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アポロオフィシャル・ポッドキャスト ジョーブログ志向
こんにちは、アポロです。
今日はですね、妥協と許容というテーマでお話していきます。
有料のコンテンツを作るときに、すごく重要な考え方というか、
僕個人が持っているポリシーとか信念みたいなものでもあるんですけど、
妥協はしないけど、許容はするっていうね。
こういう考え方を持つことが、このコンテンツを作る上で
すごく大事になってくるんじゃないかなと思うんですね。
妥協と許容っていうのは似てるんですけども、
僕は違うものだというふうに捉えていて、
具体的に何がどう違うのかということですけど、
妥協っていうのは簡単に言うと手抜きなんですね。
だから自分の出せる力が100だとした場合、
例えば50とか30とかの力でやる。
これは妥協なわけですよ。手を抜く。
そしてコンテンツ販売とかをやっている人の大半とまでは言わないですけど、
多くはこのパターンでやっているんですね。
とにかく自分の手間が減る。
自分があんまり働かなくて済む、労働しなくて済む。
自分があんまり作業しなくて済む形で
手っ取り早くたくさん稼ぎたいみたいな人が
やっぱり多い傾向にあるんじゃないかなと思うんですね。
これだとよろしくないわけです。
当たり前ですよね。価値が下がるし。
価値が下がるだけじゃなくて信用も落とすから、
やっぱり長期的に見るとマイナスになってしまうわけですね。
だけどやっぱり自分が儲けることしか考えない人っていうのは、
いかに自分が楽をしてたくさん売って儲けるのかみたいな。
買い手の視点に立ってないから、
粗悪な商品をいっぱい作って売る。
その結果単発的には稼げてもその後続かなくて
自利品になってしまうみたいな人が多いような印象があります。
だから妥協はしたらダメなんですよ。
だけど許容はしないといけないですね。
許容っていうのはさっきのケースに当てはめて言うならば、
自分が出せる力が100だとしたら、100は出し切るわけですよ。
全力は出す。
けども完璧なものが作れなくてもそれを許容するってことです。
要するにコンテンツ販売をやってる人の多くは
完璧主義者になってしまうんですよ。
完璧なものを作らないといけないという、
そういう幻想みたいなものに縛られてしまうわけですけど、
これになってしまうと本当に行動のスピードが落ちるし、
いつまで経ってもコンテンツが完成しないってことになるわけですね。
この完璧主義の本質っていうものを掘り下げて考えてみると、
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ほとんどの場合ですね、
自分が批判されるのが怖いっていう恐怖が根源にあると思うんですね。
だからいいものを作りたいっていう意識はもちろんあるんだろうけども、
何よりもやっぱりそういうものをね、不完全なものを世の中に出して、
周りから批判されて自分が傷つくのは怖いっていう、
要するにベクトルが自分に向いてるというのが根源にあると思います。
だけど完璧なものっていうのは作れないですね。
それはもう我々だけじゃなくて、
どんなすごい人でも完璧なものっていうのは作れないわけです。
だからそこを目指しても、
いつまで経ってもその完成っていうものにたどり着かないので、
自分が出せる力100%を出し切ったんであれば、
もうそれでいいんですね。
仮に世間一般的なクオリティから考えると、
ちょっといろいろ欠点とかがあったとしても、
それを許してあげる。
そういう不完全な状態っていうものを許してあげるってことですね。
自分よりも何年もキャリアが実績もたくさんあって、
チームで仕事をしているような、非常にクオリティの高いコンテンツを出しているような人のものばかりを見ていると、
自分には到底ああいうものを作れないというふうにメンタルブロックを感じてしまうだけではなくて、
そういうものを作らないとダメなんだみたいな意識が非常に強くなって動けなくなるんですね。
YouTubeなんかもその傾向が非常にあるんじゃないかなと思うんですけど、
YouTubeってみんなすごい良い動画を作るじゃないですか。
撮影環境も良いし、良いカメラ使ってたりとか、音声も良いし、編集も上手だしね。
台本なんかも作ってあって、スクリプトもしっかりしててみたいな。
非常にクオリティの高い動画が多いですね、最近のYouTubeっていうのは。
そういうのばっかり見ていると、
あれぐらいのものを作らないといけないんだっていうふうに思ってしまうわけですよ。
そうなると動けないですね。
そしてスキルの足りない自分がそういうものを作ろうとしても、いつまで経っても完成しない。
スキルっていうのは経験を積む上でどんどん磨かれていくものなので、
経験がない状態でスキルを磨いていくってのはできないわけです。
だから全く経験のない人が、
そういうすごく質の高いコンテンツを出しているYouTubeとかを見て、
同じものを作ろうとしても作れないんですね。
