りだしね、カグラの音を、
でもその時は、
撮りに行ったっていうよりも、
すでに収録されてたものをお借りして、
そこからそれを基礎にして、
ジングル作ってもらった。
スピーカー 1
冒頭のスローなビートですね。
スピーカー 2
スローな、チャンチャンチャンみたいな感じに流れて、
あそこ、こういう、
カグラの、なんていうんですかね。
あ、そうなんだ。
カネって言うんですかね。
スピーカー 1
あれが入ってるんですよ。
なるほどね。おしゃれなことしてますね。
スピーカー 2
いいですよね。
スピーカー 1
今、それで思い出した。
もう一個ね、
遠野市内から八千神社行くまでの間に、
一人で車で気分を盛り上げようと思って、
車中にBGMにしてたのが、
ダイアローグウィズアニマって、
分かります?
分からないです。
塚田アリーナさんとかがやってる、
めぐりとろげのイベントのサウンドトラック。
それがスポッチファイにあるんだけど、
スピーカー 2
初めて知りました。
スピーカー 1
アルバム1曲分、
アルバム1曲っていうか、
アルバム1枚分の曲があって、
それを順番に聴いていくと、
最初は有限な音、
シンセの音、
太鼓の音とか混ざってるんだけど、
だんだん獅子踊りっぽい音に、
だんだんビートが聞いてきて、
ただのシンセサイザーで作った、
ビートの音だけじゃなくて、
収録した音なんかも混ざってきてる。
そういうのを聴きながら行くわけですけど、
みんないいね。
ああいう芸能からヒントを得て、
スピーカー 2
フィールドレコーディングした音、
どうなるかとかすごい面白そうですね。
スピーカー 1
いやでもね、
スピーカー 2
フィールドレコーディングあんま上手くいかなくて、
スピーカー 1
そうなんですね。
なんかすっごい音がでっかくてさ。
スピーカー 2
そっか、だから32ビットフロア、
音割れしないようにしないと、
結構厳しいというか。
スピーカー 1
音割れしないようにするのはいいんだけど、
その原因を下げればいいんだ。
でもね、
音だけをクリアに取りたかったんじゃなくて、
雨がしとしと降って、
日暮らしのカンカンカンって、
そういう音が自分の耳にはいっぱい聞こえてるから、
スピーカー 2
そこに合わせたかった。
スピーカー 1
そこに合わせると、たまにやってくる太鼓の大きい音で、
バーンって割れるわけ。
で、太鼓の音に合わせると、
スピーカー 2
音が聞こえなくなるから。
スピーカー 1
難しいですね。
ちくしょうと思って、
僕、32ビットフロアじゃなくて、
24ビットのやつで、
やっちゃったんで。
スピーカー 2
間違ったと思った。
スピーカー 1
そっかそっか、なるほどな。
間違ったっていうか、
そんなバンバン買い物ばっかりもしてらんないから、
一度買ったものを大事に使おうと思ったんだけど、
祭りのアンビエント全体を撮るのには向いてないですね。
スピーカー 2
そう考えるとすごいですね、人の耳って。
スピーカー 1
だからマイク何本も使って、
祭りの音、神楽の音を撮ってるやつと、
雨がしとしとピチャピチャ、
例えば雨漏れを伝って石を打ってる音を、
別のダイナミックマイクで、
スピーカー 2
それぞれで、
スピーカー 1
2チャンネルで撮るとか、
しなきゃいけない。
すればよかったんだろうけど、
めんどくさくなっちゃった。
真っ暗の中でさ、
黒いマイクと黒いケーブルを出すのって、
すごい嫌なの。
何か無くして帰るのは絶対みたいな。
マイクケーブルとか、
なるべく色付いたの欲しいと思う。
スピーカー 2
だいたい機材って黒いじゃん。
スピーカー 1
だからね、
世の中に出回ってる機材って、
フィールドレコーディングするつもりじゃないんですよ。
黒いキャンプ道具って無いじゃん。
無くすから。
全部派手でしょ、山登りもキャンプも。
でもね、今出回ってる機材はね、
やっぱりフィールドレコーディングするつもりで、
作ってないんですよ。
スピーカー 2
ほんと全部真っ黒だもんね。
スピーカー 1
みんなスタジオずらしやがって。
急に。
スピーカー 2
今日から無い文句を。
スピーカー 1
だから、オレンジの風防にさ、
青いマイクにさ、
赤いケーブルとかあったらさ、
多少の暗くても出せるんだけども、
あれこれガチャガチャ出すの、
めんどすぎはやめちゃう。
スピーカー 2
すごいでも怖いっすね。
でも祭りだからむしろいいのか、
おめでたい色みたいに見えるんすかね。
派手すぎてなんかちょっと、
怪しさが増すかなと思ったけど、
むしろ馴染まれるんすかね。
スピーカー 1
祭りは馴染むでしょ。
この後まだ夏祭りあるんで、
セッティングを考えて。
スピーカー 2
それこそ音の祭りとかも、
9月にありますしね。
スピーカー 1
なんとかね、
空間の音全体を撮りたくて。
さっきピンマイクつけたいって言ったんですけど、
なんでかって言うと、
撮ったの昨晩聴き直したら、
スピーカー 2
人の声が全然聞こえなくて。
スピーカー 1
でもね、それが多分本当なんですよ。
それがあの場で流れてた音なんだけど、
人間の耳が、
人の声を選択的にすごいよく聞くから、
スピーカー 2
そっかそっか意識して。
スピーカー 1
自分の耳にもすっごいボーカルがよく聞こえたのに、
撮ったら全然聞こえてなくて。
スピーカー 2
ちくしょう。
やっぱそのまま撮れて、
音の撮影に関する難しさ
スピーカー 2
やっぱ写真もそうですけどね、
自分の耳に撮るってすごい難しいから、
音もやっぱそうなんですね。
スピーカー 1
うん、そう聞いたように撮るんだね。
スピーカー 2
多分テレビ局のスタジオの人が、
ああいうのがやっぱ必要になってくるんですね。
スピーカー 1
ショットガンのやつで口元をこう、
踊ってる人の口元、
歌ってる人の口元撮るみたいな感じ。
スピーカー 2
すごいな、なんか本当に対策作るための
フィールドレコーディングですもんね。
スピーカー 1
いやでもね、
みんな趣味でお金かける人だからね。
鳥鉄の気持ちがわかりました。
確かにそうだな。
じゃあちょっとそのね、
うまくいったかいかないか、
スピーカー 2
ちょっと1曲。
すごい楽しみです。
スピーカー 1
何曲かあるんですけどね。
スピーカー 2
一番よく撮れた。
スピーカー 1
そうね、長いんでね、
30分、
僕が一番お気に入りのやつは30分あるんですけど、
30分長いからね。
でも30分丸々流すかダイジェストにするか、
編集しながら悩みながら、
スピーカー 2
ちょっとやろうと思います。
いいですね。
ちょうど僕たちが話してたのと同じくらいの時間、
今度カグラの音になりますもんね。
スピーカー 1
それいいかもね。
いいですね。
ボーカル入りのロックバンドのアルバムかと思ったら、
ポッドキャップかと思ったら、
カグラの音30分聴いてたみたいな。
ちょっとやってみようと思います。
カグラ
スピーカー 1
カグラ
カグラ
カグラ
カグラ
カグラ
カグラ
カグラ
カグラ
44:43

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