ポッドキャストの利用
インターネットとはいえですね、全く喋ることなしにビジネスをするのは、もう今はね、もうほぼ不可能に近いんじゃないかなっていうね、時代です。
本当に15年前とかは、ブログとかね、そういうテキスト媒体だけで、まだビジネスが成立していたと思うんですけど、
今はこの、まあ、ポッドキャストもそうですし、YouTubeとか、あとは例えばね、オンラインセッションとかもありますけど、
まあそういうものがあったり、オンライン講座、ユーデミーとかね、ああいうところで販売するものも、基本的には自分が喋らないといけないですね。
だからこのトークスキルを身につけるって非常に大事なんですけども、やっぱり基本的にほとんどの人はね、やったことがない、慣れていないので、
上手に喋れないっていう、まずそこの壁にね、ぶち当たるわけですね。
で、例えばユーデミーをやってみたいなっていうふうに思ったときに、なんか実際にね、スライドを作って収録してみたけども、上手に説明できないとかっていうので、
なんかこう自信がないとか、自分の説明が不十分なんじゃないかみたいな感じで、まあこう自信が持てない人とかもね、いると思うんです。
まあそういう人こそですね、このポッドキャストっていうものがおすすめで、いい練習の場になるわけですね、このトークスキルを磨く。
音声媒体っていうのは視覚的要素が一切ないので、もう言葉だけで説明しないといけないわけですよ。
だからより説明するための必要なスキルっていうものが身につく。
視覚的要素があれば、その画面を見せながら説明できるんで、そこまで言葉だけでね、伝えるっていう能力は必要じゃなかったりするんですけど、
それが一切ないっていう場合ね、まあこの言葉で伝えないといけないから、どうやったら伝わるのかってことを考えながら喋っていくわけですね。
それができるようになると、オンライン講座とかもサクッと収録できるようになるし、まあ説明が上手になっていくわけですね。
なので、まあこのオンライン講座作りたいとか、まあね、そういう人こそこのポッドキャストをね、やったほうがいいんですけど、
いくつかですね、まあポイントというか、知っておいたほうがいいことがね、あるんでそれをお伝えしておきます。
まずはこの喋ることに慣れるっていうことですね。
さっきも言ったみたいにほとんどの人はそういう、まあ何か収録したりとかね、人前で喋るみたいな経験がほとんどないので、やっぱり最初は上手に喋れないと思うんですよ。
僕も最初そうでしたし、その最初からベラベラね、喋れるものではないので、とにかく喋ることに慣れる、その練習としてこのポッドキャストを使うということです。
いきなり自分の専門分野の発信をするのがハードルが高いんであれば、まずはこう趣味系のチャンネル、自分が興味あることに関して発信するとか、
プライベートの内容でもいいから発信するとかね、それはもうビジネス関係なく単純に練習の場としてただ音声配信をするだけみたいな、そういうチャンネルを立ち上げて、
喋ることに慣れてきたら本格的に自分の専門分野のチャンネルを立ち上げるみたいな、そういう手順でもいいと思うんですよ。
基本的に喋ることに慣れるということができないと、その先に進めないので、ユーデミーとかね、みんないきなり始めようとするんですけど、そこでつまづいてしまう。
何度も何度も撮り直しとかをしてしまうというのは、そもそも喋ることに慣れていないからというのが一つあるわけですね。
もう一つ重要なポイントが台本を使わないということですね。特にこの読み上げ型の台本、セリフ形式の台本は絶対に使ったらダメです。
これを使うと何が起こるかというと、ただ読むだけになるから。上手に説明するというスキルが身につかないわけですね。
上手に読む能力は上がっていっても、自分の言葉で説明するということができなくなるわけですよ。
喋りながら頭を使って伝わる表現にしていくとかね、というものが磨かれないわけですね。
だからその能力を磨くためには台本を使わないということですね。
使わずにとにかく頭の中に喋ることを入れておいて、まずは喋ってみるということが大事ですね。
その際に収録前に簡単にでいいので、話の流れをイメージする。
これとこれとこれとこれについて話をしようとか。
この内容に関してはこういう表現を使って説明してみようかなとかね。
そういうものをやっぱり最初にイメージをしておくわけですね。
何も考えずにテーマだけ決めて万全と喋りだすとね、もう言葉出てこないとかになりますけど、
その中でもこういうことについて話そうかなみたいなものが決まっていればですね、
そんなに話がどっちに出てこなくなったりとかということも少なくなるので、話の流れをイメージするということですね。
