1. マレブルの言葉日記「イエスか農家!」
  2. #79 J-GAP管理点で項目が多い..
2023-01-15 32:08

#79 J-GAP管理点で項目が多いのは、やはりというべきか農薬。過去に違反事例や事故が多いからね。

spotify
まだ農業界に根付いてはいないGood Agricultural Practiceとは何か。
ブランド化・販売単価向上・売上アップの方向に誤解されがちなGAPの本来の意義についてマレブルが解説します。せいかぶつは青果物です。
農業経営の点検項目としてはかなり有用性が高いものなので「経営者」として自身の経営を見直すためのとっかかりとしてGAPに取り組んでもらえたら良いと思っています。
【#08 無農薬って劇薬だよねって話】
https://open.spotify.com/episode/3rvyhlnFboTDypNgmeX4bf?si=J9J0loDtQQuccc7gbKtqKw


#マレブル はスマホで買える直売所❣️🐱 コメント・質問等ご意見はTwitterで #マレブルの言葉日記 を付けてお便りくださいませ♪
会員登録→#農家自慢の逸品 をカートに入れると自宅に直接旬が届く🎵

#すべての人が地産地消にアクセスできる世界にしよう #食卓の会話倍増計画 #地産地消しましょう #イエスか農家 #福岡マルシェ #野菜レシピ #農家レシピ #affinitydesigner #lineスタンプ

【マレブル会員登録はこちら】
https://mareblu.jp
00:00
君の声を届けよう、アンカー。マレブルの言葉日記は、誰でもポッドキャストを始められる、アンカーで配信しています。
マレブルポッドキャストイエスか農家。 前回からの続きです。
引き続き、GAP、グッドアグリカルチャルプラクティスについて、 J-GAPのですね、成果物ギャップのお話です。
で、だいたい270項目ぐらいですね、あのギャップの、J-GAPの成果物、 項目があって、遵守すべき項目があって、管理点ですね。
これを聞いただけでも、農家さんはウェーってなるんですけど、270個も守らないといけないのかと。
守らないといけないというか、守って対応して、記録を残さないといけないということですので、
帳表に残しておかないといけない。 第3者が認証できませんよね、その証明ができないので、ちゃんとやってますと。
ちゃんと農薬使ってます、ちゃんと肥料使ってます、ちゃんと農務管理やってます、 調理してますって言っても、
証明するものがないので、記録を残さないといけないということで、 認証の時にはちょっとウッという。
1回やってしまえば、そんなに大したことないんですけど、最初の入り口としてはなかなかハードルが高いし、
前回も言いましたけど、 1個も守ってないということはないので、だいたい7割ぐらいはできているんですけど、
できていることを記録してない、証明するすべがない、文章に残してないということが一番大きな、
認証に向けてのハードルかなと思いますね。 まずギャップに取り組むということが大事。
ギャップが求めていることを知って、自分ところはできているかどうかを点検する、チェックするというのが基本的には大事なのかなというふうに思っています。
農薬の管理がですね、農薬の管理点だけで、さっきの270項目ぐらいの23項目が農薬に使われております。
これ何でかというと、やっぱり過去に事故とか違反事例が多いということで、リスクが高い。
農産物の安全性を阻害する要因としてのリスクが非常に高いのが農薬になっていますということで、
もともとギャップってヨーロッパから
生まれた概念というかですね、ヨーロッパのEUの国々、陸続きで国境がですね、陸続きなんで、
03:01
よその国から農産物が入ってきやすい。
そこで、例えばその、イギリスとかフランスとかイタリアとか、
イタリア産だから安全ですとか、フランス産の野菜だから安全ですっていうのは、
ぶっちゃけ分からないわけですよね。あそこの国のが安全じゃないとか。
ヨーロッパで有名な事故事例としては、これは農薬じゃないんですけど、ほうれん草をですね、肥料、
窒素カタで
小酸化、小酸が非常に多く含まれる、多く含有したほうれん草がですね、
ペーストにされて、乳幼児に離乳食として与えられて、多くの乳幼児が死亡した事例があると、
いうことで、まあそういう事故を起こさないために、
ちゃんと認証した農産物で取引をしましょうよということで、
ヨーロッパの方ではもうギャップを取ってないと農業しちゃいけない、農業しちゃいけないというか、農産物として販売しちゃいけないよっていうぐらいの、
運転免許証じゃないですけど、農家の免許証みたいな位置づけになっています。
