サマリー
天職は単に見つけるものではなく、育てていくものであるとの主張を中心に、価値観や情熱、能力の変化について論じられています。特に、キャリアの偶然性や、時間をかけて仕事に対する理解を深める必要性が強調されています。
天職の育て方
はい、しいなです。いかがお過ごしでしょうか。今回も天職についてお話をしていこうかなと思っております。
今回の結論に関しては、天職は見つけるというより、育てるものというテーマになります。
前回、天職というのはあるものでもなく、見つけるものでもないというお話をしました。
なので、天職とはどういう位置づけかというと、育っていくもの、築き上げていくものなんじゃないかなというふうに思っております。
そもそも天職っていうのは価値観、性格、情熱能力などと一致していて、やっていて疲れるどころか、
むしろ充実感や意味を感じられる仕事のことを指すと思っております。
でもこれってですね、この天職を構成する価値観とか情熱っていう要素は、どれも変わっていくものなんじゃないでしょうか。
能力というのもいつからでも伸ばせますよね。キャロル・ドエッグ氏、スタンフォード大学の心理学者である
キャロル・ドエッグ氏の言うしなやかマインドセットというものを持っていれば、常に成長はできるっていう発想でいくので、能力って年齢や性別とか環境に関係なくまず伸ばせますよね。
価値観においても変わりますよね。人生で強烈な経験をすれば価値観がガラッと変わるなんていうことよくありますよね。
例えば外国に行って、海外旅行でも何度もいいんですけれども、これまでの当たり前が覆されるなんていうことあると思います。
あと性格も変わると思います。 もちろんDNA、親からの遺伝で何割かは決まるっていう話もあるかもですが、
環境とかもこれまでの経験とかによって性格も変わりますよね。よく人って仕事とプライベートで全然別人なんていうこともあるかと思います。
あと情熱。情熱というのは興味関心が強く働くことですね。興味関心というのももちろん変わると年月によって変わります。
小中学生の時と今が全然違うことに興味関心を持っているなんていうことはざらにあるかと思います。
だからですね転職はこれだっていうのは決まらない。むしろ決まってしまうのは不自然じゃないかなっていうふうに考えております。
だから転職診断とか転職の見つけ方っていうのはものすごくキラキラしていて、かつての自分もそれで本当に転職が見つかると思っていました。
ただ5年自己分析をやっても転職とかやりたいことっていうのは見つからなかったですね。
簡易的な web 診断から本格的なそういった転職とかやりたいことを見つけるワークとかをやっていきましたがやっぱり見つからなかったですね。
なんとなくこっちの方向なのかなっていうぐらいでこれが転職でやりたいことだなんていうことは見つからず絶望をしました。
今となっては当たり前ですが転職っていうのはやはり見つけるあるものではなく育てるそして築き上げるっていうのが本来のある状態なのかなというふうに思えます。
偶然性とキャリア形成
それに関してですね独立研究者の山口周さんも著書仕事選びのアートとサイエンスの中でキャリアケースにおける偶然性の重要性っていうのを次のように指摘してるんですね。
転職とは本来自己分析で内政的に探し出すものではなく人生のどこかのタイミングで思いもかけず他者から与えられたり偶然であったりするものかもしれない。
するものというようにおっしゃっているんですよね。 だから転職とはそんなもんかなと思います。
じゃあ好きなことを仕事にしようとかやりたいことを仕事にしようっていうのは現実問題無理なのかというとそれもまた違うっていうのが難しいと。
好きなことを仕事にしようって5年以上前にですかね今もなのかわからないですけれども
まあ流行ってましたよね。これもこのキラキラワードで私は物の見事に騙されたというか好きなことを仕事にしようにものすごく憧れていました。
でこれはできるかできないかだったらできるとは今は思っています。 ただすぐには無理だというふうに気がしますね。
昔から野球をやっていてプロ野球選手になったっていう人はもしかしたら好きを仕事にしているかもしれない。
けれども多くの方は実際問題好きなことを仕事にするっていうのがすぐさまできるかっていうのはなかなか難しいと。
例えばピアノが好きでピアニストになるとかサッカーが好きでサッカー選手になるっていうのもこれすぐ仕事にはなってないんですよね。
幼少期から10年以上日々大変なハードワークというか練習を行ったからこそ得られたものでこれ別にすぐさまそういったものも無理だというふうに思いますね。
だから最終的にその好きなことは目の前のことをやっていたらとか没頭していたらいつの間にかにそうなったっていうのが
好きなことを仕事にしている人の状態だと思います。その最中には右右曲折があったり試行錯誤が様々な試行錯誤があってようやくその状態になったっていうのが本来なのかなというふうに思いますね。
だから当たり前ですけれどもワークをやってそう簡単に見つかるものではない。ワークシートのいろんな質問に答えてこれだっていう出てくるものでもないっていうのがあくまで私の考えになります。
自分の経験からもいろんな著名な方の発言からもですねそうとられますし
あとはジョン・D・クランボルツの言う計画的偶発性理論でもキャリアの良いきっかけというのは8割が偶然だと言われているのでやっぱり偶然性によるものは大きいと思いますね。
とはいえですね今まさにこの先どうしようと迷っている時にはその偶然なかなか起きないものです。
だから今かつてのように私のようにキャリアのことで悩んでいる方のお話をじっくり聞かせていただく無料キャリアセッションのモニターというのを募集しております。
60分の対話の中で今のモヤモヤや考えを整理しながら次の一歩を一緒に探していく内容となっております。
詳細は概要欄のノートの記事に書いてますんでよかったら覗いてみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
07:37
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