2025-12-20 09:39

UdemyとCoursera統合に関する考察

2026年にUdemyとCourseraが統合するようです。


とてつもない超巨大プラットフォームになりそうですが、いち講師として懸念事項もあります。


果たしてUdemy講師はCourseraで戦うことができるのか?

僕の個人的な見解についてお話します。

サマリー

2026年にUdemyとCourseraが統合することで、オンライン学習プラットフォームの新たな局面が開かれます。Courseraは質の高い講師を厳選したプラットフォームであり、ユーザーはより一層、権威性や実績を求めると考えられています。

UdemyとCourseraの統合
Udemy講師をやっている人には、もうお知らせが届いたと思うんですけども、
2026年にですね、UdemyとCourseraが統合するということで、
Courseraっていうのは、コーセラって書いて、日本だとコーセラって読むらしいんですけど、
英語発音だとコーチェラって言ってる人が多いんで、今回はコーチェラっていう風にね、呼びますけども、
コーチェラっていうのは簡単に言うと、Udemyと肩を並べるオンライン学習プラットフォームですね。
ただ大きく違う点はですね、誰でも講師になれるわけじゃなくて、
いわゆる大学教授とか業界の第一人者とか、そういうちゃんと名誉ある人、
しっかりした人じゃないと基本的には講師になれないっていうプラットフォーム。
似たような媒体にLinkedIn Learningがありますけど、そういうプラットフォームですね。
全世界のユーザーが1億9千万人を超えるみたいで、
Udemyと肩を並べるような巨大プラットフォームになるわけですね。
この2つが統合するんで、かなり大きな規模のオンライン学習プラットフォームになるんじゃないかなと。
Courseraの特性
このコーチェラですけど、日本でも利用者はいるので、
さっき全世界で1億9千万って言いましたけど、
日本ではそこまでメジャーじゃないんで、簡単に調べた感じだと、
2024年時点で登録者が170万人らしいですね。
アクティブな人が約77万人らしいんで、それなりの数がね、
このコーチェラの方にもいるわけですね。
で、こういったことが起こるっていう風になった時に、僕たちもね、
今後どうなっていくのかっていうのは考えておいた方がいいんですよね。
何も考えずに今まで通りやるんじゃなくて、
当然大きな動きがあるわけだから、それに合わせて自分の振る舞い方とか考え方を変えていかないといけない。
今後Udemyを続けるべきなのか、それとも方向転換すべきなのかみたいなことも考えていく必要があるわけですね。
これはあくまでも自分の仮説になるんで、絶対こうなりますよってものではないですけど、
こういう情報を聞いた時、こういうニュースを知った時に、
ああなるほどそうなんだで終わらすんじゃなくて、それによって何が生じるのかどういう風になっていくのかみたいなことはね、
自分で考えるってことをやってみるとね、すごく頭の訓練にもなりますしね、
そういう仮説力みたいなものも磨かれていくんで、ぜひね、自分でもいろいろ考えてみてほしいと思います。
Udemyとコーチェラの違いはさっきね、言いましたけど、
コーチェラってのは基本的にそういう大学教授とか業界のトップランナーとかね、
そういう人たちが講習をやっている。要するに質の担保にすごくこだわっているわけですね。
で、例えばUdemyよりもコーチェラを望んで利用するユーザーってのはどういう人かっていうと、
これはあくまでもね、そういった情報に基づいて推察したね、あくまでもそういう一つの仮説に過ぎないですけど、
Udemyよりもコーチェラを選ぶっていうのは要するに、
そういう教える人の権威とか実績とか専門性みたいなものを重視している可能性が高いわけですね。
別にそうでなければ、アマチュアがいっぱいいるUdemyでもいいっていう風になると思うんですけど、
そのUdemyではなくてあえてコーチェラを選ぶってことは、おそらくそういうユーザーが多いわけですよ。
どこの誰かもわかんない人に教わるんじゃなくて、ちゃんとした人に教わりたいみたいな人が多いと思うんですね。
で、このUdemyとコーチェラがガンと投稿されたときに、当然ユーザーの母数も増えるんで、
講師としてはメリットがあると思われると思うんですけど、当然デメリットとかね、そういったことも考えないといけなくて、
一つはやっぱり一流の人というかね、いわゆる本当のプロと戦わないといけないということです。
Udemyは以前も話したと思うんですけど、セミプロみたいな人がいっぱいいるんですよね。
Amazonの、例えばKindleとかだと、ちゃんとした著者がいっぱいいるじゃないですか。
要するにプロとアマチュア、セミプロみたいなのがたくさんいるような媒体なわけですね。
だからちゃんとした大学教授が本出してたりとか、そういう業界のすごい人が出版社からちゃんと本出してたりとか。
だからAmazonはそういう超一流のプロとド素人、アマチュアが戦うみたいなプラットフォームだったわけですけど、
Udemyはどっちかっていうと、プロも当然いますけど、セミプロみたいな人が多くて、
もちろんその業界で活動はしてるけども、じゃあその、例えばトップクラスの人なのかとかっていうとね、そうじゃないし、
大学教授とかね、そういう、例えばお医者さんとか、もちろん一部にはそういう人もいますけど、
基本的にそういう人は少なくて、どちらかというとアマチュアからセミプロみたいな人が大半を占めるようなプラットフォームになるわけですよ。
