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2023-02-19 15:53

SIDE-B #010 映画『BLUE GIANT』の話

Substack(ニュースレター)でだけ配信しているSIDE-B。今回は映画『BLUE GIANT』に感化されたおしゃべりです。



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サマリー

ブルージャイアントの映画の公開初日に見た感想について語ります。音楽と映像の組み合わせが特に良く、涙が出るほど感動します。2000年代以降、ジャズがチンプ化して、ラーメン屋でもかかるようなムードのあるミュージックになっていますが、彼はジャズ喫茶での楽しい思い出を持っています。

00:06
こんばんは、ササキールです。 今日は
2月19日日曜日の0時28分です。 今、
自宅の書斎から 急に録音を開始しています。
なんで こんなことをしようと思ったかというと、
まず一つは酔っ払っております。 これどれくらい飲んだんだろうな。
一人で700ミリリットルぐらい入っている ミスキーの3分の1ぐらいを今
飲んだような気がします。
何時ぐらいだろう。 8時ぐらいから
作業をしながら、ちびちび ハイボールだったりストレートだったり
ストレートの時はお水を飲みますけど 飲んだりして
12時過ぎまで あれこれやっとったんですけども
なんか急に撮りたくなって 再生ボタンを押して撮っております。
オーディションの録音ボタンを押してね。 なんでそう思ったかというと
ブルージャイアントの公開初日
昨日かな。 昨日というか金曜日ね。金曜日にブルージャイアント
ブルージャイアントは映画ですね。 元々漫画です。アニメ映画の公開初日に
私たまたまその日有給撮ってたんで 特に予定ないけど一日休み撮っちゃったんで
なんかないかなと思って調べたら たまたまその日がブルージャイアントの公開初日だったんで
じゃあ見に行こうかなって見に行ったら もうね全然
期待してなかったんですけど すっごい面白くて
期待してないというのは漫画は 第一部は読んで第二部ヨーロッパ編途中まで読んで
それがね4年ぐらい前だったんでその後のアメリカ編とか全然読んでなくて しばらく忘れてたんですけども
映画になるってのはなんかチラッと耳にしたことがあっても 今日がその公開日だったとはね全然思ってなかったんですけども
まあねいざ見たらねめちゃくちゃ 面白かったんですよ
まあ期待値が低かったっていうのもあるかもしれないし
私ねジャズね好きなんですよね ただなんて言うんだろうな
音楽って言葉にならない言葉にならないから音楽にするんで ジャズのこの辺がいいよねって言った時に
なんか人と分かり合える気がしないんでなんか特に誰とも喋らずにただ好きで 聴いてるんですけども
その誰にも言えずにただ好きで聴いている感じがなんかね見事に 音と映像になったんですよね
まぁケチをねつけようと思えばいくらでもつけられるとこあるんですよ 何しろこう今
みんなそのモーションキャプチャーで原作漫画でよく作られたアニメ映画っていうのは スラムダンクの衝撃をみんな味わってるんで
あれに比べたらねみたいなことってケチつけるとこいくらでもあるんですけども あのそんなんどうでもいいんですよ
あのどうでもよくて
音楽と映像の組み合わせ
あの予想以上に良かったなと思ったのがその音楽 その
ジャズっていうねあの作品中に登場する 日本編東京編っていうのかな
登場するバンドが演奏している時の映像が 普通のこう演奏している映像じゃなくて
観念的な 抽象的な
なんていうか人間の身体感覚が音楽によってこう 無限に拡張されている感じの映像がどんどんカットインしてくるんですよ
あれがね私好みでして その
最も有名な作品に例えていくと 2001年宇宙の旅とか
あとはなんだろうなぁ そういう感じなんですよ
SFチックな映像作品みたいな まあその宇宙人との出会いとか
地生体との出会いがどういうものかよくわかんないけども 映像でわかるみたいなやつありますよね