で、日本はですね、島国なので、海に囲まれているというのもあるし、基本的に日本で作られたものを日本人が消費する場合は、
先ほどの前回のですね、顔写真付き農産物とか、地名とかが入っていれば基本的に安全でしょうと、
変なことやってる奴いないでしょうっていうので、ずっと長年歴史を重ねてきているので、なかなかこのギャップという考え方が浸透しない。
ちょっとこう、お国柄じゃないですけど、ヨーロッパは陸続きでどこから入ってくるかわかんないっていうのもあるし、本当にそれが安全かどうかっていうのを
見極める手段として、じゃあギャップ取ってるなら大丈夫なんじゃねっていうのが、そもそもの始まりなので、そこから組み立てられている
ものについて、日本のJギャップに適応していく中で、なかなか普及していかない。
法律でギャップ取ってないと農産物販売できませんよというふうに縛るぐらいしないと、やっぱりさっき270項目をクリアしていく
06:06
モチベーションにはならないのかなというふうに思います。農薬だけで23項目要求されてますんで、これを
いちいちやってたらちょっとっていう人たちの方が今多い。できてるんですけど、できてることに対して証明しないといけない。
ちゃんと使用回数とか、使用時期とか有効成分とか
希釈倍率とかですね、使用量とか全部守ってますか? それを記録に残してますか?っていうのが
基本ギャップが求めているものです。この適応基準はやっぱり過去の事故の事例とか違反事例からこういうことが起きているので
こういうリスクがあるんですよというところで
そこに 管理点が置かれているので
バカにできないんですよね。実際事例として起きているので対応しましょうというのがギャップの管理点になっています。
で、アジアギャップとかJギャップの代わりに別に、アジアギャップとかヨーロッパギャップとか
グローバルギャップっていうのがあるんですけど、それも違いとしてはJギャップは日本での事故事例が基本的には主に
採用されてて、アジアギャップになるとアジアでの事例なので、水とかの管理がより厳しくなってたりしてます。
ヨーロッパはヨーロッパギャップは、ヨーロッパに輸出するときにヨーロッパギャップをとっていると、先ほど言ったように
ヨーロッパの中の基準として安全というふうに、そういう作り方をしているなら安全ということなんで輸出とかに有利。
グローバルギャップも世界的にアメリカとかですね、輸出するのに有利という形でギャップが設けられています。
で、Jギャップのところに戻りますが、農薬の残留の基準違反の原因としては
18%がドリフトですね。近隣農家とか近隣農場からのドリフト、飛散。農薬の飛散ですね。
風が強い日に隣の農家が農薬を撒いて、それが自分の農地に飛散して、そこで汚染された農産物を収穫して出荷しちゃったというのが
これが18%あります。13%は適用外のものを使用して、これダメよってなっているのに使用しちゃったと。
作物登録というのがあって、ブドウにはブドウ、リンゴにはリンゴ、キュウリにはキュウリみたいなのが、このキュウリには使っていいよとか
09:07
リンゴには使っていいよとかいうのがあって、リンゴにキュウリのかけちゃったとか、ほとんどないと思うんですけど13%ですね。
使用基準の違反、使用時期とか使用回数とか、農薬を散布してから何日後に、じゃないと収穫しちゃダメ、出荷しちゃダメよっていうのも決まってたりするので、そういうのが期間が短く
参ったすぐ出荷しちゃったとかですね。 あとは洗浄不足とかも10%
使用基準回数違反も11%。 一番大きいのがですね不明なんですよ。26%が不明ということで、何かわからんけど検出されちゃったっていう
原因がわかってないっていうのが26%あるということなので、ちゃんと農薬残留しないようにディスク管理をしましょうというのが
発生件数、不明っていうのが怖いですよね。こういうのを出すとやっぱり消費者の方が不安に思って、無農薬のものないんですかという話に
無農薬って言葉がもう劇薬だなというふうに思ってますが
無農薬で綺麗な農産物はなかなか出てきませんよっていうふうな言い方を僕はしております。
まあ福岡でもですね基準値180倍超えとかですね基準値
農薬の基準値の考え方もですね、ぜひネットとかで調べてほしいんですけど
相当安全に作ってるんですよね。動物実験をしてそれの さらに100分の1のさらに10分の1みたいな感じで
基本的にはもう人体に全く影響がないレベルまでしか認めてないということで
間違ってかけちゃったりするとこういう180倍超えみたいなセンセーショナルな見出しで書かれちゃうということで
基準がもともとめちゃくちゃ低いです。一度どっかの農協で桃の基準超えがあったんですけど、他の県ですけどね
