1. 学びの楽屋
  2. #08 ぼくらが本屋を始めた理由..
#08 ぼくらが本屋を始めた理由|糸島の『本屋アルゼンチン』誕生秘話 | 兼業本屋店主の葛藤と挑戦 | 半泣きになって帰った日 | 学びの楽屋
2026-08-13 30:23

#08 ぼくらが本屋を始めた理由|糸島の『本屋アルゼンチン』誕生秘話 | 兼業本屋店主の葛藤と挑戦 | 半泣きになって帰った日 | 学びの楽屋


オープニング

最近、どこで仕事してるの?

今回のテーマ「ぼくらが本屋を始めた理由」

『本屋アルゼンチン』とは

本屋を始めるきっかけは、大学院で…

合同会社こっからの掲げる「Playful」と本屋

蓄積を「切り売りしていく」感覚から大学院の門を叩いた

本屋を始めたきっかけはコロナ禍

約5年、運営してみて感じること

本屋のトークイベントに出て、半泣きで帰った日

どんな条件を満たしたら「本屋」と名乗れるのか

自分が選書したものが並ぶことへの「照れ」はないの?

「本を売る」の外に広がる、本屋ならではの活動領域


【関連リンク】

・本屋アルゼンチン(@books_argentina)

https://www.instagram.com/books_argentina/


・本屋アルゼンチンの活動①:『教授の本棚』

https://kyojubooks.com/


・本屋アルゼンチンの活動②:ソフトな人類学 〜裏・糸島フィールドワーク編〜

https://kokkara01.com/news/891/


・本屋アルゼンチンの活動③:『組織をよむ。研究会』刊行

https://kokkara01.com/news/1082/


・オススメBGM:ぼくらが旅に出る理由(c/w 小沢健二)

https://www.youtube.com/watch?v=YR_2jMtBD6w


【番組について】

この番組は「学ぶ力を再創造する」をミッションに掲げる株式会社Learner's Learner の黒川公晴と大谷直紀が、これからの学びやリーダーシップのあり方を、面白がりながら問い直してみるビデオポッドキャスト番組です。


【パーソナリティ】

黒川 公晴 Kurokawa Kimiharu

Learner's Learner代表 ミネルバ認定講師

2006年外務省入省。外交官としてワシントン、イスラエルに駐在。通商交渉や日本のアートプロモーションを担当。その後、安保・経済領域での様々な交渉に携わる傍ら、首相·外相の英語通訳を務める。2018年に独立以降、ファシリテーターとして企業の人材・組織開発を支援。事業開発、自立型組織作り、ビジョンバリュー策定、 紛争解決等のサポートを行う。ペンシルバニア大学組織開発学修士。一般社団法人Brain Active with 代表理事。


大谷 直紀 Naoki Ooya

Learning Designer人間環境学修士。前職リクルート社では全社員採用PRJ・次世代リーダープログラム開発の立ち上げ、新卒採用責任者を務める。2016年独立以降、ベンチャー企業から大手企業のHRD・OD・ビジョン策定に携わる。人類学を応用した組織開発コース「Leveraging Organizational Culture for Impact (EPIC) 」修了。本屋アルゼンチン店主。


【感想・リクエスト募集】

番組の感想やリクエストを募集しています。こちらのフォームにお寄せください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScY4t8fx2ZmCdZjbd-jRi13JDaiUZzw6xwyIvDqlt6yQMtKbA/viewform?usp=publish-editor


【クレジット】

出演:黒川公晴(株式会社Learner's Learner)、大谷直紀(株式会社Learner's Learner)

Dir,撮影,編集:家子史穂(株式会社ハウスチャイルド)

Artwork:小栗直人

提供:株式会社Learner's Learner


Music:

Track Title: Happy Times(provided by Shutterstock)

Artist: Mattijs Muller

Track Title: Keep It Chill(provided by Shutterstock)

Artist: Mattijs Muller

Track Title: Cocktail Bar(provided by Shutterstock)

