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皆様こんばんは。本日は、待ちに待った中秋の名月ですよね。
こちらの方は、まだ山が近いので、月の出を見ることはできませんでした。
去年は、西の方に参りまして、
こちらも、県内では西の方なんですけれども、
さらに西の山際の方まで参りまして、少し高いところに上がりまして、月の出を待ちましたですね。
去年は、ちょっと曇っておりましたが、今日は綺麗に見えたんじゃないでしょうか。
我が家では、お庭の方に、お月さまが出てきましたら、小さいテーブルを出しまして、
母は、里芋をお庭の真ん中に飾りなさいと言っていました。
一応、小芋を買ってきたんですが、焚いちゃいました。飾るほどの数がなくて。
母が作っていました時は、生のままでお盆に入れて飾っていました。
小さい頃は、実家の母がお仕事から帰ってきて、すぐにお団子を作ってくれたのですが、
とつぎまして、私も真似して作っていたのですが、あまり評判がよろしくなかったです。
あまり何も入れませんでした。
思い切って、いつも馴染みのお菓子屋さん、老店主のおじさまが作っているお菓子屋さんにお願いしました。
そうしましたら、白のお団子の中に、さらに白のあんが入っていました。
感動しました。
それ以来、30個お願いして、4×4、3×3、2×2、1個という感じでピラミッド状に積み上げていました。
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それを何年か繰り返していました。
おじさまから、5色団子にした方が円と違うと言われました。
その写真を見せてくださったのですが、倒れそうになりました。
京都のお菓子屋さんの写真を見せていただきました。
これと同じ写真を、かんげつの円の時に作るので、うちの部分を作っておきます。
その年以来、5色、多い時でしたら6色ぐらい。
今年は6色でしたね。
お団子を綺麗に作ってくださるのです。
表面の色と同じ色のあんを作って、中に丸めて入れて、まんまるにしてくれます。
母と娘がいたころは、まだ30個食べきれていました。
夫婦2人だけになったら、もう食べきれないですよね。
1日前の夕方に作っていただいて、
次の日の朝に、ピラミッドの上の方だけを近所のお寺に持ってきました。
奥様が出てきてくださって、ご住職も出てきてくださって、ほんの少しですのに喜んでくださって、
お供えさせていただきます。
どうぞお召し上がりくださいと申し上げました。
中秋の明月はロマンチックで、宇宙の一員というか、宇宙に住んでいるみたいなことを少し体験できそうな日ですよね。
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9月に入りましたら、お月様のお軸に床沼を買いました。
お団子が来たら、3本にお団子をピラミッド状に並べて、
夜はそれを見ながらお食事をして、外に持って行って、お茶と一緒にいただくみたいな感じです。
子どもが小さい頃とか、いろいろ家族構成が変化するごとに、お月にも変わってまいりましたが、
これは私の一番好きな年中行事ですので、大切にしていきたいと思います。
みなさまも今夜はお月様を見ながら、素敵な妄想を膨らませて、
自然と微笑むような、うれしくなるような妄想を宇宙と更新してみてはいかがでしょうか。
今日はいい夜になると思いますので、みなさまも年に一度の中秋の明月をどうぞお楽しみいただきますようにお願いいたします。
ではごきげんよう。