その桃をバケツ3倍毎日食べても人体に影響出ませんけど基準値は超えましたっていうような報告が
農水省のホームページでされてたりもしました。で
春菊がですね2020年だったかな。春菊にかけちゃいけないものをかけちゃったということで
その春菊を出荷しちゃった。たまたまですね
抜き打ち検査に引っかかって検出されたということで、これがねやっぱ恐ろしいのはたまたま検出されたんですよね
12:09
たまたま検出されなかった可能性もあるってことですね。例えば検査期間がですね
出荷し終わった、まぁ市場から出終わった後に検査に来たら、それはもうサンプル検査のサンプルに引っかからないわけですから
たまたま売れ残ってたりとかしたのかわかんないですけど
春菊があって検査期間がそのたまたま来て抜き打ちで検査したら出ましたと。でこれはね多分食べないでくださいと
鍋とかにそのまま。なんかねちょうど その時期ね、福岡の春菊って生でも食べられるんですよねみたいな
大賀春菊って言って柔らかい品種なんで、そういう話がテレビとかでもあってたんで、すぐニュースになって
春菊出荷停止ですよね。福岡中の春菊がもうダメみたいな言われ方をするので
農薬の基準越えが見つかった時は非常にこう 産地への影響が大きいということにもなります
イチゴねイチゴも 他の県ですね関東の方の県ですけど
検出された時は出荷停止ですね 基準超過してた
4人の生産者が 安全性が確認されるまで無期限の出荷停止
安全性を確認するまでは、最初に出た時にね安全性を確認するまでは全員出荷停止ということで
1億8000万くらいの風評被害も合わせて 出荷停止ですからイチゴを出せないので1億8000万に上ったということで
ブランドの信頼回復までにはもうあの 一農家がやったことでも
全体に及ぶ県があの県ダメやもんねイチゴダメやねってなるので 報道のされ方とかもあるけどやっぱり基準値が相当低いとか言ったとしても
もうその基準を超えちゃってる じゃあこの基準を超えないように色々管理しましょうということで
農薬の 基準ですねいろんな基準が設けられているということで23項目ですね
例えば使用する予定の農薬の使用計画を作ってますかっていうですね 商品名とか有効成分適用作物
希釈倍率使用量使用回数 総使用回数使用時期使用方法を書いた計画書がありますよねと
15:04
普通ないですよね普通ないって言ったらあれですけど 計画書ですから今年これ使うぜっていうのがありますよねと
その計画書は適用非常に満たしてますよねとまだ使ってないですよ まだ使ってないけど使うつもりの農薬の計画書をありますかねと
で水田また水のに近い保生では魚毒性を考慮した農薬を使ってますかと 魚に影響がないですよねと
ポストハーベスト農薬を含んでいますかと 過去に使用した農薬を把握していますかとかですね
いろんな適合基準で使用するときもちゃんとしたところで洗浄してますかとか 洗浄液はすぐ川に流したりしてないですよねとか
空の容器をどういうふうに処理してますかっていうようなまあそれも やってますじゃなくてやってることを記録していますかというのがギャップとして
求めている要求事項ですね
食中毒もあります農薬だけじゃないよとO157が検出されたりとかいうことも 過去には発生しています
白菜の浅漬けからO157が検出されましたということで
工場の水などが
疑われたと もしくは
大肥ですね牛糞大肥があの完熟大肥じゃない場合に大腸菌などが
白菜等に付着する可能性はあるということでまあそういうのも疑われたということです あとスプラウトですね
ブロッコリースプラウトとか最近いろいろスプラウト出てますけどああいうのもあの 根っこごと収穫したりする
種子とか根っこごと収穫したりするのでそこに土が付いてたりとか元々種が汚染されてた とかいうのでスプラウトって基本的に農薬とかあの
収穫時期が時期までが短いので農薬とか使わないはずなんですけどまぁ大腸菌 とかが検出されたということも過去にあっております
あとは蛍光管が劣化して割れて その出荷
上の蛍光灯が割れて キノコに入っちゃったとか
梱包の時に入っちゃったっていうので全部回収自主回収とかも 過去には起きててまあそういうことがないように蛍光灯にカバーつける
つけますつけてますかつけなくてもいいんですよ 実際蛍光灯の下で作業してませんとかでもいいんですけど
そういうリスクがあるのを知ってますかっていうのとそれに対してどういうふうに そちらの農場では対応してますかっていうのを
18:06
ギャップとして求められててそれをクリアできているかどうかを 点検してくださいねと
で 認証してもらえれば認証してくださいねというのが
ギャップが要求していることですねいい農業のやり方ということです 労働安全にいきたいというふうに思います