Artist: Mattijs Muller

Track Title: Anno Domini Beats

Artist: Lottery

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

本屋アルゼンチン店主の大谷直樹氏が、なぜ本屋を始めたのか、その経緯と葛藤、そして本屋ならではの活動について語る。大学院での学びをきっかけに、ビジネスとアカデミアの架け橋となるような本屋を目指し、コロナ禍で小屋を建てたことから始まった。兼業店主としての難しさや、他の書店主との間で感じた半泣きエピソード、そして「本を売る」という行為を超えた活動への手応えについて、赤裸々に語る。

オープニングと近況報告
学びの楽屋、この番組は、学ぶ力を再創造するおミッションに掲げる株式会社、Learner'sLearnerの黒川きみはると大谷直樹が、これからの学びやリーダーシップの在り方を面白がりながら問い直してみるビデオポッドキャストです。
はい、こんにちは。Learner's Learnerの大谷直樹です。
黒川きみはるです。よろしくお願いします。
お願いします。
どうですか?きみさん、最近はどこで仕事してるんですか?
今日は家ですけど、朝からは天神に行ってまして、僕らのシェアオフィスで何本かミーティングして、その後、手持ちのカメラがデジカメが壊れちゃったんで、修理に出しに行き、
子供次男のかき保育ってのがあるから、急いで帰ってピックアップして、幼稚園まで送って行って、またまた今ここみたいな感じですけど、
でもなんか福岡、東京をずっと往復してる感がありますね。
いいですね。でもカメラ直しに行く余裕があるっていうことを聞けて、だいぶホッとしましたね。まだまだ行けるなと。
そうですね。あんまこういう話しない方がいいのかな。仕事の話だけしといた方がちゃんと働いてるか。
カメラ直せる余裕があるっていうのを聞けてよかったなと思って。
いや、こういうイレギュラーが起こると本当につらいなと思って。カメラ直さなあかんとか、保健堂の子のとかさ。
ああいうのがね、すごい。
じゃあ、そろそろ今回のテーマに行きましょう。カメラも直ったし。
カメラ直ってないんですよ。カメラまだまだ時間かかるんですけど、2週間ぐらい経ってるのかな。
ちょっと保健が、保障が効いて無料でできることだけを祈っておりますが。
夏休みなのにカメラ直して。
そうなんですよ。ちょっと気を通り直していきたいと思います。
本屋アルゼンチンを始めた理由:大学院での学び
今回のテーマは、僕らが本屋を始めた理由です。
僕らが本屋を始めた理由ですね。
ちょっとどういう意図なのか、僕らのディレクターからの指示を、手紙をちょっと読みたいと思います。
ナオキさんは福岡県の糸島で、本屋アルゼンチンを営んでいますね。
本が売れないと言われるこの時代に、なぜ会えて本屋を始めたんでしょうか。
本屋の店主という成り合いは、ナオキさんの人生やそれ以外の仕事にどんな豊かさをもたらしていますか。
兼業店主の挑戦と野望をぜひ聞かせてください。
ということです。
たぶんちょこちょここのポッドキャストでも、本屋の話は出してるのかな。
出してますね。たまに出してるかな。
それについて改めて話してみましょうという回ですね。
本屋アルゼンチンという変わった名前の、結構聞かれると思うんですけど、
たぶんいろんなことをちょっと切り口として聞けたらなと思ってるんですけど、
主には本屋アルゼンチンという、本当に書店ですよね。
これはナオキが主に音頭を取って、僕らが共同経営しているゴード会社こっからの一つの事業として始めたのが、
もう4,5年前?コロナよりも前かな。
コロナ前?明け?
コロナ中に作ってたもんね。
そうか、コロナ中に作ってたか。
集まって、本当に建屋というか書店のお店、物理的なお店自体も、
僕たちというかこっからのメンバー6人で廃材とか集めたり、コンクリートの土台敷きながら土木作業をして、
その全体の監督、監修みたいなものを、僕らがメンター、アドバイザーとして一応関わっている近所のおいちゃんと、
