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マスコットチャンネル、始めていきます。今日のテーマは、歴史は繰り返す、アンチテーゼから考えるNFTデザイン史、ということについて話をしたいと思います。
このチャンネルでは、NFTマーケティング、デザインの話をしています。 今日のテーマ、歴史は繰り返す、アンチテーゼから考えるNFTデザイン史、ということについて話をしていきたいと思います。
長いですね。 僕、NFTをやり始めて、
今年の2月から始めているんですけども、 そこで一番最初、それこそ始めたばかりの人とかって、これが何千万になったとか、
何億になった、みたいな話を、よくNFTの話をして聞くと思うんですよね。 で、それで僕もその一番最初に知った有名なものっていうのが、クリプトパンクスですね。
クリプトパンクスって、そもそもフリーだったらしいですよね。 だから、タダだったんですよね。
で、それが、マスターカードだっけ、ビザだっけ、ちょっとすみません、忘れましたけど、それこそ大きな会社が何千万とかで買うような、
そういった作品になって、今じゃあほとんどやり取りとかも、 オープンシーンじゃなくて、専門のクリプトパンクスだけを販売しているサイトがあって、
そこでやり取りはされているみたいですけど、ほとんどやり取りも結構少ないような状態になっていて、
で、多分価格も下がったりとか、色々してるんだと思うんですけど、もう不動の地位というか、 しかもフルオンチェーンらしいですね。
だから、例えば、オープンシーンとかがなくなったりしたとしても、そのまま画像がブロックチェーン上に刻まれているので、
残るようなものになっているそうです。 で、その後に僕が聞いたというか、知ったのが、それこそ、
これも皆さん、NFTやっている方は知っていると思うんですけど、 BAYC、ボアドエイプヨットクラブですね。
で、これももう、なんですか、これはもう今やユガラボが回収していたのかな?とかで、
一番有名なというか、一番高値で取引されるようなNFTです。 それこそ海外のセレブたちが
PFPとかにして、すごい流行って、今結構でも落ちているのかな。 多分当時に、昔に比べたら価格は下がったのかもしれないですけど、
そのクリプトパンクスとBAYCをNFTやっていて知らない人は多分いないと思うような、
二大挙動みたいな形ですね。 そこに村上さんとかの、あれですね、
名前が出てこない。 村上さんとかの、村上隆の、
あれが入ってきますね。あれ?全然入ってこない。 あれも最近、
えっと、価格がちょっと下がってきているので、 あれ?
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すいません。クロンXですね。クロンXも、どうするしてしまいました。 クロンXもそれこそ有名な、
あれですね。あのNFTですね。 ただ、二大挙動といえば多分、
BAYCとクリプトパンクスになるんじゃないかなと思います。 高値という意味でも有名ですし。
で、その2つを知った時に、 なんかちょっとこの2つってすごい面白いなぁと思ったんですよね。
僕はっていうか、美術の、美術史とかデザインの、デザインじゃないな、建築とかの歴史とかを
遡ってみると、いろいろ時代って、 時代ごとに、
それぞれこう、なんかこう、 イデオロギーというかなんですか、主義が生まれると、そこに反発するように反対の主義が生まれて、
なんかポストモダン、モダンからポストモダンになったりだとか、 古典主義とかルネッサンスとか、まあそういったあの
アールヌーボとかアールデコとかって、相反するようなものとかが、割とこう、 時代ごとに出てくるんですよね。
まあそういうふうにして、こう、なんていうんですかね、こうループしてるというか、 ずっとこう戻ってはいったり戻ったりみたいな感じで、新しいものがいいと言えば、
次はもう古いものにちゃんと、そこから考えなきゃいけないとかっていうのが、 割とこう、ずっと交互にこう、ムーブメントみたいなのが起こってるんですよ。
これっていうのは、まあデザイン、美術史とかと建築史はほぼ一緒なんで、そういうところもあるんですけども、
これNFTの業界にも結構言えるなっていうのが、最近見てて思ったんですけど、今の2つの
クリプトパンクスとBAYCにも結構言えるなと思ったんですよ。 言えるというか、結構アンチテーゼな部分があるなと思ったんですけども、
それはまあ、今Web3ってもう最先端の科学的な技術だと思うんですよね。 NFTとかって。
で、そういったものに対して、まあ最先端だったら、それこそ普通に正当に考えれば、 やっぱりリアルなものっていう方向に行く可能性が高いと思うんですよね。
っていうのも、まあChromeXとかもそうですけど、リアルな3Dとか。 いかに人間に近づけるというか、とてもリアルな表現として
