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2024-10-12 15:10

EP4:東映実録やくざ映画でピラニア軍団と血まみれになって暴れた話を三上寛さんに聞きました。

1977年にリリースされたアルバム『ピラニア軍団』の再発売に関連して、取材や執筆などをいたしました。


ピラニア軍団原稿①アルバムレビュー

https://soundfuji.kingrecords.co.jp/column/3923/


ピラニア軍団原稿②新文芸坐イベントレポ

https://soundfuji.kingrecords.co.jp/column/4155/


ピラニア軍団原稿③ 三上寛さんインタビュー

https://soundfuji.kingrecords.co.jp/column/4294/


★ピラニア軍団と奮闘する三上寛さん出演作のU-NEXTリンク


『新 仁義なき戦い 組長の首』

https://video-share.unext.jp/video/title/SID0012122?utm_source=com.apple.UIKit.activity.CopyToPasteboard&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=PM046706212


『実録外伝 大阪電撃作戦』

https://video-share.unext.jp/video/title/SID0020931?utm_source=com.apple.UIKit.activity.CopyToPasteboard&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=PM046706212


『沖縄やくざ戦争』

https://video-share.unext.jp/video/title/SID0020932?utm_source=com.apple.UIKit.activity.CopyToPasteboard&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=PM046706212


そして三上寛さんが犯人役でゲスト出演

『大都会 PARTⅡ』第3話「白昼の狂騒」

https://video-share.unext.jp/video/title/SID0020718?utm_source=com.apple.UIKit.activity.CopyToPasteboard&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=PM046706212




今年の頭で更新が止まってしまっている私のお知らせサイト

http://manabeatwork.starfree.jp/gomibako/


毎週土曜日23時から放送しているレコードの音を届けるラジオ、の聴き方

https://fm767.com/description/

(「FM聴」というアプリがオススメ)