おいちゃんね。
元大工の棟梁がいまして、もう多分70代くらいだと思うんですけど、
に散々毎日怒られながら、「お前ら大学で何しとったんや!」とか言われながら、
本当に物理的に叩かれたり蹴られたりして、指導を受けながら頑張って作った本屋がいまして、
その本屋の稼働の責任者として直木が一応転職していると。
これ元々、そもそも何で作りたいという、いつ頃からそう考えてた感じですか?
これもう諸説あるんですよ、本当に。本当に諸説あって。
毎回聞かれるたびに僕答えが違うんですよね。だから何回かこの回続くかもしれへん。大丈夫かな。
一回で行きましょう。
一回で行きます。
バチッと行きましょう。
めっちゃちゃんと答えろって言われたら、社会人大学院に通ってたんですよね。起業してから。
社会人大学院行ってた時に最初教えてもらった先生に、
これ全10回でこのテキスト読んでいきますっていう風に渡されたテキストが日本語なんですけど、全く読めなくて。
フランス哲学とかだったかな。から始まったんですけども。
これまでビジネスで読んでた書籍とかってね、パーっと読めていくんですけど、
本当に日本語なのに何書いてるかわからんみたいな感じから本が始まっていって。
これ要は何を書いてたのかみたいなところをこの授業の中で結構みんなで議論したりとか先生が解説していくみたいな。
そうなってくると、例えば僕は人間とは何かみたいなところってずっと企業で人事やってたから比較的ビジネスの中で僕は詳しい方だと思ってたんですよ。
リクルートで人事をやってた時にね。
席隣りの人が例えばSPIを作った人、結構年配の人が席隣りだったりとか、そういう環境だったんだよ。
人、人間のことって別にわかるでしょうみたいな感じだったんですけど。
もうその大学院の授業に行った瞬間にどっからが人でどっからが人じゃないのかとか。
盲目の方が杖持ってるとして、その杖の先っちょで世界を知覚してるとしたら、この杖はその人なのかどうなのかみたいな。
なんかそのレベルから問われてくるみたいな環境で。
そもそもいろんな人間って何なのかとか環境って何なのかみたいなところからもう一回ゼロから本当学び直さないといけなかった経験だったんですよね。
本とかも読んでたんですけど、やっぱり読みやすい本とかビジネス書ばっかり読んでたから。
これってなんか俺だけじゃなくて、いろんなビジネスパーソンがもう一回学び直すみたいなところで行くと、これぐらいちょっと普段手に取らないようなアカデミックな本に手を出していくって結構大事やなと思って。
だから卒業した後も、当時はまだ本屋さんがあんまなかったんですよ、糸島に。
今はいくつかできてるんですけど。
先生たちと喋りながら、「直樹さん、本屋やったらいいじゃないですか?」みたいな。
へー、あ、そうだったんだ。
そうそうそうそう。
あ、まじっすか。やろうと思ったらやれますけど、みたいな。
で、ちょうどビジネスとアカデミア。
アカデミアの本ばっかり並べても絶対売れへんってわかってたから、ちょうどビジネスとアカデミアの間ぐらいの本だけを集めるような橋渡しになるような本屋やったらできそうですっていう話から、そこからやってみよう。
のが本屋アルゼンチンの始まりって感じですね。
めっちゃちゃんと言えておいたそんな感じ。
合同会社こっからと「Playful」な精神
ちなみに聞いてる方のためにお伝えしておくと、僕の合同会社はここからという会社は10年前に僕らが立ち上げて、
僕ら以外にも4人の仲間がいて、全員社長で、一世の出でサラリーマンを辞めて福岡に移住して、何もないところから作った会社。
基本的には組織開発とか人材開発の仕事をしてるんですが、
プレイフルというキーワードを一つど真ん中に置いていて、
いわゆるありていに言うと内発的動機というか、
本当に自分自身がありたい姿だったりとか、作りたい組織から人を育てるとか、組織を作るということになるようにしてます。
そんなこと言ってるので、僕らもプレイフルであり続けなきゃいけないよねっていう感覚がどこかにあり、