持っていくかっていうことが、正当な技術的な進化のことを考えればそうなるんですけども、
そうじゃなくて、その逆を言っているのが面白いなと思っていて、 なんかWeb3とか最先端の技術にも関わらず、クリプトパンクスってピクセルですよね。
で、ピクセルアートって、それこそ、まああの 何かける何みたいな、まあどのぐらいかちょっと僕わかんないですけど、すごいこの
ピクセルなんで、そのドットを打って、そこで絵を表現するようなものなので、 ある種、最先端の技術とは相反するものですよね。
その反対を言っているというか。 もちろんオンチェーン状に載せるために、データ上軽くしなきゃいけないとかっていう理由も
もしかしたらあったのかもしれないですけども、 だとしても、やっぱりそのデザインとして、まあその
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何ですか、そのドット16なのか32とか、なんかわかんないですけど、そのドットのっていう、本当にそれこそファミコンとか一番最初の出てきた時の
そういった技術を用いて作られているということが、そもそもアンチテーゼになっているんですよね。
その最先端な技術にもかかわらず、そのデジタルの一番最初の時代のものをそこに用いるっていうこと自体はあって、
それがもう反対を、アンチテーゼを進んでいることによって、それがまた逆に魅力を増すみたいな部分があると思うんですけども、
そういうものをクリプトファンクスが表現しているんじゃないかなというふうに思いました。
で、BAYCなんですけど、まあこれBAYCは猿の絵ですよね、お猿さんの絵で。
じゃあ何が、なんで猿なんだよっていうと、まあこれはまあいろんな説があるから一概に僕はどうとも言えないですけど、
お猿さん、お猿さんというか猿といえば人間の祖先と言われてますよね。つまりは人間がまだ火とかも扱ってなかったりだとか、
道具とかも扱って、道具を扱い始めたみたいな部分なんか、要は人間から原人というか猿から原人とかになって、
人間になってっていうそういう過程のところの部分の動物を用いるということは結構アンチテーゼですよね。
それこそこの最先端の技術にも関わらず、そこでその猿っていうのをモチーフにするっていうことが結構そもそもアンチテーゼ、
その最先端に対するアンチテーゼっていう部分があって、僕はそういうカウンターというかそういう部分を狙ってたぶんやったと思うんですよね。
っていうところからクリプトパンクスとかPAYCとかっていうのを見ると、ちょっとそういうアート的な側面で見ても結構面白いというか興味深いなあっていうのも思いました。
だからなんて言うんですかね、正当に行くのももちろんいいんです。正当というかだから最先端なからこそ最先端的な技術。
3Dだとかリアルな表現みたいなことも僕は魅力的だと思うし、別にそれが悪いとも思ってないしいいことだと思うんですけど、
それとは逆にあえてそういうふうにクリプトパンクスだったらピクセルだったりだとか、PAYCだったら猿をモチーフっていう人間のオリジンというか祖先というかそういった元みたいな部分を
あえて最先端の技術と掛け合わせていることにデザイン的な面白さを感じます。
だからこのクリプトパンクスとPAYCは人気があるんだということを僕は言いたいわけではないんですけども、
そういうアートとか美術史とかそういった部分から見ても結構クリプトパンクスとかPAYCっていうのは面白い立ち位置にあって、
だからこそ評価されている部分ももしかしたら何パーセントかはわからないですけどあるのかもしれないって見ると結構面白いなと思いました。
なおかつそういうふうに考えるともしかしたら新しいBFPとかもそういったことの観点というかアート的な部分の側面の今あるものに対するアンチテーゼだったりだとか
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というふうな見方をすると何か新しい発見があるのかもなとかって思いました。
僕自身BFPとかやることはもちろん絵が描けるわけでもないのでやることはきっとないと思うんですけども、
そういうことを考えていくとちょっと違う切り口から見ていくとNFTっていうのもまた違う魅力があるんじゃないかなということを思いました。
この考え方はあくまで僕がそうなんじゃないかなと思っただけなので、
臆測というか話をしているので全く関係ないのかもしれないんですけど、
そういう見方もできるんじゃないかなというふうに思いました。
今日も聞いてくださりありがとうございます。
あなたにとって今日話したことが何がしか役人だったりだとか、そういう考え方も確かにあるかもねとかって思っていただけるととても嬉しいです。
今日は2回スタンダードFM撮ったんですけども、
なんとなくこのデザインの話もちょっとしたいなと思ったので話をさせていただきました。
聞いてくださりありがとうございます。失礼します。