アナリシス・パラリシスの理解
アナリシス・パラリシスという言葉ですね。これ直訳すると、分析麻痺という意味で、ビジネスとかの発信を聞いていると、ちょくちょく耳にする言葉なんですよね。
ちょくちょく耳にするということは、それだけ多くの人が陥ってしまいがちな、症候群みたいなものなんですけど、
要するにどういうことかっていうと、情報を調べすぎて動けなくなることを、このアナリシス・パラリシスっていうんですよね。
ビジネス初心者によくありがちじゃないですか。リサーチしてリサーチばっかりして全然動かない人みたいな。
そういう人をアナリシス・パラリシスって言うわけですよ。そうやって情報を調べれば調べるほど、よく分からなくなってくるんですね。
このスモールビジネスっていうのは、何が利点か何が強みかっていうと、とにかくフットワーク軽く動けるっていうのが一番の武器なわけですよ。
別の言い方をすると、スピードが速いってことですね。すぐに意思決定してすぐに行動に移せる。そしてすぐに軌道修正できるっていうのが、このスモールビジネスの最大の強み。大手企業はそれができないんですね。
膨大なコストとか人材とか、そういったものを投入してやってるから、そう簡単にね、方向転換とかってのはできないし、だからこそ大企業っていうのは事前にしっかりと準備をしないと。
リサーチをしないとね、こけたら大変なことになるから、だから大企業とかはそういうふうにしっかりと、リサーチに時間を費やして、人員も投入してみたいことをやってるわけですけど、
大企業と我々個人が同じことやってたらダメっていうのは普通に考えたらわかると思うんですね。で、なんでその分析をちゃんとしないといけないかっていうと、もちろんその失敗できないからちゃんと分析をするわけですね。
大企業はそれもし失敗したらね、何千万とか何億とかの損失を出してしまって下手したら会社が潰れてしまうみたいな、それぐらいのダメージが大きいから失敗できないわけですよ。
でも僕たちっていうのは失敗してもそんなダメージを食らわないですよね。例えば無形ビジネスであればコンサルティングもそうだしコンテンツ販売もそうですけど、
行動の重要性
売れなくても基本的に何か借金とかね、大赤字を抱えるってことはないわけじゃないですか。単純に収入がゼロなだけでマイナスになるってことは基本的にはないと思うんですね。
だったらとにかくすぐに動いて、動きながら検証していくっていうのが一番最善なんですね。
おそらくこれ聞いてるような意識の高いような人たち、こんな真面目くさっとビジネスのポッドキャストを聞く人っていうのはそれだけ学びに対して貪欲な人が多いと思うんで、意識が高い人だと思うんですけど、
おそらくそういうリスナーの人たちも、他のそういう成功した人たちの発信を聞いたことあると思うんですよ。
彼らが口を揃えて言うのは、失敗することが大事なんだっていうふうに言ってるわけじゃないですか。失敗したらダメだよっていうふうに言ってる人は少なくとも僕は一人も見たことがないから、とにかく失敗しなさいと。
失敗と成功はセットで、失敗をすることによってそこで改善とかね、そういったものが生まれて、それを繰り返すことによって少しずつ成功に近づいていくんですよっていうふうに言われているわけですよ。
だから失敗しないと成功ってのはないわけですね。僕たちっていうのは基本的に何もない状態、素人の状態からスタートするわけだから、失敗したら当たり前なんですよ。
でもそこで、なんでそれで分析中毒みたいな感じになるかっていうと、失敗したくないからですね。リサーチしてリサーチして、もう本当に売れる商品しか作りたくないみたいな、コンテンツを作るにしても絶対にこの1本目から外したくない、もう独大ホームランを打ちたいみたいな感じで立つから、こういった席に立つからね。
だからもう全然怖くて立てないんですよ。空振り三振とかできないから。だからいつまで経っても練習練習といって、いつまで経っても現場っていうか試合に出てこないみたいな、そういう状態ですね。
でもこう打席ね、100打席とかね、立ちまくってたらそのうちに1回ぐらいホームランが出たりするわけですよ。だからそんな感じでやればいい。だから失敗はした方がいいよってみんな言ってるわけですよ。
失敗することによってそこに学びがあって、学びを得ることによって徐々に精度が上がっていくというか、失敗から学びを得てそれを改善につなげるから成功確率ってのが上がってくるわけですけど失敗するためにはまずチャレンジをしないといけない。
でもそのチャレンジをするってことをしないからいつまで経ってもその成功に近づいていかないってことですね。そもそもの考え方として失敗したらダメなんだっていう考え方をまずは捨てないといけない。
そういうふうに考えるとさっさと失敗した方がいいやってなるとすぐに動いた方がいいわけですよ。さっきも言ったみたいに動いて失敗してもそんな打撃はないからダメージは食らうわけじゃないから別にねそれでじゃあ何か多いことも例えば家を失うとか家族を失うとか路頭に迷うとかそんなことはないわけじゃないですか。
だったらもっと気軽に動けばいいんですけどこのアナリシス・パラリシスにハマる人ってとにかく分析リサーチが大好きだから分析リサーチをひたすら繰り返すんですね。
いつ前立っても動かない。何かこう分析してこれだって思ったらまた別のものに目移るしやっぱりこっちじゃないかなみたいな感じで動かない。