それをそれぞれのメンバーが体現するためにやりたいこととか、内側から湧いてくることを具現化してビジネスにするみたいなことをやり続けている集団でもあって、
僕で言うとそれはMinervaの今やっている事業だったりとか、RUNNERS RUNNERという新しい会社だったりするんだけど、
そのうちの一つとして直木はこの本やアルゼンチンという表現をしているという感じですよね。
大学院をきっかけにして始めているから、選書だったりとか全体のコンセプトみたいなのも、人文とか先行していた人類学がビジネスにどう繋がるのかみたいなことを意識して選書している感じ?
本屋を始めるきっかけ:コロナ禍と小屋作り
うん、そんな感じかな。やっぱりこう、そもそも論じゃないけど、やっぱり分かりやすいところの本をどうしても手に取っちゃうし、
Amazonもそうやけど、アルゴリズムがそうやからさ、この本読む人はこの本がっていう風になっていくと、結構自分に心地いい本ばっかりがヒットしていくから、
そこからちょっとはみ出る、内角高めぐらいの本が田舎のちっちゃい本屋に並んでいるみたいなところがあると、世界が広がっていくみたいな、そういう場所になるんじゃないかなと思って作ってたかな。
人とはとか環境とはみたいな、わりと哲学的な問いを起点にしてビジネスのことを考えていくし、接続していきたいみたいなことだと思うんだけど、
そもそもなんでそこが重要だみたいなのを思ってたのっていうのを聞いていくと、社会人大学院になぜ行こうと思ったのかみたいなところからだと思うんだけど。
社会人大学院になんで行こうと思ったかは、ちょうど僕ら仲間6人で起業してるでしょ。
で、起業してる一番のメリットってお客さん選べることだと俺は思ってて。
やっぱり好きな人とか、この会社にコミットしたいみたいなのって、自分たちに選択権があるんやんか。
受けなかったら儲かれへんだけやしさ。
そうやっていくと、お客さんもやっぱりいい人たち多いし、仲間も気心知れてる。
キミハルとかも幼稚園から一緒やからさ。
もうアウンの呼吸の仲間たちに囲まれる生活が1年続くと、なんかね、このまま行くと今まで持ってきたものをどんどん切り売りしてるみたいな感覚があったんや、俺。
はいはい。
で、これ自分で意図的に学びの場っていうのを作っていかないといけないなと思って。
もちろんお客さんと出会うことで、もちろんチャレンジングな課題とかっていうのはあるんやけど、
領域そのものを自分で広げていかないといけないなと思ったときに、自分の中で一番苦手分野どこやろうと思ってアカデミアやったから。
うんうん。
だからちょっと社会人大学に一回挑戦してみようと思ったっていうのが流れかな。
なるほど。
なんか直接的にビジネスに活かしたいとか、ビジネスで使える武器を手に入れるためにみたいな感じではなく、
分からなさと出会えるんじゃないかとか、実際に探求の幅広げたいみたいな、そんな感じなのかな。
そう、なんかそのときMBAとかって選択肢あったやん、あるやんか。
そこ行って学ぶことって、もちろんあるんやろうけど、なんかちょっと想像つかへんとこ行ってみたかったっていうのはあるよね。
なるほど。
うん。だからそれはわざとMBA以外で探してたっていう記憶はあるし、
会社やったらさ、いきなり玉突き人事とか移動とか、このプロジェクトをなんとかやってくれって言って、
もう全然やりたいやりたくない関係なくさ、
もうね、ジョブがアサインされたりすると、自然ともう領域広がってったりとかするけど、
それって起業した後、俺らみたいなちっちゃい会社やったらさ、自分でそこをもうやっぱデザインしていかなあかんから、
それが比較的早かったよね。起業してから1年、2年でもうそれやろうと思ったから、3年かけていってたね。
なるほど。で、実際にそれがきっかけになって、本屋作ったらいいんじゃないですかって言われて、
で、作った、でもそのそこに乗る、その提案に乗るみたいなところの動機で言うと、
自分がやりたいこととどう重なった感じの探求はずっと大学に行ってやっている。
えっとね、卒業したらやっぱり大学院って出なあかんやん、もう。
で、卒業した後やってんな、俺、その本屋始めたのが。
