有料コンテンツを作るときに、ノウハウをレクチャーする系のコンテンツを作る場合、なかなか言葉が出てこないということが、初心者の人は多いんじゃないかなと思うんですけど。
例えば、このツールの解説、チュートリアル系の動画であれば、あれって初心者はすごく作りやすいんですよね。
説明するべきことが決まっているから、100人中100人が同じことをやったら同じ結果が出るわけなんで。
例えば、ツール系とかチュートリアル系の動画解説っていうのは、例えばここをクリックして、ここをクリックして、ここをクリックするとこうなりますみたいな。
その手順だけ解説すれば作れるんで、そういう初心者でも比較的作りやすいんですね。
そういう、深い知識がいらないわけですよ。
だから、それこそ自分が初めて使うようなツールでも、その手順さえ覚えておけば解説できちゃうんですね、そういうツール系のコンテンツっていうのは。
だけど、そういうノウハウ系のコンテンツですね、これっていうのはちゃんと経験があって、自分の頭でしっかりと理解してないと説明ができないんですよ。
で、この動画とかね、特にUdemyとか作るときに、スライドを作ってね、それを見ながら喋るみたいなことがあると思うんですけど、このスライドもですね、
例えばどういう風に作るかっていうと、箇条書き形式で、1行書いて、その下また1行書いてみたいな。
で、それにアニメーションをつけて、1つの行のことを喋ったら次の箇条書きの2つ目が表示されてみたいな、そういう順番でどんどん喋っていくわけですね。
でも表示されている文字自体は、本当に1行の短い文字なわけです。
それを見て、それに対して喋っていくってことをするわけですね。
で、このスライドの作り方も、読み上げタイプのスライドをたまに作る人がいるんですけど、
もうブワーって自分が読むことがただ書いてあるだけみたいな。
で、それをただ読んでるだけみたいなね、スライドってあるじゃないですか。
で、それってYouTubeみたいな、ああいう見せ物として見せる場では全然いいんですよ。
僕は紙芝居形式のスライドって読んでるんですけど、文字が書いてあってそれを読んでペラペラペラペラめくっていくみたいな。
そういうスライドっていうのは何かをプレゼンするときとか、
そういう一つのショーみたいな感じで何かを見せるときっていうのは全然いいんですよ。
ストーリーを語るときとかね。
だけどじゃあレクチャーするときに、
そういうこうね、ただセリフが書いてあってそれをただ読むだけのスライドがいいのかっていうことになると、
その字を見ればいいわけですよ。
だったらわざわざ動画コンテンツにする必要ないわけですね。
自分が喋ることが全部そこに書いてあるわけだから。
だったらその見てる側、受講生もね、
これじゃあもうそのテキストだけ読めばいいやって、
そんなにいちいち話を聞いてね。
長たらしい話を聞くんじゃなくて、もう字で読んだ方が早いわってなるから、
テキストコンテンツで成立しちゃうわけですよ。
だからそうなると動画を見る必要性もないし、
ただ読んでるだけじゃんこの人ってなるわけですよ。
だからそういうものっていうのは要するに自分の頭で理解できてないから、
自分の言葉で喋れないわけですね。
だからその過剰書きでスライドを作って、
それに対して自分がどれぐらい喋れるのかっていうのを、
いろいろ練習する必要があるわけですよ。
だからさっきの読み上げタイプのセリフ形式のね、
そういうスライドを作ってる人ってのは理解してないんですね。
ただ読んでるだけだから。
だから説明がうまくできてないわけですよ。
だからそういうスライドを作るんじゃなくて、
過剰書きで一行だけ書いてそれに対して補足情報。
だからその字を見ただけだと受講者が何のことなのか詳しくわからないわけじゃないですか。
それの足りない予備情報を自分の言葉で喋って伝えてあげるっていうものですね。
っていう風にするのが動画コンテンツの一番いい作り方だと思うんですよ。
じゃあこの一行でね、
なんかこう多分過剰書き1つとか1スライドの月5個ぐらいね、
過剰書きのものを作るとして、
喋れませんってね、なる人多いんじゃないですか。
その一行で何か一つの項目、じゃあポッドキャストは長く続けることが大事だみたいな、
そういうのがあった時に、ポッドキャストって長く続けるのが大事ですよ。
で、2、3こと喋って終わりみたいな。
全然喋れませんってなるじゃないですか。
そういう時にどうすればいいのかってことですけど、
とにかく深く考えるんですよ。
深く考える。だから言葉が出てこない、
上手く説明できないとか、すぐに説明が終わってしまうっていうのは、
物事に対して深く考えてないからそうなるわけですね。
僕はこう自然とそういう癖があるというか、
普段からいろいろ考えちゃうタイプなんで、
自然とね、別に意識してたわけじゃないですけど、
そういう風になってたんですけどね。
例えばさっきのポッドキャストは長く続けることが大事だってなった時に、