労働安全農作業安全がですねまあ その安全な農業という点では最も深刻な問題で10万人あたりの死亡事故発生
係数がですね 15.6人
全産業が1.4人ですね建設業が 6.12
建設業はですね まあずっと減らしてきてるんですよね
どんどん減ってきてる なのに農業はほとんど変わってないですね平成21年が14.1人だったので
むしろ上がっているということで 平成30年が10万人あたりの死亡事故が15.6人
うち65歳以上になると19.7人ということで 10万円あたり約20人が亡くなっていると死亡事故の発生係数が非常に多いということで
一つは一人でやってるっていうのもあるのと基準がないですよね やっぱりギャップみたいに求める基準
がないので事故流でやっちゃうとか いうのも多い
あとですね65歳以上があってさっき 19.7人になっている
まあ普通全農業全体で15.6人でこれも高いんですけど さらに19.7人で高いっていうのはまあやっぱ定年退職して農業を始めた人とかは
機械の操作とかの経験値がですね少ないので 事故にあった時にまあなかなか臨機応変な対応ができなかったりとか
いうこともあって死亡事故につながっているのが多いと 機械に関わる事故がもう60割ですね60%
59.9%ということで平成30年はもう農作業機械に関わる事故が 60%
施設設備に関わる事故が4%5% 機械施設以外の作業が熱中症とかね最近増えてますが
熱中症とか火傷とか校舎からの転落とかで35%ということになっています
で ギャップで求めている労働安全
21:05
としてはやっぱり機械の使い方乗り方 ですね
基本的にバーンと買ってバーンと乗って いいね良かった良かったって1年1年に1回しか乗らないような機械とかもあるので
そういうところで 風害が起きたとか転倒したとかいう時に
死亡事故につながっているみたいです
で 廃院利費の法則ということで労働災害における経験則で
1件の重大事故の影には29件の30件の軽微な事故があって その裏には300件のヒヤリハット
ヒヤリとした事件とかハットしたこと 大きな事故にはつながってないけどそういうのがあるよと
例えば農業的に言うとですね
ハサミとかで 作業しててハサミで手袋を切っちゃったみたいな
ヒヤリハット事例ですよね とか針金が出てて服が引っかかってビリッと破けちゃったみたいなのも
ヒヤリハット事例なんですけど これが300件ぐらい積み重なっていくと重大な事故に
一件発生しちゃう可能性があるよというのが廃院利費の法則 これをですね一人で農業をやってたりすると
共有する人がいないので あぶねあぶねーと思ってそのまましてたら次の日には滑ってこけてその針金で目をついたとかですね
そういう事件が起きてる あの時にあれしてたらとか
急いでたから防具を持ってきてなくてそのまま草刈り機やってたら足切っちゃったとかですね
そういうような あの時ああしてたらこういう事故は起こらなかったけど一人でやってるもんだから
なかなか共有できてないっていうので労働災害事故がの発生が多い ギャップもここあの
めちゃくちゃ綺麗な農産物を美味しい農産物を使ってても作ってても そこがしっかりできてないとその人死んじゃったらもう
その農産物は供給安定的には供給できないということになりますので そういうところもギャップはですね
労働災害という項目をわざわざ設けて対応してますかとリスクに対して対応してます まあ熱中症とかもそうですよね
あの家族に行き先も告げずに毎日仕事をしてますので なんかお父さん帰ってこんねーみたいなまあのみ行ったんじゃないそのままみたいな感じで
実はハウスで熱中症で倒れてて早めに発見されてたら助かってたけどみたいなことも 過去には起こっているのでじゃあホワイトボードなりを用意して
24:03
今日どこに行って何時頃帰るよみたいなことは家族と共有しましょうねみたいなこともですね 労働
まあ死亡事故を起こさないためにもやれやれることをやりましょうよとそういうことが 実際過去に起きてるんだから
うちでは大丈夫うちでリスクは低い まあそう
評価したらですねそれはそれでいいんですけどうち機会ないから機会に関するそのリスク ないよねって確かにそうやなって感じですけど
そこのリスクの肯定を評価するとこまではやりましょうよというのがギャップの求めている 部分です
環境保全もね土造り先ほどのドリフト被産事故 とかも起こさないように何をするべきなのか
生物の多様性を守るためにやれることはないのかっていうのを まあ生物の多様性を
阻害するようなことをやってたりしてないか まあそういうのもギャップとしては環境保全の中で
要求している項目がたくさんあります なんかヨーロッパの方とかではあの
