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みなさん、こんにちは。昨日は日本グランプリの決勝でした。
桜の時期は初めてだと思うんですが、いつも秋ですけれども、この時期の方がいいですよね。桜が満開で、それが全世界に中継されるというのは非常に良かったと思います。
三笠宮アキコ城をご臨席で、非常に春らしい装いで感動いたしました。大正時代のようなお帽子のスタイルで。
ハミルトンがまだ走っているのですが、私はアロンソとハミルトンぐらいしか分からなかったです。
8年ぐらいは見ていませんでした。それまではCSでずっと1年を通して見ていましたが、ピタッと見なくなりました。
同じ国際コースを私が60キロの制限で走ったというのは、本当に生涯の思い出です。
夫はバカにしていましたが、本当にファミリー走行とはいえ、同じコースを走ったというのは、私にとっては非常にすごい経験でした。
今書道、特にカナについて書いているのですが、カナもモータースポーツにすごくよく似ているのです。
思いっきり加速するところは加速するのですが、バックストレートに入ったところは一気にココゾートばかり書きました。
ピットイン寸前になりましたら、スピードを落として書き始めると、ちょうど区切りのいいところまで書きたいわけです。
そのためにスピードを落として書くのですが、そうしましたら、かすれというのが出てきて、非常に味わい深い字になるのです。
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そこでピットインしたところで、墨をついてまた濃淡の濃から始まるのです。
そこで濃淡の濃から始まるときは、筆の先をあまり押し付けずに、本当に先の先で書いていくのです。
それでだんだん中盤に差し掛かったころは、ちょっと抑え気味に、燃料をよく使い気味にアクセルを踏むのです。
それで、もうそろそろピットインだというころには、またかすれが来て、ちょうどいいところでピットインしなければいけないので、もうちょっとスピードを落としてという感じです。
本当に、試験みたいなところもありますし、鈴鹿で言いましたスプーンみたいなところもありますし、特にカナでは非常にF1と似ていると思います。
カナに限らず漢字もそうだと思うんですけれども、漢字は一字一字墨をついて書く場合もございますし、会書の場合なんかでしたら対策を書くときなんか特にそうですものね。
それはもうちょっとF1とは違う世界になっちゃいますけれども。
それで、やはり出来上がりの作品を見ましたら、ドライバードライバーによってのスピードがあると思うんですが、この人は速いなというのが分かってくるようになるんですね。
一定の調子でゆっくり書いているなというのも分かってくるんですね。
それでしたら何の面白みもないんですよね、コースとして。
鈴鹿のコースのようにいろんな場面があって、そこで難しい部分もバックストレートとかメインストレートとか踏みまくりのところもあったりね。
それで一つの作品が出来上がると思うんですが、そこが音楽の楽譜のようでもあるんですよ。
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というのがね、だんだんクレッシェンドになって、だんだんまたピアノになって、音が大きくなって小さくなって。
何週も何週もしますでしょ、F1の場合ね。ピアノで練習するときも何百回って弾きますでしょ。
その度にメモをするんですよ、楽譜にね。手書きでね、出来ないところをね。
しまいにね、フォルテンとかフォルテン出すの忘れてたりしたらね、ここはフォルテンとか楽譜の上にでっかくFの字を書いたりね。
音によって色分けしたりね。そうでもしないと、ちらっと見てそこをバッと弾くっていうことがね、出来ないわけなんです。
でも本番ではもう楽譜なんか見ないので、そこら辺はスタートしてしまったらね、ゴールまで。
もうそれもF1もピアノも同じでね、もうクラッシュもありますよ、本当に。
ですので、練習走行の時はもう赤ペンでね、もうガリガリに書いちゃうんですね。
書道もそうですね、もうお手本と違うところはどこが違うかっていうツッコミをね、もう赤で書きまくるんですね。
で、まあそうですね、F1で言ったらこうぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回っているその線、50何種の線をもう50回こう書いちゃったみたいなね、そういう楽譜になるんですよ。
で、まあ思いっきり踏むところ、思いっきり減速するところ、ピットインというか音が切れちゃうところとかね、そういうのを考えたら非常に楽しいですね。
まあ、これはね、なぜこういうふうなことを考えるかというと、
夫がね、何に対してもね、モータースポーツに例えて解説するんですよ。
そんなこと言うんだったら、あなたちょっとあのチャルメラでも練習してよみたいに言うんですけれどもね、まあチャルメラはカロージで弾けるみたいな。
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で、チャルメラを弾きながらですよ、ドレミレドドレミレドレーですよね、それをね、ドレミレドドレミレミファって言ったんですよ。
もう気持ち悪いでしょ、どうやってね、ミファなんですか、もう。
なんかね、それをやっぱりピアノ仲間の友達に言いましたらね、もう泣きながら笑っておりましたけれどもね。
まあでも、世の中非常に似てるものってあるものですね。
これまた夫が帰ってきて、こういうことを私が言いましたらね、またさらにそれを上からかぶせてくるようなすさまじい解説をしてくるかもわかりませんが。
月曜日はいろいろお勤めの方はいろいろね、お疲れも出たりすると思いますが、もう楽しくないことはもうやらずに、楽しいことだけやってくださいませ。
楽しくないことはね、長続きしませんから。
では皆様、素敵な月曜日の夜をお過ごしくださいませ。ごきげんよう。