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はい、みなさんこんにちは。マスコットチャンネル始めていきます。
今日のテーマは、「魂の満足を求める社会」ということについて話をしていきたいと思います。
この言葉は、インターネット的という糸井重里さんの本の中の一文です。
まず、このインターネット的という本をなぜ読もうと思ったかというと、YouTubeでケンスーさんがインタビューを答えていて、
その中で好きな本は何ですかという質問に対して、ケンスーさんがインターネット的というこの本のことをおっしゃっていたので、
糸井重里さん自体僕も結構好きなんですが、ただそこまで情報を知っているわけではなかったので、
この本のことは知らずに、そのYouTubeを見たことによって知ったので、すごい面白そうだなというふうに思って購入しました。
この本自体は1998年の、要はインターネットが割と一般にも普及し始めた頃に書かれていて、
実際に書籍化されたのは2001年というふうな頃なんですよね。
これ相当昔なんですが、それこそ今のインターネットの社会というか、今のネット社会を表している本、
予言の書なんじゃないかみたいなことを言われている本です。
なのですごい興味、面白そうだなというふうに思って読んでみました。
本当に内容も面白くて、興味ある方はぜひ読んでいただきたいんですが、
僕がこれを読んでいて思ったのが、今のネットの社会ということだけを言っているのではなくて、
なんならWeb3的な、分散的な自立組織だったりだとか、コミュニティだったりだとか、
そういったことが大切なんじゃないかみたいなことを直接的には言っていないですけども、
割とそういうふうに捉えることもできるんじゃないかなみたいな文章も結構多くて、すごい興味深かったです。
先ほどのテーマの話に戻るんですが、
魂を求める社会っていうのがこの本の中に書かれていて、
それがすごく面白かったので、ちょっとそこの文章を今から引用します。
僕らはインターネット的になってきているのだと思います。
さて、筋肉系の工業化社会、神経系の情報化社会ときて、
その後にはどんな社会が来るのかということもなかなか興味深いことです。
僕はそれは魂、スピリットの社会なのではないかと一見オカルトに聞こえますが思っています。
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感動とかセンスとかいうものがどんどん価値を上げていくのだとしたら、
それは魂の満足を求める社会でしょうということが書かれています。
これすごい納得で、筋肉系の工業化社会、神経系の情報化社会って
ちょっとちゃんと伝えないと分かりにくいかもしれないんですが、
要はそれこそ食べ物とかそういったものとかに満足して、
あとこととかにも満足した後に何を人間が求めるかといったら
魂の満足なんじゃないかということをおっしゃっていて、
それは本当に今の状態を僕もそれを表しているなというふうに思っていて、
それこそ多分AIとかもそうだと思うんですが、
AIが出てきて割と普及していくと、
クリエイターの人たちが活躍できないんじゃないかみたいなことがあるんですが、
多分AIにも魂の満足ということができないんじゃないかなというふうに思うんですよね。
それが人間が持つ唯一の魂の満足を、
いろんな人の魂を満足させることができるコンテンツを作ることができるのは、
人間に残された唯一のそういったものなのかなという気もするので、
このことがすごく大事なんじゃないかなというふうに思いました。
今日は魂の満足を求める社会ということについて話をしていきました。
今日も聞いてくださりありがとうございます。失礼します。