だからそういう中に自分が入っていっても、似たような人たちと戦うわけだから、そんなにこう、部が悪くないというかね、戦えるんですけど、
コーチラっていうのは、いわゆるその本物のプロみたいな人たちがね、講師として活動してるわけだから、
もし統合したら、そういう人たちと競わないといけないということですね。
競わないといけないし、基本的にその、統合したことによって増えたコーチラのユーザー、受講生っていうのは、
基本的にはやっぱり権威性実績とか、そういう信頼性みたいなものを重んじる人はと思うんですよ。
だから僕たちみたいな、どこの誰かも分かんない人の講座を果たして買ってくれるのかということも考えないといけない。
全く売れないことはないと思うけども、やっぱりその辺で、この人大丈夫かなとかね、
誰この人みたいな感じに思ってる可能性は高いわけですね。
だから単純にこう諸手を挙げて、わぁやったコーチラと統合するから受講生増えてラッキーって言うわけでもないっていうことですね。
基本的にコーチラっていうのはそういうね、ちゃんとした質の担保をおそらくすごく気にしてる。
ユーザーのニーズと競争
LinkedIn Learningもそうですけど、だから気軽に講師になれないわけですよ。応募しても全然採用してもらえないみたいな。
そもそもバックグラウンドが、どこどこ例えばハーバード大学出てますとかね、
マイクロソフトで働いてましたとか、多分そういう人は採用されるんですけど、
じゃなければ多分もうその時点で弾かれるみたいな、もう履歴書で落とされるみたいな感じだと思うんですけど、
そういうプラットフォームになるわけですね。
だからそういう人たちと自分を比較した時に、もうそのプロフィールとか肩書きの時点で負けてしまって、
もう選んでもらえないとかね、っていうことになるわけだし、
もしそういう、コーチラが51%株を保有するらしいんで、基本的にはコーチラ主導のプラットフォームに変わっていくと思うんですね。
これはあくまでも僕が簡単に調べた情報なので正確でない可能性はありますけど、
もしそうだとした場合、一番恩恵を預かるのは、おそらくユーデミビジネスに採用されている講師なんじゃないかなって思うんですね。
ユーデミビジネスに採用される講師っていうのはやっぱり企業に対して提供するものだから、
それなりの質のあるもの、企業側が納得するような内容になっているものが基本的にはユーデミビジネスに採用されるわけだから、
コーチラの方で売られたとしても、納得のいくレベルにはなっている可能性は高いわけですよ。
だからそういったものっていうのは、コーチラの今のユーザーたちにも納得してもらえるようなものになっている可能性は高いですね。
ユーデミビジネスのときにも話しましたけど、もちろんこれ100%そうじゃないですけど、
ユーデミビジネスの選抜基準にもそのプロフィールとかって大きく関わっていると思うんですね。
何をやっている人なのかみたいなところだと思うんですよ。
以前紹介したシグマ先生とかだったら数学の先生やってますとか、鈴木さんとかだったら企業講師やってますみたいな。
そういうのがやっぱりある人の方がユーデミにも採用しやすいわけですよ。
どこの誰かもわかりませんみたいな怪しい人を採用してね。
とんでもないクレームになったらユーデミの看板にも傷がつくわけじゃないですか。
でもこういうステータスを持っている人ですっていうのがあれば安心ですよね、一つ。
ちゃんとした人ですっていうことは言えるわけだから。
だからそれはますますコーチラでは重要視されると思うし、おそらくコーチラのユーザーはそういうところを見て選んでいると思う。
だから必ずしも、かといってそういう講師、さっきの大学教授とかそういう人たちが出すコンテンツがいいかっていうのはまた別の話ですね。
非常に教科書的な内容で、例えば教科書に書いてある情報をなぞっているだけみたいな可能性もあるわけですよ。
いわゆるその生きたコンテンツじゃない、その人自身のオリジナリティも一時情報も独自性も何にもない、ただ情報を羅列しているだけみたいなコンテンツ。
その仕上がりとしては綺麗だけど中身がなんか表面的で全然こう入ってこないような。
これは僕の勝手な思い込みですけど、やっぱりそういう一般向けに作られているようなもの、企業向けに作られているものっていうのはあんまり変なものは作れないと思うので、
いわゆるその綺麗にまとまっているようなコンテンツが多いんですね。
でなるとあくまでもこう一般的な情報とかになってしまって、本当に深いところの話とかね、一時情報とか独自性とかその孔子らしさみたいなものってあんまり出てない。
むしろそういうものは出してしまうと邪魔になるから、大企業に対してはね。
あまりにも癖が強すぎるコンテンツとかだとね、ちょっと信用にも傷がついたりするわけじゃないですか。
でなるとそういうしっかりしたプラットフォームで出ているものっていうのは、ある意味、いい意味でも悪い意味でも無難すぎて、
なんかあんまりコンテンツとしての質はどうなんだろうっていうところはある可能性がありますよね。
だからそこが僕たちが唯一勝負できるところというか、自分の色を出していって、自分にしか出せない情報を出して勝負するっていうところはやっぱり、
僕たちみたいな小規模でやっている人間だからこそできる。
変なステータスがないからこそ自由にものが言えるっていうね、強みもあると思うんで。
そういうところで勝負していくっていうことになるんじゃないかなと思います。
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