で、大学図書館にも入れなくなるしさ。
で、アカデミアとはでもやっぱり橋渡しみたいな役割って結構自分じゃないとできないんじゃないかっていう感覚があったから、当時。
うん。
だから、それを引き続きつなげていくのって、
そう、本屋っていうメディア、媒体、場所だったらそれができそうだなと思ったよね。
なるほど。
ただ、これめっちゃ、今めっちゃちゃんと喋ってるけど、当時はその本屋やるっていうのはやりたいなぁはあってんけどさ、
えっと、コロナで俺ら出張なくなったやん。
確かに。
結構ワークショップとかで、東京に行って実際にリアルでやる仕事が多かったのが、コロナになってなくなって比較的糸島にいる時間がすごく長くなって、
で、オフィスのスペースも結構広かったけど、デッドスペースというか何も使ってない場所とかもあったから、
時間もあるし、何か作ろうやーって言って小屋を建て始めたのがスタートなの。
ああ、そうやったね。
特に用途も目的も決めず、その庭が広いからオフィスの。で、畑とかあったし、なんか芝生敷始めたりして、
で、ここ一角空いてるよねみたいな、何畳?8畳?10畳ぐらいのスペースかな。
うん、スペース。
で、もともとそこをYouTubeスタジオにしようぜとか、
アトリエにしようとか。
いろいろアトリエにしようやとか言ってたが、いつの間にか本屋になりますみたいな。
デファクトにいつの間にかなってて。
そうそうそう。
いやでもそうやね。だからもうこの小屋を建てようの時には本屋はやりたいはあったけど、その小屋が本屋になると思ってなくて俺も。
うんうん。
で、作りながらちょっとずつできていくわけやん。自分たちがこう気を削りながらさ、組み立てていく中で。
うん。
そう、その中で、そう本当に、もうだから本屋のために建てたというよりかは、アトリエって言ってるけど誰も絵描けへんしなとかさ。
はい。
YouTubeスタジオって言うけど誰が飛んねんみたいな中で、これほんとできたはいいけどどうすんねんやろっていうのはうっすらみんなそれ思ってたやん。
そう。で、そう調べていくと本屋って、本一冊置いて本屋ですって宣言したら本屋になれるっていう参入障壁がめちゃくちゃ低い、実はジャンルで。
へぇー。
そう。それやったら、なんか本当にこの間ぐらいをこの場所でやっていくっていうのもありちゃうかって思って、そっからもう当然のように本屋になっていくって気づいたらみんな、はい、本屋を作ってたってことになってるって感じ。
だからまず箱物って結構批判されがちなケースって多いけど、いろんな文脈でさ、まず箱作るとそこにもともとぼんやりあったアイデアを載せる効率ができたみたいな、なんかそんな感じですよね。
もうめっちゃかっこよく言うと本当に、もう直感と感覚で環境との相互作用から立ち上がった本屋っていう風にめっちゃかっこよく言えると言えんねんけど。
おぉ、なんからしいオシャレな表現。
えっと、ほんまに前新聞社の人になんでですかって言われた時に、いやあのたまたま小屋作ってて、もうここ本屋にしたらいいかなと思ったんですよって言ったらもう一切記事にならんかったわ。
いやめっちゃ大事よね、らしい、らしいというかちゃんと丁寧に言葉にするみたいなの、めっちゃ大事よね、そういう意味ではね。
兼業店主の葛藤と半泣きで帰った日
で実際やってみてもう何年今?
5年ぐらい。
5年ぐらいか。で最初のうちはね、毎週の週末だけ一応今もう開けてるのかな。
で見せ場みたいな感じで6人で回してた時期とかもあったけど、実際にそれでも4,5年細々とやり続けてどうですか?
いやもう難しいね、めちゃくちゃ難しいです。
なんかもう本屋やってる人はもうみんな難しいって言うと思うんですけど、特にあのこれほんまにあの俺じゃないとわからん感覚が一個あって、兼業本屋なんですよやっぱり僕って。
はいはい。
だからあんま本屋って言ったら本屋一本で勝負してる人たちからすると、いやお前それ別に土日に遊びで開けてるだけやんっていうこういう扱われ方しちゃうんですよ。
はい。