あんな感じでその登場人物たちが音楽に集中して熱狂していった時の映像表現というのが
写実的なアニメ的な表現じゃなくて 抽象的な
その表現になっていくんですよ それがねなんかかなり良かった
こういうふうにアニメにしたんだと 全然事前情報なかったんで
すごく良かったし あとその想像以上という意味だと
上原ひろみの演奏および作曲がね 想像以上に上原ひろみで
なんていうか あのこれ上原ひろみだなっていう感じが
まあ普通だったら漫画ね 原作好きからすると 両方知っている人からすると
もしかしたら今日覚めする人もいるのかもしれないんですけども 本当にジャズの映画になってるなっていう意味では
すごく 良くて
あの 興奮しましたね
興奮したっていうのも興奮したって言ったんですけど 正確に言うと後半30分ぐらいは
ほっぺたに涙の跡がピリピリ 乾いたあるいは濡れてるのがね
ずっと残ってましたね そういう時の
涙っていうのはね あーなんか感動した すごい良かったっていうよりかはね
なんつーんだろうなぁ 私の場合はですよ
言葉では表現できないもの その言葉の解説では追いつかないスピードの情報量
を バンッて受け取った時に
なんかこう感動するっていうかね まあすごいちんぷな言い方なんですけど感動するとかね
涙が出るっていうことがあるんですけど まさにそういう感じでした
これ比較するもんじゃないと思いながらあえて言うならばですけども スラムダンクは泣いたとかね泣けたって人もいるんですけど
私ってそういう感じはなくて なぜかというとあの
あそこで行われてることっていうのが 全部言葉によって解説可能な範囲に思えるんですよ
私にとっては ロジカルに作られてるしなぜ良いのかと言葉に結構できるから
でその言葉にできるスピードのその作品に追いついている限りは涙って出ないんです けども
感動の体験
ブルージャイアントの場合はねそれを超えるっていうかね言葉にできるスピードを超えていくんで なんか泣いちゃうっていうかね泣いちゃうって言うとねあれですね
あの なんかこう
涙が出るような瞬間がありました まあただね原作大ファンが多いんで
アニメ見たらいやこんなんじゃないとか こんなはずの曲じゃなかったこんなはずじゃなかったみたいなことあるかもしれないんで
すごく良かった万人で良かったファン見に行くべきとは思わないんですけども まあ私の場合はたまたま原作読んで
数年間まるっきり忘れてて 公開初日まで
今日はその日だって知らないぐらい全然情報入ってなくてでもジャズは もともと愛好してすごい好きだって
人からするとすごくね 悠久休暇金曜日ね悠久取って休んでたんですけど
悠久取った人にとってはすごいプレゼントだったなーって 思いました
であのその勢いのまま今何見てたかったのとあの netflix で
あのクールの誕生バースオブクールっていう マイステイビスのドキュメンタリーを途中まで見たんですけども
いやなんかねジャズって1回聞くと頭しばらくこうジャズ
他の聞けなくなる感じがある なので昨日
ブルージャイアントを見終わってから spotify でブルージャイアントのサウンドトラックとかをね
聴き直しながら 作品中に
いくつかすごく目立つ曲が出てくるんですけども そのNWE だけかな
ちょっと今調べてみる ちょっと間違ったこと
間違い失礼しましたNEWですね NEWかな N.E.WだからNEWなんですけど
その作品とあとは おそらく映画中最後に演奏されたブルージャイアントってこの2曲が
あの特に曲としてまとまりのやつなんですけど それをゆっくり返して聞いてて
そのうちにまあドキュメントもね聞きたくなって 見たくなって聞いてたんですけど
なんか いやいいんだよなぁジャズ
ジャズのムードの変化
ジャズがある時からいつだろう 2000年代の半ば以降はそうだったと思うんですけど
なんて言うかなチンプ化したムード ミュージック
ムードのあるミュージックとして 下手したらラーメン屋でもかかってるみたいな
感じになっちゃいましたけど まあなっちゃいましたとか別に音楽なんてどんな風に楽しめばいい
どんな風にでも楽しめばいいんで いい悪いなんてないんですけど