※BGMはStuck on Earthさんの作品を使用させていただきました。

https://commons.nicovideo.jp/users/129151301

https://youtube.com/@soemusictube

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こんにちは、こんばんは。真鍋新一です。
真鍋新一と誰かの話というポッドキャストをやっております。
もともとは、スマホ一個でいつでもどこでもポッドキャストが収録できるようになったらいいなということで、実験的に始めたものでございまして、
最初はファミレス、第2回目はお外、それから第3回は大音量で音楽が鳴っているDJイベントの最中ということで、こんなに簡単にポッドキャストを取れるんだということを実験して楽しんでいたわけですけれども、
大体やりたいことはこれでできてしまったというか、できるって分かった瞬間、急に興味がだんだん引いてきてしまうという、すごい自分の飽きっぽい性格がもろに出かけていて、これはやばいぞと思っているところでございますが、
本来ポッドキャスト、音声でいろいろなことが伝えられるというわけですから、普段の私の活動の中では伝えきれない部分とか、声でお知らせしたほうがいいようなこと、そういうことをいろいろこの場でなるべく頑張って話していこうと思っております。
そうなんですよ。私自身の活動報告ですよね。
いろんなところで原稿を書いたりとか、誰かにインタビューをしたりとか、そういう情報は普段SNSでお知らせという形で出しておりますし、
普段やっているラジオ番組で軽く触れたりすることもあるにはあるんですけども、すぐ流れてっちゃうんですよね。
後から来た人にもちゃんとわかるようにというか、一応私もホームページ、お知らせサイトを持ってて、そこで過去のやったお仕事とかちゃんとまとめてるんですけども、なかなかそういうのって見るのも大変だと思いますしね。
なのでせめてこのポッドキャストを聞いていただける方には、もっと丁寧に自分のお仕事をちゃんとお知らせしたいなと、そういう意図もあって、このポッドキャストをやっているわけでございます。
そうだ、実験にしっかり夢中になっちゃって、本当の目的をちょっと忘れかけておりました。
最近の私のお仕事ということで申しますと、やっぱりピラニア軍団ですね。
7月の終わりにCDとレコードで再発売されました。
東映の脇役、アク役、キラリ役、コロタリ役集団のピラニア軍団の皆さんが、アルバムを1枚1977年にリリースされたということで、本当に画期的な復刻。
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今まで好きだってしょうがなかったんですけども、レコードはプレミアムプレッシャーって何万もして高いですし、
1回CD化されてるんですけども、それもまあ結構なレア版でございまして、今回サブスクも解禁されまして、すごくアクセスがしやすくなった。
今回初めて聞いたという方もたくさんいらっしゃったかと思うんですけどもね。
いやもう本当に、もっと早く聞きたかったなっていう気持ちと、いつでも聞けるようにしてくれてどうもありがとうっていう両方の気持ちでいっぱいなわけですが、
そのアルバム、ピラニア軍団についての解説というかデビューというか、
それをですね、キングレコードさんのウェブサイトであるサウンドフジというところで、私真海真一が書かせていただきました。
ちょっと思い入れが強すぎて、今読み返すと重いなあ、気持ちが重いなあなんて自分では思いますけどもね。
でもやっぱりピラニア軍団がいて、こういうアルバムを作ったっていうことをね、知ってる人はもういいんだと。
知ってる人はもうどっかで聞いてるしね、いいんですよ。
余作はその人はもう知り尽くしてるんで、当然ピラニア軍団を知ってるってことは映画も見てるってことだし、
彼らの魅力がどんなものかっていうのはもうよく知ってるわけですよ。
だからその人たちに向けて書く必要はないだろう。
むしろ人気なき戦いは見たことはあるけど、だけどピラニア軍団っていう人たちがいたんだ。
あの毎回殺されちゃうチャーミングな怖い顔の人たちがグループを組んで、
しかもアルバムまで作ってたんだっていう人がね、よりその世界のことを理解してもらえるように書いたつもりでございます。
実際僕の友達も人気なき戦いを知ってる人で、ピラニア軍団は初めて知ったっていう人は意外といたもんでして、
じゃあやっぱりそういうふうに書く価値はあるかなって思いましたね。
それに続いて、池袋の新聞映像で行われましたピラニア軍団の映画、
ピラニア軍団ダボシャツの天の上映会プラストークショーですね。
このピラニア軍団のアルバムをプロデュースされたフォークシンガーの三上寛さんと、
ピラニア軍団の女性メンバーである橘真希さんのトークショー、
そして三上さんのミニライブというイベントのレポートも書かせていただきましたし、
なんといっても三上さんご自身に丸々1時間ほどその時代の話をたっぷりとお話を伺えたっていう、
本当にこれは自分にとってやりがいがあるというか、今までずっと聞きたかったことをたっぷり聞くことができて、
そしてそのたっぷり聞けた内容をかなり充実したボリュームで記事にすることができた。
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これは本当に自分によくできたなというふうに思います。
三上寛さんとピラニア軍団の関係ですよね。
このピラニア軍団というアルバムは、作詞作曲をほとんどの曲で三上さんが手がけられて、
そしてアレンジですね、編曲を佐藤隼さんと坂本隆一さんがやられているという、
そこの結構な音楽好きにとってはアピールポイントというか、まだYMOでブレイクする前だった、
また下積み時代の坂本隆一さんが、もうほとんどシティポップにも近いようなサウンドをですね、
このヤクザ映画ばっかり出ている俳優版のアルバムで試しているっていう、そのこと自体もすごく面白いし、
大いに目を引くポイントだと思うんですけども、私はここはやっぱりプロデューサーで作詞作曲を務められた三上寛さんのことをしっかりフィーチャーしたい、
そういうふうに思っています。どういうことかというと三上さん自身も俳優として
歌手活動と並行していろいろな作品にお出になっているわけなんですけども、そのほとんどスタートに近い時にこの東映の実力ヤクザ映画に出演されているんですよね。
人儀なき戦いのシリーズが一番有名かと思うんですけども、当時70年代の東映は人儀シリーズが当たったということでね、