例えば情報発信してもそうですけどブログ、YouTube、ポッドキャストとか全部そうですけど1本目からそんな良い記事を書く必要ってないじゃないですか。ブログだったら良い記事だしポッドキャストも最初から完璧なエピソードとかYouTubeもすごいクオリティの高い動画出したりとかって基本的にはできないし
そういう人って基本的に完璧主義の人が多い。とにかく完璧なものを求めて最初の一歩を全然踏み出さないみたいな。仮にやるとしてもブログ1記事書くのに数日かかったりとかYouTube1本撮るのに1週間ぐらいかかったりとかそういう風になってしまうわけですね。とにかく行動スピードが遅いんですよそういう人たちっていうのは。
だから行動スピードが遅いから当然その失敗するまでも時間かかるし検証とかもね時間かかるしやっぱり今すごくスピードが大事ですよっていうふうに言われているわけだから行動スピードが遅ければその分結果が出るのが遅くなるわけですね。
だからそういう完璧主義を捨ててとにかくまずはやってみてそこで答え合わせをしていくっていうのが一番いいんですけどそもそもそれをしない。
そういう質にこだわるってこれも前言ったと思うんですけど質にこだわってますっていうのは響きだけ聞いたらものすごい良いことをしているように聞こえるじゃないですか。私は質にこだわってますみたいな。
まあいいことです。もちろん質にはこだわった方がいいんですけどそれはある程度の段階に来た人が考えることであってまずは量をこなさないと質っていう領域に達してないわけですよ。
情報発信の初歩
全く未経験のど素人がいきなり1本目から質にこだわってどうするんだって話じゃないですか。それこそまあ情報発信ではブログ、YouTube、ポードキャストとか1本目のねそういうコンテンツを出してもアクセス一桁とかですよ。誰も見てない。
そこに果たしてそれだけ時間かける意味があるのかということね。まずは情報発信に慣れるっていうことをするためにクオリティーはまずは差し置いてとにかく数をいっぱい出す、場数をいっぱい踏むっていうことを優先してやっぱり量をこなすことで質が上がっていくから。
質が上がったらその時点でちょっと質にこだわり始めてっていうのが普通の手順。これはもちろん情報発信でビジネスだけじゃなくて他のこともそうだと思う。
全く未経験の人がまあ野球でいいです。僕別に野球やったことないし野球詳しくないですけどまあ野球がパッと出てくるんで野球に例えますけど
全くバットも振ったことがない人がもうねホームランを打つためのフォームとかもう完璧にこう仕上げてね。もうビデオとかですごい研究してやってて
お前何やってんのって話じゃないですか。まずはその普通にね野球がプレーできるようになれよって話じゃないですか。でもそれをやっちゃってるんですよもう
プロ野球選手の野球のバッティングフォームをとにかく研究してもう絶対にこの完璧なフォームを仕上げないと自分は打席に立たないんだみたいな
ことをやってるわけですよ。いやそれはもうちょっと先になってまずはその
バットにボールを当てることからまずはしなさいよってフォームどうのフォームラン打つどうのこうのっていうよりもね
何やってんのお前ってなるじゃないですかそういう風になったら。他のスポーツもそうですしスポーツだけじゃなくて
じゃあ料理とかでもいいですよ。料理全くやったことがない人はねもうそういう高級料亭の超一流のなんかその料理人みたいなことでね
こだわってこだわってこう包丁を入れるのもすごいこう丁寧にやってとか何やってんのって話じゃないですか
まずはこの料理を作るってことをやれ、なれろと。ある程度できるようになってからそういう領域にチャレンジしなさいってなると思う
でもそれを情報発信でやってるわけですよもう本当にズブの素人が一本目からそんな感じでもうとにかくこだわってこだわってみたいなことやって
大抵そういう場合って出さないんですね。やってこだわってこだわったけどやっぱりやっぱなんか違うって言って出さないみたいな
それではもう全然もうね当然発信なんかできないしまあしたとしても全然埋もれてしまうとやっぱりこれだけたくさんの人が情報発信している今の時代で
認知と信頼の構築
たまに発信するぐらいのスタンスではもうほぼ誰にも見つけてもらえないわけですよ
とにかく自分の知名度が全くないんだったらとにかく露出を増やしてまずは認知を広げていかないといけない
けども露出が少なすぎてそもそも認知が広がらないっていうね だから1年目とかってとにかくもう認知のステージでいいんですよ
売るとかってことを考えるんじゃなくてまずは自分の存在を知ってもらうっていうために発信をいっぱいしまくるってね
何事も順序とか手順というものはあると思うんですけどそれをせずにいきなりセールスをするから誰も買ってくれないわけですよ
誰も自分のこと知らないのにいきなり強引に何か売りつけようとするから売れない まずは認知を広げて信頼をためてその後にセールスをするから売れるようになるわけ
だって じゃあその認知を広げてどうすればいいのかっていうともうとにかく露出を増やすお金があるんだった
広告を使えるけども広告が使えないんだったらもう情報発信しまくるしかない でその質にこだわるっていうのはその後でいいわけですよ
もう1本目からとにかくそういう分析分析リサーチリサーチみたいなことをやってたらいつまで経っても動けないから
もうどうせ1本目2本目とかねまぁそこ最初の30本40本は誰も見てない誰も聞いてないんだから そんな分析なんかしてるんじゃなくてとにかくすぐに動くってそれがすごく大事だと思います