そうだからあんまり本屋やってますっていうのももちろん言うねんけど、なんかちょっと後ろめたさもあって、でトークイベントとかに呼ばれたりするの、本屋だけが集まるトークイベントとか。
基本出ないようにしてんねんな。それはやっぱり本当に本一本であの利益率で場を守り続けてる人たちに対して同じステージで本屋ですって言って勝たれることってやっぱちょっと俺は違うと思っちゃうから。
へー。
でもお前頑張ってそんなん言ってたらでもなんか本屋の形をそこで縮めちゃうとね。
うん。
これあかんなと思って一回頑張って出てみたんよ、登壇して。
うん。
呼ばれたから。
うん。
じゃあやっぱりあの、まあ本屋っていうか、独立系本屋とは言えないですよねっていうふうにみんなの前でさ、他の本屋さんに言われてさ。
ははは。
いやその。
いいね。
いやそれもう。
ちゃんと言われたんよ。
ちゃんと言われた。ちゃんと言われてるし、多分言われてる、そう思ってるやろなと思ってたし。でそこに対してやっぱりもうすごく恥ずかしさとか、まあちょっとした悔しさもあれば、でもそれで本屋っていうものをなんかこう、ねえ今までの本屋はこうあるべきに絡めとられるのも俺らっぽくないし。
うん。
でその中でどうやって本屋って言いながらこう自分のスタイルをこう出していくかみたいなところを通ってくれてんねんなっていうふうに一周回って。
まあ確かにね。
そう、半泣きなりながら車で帰ってきた。ちょっと。
いや面白い。なんかその本屋に対してすごいリスペクトがあるよなおき。
「本屋」の定義と本質
あるある。
全国どこ行ってもね本屋にこう巡ったりしてるぐらいだから、その本屋の人たちが境地をある種持って、でその誇り持って本屋と名乗りたいみたいなのと、でその本屋じゃない人が本屋と名乗っていることに対して反応するということは自分たちのかっこたる役割みたいなのがイメージとしてあるから、それはそれで成立してそうではあるし、
結構いろいろさ、多分なおきしか感じてない感覚がここからメンバーとか僕らのメンバーでは感じてないところで言うと、
週2回しか開けてないことによって本屋が本屋たる条件みたいなのがどれだけこう、なんていうのかな。
弱体してるのか。要はそこで結構他の人たち、本屋を名乗ってる人たちからすると、いや週2回だけですよねみたいな感覚があって、それはそのオープンの頻度が割と本屋か田舎みたいなところに影響してるのかとかさ。
本屋の本質というか何があると本屋になるのかみたいな。
これは本当にいろんな本屋の数だけそこに哲学というか、こだわりがあると思うから、あんまり一般化して言うとあれやけど、
でも、ちゃんと店を場を開け続けるっていうことの大事さみたいなのがめっちゃあると思う。
だからそれは俺やれてないから。
そこが大事なんだ。
もうめっちゃ大事だと思う。やっぱそこに行ったらあるっていうのが。
でも一方で、それをあんまり極端に、じゃないと本屋じゃないまで行っちゃうと、いろんな本屋の形の可能性を逆に閉じちゃうことにもなるから、
それはいろんなスタイルを見つけていったらいいと思うんだけど、やっぱりその本と場に対して思い入れがあるって、
本の並べ方とか、ちょっとした配置にもうすっごいこだわり感じる店とかいっぱいあるから、
そういうところと同じ土俵でっていうのもおこがましいっていう気持ちはめっちゃある。
だから場を開け続けるっていうのはほんまに大事だと思う。
やり続けるっていうのは。
そこはそこであるのか。
選書への照れと自信
ただ単にアカデミアとビジネスの架け橋だったりとか、両方に片足を置いておきたいみたいな動機もあったと思うし、
一方で自分が読みたい本だったりとか探求したい、先章の話になるけどさ、
ずっと勉強していくのと、それを商品として選んで、ある程度限られたスペースの中で並べて見せるっていうのって結構大きな表現行為でもあるやん。
その辺は抵抗とか、ちょっとテレとか、そういうのとかなかった。
こんな本選んでるっていうのがそのまま見えるし、
割と自分の考えとか大事にしてるものとか、世界観みたいなものもそのまま出るから。
あるで。だからお客さんによっては80点みたいな感じで本屋見て思う人もいると思うしさ。