広島のヤクザ以外も実際のヤクザの話をどんどん映画にしていこうということで、例えば北陸代理戦争とかですね、
あとは山口組外伝九州侵攻作品とかですね、本当にいかついタイトルばっかりで大変なんでございますけども、
その中で三上寛さんは沖縄ヤクザ戦争、それから実力外伝大阪電撃作戦、やっぱりいかついタイトルですけども、
そういった作品にご出演されております。
人儀なき戦い以外にも本当にたくさん実力ヤクザ路線の映画があるわけなんですけども、
人儀なき戦いは5本、5作品ありまして、その後新人儀なき戦いで3本あるんですけども、
人儀なき戦いの頭の5本に出てなかった役者さんがたくさん印象的な役で、それ以外の実力ヤクザシリーズに出ているんですよね。
三上さんが最初に東映の撮影所でこのような作品を出たのは、新人儀なき戦い組長の首という作品で、
それはもう本当に魅力的な菅原文太さんの古文の役を演じられているわけなんですけども、
沖縄ヤクザ戦争と大阪電撃作戦、この2本もですね、やっぱり三上さんの姿がどうしても脳裏に焼き付いて離れない。
映画館で最初に見た時にですね、クレジットを見てちょっとびっくりしました。
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三上菅さんがこちらとしてはね、夢夜開くとか、フォークの歌手としての三上さんのことを知っているものですから、
あまりにも意外な取り合わせといいますか、一体どんなことになるんだろうってね、ワクワクして見ていただく。
三上さんのアルバム、聞きになっている方ならわかる通り、非常にフォークでありながらパンキッシュな魅力を持った作品が多いんですけども、
そこで三上さんによって歌われる血と汗と涙とでもいうような激しい感情はですね、
東映の薬剤画のイメージと非常によく合うんではないかなということが、もう見る前からわかっているんでね、もう本当にワクワクしてしまったわけでございます。
そこで三上さんが一体どんな演技をされているかっていうのは、私の原稿にちょっと触れてますので、それを読みいただいてもいいですし、
もういきなり映画をご覧になってもいいのではないかと思います。
とにかく言いたいことはですね、本人はそうはおっしゃいませんけれども、
三上さん自身もピラニア軍団のメンバーの一人という感じが映画を見ていてするわけです。
同じように殺され、同じように血まみれになっている、同じ立場に立っているからこそ書ける歌がある。
それがピラニア軍団のアルバムに入っている楽曲にすごく込められているのではないかなというふうに思いました。
さて、これは三上さんにお会いした後に聞いたことなので、本当に先にもっと知っておけばよかったと後悔してるんですけども、
大都会パート2という刑事ドラマがあります。石原雄二郎さんと渡辺哲也さん、松田裕作さんなんかも出てくる、
1970年代の終わり頃ですね、「太陽に吠えろ!」以降の刑事ドラマの中でもひときわ有名な作品なんですけども、
その中のですね、大都会パート2の第3話に三上寛さんは犯人役で出演されていてですね、これがもう本当にすごい役でした。
渋谷のど真ん中の喫茶店でウェイトレスを人質に取りまして、ショットガンを持って乱射して刑事どもを愚弄しまくるっていうね、
本当にどこまでも悪い奴の役だったんですけども、
何だって相手は渡辺哲也さんと松田裕作さんですからね、この二人と三上さんが対決するっていうだけで胸がワクワクしますし、
しかもその後ウェイトレスの後でさらにもう一人刑事を人質に三上さんを取るんですけども、その人質になった刑事っていうのがですね、
小野武彦さんっていう役者さん。名前だけ聞いても誰って思うかもしれないですけど、あの方ですよ。
踊る大捜査船のスリーアミーゴスのうちの一人ですね。あの方も大都会のシリーズで出ていらしたんでね、レギュラーなんですけども、見事に三上さんにボコボコにされてですね、
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もうシャツとか脱がされてほとんど裸同然になって、もうめちゃくちゃぶん殴られて血まみれになっておりましたけども、
三上さんのセリフもね、東北生まれの犯人っていう設定なんですけども、鉛がきつくてですね、半分とは言わないけども、
3割ぐらいはちょっと何言ってるかわかんないんですよね。テレビドラマで何言ってるのかわからない主要人物がいるっていうのはなかなかの冒険というか、今ではありえないと思うんですけども、
だけどね、危険なショットガンを持った犯人がね、明瞭にお話ししてたら逆にちょっと気持ち悪いですもんね。何言ってるかわかんないぐらいが不気味で、それらしいというかリアリティがあるというか、見ていてすごくドキドキしながら見ていたわけでございます。
その大都会パート2ですけども、こちらのドラマはですね、ユーネクストで全部配信されてます。時々ね、こういうのがあるからドラマも見落とせないんですよね。昔の日本のドラマ、場数が多いんで全然追いかけられないですけどもね、今やってる新しいドラマを追いかけるぐらいだったら、こういう古いドラマをきちんと見直した方が発見があるんじゃないのかなと思ったりするぐらいです。
本当に侮れないなというふうに思います。
ちょっと話しすぎちゃいましたね。
今日はこれからですね、カフェグルーミンレコードの収録をしたいと思います。
最近ちょっと歌謡曲のレコードばっかりを紹介しすぎてしまったので、ちょっとバランスをとってたまには洋楽オンリーでやってみるのもいいのかなみたいな感じで思っております。
毎週土曜日の午後11時、夜ですね。
夜11時からフラワーラジオという埼玉県コーノス市のコミュニティUFMで放送しています。
もちろんその地区以外にお住まいの方も聞けるようになっておりまして、フラワーラジオの専用のアプリがございますので、それをスマホに入れていただければ聞けるようになります。
興味のある方はぜひともリアルタイムで聞いていただければなと思います。
SNSで言ってもあまり反応がないんですけども、たまに初めて会った人にラジオ聞いてますみたいなこと言われて、なんだよ聞いてるんだったらもっと早く名乗り出てくれよなんて思うこともしばしばでございますが、結構長年続いておりまして。
ちょっとこれは詳しいことはまだわかんないんですけども、毎週土曜日の夜11時以外の時間にも再放送ということでオンエアをしてくださるというお話を先日、局の方からいただいたので、そのあたりのこともまた詳しいことがわかる次第、またこの場でお知らせしたいと思います。
ということで、真田節一と誰かのお話、今日はここまで。次回をお楽しみに。
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