2024-07-07 09:38

ジャムの実験の例のアレ【マーケティング】

行動心理学でよく出てくるジャムの実験のやつ。


「選択肢が増えすぎると人間は選べなくなる」という法則です。


だから「選択肢が増えすぎると購入率が落ちるよ」と言われているのですが....

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こんにちは、ポロです。ビジネスをやるならですね、行動心理学を学ぶのはすごくおすすめで、行動心理学にはですね、人間のいろんな勾配パターンみたいなものが実例として出てくるので、実際それをマーケティングに活かしたりとか、コピーライティングとか、例えばダイレクトレスポンスマーケティングと言われるものはですね、この行動心理学を元に作られているような手法もたくさん含まれているんですね。
だから、それらを学ぶってことは要するに、人間の行動心理を学ぶということになる。で、行動心理学、例えば有名な本であると【予想通りに不条理】とかね、僕も読みましたけど、それとそれに付随するような本が何冊かって。それ買って僕も読んでみたんですけど、この行動心理学の中に出てくるものの実例で、よくですね、この日本のWebマーケティングの世界でも出てくる例があるんですね。
それは何かっていうと、選択肢を増やしすぎると人間は思考停止状態に陥って選べなくなりますよっていう話。で、それの実際に行われた実験があって、ジャムの試食ですね。
確か6種類、試食を6種類にしたパターンと30種類だったかな。なんか20種類か30種類ぐらいの試食にしたパターン。どっちがジャムが購入される確率が高かったかっていうと、この6種類の方。要するに選択肢が少ない方が売れて、20種類か30種類か忘れましたけど、数はあんま重要じゃないと思う。とにかくたくさん選択肢がある方の方が実は売上が低かったんですってね。
そういうまあ実際その行動心理学の実験の中でもそういうジャムの実験っていうのがあって、だから人間って選択肢が増えると売れなくなる。だから選択肢増やすぎたらダメですよーっていうね、ふうに言われているんです。
もちろん状況によってはそうかもしれないけど、じゃあ本当にそうなのかってことをね、ちょっと考えてみてほしいんですけど、それはおそらくそのジャムのケースだったからってのが一つあると思うんです。別にジャムって買っても買わなくてもいいですよね。
例えばAmazonで何か買おうと思って、もう買うつもりで言ってる時に選択肢がいっぱい出てくるわけじゃないですか。それこそAmazonなんかも膨大な数の選択肢があるわけだから、でも何かを買うって決めてたら、買うと思うんですよ。
その中一個一個吟味したりとか。例えば僕今度また旅行に行くんですけど、ホテルを選ぶときに、ホテルのブッキングサイトでめちゃくちゃ選択肢あるわけですよ。
で選べないってなって、じゃあ買うのやめた、ホテル予約するのやめたとはならないじゃないですか。だから必要であれば見るんですよ、人間っていうのは。一個一個ね。めんどくさくても。
だからJAMで別に必要ないし、そもそもJAM欲しいと思ってない、必要だと思ってない人が実験に参加したんであれば、そういう結果になるかもしれないけど、これは状況によると思うんですね。
しかもこの選択肢が多すぎると買いませんよとか、購入率落ちますよっていう話の実例として用いられるのが常にこのJAMの話ばっかりなんですね。
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だからたまたまそのときはそういう結果が出たかもしれないけど、そうじゃないシチュエーションでのね、そういう実例みたいなものを耳にすることはないんですね。
だからそれであったかも、もう世の中の真理だみたいな風に言ってる人も多いんですけど、状況にもよるじゃないですか。例えばユーデミとかでオンライン講座とかいっぱいあるじゃないですか。
で何か何かのテーマに、じゃあマーケティングならマーケティングで検索してバーっていっぱい講座が出てくるわけですよ。
どれ選ぼうかなと思ったときに選択肢が多いからじゃあ買うのやめたとはならないですね。そういうときに人間はどういう真理で物事を選ぶのか。
日々のシチュエーションもそうですよね。一つは価格です。
だからもういっぱいあって選べないときはとりあえず一番安いやつ選ぶとか、あるいは一番高級なやつ選ぶとか、価格で選びますよね。
あるいは知ってる知らないとかっていうところでも選んだりするわけですよ。例えばよくあるのが薬局とかね、スーパーとかに行ってシャンプーを買うっていう時に
シャンプーなんかめちゃくちゃ選択肢あるじゃないですか。いっぱいあってどれがどれかわかんない。
けどまあだからとりあえず一番安いの買うか、もしくはなんかこれCMで見たことあるなみたいな。
なんか知ってるしまあこれだったらとりあえず大丈夫かなみたいなものを選びますよね。
そういう考えずに選ぶっていうのをヒューリスティックって言う。これも行動心理学の用語なんですけど、そういう思考パターンになるわけです。
無意識でそういうふうに選んでしまう。反射的にね。もう考えるのがめんどくさいからそういう理性的に考えるっていうプロセスを経ずに
反射的に潜在意識とか無意識で買ってしまうみたいな、そういう行動をヒューリスティックというふうに言うんですけど、選択肢がたくさんあってもですね、そういう
ヒューリスティックが働いて購入するってことは十分あるわけです。言うでもいいとこだったら例えば
ベストセラーのバッジがついているとか最高評価のバッジがついているとか、もう考えるのめんどくさいから。僕もそういう買い方することありますしね。
