需要の理解
今回はですね、需要というものに関して、僕個人の見解を述べていきたいと思います。
もちろん僕個人の見解なので、今回お伝えすることが絶対正しいですよ、というわけではないですけど、
考え方の一つみたいな感じで、頭に留めておいてもらうといいかなと思います。
当然ビジネスってのは需要と供給で成り立っているので、この需要を意識するっていうのは当然ではあるんですけども、
この需要ばかりに気を取られてしまうっていう人が結構多いなっていうふうに感じています。
そもそもですね、スモールビジネスとビッグビジネスって考え方が違うっていうね、その前提をまずは理解しておく必要があって、
通常例えば大きいビジネスですよね、そういうビジネスっていうのは当然需要がないと成り立たないわけですね。
コストもそれだけかかっているわけだから、需要がなければコストをペイできない、すなわち赤字になって潰れてしまうので、
当然需要の大きいビジネスをやるっていうのは当たり前のことですけど、
スモールビジネス、特に我々のような個人でやっているビジネスっていうのはコストがそもそもほとんどかかってないわけですね。
さらにそういうマスに向けて何かを売るっていうものではないわけです。要するに数をたくさん売らなくてもいいわけだから、
需要がそんなに大きくなくてもいいんですね。でもやたらこの需要需要っていうところばかりを意識して、
そもそもやる前からもうこれは売れないっていうふうに決めつけてしまう人が結構いるんですよね。
だけど売れるかどうかっていうのはやってみないとわからないわけですよ。
で、そういう企業塾とかそういうところでもね、需要を意識してリサーチしろみたいなことを言うわけですけど、
だいたいこの需要っていうのは共通しているわけですね。例えばダイエットとか恋愛とかね、健康とか、あるいは英語とかね。
だいたい一緒じゃないですか。じゃあみんな同じもの売るのかっていう話ですよね。でもそうじゃないと思うんですよ。
世の中のビジネスを見渡してみても、需要があるものってだいたいパターンが決まってますよね。
じゃあすべての会社がそれ売ってんのかって話じゃないですか。
例えばじゃあトイレットペーパーが売れる、まあ非生活出品だから需要があるのは間違いないですね。
じゃあすべての会社がトイレットペーパー売ればいいじゃんって、そんな単純な話ではないわけじゃないですか。
当然それが向いている会社もあれば向いていない会社もあるわけであって、向き不向きみたいなものが存在する。
で、個人っていうのは特にその自分の適性とかっていうものに大きく左右されてしまうわけですね。
会社、組織、チームでやっているようなところっていうのは、個人の裁量とか適性っていうものは直接大きくその結果に反映されるっていうのは少ないわけですね。
複数の人間でやっているので強み弱みってものをお互いに補い合うことができるんで、特定の個人の適性がないから、じゃあこのビジネス、この会社はうまくいかないってことは滅多になるわけです。
だけど我々スモールビジネス、個人ビジネスっていうのは自分の適性がすべてなわけですね。
適性の重要性
だから向いてないものを選んだ時点でもう99%失敗するみたいなものです。
これは過去にも話をしましたけど、じゃあ大谷翔平が小球やって藤井壮太が野球やって成功しましたかって話ですね。
それは彼らにとって才能のあるもの、向いているものを選んだからその分野でもう伝説的な結果を残すことができたわけであって、
そこの選択を間違えてしまったらどんなにあれぐらいすごいような人物であっても、おそらく人並みか人並みかぐらいの結果しか残せないわけです。
だからそれはやっぱり自分の適性にまずは考えないといけないわけですけど、要するに考え方が逆なわけですね。
大手ビジネスとかそういう需要ありきみたいなものっていうのは外側、自分の外側ですね。
需要があるかってところから見ないといけないわけですけど、個人ビジネスってのは逆で、まずは自分を見ないといけないわけですね。
自分に何があるんだ、何が提供できるんだろうっていうものを考えて、その後にそれを市場に届けていくっていう、
いわゆるプロダクトアウト型に近いような考え方で考えたほうがいいわけですね。
仮に需要があってもじゃあ自分がそれを満たせなかったらどうなるんですかってことじゃないですか。
よく言われるのが、そんなの売れないとかってね。しかもそれが自分で売れないっていうならまだしもう第三者にね、企業塾の主催者とかにね、そんなの売れないよって言われるっていうのはね、
僕はすごいもったいないことだと思うんですよ。他人に決められてね、じゃあそれ自分諦めるのかって話じゃないですか。
自分が何か売りたいものがある、でもそれが世間一般ではあんまりニーズのないものだとしますよね。
でももう自分にはそれしかないわけですよ。ただもうそれを売るしかないわけですね。
だけどいやそんなの売れないよって第三者に言われて、自分にはできること、自分にしか提供できないような価値を諦めてしまうっていうのは非常にもったいないわけ。
しかもそれってやってみてもないのに決めつけてるわけですね。そんなの売れないよって。
本当に売れないのかってことですね。これを考えるときにね、もしその自分が売りたいと思っているものがあって、