実際言われたこともあるしさ。
それはもういろんな本屋に対してのイメージがあると思うからやけど、
でもあんまね、俺キミハルが言うほど抵抗なくて。
自分の先章がちょうどビジネスとアカデミアの間ぐらいをシンクって取れそうな感覚があるから、
そこはね、結構自信あるのかもしれない。もしかしたら。
もちろん全部読んでるわけじゃないで。全部読んでるわけじゃないんだけど。
でもなんとなくこの著者とこの著者が言ってることを、書評を書いてる人のこの人だったらこんなことを多分言ってるだろうっていうのは、
そこら辺まではなんとなく地図みたいなのが頭の中にあるから。
なるほどね。
本と並べ方によって全然浮かび上がり方が違うから、どこに置くかで本は場所で売れてると思う。結構。
入口のやっぱり右奥に置いてるとやっぱり目にパーンと行って、一番そこが動くとかっていうのは、
結構この場所に依存すると思うんだけど、書く本屋絶対スポットがあって。
そこにアフォードされていくというか、購買活動が繋がっていってる部分は絶対あると思う。
だからレイアウト見るようになった。本屋初めて。いろんな本屋の。
その本を売る以外にも結構いろいろ活動してると思うんだけど、本屋ある全地にも。
本屋ならではの活動領域とやりがい
そっちの方が通じてさ。
大きいかもね。
教授の本棚っていう、体感された教授の方々の研究室にある本棚から
選択して世の中に届けていくという取り組みとか結構やってると思うけど、
本屋やったからこそできた活動とかそういうのも含めて、あるいは得られた実感とかやりがいみたいなのって、
どんなのがありそうですか。
本屋やると著者とすごく近くなるんだよね。
それはね、やる前は全然わかってなかった。
やっぱ著者の方って素直な反応、読者との反応の機会って結構欲しかったりとかする。
東京の大きな本屋でね、講演会みたいなのは多分あると思うんだけど、そのサイズはうちではできないからさ。
もっとちっちゃいサイズで、この本屋でどうだったかとか、
そういう先生たちが集まって、例えば人類学の先生だったら、
糸島をフィールドワーク一緒にしてみましょうみたいな機会とか、
こんなずっと呼んでた先生たちが実際に目の前、糸島のどいなかに来て、
小さいサイズのフィールドワークをやって、めっちゃ楽しんでくれてるみたいなのは、
すごく距離も近くなったし、
本当に本屋がある意味というか、本屋アルゼンチンがある意味は、
ここがあるから生まれてることっていうのは、
本はあんま売れてないけど、そういう遭遇というか、
実際の著者の人たちと一緒に何かするとかっていう機会とかは、
すごく作れてるんじゃないかなっていうのは、逆に自信になってるって感じがある。
なるほど。環境とか、置いてる本のカテゴリーとか、
著者の方々の好みとか趣向みたいなものは全部フィットしてる感はあるよね。
だからそういう活動に繋がってるみたいなのもありそうですね。
そうなんです。だから来年1年は一回本屋にコミットしたら、
今後の展望とエンディング
どこまでできるかっていうのをやってみたいんで、
ちょっと一旦他の仕事は置いて、
本屋にコミットさせてもらっていいですかキムさん。
ダメです。
ダメですか。
あなた本屋じゃないので。
本屋の方にも言われるし、仲間からも言われるわけ、俺最後に。
そうですそうです。
いいですね。そこら辺の割れ目あたりをジャンルとして追求したいなと思います。
そうですね。本屋の話は活動のいろんな報告とか宣伝も含めてできる時が結構来ると思うんで、
いろいろ紹介させてもらえたらって感じですよね。
ありがとうございました。
というかここら辺でいいですかね。
はい。
お聞きいただきありがとうございました。
この番組はSpotifyやApple Podcasts、ラーナーズラーナーのYouTubeチャンネルなど各種プラットフォームから毎週配信しています。
ぜひ番組のフォローをお願いします。
それでは次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:23

コメント

スクロール