論理的に喋るということを日常的に心がけておくと、わかりやすい話になるわけですね。
AはBであるなぜならCだからだとかね。
そういう主張があって根拠があってみたいなね、そういう流れを作っておく。
そしてこのPodcastもそうですけど、情報発信というのはあんまり正しさみたいなものにこだわらなくてもいいんですね。
何が正しいんだろうってことばっかりを考えてしまうと、喋れなくなるわけですよ。
自分の発信が間違ってるんじゃないかみたいな。
だからそういうものばっかりを意識するんじゃなくて、あくまでも私はこう思いますとか、私はこうやってきましたとかね。
アドリブの練習
それはあってるも間違ってるもないわけですよ。
自分の考えてることとか自分がやってきたことをただ言ってるだけだから、あってるも間違ってるもないわけですね。
だから必要以上にその正しさ、自分の言ってることは正しいんだろうかみたいなことを考えすぎないっていうのが大事ですね。
ぜひアドリブで喋るっていうことを試してみてほしいと思います。
最初は難しいと思います。
アドリブで喋ると言葉に詰まってAとかAとかね、次何喋ろうかなみたいなものが出てこないと思うんですけど、
アドリブで喋ると瞬発力が身につくんですよ。
とっさに言葉が出てくるスキルみたいな。
特にこのポドキャストっていうのは音声なので、無言の時間が例えば2秒とか続くと放送事故じゃないけどみたいなことが起こってしまうわけですね。
だから常に喋り続けていないといけない。
ってなると例えば喋るネタが出てこないとか上手い表現が身につかなくても何か言葉を発しないといけないわけですよ。
で、この何か言葉を発するっていうことができるようになると瞬発力が身につくわけですね。
とっさに適切な表現が出てくるようになったりとかね。
ユーデミとかを収録している時も上手い表現が思いつかなかったりとかするんですけど、
その時に自分でも思っても見ないような表現がパッと口から出てきたりとかね。
っていうのは日常的にこういう瞬発力が身についているから。
自分が喋ることを忘れてしまった時に、でも言葉は途切れることはないみたいな。
そういうものが身につくようになるんで。
特に上手い表現が身につかない時にそこで止めてしまうと、それ以上瞬発力とか身につかないわけです。
特定の言葉に関して何か適切な表現ないかな、分かりやすい表現ないかな。
でもあんまり良い表現じゃないけども、でも自分なりの言葉で説明することができたのであれば、
それは一つ進歩だし、それでも伝わるわけですよ。
100点ではないかもしれないけど、60点とか50点で相手に理解してもらえるみたいなことはあるわけだから、
この自分の言葉で説明する。
パーフェクトな表現とか説明じゃなくてもいいから。
だからそれをするためにはアドリブで喋るってことが大事かなと思います。
編集なしの収録
あとはこれはもう絶対やってほしいですけど、無言でも止めないってことですね。
喋っていて何か喋ることを忘れたとかね、もうネタが尽きたみたいな時に黙ってしまうみたいなことをしてしまう。
さっきも言ったみたいにポドキャストっていうのは基本的に無言が許されないというかね、ずっと喋り続けていないといけないので、
ただこうねネタがなくなったら無言になって止めて、また思い出したら喋り始めてみたいな。
編集ツールを使えばそういうこともできるんですけど、それだとさっき言った瞬発力みたいなものが身につかないわけですね。
だから編集ありきの収録っていうのはYouTubeとかオンライン講座とかポドキャストもそうですけど、
あんまりその前提で収録しない方がいいです。
ミスったら別に編集すればいいやっていう風に考えると、もう最初からそれ前提で考えてしまうから。
もう別に黙りたければ黙ればいいし、えーとかあのーが出ても別に後でカットすればいいやっていう発想になるから。
だからそうじゃなくてとにかくドリブで一発ドリで編集なしで出すんだぐらいの意識を持っておけば、
その辺をえーとかあのーとかを言わなくしようとかね、無言で黙る時間をなくそうとか、
そういう意識が働くから最初は上手にできなくても何度もやっているうちにそれができるようになってくるんですね。
でも編集で何とかしようっていうそもそもそういう考えを持っている人っていうのは、
別にそれ無言になっても、フィラーワードが出てきてもカットすればいいやっていう風になるから、
そこがいつまで経ってもできるようにならないわけです。
でやっぱそういう無言が続いたりとか、フィラーワードがいっぱい出てくると自分の喋りに自信が持てないっていう風になるんで、
もうこのね、編集ありきで収録しないっていうね、そういうこともぜひ意識してほしいと思います。