だけどそこに縛られてしまって、
いつまで経ってもYouTubeが発信できないとかね。
っていう人って本当に多いんですね。
それと一緒にコンテンツも完璧を求めて、
例えばちょっと言葉に詰まったからやり直しとかね。
勘だから取り直しとかね。
っていうことを繰り返していったら、
いつ完成するんですかっていう話ですね。
それだとやっぱりものすごくコンテンツを完成するまでの時間がかかるわけですよ。
例えば自分がコンテンツを作っていく中で、
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ちょっと勘だりとか言葉に詰まったりして、
それってどれぐらい影響がありますかってことですよ。
例えばそれが頻繁にあって聞いている側が不快に感じるレベルであれば、
さすがにそれは取り直したりとか必要かと思うんですけど、
ちょこちょことそういうのが入ったぐらいだったら、
ほとんどの人は大して気にも止めないわけですよ。
だからそこを取り直すだけの時間や労力と、
取り直さなかったときの違いっていうのはほとんどないわけですね。
ってなるとそこに使った時間とかって無駄になってしまうわけです。
だからある程度は許容してあげる。
こういうのがなっちゃったけど、これぐらいだったらいいかなみたいな。
それは妥協ではないですね。
妥協っていうのはさっきも言ったみたいに手抜きのことだから。
最初からは楽したいから、
例えば自分だったら5時間ぐらいのオンライン講座が作れるだけの能力があるにも関わらず、
もうめんどくさいから1時間ぐらいのものでさっさと切り上げてしまうとか。
それは良くないです。
それは良くないけども、
ちゃんと自分の力を出し切った上でちょっとミスがあったとかぐらいであれば、
僕はもう出してしまってもいいと思いますし。
そのミスがあるってことが人間らしさに繋がったりとか、
その作り手に対してちょっと親近感を持ってくれたりとか、
っていうことがあるわけですよ。
完全無欠のロボットが作ったみたいなコンテンツっていうのはね、
人間味があんまりないんで、
情報の質素自体は高いかもしれないけども、
あんまり作り手に対してそういう個人的な感情を持つようになったりとかっていうのはあんまりないと思うんで。
だからそういうミスも含めてコンテンツというかね、
コンテンツっていうのは要するに自分の分身みたいなものなんで、
自分という人間を通して何かを表現していくっていうのがコンテンツなので、
ただの情報の塊だったらもう一個でいいわけですよ。
だからやっぱり作り手によってその作り手の個性が反映されるから、
同じテーマのコンテンツであってもいろんなものがあるし、
それが合う合わないみたいなものがあるからやっぱりいろんなね、
多様性に富んだコンテンツが必要になるわけですね。
だからそういうミスとかクセとかね、
そういったものも含めて自分のコンテンツなので、
そういったところも許容してあげるわけですよ。
自分は喋るのが苦手だからね。
じゃあ何かこう話すのがあんまり上手じゃないからダメなんだじゃなくて、
それが一つの色だったりとかね、
するわけだし、それでも聞いてくれる人もいるわけですね。
だからそこを考えてやっていくっていうね、
100%完璧なものを作ろうっていう意識が強く働くほど動けなくなってしまう。
それでじゃあコンテンツ一個作るのに3ヶ月かかったとしたら、
1年間で作れるコンテンツが4つですよ。
それでじゃあ満足な収入が得られるまで何年かかりますかってなるとね、
下手したら一生かかってもその時がやってくることはないみたいなね、
こともあり得るわけですね。
であればある程度スピードも意識することがすごく大事で、
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スピードってビジネスにおいてあんまり重要視されてないんですけど、
実はすごく重要だったりするのね。
そことの兼ね合いも考えていくと、
ある程度のやっぱり許容っていうものはね、
必要になってくるんじゃないかなと。
でなお、デジタルコンテンツのいいところは、
この販売開始した後も内容を手直しできるんで。
最初販売してリリースした時はちょっと何かミスがあったから
ううって思ったとしても、
じゃあそこの部分は後からね、
時間できた時に取り直しをしたりとかね、
で差し替えたりもできるわけだから。
ラストタイミングで100%完璧なものを仕上げる必要はないので、
それがやっぱりスピードを上げるコツだし、
コンテンツを量産していくために必要な考え方だと思うので、
妥協を絶対してほしくないんですけど、
許容っていうのはね、やっぱりしていくことが大事じゃないかなと。
完璧であらなければならないっていう、
そういう意識が強いほどやっぱり苦しくなってしまうし、
動けなくなってしまうので。
コンテンツを作る時だけじゃなくて、
そういった自分に対するね、
まあ思い込みというか観念を手放して、
もうちょっと楽にね、やっていくってことがすごく大事なんじゃないかなと思います。