ブドウ畑を譲ってもらってさあ農業開始だって言ってブドウを作り始めたら 車が埋まってたとか
もう金属に汚染されててその農地から出てくるブドウはもう10年ぐらいその ワインとかにはできないっていうような事故事例とか事故事例というかもうなんか詐欺
ですけどそういうのもあっているんでまあ土の 検査ですね土その土壌が本当に大丈夫な土壌特に新しく買った農地とかは
大丈夫なんでしょうかっていうのとか水もですね どっから水が流れてきててその水質検査をちゃんと毎年やってますかとかいうのも
ギャップの中で求められている項目です
そこをやってない と
認証されないということですね で認証されなくても法令は守っている
最低限法令は遵守しておきましょう リスク管理評価対応までは
事故の教訓過去の教訓からは学びましょうっていうのがギャップを継続していく上での 重要な部分継続的な点検活動
経営の点検活動としてギャップを捉えていただきたいなというふうに 思うんですよねあの
とったって価格に反映されないからブランディングにもつながらないので全く意味ない じゃないかっていうような言われ方をするんですけど
確かに販売価格にギャップとってますよって言って販売価格にすぐつながるかっていうのは ちょっと疑問まだ普及してないのでですね
27:08
消費者が知らないのでそこに価値が生まれてないっていうのが基本的には 今のギャップの普及の課題なのかなというふうに思いますが
まずやることまず実践することで認証を取るところまでいかなくても 経営者の
経営の点検活動としては 非常に有効な基準が示されているのが
ギャップなのかなというふうに思ってます でこのリスクを評価して認識して評価してリスクを低減する仕組みをやっぱり農業経営に
根付かせていくっていうのが本来のギャップの目的で ギャップとったら
もう安泰というかね販売価格が爆上がりしてブランディングできてというのは そもそものギャップの目的ではないということです
ただバイヤーからしたら取引の信頼性を第三者に認証してもらってますので これギャップとってるんでちゃんとした農業
まあちゃんとした農業いい農業基準を満たす農業はやってますよということは そこは第三者機関が証明してくれてます認証してくれてますので
付加価値にはつながらないけどその取引量の増加には 販路拡大とか売上げのアップにはつながる可能性は多いにあるということです
消費者サイドがやっぱりギャップについて知って ギャップを要求していくギャップを取った農産物を優先的に買うように
仕向けていかないといけないのかなというふうに思いますね あの無農薬じゃないと買わないみたいなねゼロじゃないと買わないっていうのは
その農薬の安全性 残留農薬という科学的な一要素としての安全性のみに
執着というか注目しているのであって ギャップとしてはそれも一要素だけど例えば
大腸菌に汚染されてない科学的な物質工業的な物質 カドミウムとかですね
そういうものにも汚染されてない肥料型じゃない窒素型じゃない さらに言うと
異物が混入するような 梱包の仕方出荷調整の仕方をやってない
工程をしっかり管理しているのでそういうリスクが非常に少ない もちろん残留農薬が発生するリスクもほぼゼロに近い
農薬は使用していたとしても
30:03
残留する可能性としてはものすごく低い そういう農業をやってます
っていうのを全体として消費者が評価して優先的に ちょっと高くても購入してもらえるような
取り組みが根付いてくるとギャップ認証 ギャップに取り組む農家さんが
増えていくのかなというふうに思います バイヤーにとってもバイヤーにもまだ浸透してないので
ヨーロッパとかねアジアの国々ではやっぱり輸出輸入するときはギャップが基本的には そのアジアギャップレベルが
要件として入ってきているみたいなんで
海外のものを購入するバイヤーとしてのアンテナというか感度は非常に高いんです けど
まあ日本のスーパーとかが そもそもギャップとっている農家が少ない中で
そのギャップコーナーみたいな設けて単価を上げていくみたいな取り組みはまだまだ 周知されてない
ギャップの本来の目的がそのブランドの産物を作るということではないということは
あのぜひですね 知っておいてほしいなというふうに思います
リプトン 紅茶 リプトンの事例ということで
ちょっと次に行こうかな 長くなりましたんで まあそういうギャップというよりは
持続的な認証制度を企業のイメージ戦略として使ったという事例もありますので
また次の回でお話をして ギャップに対して思うことを述べていければいいかなというふうに思います
マレブルポッドキャストイエスかノーか 次回に続きます
たぶん
32:08

コメント

スクロール