何か特定のテーマについてバーっと検索して講座がいっぱい出てきたら、もう一個一個見るのめんどくさいからとりあえずまあベストセラーのやつとかね
最高評価のやつ買っておけば無難かなとか。あるいは言うでもいいだったら、まあその講座の時間ですね。
だいたい言うでもいいって、まあセール期間中って同じぐらいの金額で売られてるんで、日本円だったらまあ1500-1600円ぐらいで売られてるんで、
まあ講座の時間長いやつですね。1時間の講座よりは5時間の講座の方が何かいっぱい学べそうな気がするから、そういうところで選んだりするわけですよ。
だから選択肢が多くても売れないなんてことないですね。だからそれこそそういう巨大なプラットフォームなんかも膨大な数の選択肢があるわけだから。
もしその理論に基づいてやるならば選択肢を増やせば増やすほど売れなくなるってわけですけど、
まあAmazonにしろ言うでもいいですよね。めちゃくちゃ売れてるわけじゃないですか。だから必ずしもそういうわけではないケースもある。
だけどそれがあたかも世の中の真理であるかのように選択肢を増やすと売れませんよみたいなことが言われている。
それはただそのジャムのその実験があった。確かその本予想通り不条理か、もしくはそれの別の本です。
同じ著者が書いた本の別の本かなんかに実際その実例みたいなのが出てくるんですけど、その例だけで決めつけちゃってるわけですよ。
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今って多様化の時代ですよね。本当にいろんな人がいるんで、いろんなパターンの商品とかを出していった方がいろんなその人たちにリーチできる。
1個の商品しかなかったらそれが合わないって人は買わないけど、何パターンかあったら、このAパターンのAの商品は合わないけどBの商品なら欲しいとかっていう人も出てくるわけだし。
基本的に僕たちっていうのは無形商品を扱っているんで、売れなくてもリスクはないわけですよ。だからたくさん出している方が当然確率論を書いてもその方が売れやすくなりますね。
例えばココナラとかで商品を出す時に1個しか商品を持ってない人と10個商品を持っている人だったら単純定算ね。確率から言っても10個持っている人の方が当たり前ですけど売れやすいですね。
これ10個商品作ったからじゃあね選択肢が増えたから売れないかってそうじゃないと思うんですね。
だからそれはケースバイケース。確かにその選択肢が増えることによってもう買うのやめたってなるケースもあると思うんですけど
シャンプーを切らしてシャンプー買わないといけない時にスーパーに行ってシャンプーがぶわーって並んでてもう選べない買うのやめたとはならないじゃないですか。
何か勉強しないといけないものがあってね本屋に行って本がずらーっと並んでてもう買うのやめたとはならないじゃないですか。もう買わないといけないわけだから。
あるいは欲しいってなっても自分が何か欲しいとかこだわりの持っているものって特にオタクの人とかねそういうマニアの人ってもう一個一個こう
全部ね吟味してというかチェックしたりしますよね。 だから選択肢が多いから売れないっていうのは僕はちょっとあまりにも短絡的に考えすぎてんじゃないかなみたいな。
逆に多様化の時代なんだからいろんな商品がある方がいろんなニーズに答えることができるしたくさん商品をね我々が作ったとしても売れなくてもね。
別にそれで赤字になるわけじゃないんだからいろんなパターンの商品を持っておいたほうがいいと思うんですよ。 そのほうがいろんなタイプのお客さんをね
集めることができるわけだし。 だからなんかストーリーライティングには興味あるけど
なんだろうなじゃあパブリックスピーキングには興味ないとか そういう人もいるわけその逆もいるわけですね。
だからストーリーの商品とかパブリックスピーキングの商品とか持ってて もちろん両方興味ある人もいるし両方興味ない人もいるけどこっちは要らないけどこっちは要る
みたいな人もいるんですね。 だからそれをできるのが無形商品販売の強みだと思うんですよ。それが有形商品だったら気軽に
ポンポン商品を増やせないから。 売れなかったら赤字になっちゃう。だけど無形商品っていうのはまあ基本的にコストはかからないからそういう
いろんなパターンのものが作れるわけですよ。 今回それを伝えたいというのも一個あるんですけどそういうなんか
いわゆるどっかで学んだことをまあもちろんそのね いいんですけど学んだことをもう絶対心理科のように信じ込んでもうそれ以外はもう
全部違うんだみたいな風に決めつけるのは非常に危険かなと。 頭がデッカチとかね頭が硬くなって柔軟に考えることができなくなるんで
今回のケースもそうだしね過去のエピソード、ザイオンスコーカーとかそういう話もしましたしね。
それでも全部そうだと思うんですけど状況によると思うんですよ。絶対100%そうなるとは限らない。
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むしろそうならないケースも結構多々あったりするわけなんで、それで全部決めつけて考えてしまうと非常に視野が狭くなってしまう。
あとはまあ状況とか時代とかにもよるしね。 だからその例のジャムの実験
それで選択肢増えたら売れませんよっていう風に結論づけてしまうのはあまりにもまあちょっとね
短絡的すぎるかなというふうに思うのでこれからね多様化の時代に応えていくんだ ればまあいろんな種類のね
商品を持っておく方が僕はむしろ売れるんじゃないかなと思います
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