静かな午後の始まり
ジャパンにケアを”札幌市にある就労継続支援B型事業所、
ジャパニケア札幌の生活支援員のりんりんです。 今日は話を聞いたら仕事に戻る静かな
午後の作り方というテーマで、お話ししていきます。 気になる方、よろしければ最後までお付き合いください。
ジャパニケア札幌は、札幌市営地下鉄丸山公園駅から徒歩6分ほどの場所にあります。
事業所で運営しているのが、カフェバーを併設した小さな雑貨店、マノメオという店舗です。
利用者さんと一緒にスパイスカレーなどの仕込みや接客、雑貨やクラフトビールの仕入れ、
販売、ジンという出版物の企画、製作、着物のリメイク、アップサイクルなど、さまざまなお仕事に挑戦しています。
うちの事業所では、利用者さんの主体性を大切にしています。
仕事を細分化することで、特性に応じた仕事、一人一人が輝ける場所を作れると思っています。
それでは本日の本題です。
集中と個別支援
14時を過ぎると、事業所の中が少し静かになります。
作業中の音が大きく聞こえると感じるぐらい、なんだか声をかけるのがためらわれる空気があります。
それぞれが自分の作業に向かっています。
ジンの原稿を書いている方、雑誌の試作作りをしている方、同じ空間にいるのにみんな別々の世界にいるような時間です。
静かな時間は放っておいてできるものではないと思っています。
だいたいその前に20分あります。
午後は集中が続かない日があります。
誰かと話したくてそわそわしている方に気づくことがあります。
いつもと違うサインはなんとなく肌でわかります。
次にまとっている空気。
目が合わない日は大抵何かあります。
20分の傾聴と支援
声をかけて少し離れた席で話を聞きます。
仕事と関係のない話がほとんどです。
昨日見かけたSNSの話、家族の話、天気の話。
20分ほど聞いているとだんだん声の速さが落ちてきます。
最初は早口だったのに途中から言葉と言葉の間に間が空くようになります。
落ち着いてきたなと思う合図です。
話を終えたらまた作業に戻っていただきます。
ここは就労継続支援の場です。
一般就労を目指している方もいます。
戻るところまでがワンセット。
私はそこが最低ラインだと思っています。
以前は話を止めるのが苦手でした。
何でも受け止めていました。
今は言いにくいことも正直に伝えるようになりました。
そろそろ戻りましょうかと声をかけるだけであっさり席に戻ってくださることも多いです。
全部聞いて終わりにはしません。
話を聞くのは作業に戻るためです。
逆に言えば戻れるのなら20分は長すぎないと思っています。
静かな午後は20分の雑談で作られています。
静かな時間の重要性
意外かもしれません。
集中できる場所を一日のどこかに作る。
支援というと声をかけることのように思われがちです。
声をかけない時間を守ることも多分同じくらい大事です。
休憩に入ると空気が変わります。
年齢の違う方同士が気持ちの切り替え方を教え合っていました。
もちつもたれつだなと思って聞いていました。
教わっているのは私の方かもしれません。
当事業所で運営しているマノメオでも似た時間があります。
お客様のいない静かな時間に黙々と準備をしている姿。
おいしかったですの一言で背筋が伸びる瞬間があります。
お客様の優しさを素直に受け取って喜んでいるのが伝わってきます。
静かな時間が積み重なるとできることが増えていきます。
伝票の書き方がいつの間にか間違わなくなっていました。
間違えないってすごいと思います。
派手な変化ではありません。
毎日の20分と静かな1時間の先にあるものだと思っています。
気をつけているのは決めつけないことです。
決めつけない支援と長期的な視点
今日は集中できない日だと先に決めない。
手が止まっていても頭の中では進んでいることがあります。
慣れてくると危ないのは決めつけだと思っています。
迷ったら一旦時間を置いて冷静になってから考えるようにしています。
通い始めて間もない方に何度も話したことがあります。
ゆっくりいきましょう。
前のめりな気持ちは嬉しいです。
慣れる前に飛ばすと続けるのが難しくなります。
長く続く方が結局いいと思います。
午後の終わりと明日への展望
15時、作業が終わります。
静かだった部屋にまた声が戻ってきます。
今日は集中できましたと言ってくれる方がいて嬉しかったです。
明日もあの時間があればいいなとも言われました。
明日は何の作業をしようか。
どうしたらそれぞれ飽きずに集中しながら楽しくできるか。
帰る前によくそんなことを考えています。
見学・体験の案内と締めの言葉
本日の話はここまで。いかがでしたか。
利用してみたい、一緒に働きたいという方、見学や体験は随時募集していますのでお気軽にお問い合わせください。
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ジャパニケアを札幌市から就労継続支援B型事業所、ジャパニケア札幌のリンリンがお届けしました。
また次回の配信でお会いしましょう。
それでは素敵な一日をお過ごしください。