それを自分が売りたいもので稼いでいる人が一人でも存在するんだったら、それは理論上は稼げるってことですよ。
だってそれで稼いでいる人が実際にいるわけだから。だからその何をやるかじゃなくてどうやってやるかの部分さえちゃんとできていれば同じように稼ぐことはできるってことですね。
もしこの地球上にそれで稼いでいる人が一人も存在しないのであれば、本当にそれって売れないのかもしれないんですけど、
一人でも二人でもね、それで稼いでいる人がいるんだったら、需要はあるというかね、十分稼げるっていうことになるわけですよ。
でもそういうところを見ずに、そんなの一般的に社会で求められてないから売れないよみたいな風に言われてしまったら、もうその人はじゃあもう何も売れないってなっちゃいますね。
全員が全員そんな世の中に求められるような大きな需要があるものを提供できるものでもないしね。
でもマイナーでニッチでマニアックでニーズがあんまりないようなものでも、世の中で受けているものっていっぱいあるし。
それこそ例えばマイナースポーツとかね、そういうのでも競技人口はそれなりにいて、マイナースポーツに特化したスポーツショップとかも十分成立していたりとかね。
そういうのってまあそれこそ在庫を抱えたりとかね、場所代払ったりスタッフを抱えたりとか、それなりのコストがかかっていてそれをペイしないといけないけども、それでも成立しているとかね。
需要と自己の適性
あるわけですよ。だからその世間一般のニーズがどうこうとかっていうところだけじゃなくて、自分のまあそのね、まあ稼ぎたい金額はいくらかによりますけど、
そんな何億とか何百億とか稼ぐつもりがないんであれば、そんな大きな需要っていらないんですよ。
そもそもそんな大きな需要があっても全員に提供できないから僕たちっていうのは。だからそこをちゃんと考えないと自らそのやる前から可能性を閉ざしてしまう。
しかもそれをやってもないのに決めつけで閉ざしてしまうっていうのは非常にもったいないと思いますね。それがいわゆるその不可能思考とか制限思考って呼ばれるものであって、
うまくいく人ってそれを可能思考で考えるわけですよ。難しいけどどうやったらできるかなってことを考えるといろんな方法とかね、
そういったものが閃いてやっているうちに少しずつの目標に向かって近づいていくことができるんですけど、
不可能思考制限思考の人っていうのはもうやる前から無理だ不可能だできるわけないって決めつけてるわけですね。
しかもそれが無責任に第三者、自分のことをよく知りもしないようなそういうどっかの主催者みたいな人にそんなの売れないよって言われて決めつけてしまう。
じゃあそれで本当にいいんですかってことですね。だって自分には得意なものがこれしかないんだったらもうそれを売るしかないわけじゃないですか。
そんな需要なんかリサーチしたところでじゃあ英語に需要があります英会話需要がありますでも自分は結局英語も英会話も教えられませんってなったら
提供できないわけですよダイエット需要ありますでもダイエット別に興味もないし教えられません。
じゃあ提供できないわけですよ。リサーチしたところでどうしようもないし結局リサーチなんでね。
ネットで調べる情報なんて大体2回あったものだからじゃあ全員が同じものを売るような形になってしまって結局売れないってなってしまうわけですね。
そういう需要があって僕たちは別にそれに対して適性もないし情熱もないしという状態の中でそれに対してものすごく好きで好きでたまらないみたいな人もいっぱいいるわけですよ。
そういうものを選んでしまったら彼らに勝てるわけがないですね。
こっちはイヤイヤやってる中で相手はもう時間を忘れて無我夢中で楽しみながらやってるような人に勝てると思いますかって話じゃないですか。
それが適性なわけですね個人の。
だから僕がコンテンツ販売を選んだのもそれが理由で他の人がひいひい言いながらね1個のコンテンツ作るのにものすごい苦労してるのに僕は結構あっさりと作れたし楽しみながら作ることはできた。
だからこれ向いてんのかなっていうのでこれをビジネスに選択したわけですね。
そういうものが自分に向いてるものだったりするわけですよ。
でもそれをじゃあ今AI流行ってるからAIやろうとかね。
なんか今TikTokが流行ってるからTikTokやろうとかね。
それは他人軸で考えてるわけですよ。
自分がやってみてこれ楽しいな合ってるなって思ってそれを選択するなら順序的にはね合ってると思うんですけどそうじゃない。
需要ありきみたいなところばっかり考えてしまって。
でも需要があっても自分に求められてなかったら結局売れないから。
英語に需要があってもじゃあ自分の英語のコンテンツ自分から買ってくれますかって話ですね。
他にエキスパートみたいな人がいっぱいいる中で。
それと同じ考え方ですよ。
だからこの個人ビジネスってものとそもそも大きいビジネスってものの考え方が違うしそもそもその需要の規模も本当にそんなね。
何百万人とか何十万何万せめて何千とかそんな需要がないと我々はねビジネスとして成立しないのかってことを考えるってことが大事だということですね。
みんな需要ばっかりちょっと考えすぎじゃないかなってすごい思います。