じゃあなぜそう言えるのかってことですね。
それをまずは考えるわけですよ。
ポッドキャストっていうのは非常に拡散性が低い媒体だから、
5本10本上げたぐらいでは本当に全くと言っていいほど効果が出ないなとか、
それが一つの自分の主張としてあるわけですよね。
あるいはポッドキャスト長く続けてる人でこんだけやってる人がいます。
海外とか、あとエミー・ポーター・フィールドとかね。
あとはちょっとパッと忘れましたけど、
それこそパット・フリンとかもそうだし、
ラッセル・ブランソンとかもそうだしみたいな感じで、
そういう著名人というか、すごい成功してるって言われてるような人たちも長く、
もう10年ぐらいやってる人もいるんですよとか。
それが一つの自分の長く続けるために必要なんですよっていう根拠をバックアップするための
一つの事例みたいなものだったりするわけじゃないですか。
じゃあ長く続けたらどうなるのかなとかってその補足情報、周辺情報を考えるわけですよ。
ポッドキャスト長く続けることは大事だ。
なぜなら拡散性が低いから数本上げたぐらいだよね。
アクセスなんて一桁ぐらいしか伸びないし、
そういう海外の成功してる著名人もやってるしとか。
他に何かあるかなって考えたら、
ストック型の媒体だからたくさんコンテンツが溜まればビンジリスニングが起こりますと。
ビンジリスニングって連続再生ですね。
1人の人が1本のエピソード聞いたら次のエピソードが自動で再生されて、
1回の視聴につき10本ぐらいエピソード聞いてくれたりとかね。
それをビンジリスニングって言うんですけど、
ポッドキャストはビンジリスニングが起こりやすいんですよ。
だからたくさんコンテンツがあれば、
例えば500本エピソード上げてたら、
下手したら500本全部聞いてくれる可能性もあるわけですよね。
YouTubeでなかなかそれは起こりにくいけども、
ポッドキャストはそれが普通に起こりうるんですよ。
だから長く続けてエピソードいっぱいあった方がいいですよねとかね。
それも一つ言えますよね。
信頼が溜まりやすい。
だから信頼っていうのはリアルのオフラインの人間関係に置き換えてもそうだけど、
そんな出会ったその日にいきなり親友になったりとか、
親密な関係にはならないですよねと。
信頼関係というのは時間をかけてじわじわと作られていくもので、
それはオフラインもオンラインも一緒だから。
だから長く続けることが大事なんですとかね。
そういう切り口から話をしたりとか。
だから今ポッドキャスト長く続けることは大事ですよっていうね、
この一つの過剰書きしか言ってないわけじゃないですか。
こんな感じで周辺情報がいっぱいあるわけですよ。
だからその一個一個に対してちゃんと考えるんですね。
なんでそう言えるのかなとか、
っていう風にすると今みたいにいろんなことが出てくるわけですよ。
だからそういう言葉が出てこないとか説明がすぐ終わってしまうっていう人は、
深く考えてないんですよ物事を。
だから軽い説明しかできないんですよ。
なぜそう言えるのかみたいな、さっきの周辺情報が全然出てこないんですね。
もちろんそれ以外にもたくさんあると思うんですけど、
そういうものがいっぱいあると思うんですよ。
だからとにかくちゃんと考えるってことです、自分の頭で。
だからそういうインプットしてそれを横流ししてアウトプットしてる、
ような人っていうのは自分の頭で考えるってことをしてないから、
うまく説明できないんです。
もしくはその他人の説明をそのまま丸々自分が使ってるだけみたいな感じになるから、
それ以上のことは喋れない。
でも今みたいに物事を深く考えるってことをしたら、
いろんな考え方が出てくるわけですよ。
だからそういう風に過剰書きにして考えて喋る。
で、それの練習をするわけですね。
おすすめはマインドセットです。
マインドセットって考え方だから、正しいも間違ってもないですね。
あくまでも私はこう考えてやってますとか、こう考えてやってきましたってものだから、
それを言うだけなんです。
で、なんでそういう風に考えてやってきたのかってことを、
自分の中でいろいろ深く考えるわけですよ。
そしたらこういう理由だから自分はこういう考えでやってたなとかね、
この考えは誰々さんから学んだなとか、
こういう人が同じようなこと言ってたなとか、
いろんな情報が出てくるわけじゃないですか。
それを自分の言葉で喋るんですよ。
そうすると上手に喋れるようになるから。
だからそういうのを深く考えずに、
ただ表面的なことだけでスライドを作って喋ろうとしてもね、
それは言葉出てこないし、説明続かないしね、
あっさーい感じのコンテンツになってしまうので、
物事を深く考えるということですね。
それはもう日常的にそういう癖をつけておけば、
いろんなことに対してアンテナが立つようになるから。
そうするとすごく深い話ができるコンテンツが作れるようになります。