その私はもうちょっとねこうなんかこう 真剣に
真剣に言って真剣にはいいかどうかわからんな 真剣に聞いたときがあったんで
ねなんていうかクラシックと同じような感じですよねあの なんか私たちの世の世代にとってはその古さで言えばね
50年前なのか150年前なのか だいたい同じになってるみたいな
感じから言うと すごい古い音楽として
でも その初期のね
テキシーランドジャズみたいなすごいんじゃなくて モダンとかバップ以降のこう
洗練されたジャズに関してはほとんどクラシックと同じような 技巧とねなんか知識が詰まっているんですよね
そういうメッシーに聞いたときあったんですけど 今でも聞くと
そういうメッシーに聞いたときのことがよく思い出します 大学
ジャズ喫茶での思い出
生の時に 一つ上の先輩と女性の先輩とですけどね
なんか憧れてた先輩がいて なんかねその行為を持ってたんですけど
それがね 行為を持ってるイコール好きとか
なんとかこう セクシュアルなあれを持つからというと そういうことでもなかったんですけど
私も若かったんで憧れてるっていうのがね 今で言えば性格なんですけど
そういう女性の先輩と二人で ジャズ喫茶に行ったことあるんですよ
ジャズバーかな それが仙台のジャズバーです
ブルージャイアントの主人公の大は 中心が仙台なんで
そういうこともあってね 仙台のジャズバーに二人で
その先輩と行ったときのことを思い出したんですよ
なんか楽しかったですね 田舎から出てきて
仙台に行って
田舎の田舎者のままですよね 田舎者のまま
言えないな 田舎者のままのジャズバーに行って
お酒頼んどおしゃべりして
ああいうとこで曲リクエスト受け付けますよとかって あってさ
テーブルの上に紙とペンが置いてあるんですよね
そこにさらさらって書いて 注文のときに渡すと
空いてるときはすぐ お客さんが来るときは何曲か後に
書けてくれるってことがあるんですけど
ああいうのって楽しかったな ドキドキするんですよ
こっちはまだ20歳ぐらいの若者なんで 好きな曲って言ってもたかが
知れてるわけですよ そのすごく狭いレパートリーの中から
この曲が好きだなとかっていうのを 紙に書くんだけど
何十年そのお店やってる人たちからすると
素人かって思うのかもしれないけど でも当時は20歳ぐらいだからビビってたけど
今40歳ぐらいになってみれば 若いお客さんが来て
有名な演奏をリクエストするのって 可愛いじゃない
だからビビる必要なんて多分なかったと思うんですけど
そういうのを機会でやりました
だからどんぐらいベタかっていうとね
ビル・エバーンズのMy Foolish Heartとかね
いやもうベタ中のベタなんですけども
ベタなんだけれども 多分ですよ
僕が4、50歳ぐらいで ジャズバーナーのジャズ喫茶店やってて
もう自分のお小遣いでお酒飲めるようになって 初めて来たようなジャズバーナーの方で
白い紙にさ注文と一緒にパッてそういう
My Foolish Heartとか書いてあったら 可愛いなって
なんとかこの音楽好きになって欲しいな
お世話になってもジャズ聴き続けて欲しいなって 思いながら喜んで書けると思うんだけど
まぁね、そんなことを思い出した
あとはね、ピアノ曲というか ピアノプレイヤーが好きだったので
チック・コリアのなんか書けたような リクエストしたような気がします
確かね、スペインって書いたんだけど
そしたらね、さすがに2曲連続 そんなただただ有名な曲書けれないだろうと思ったのか
わかんないですけど
スペインの、チック・コリアのスペインのね
なんか違うバージョンを書けてくれたんですよ
でね、それがまたいいんですよ
こういうのあるなって思うからね
うん、楽しかったな
いや、何の話だろうか
あの、ブルージャイアントおすすめです
というわけで、なんか
たまにこんな喋りっぱなしの回が あってもいいかもしれない
はい
というわけで
今日はこれで
サイドビー終わります
おやすみなさい
15:53

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