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2023-02-23 14:24

プロ8年目、見てきた景色・これからの景色 -神尾亮さん【後編】

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神尾亮さん後半戦です。Mリーグ登場以前以後の麻雀界について、神尾さんの目標についてお聞きしました。


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サマリー

神尾さんは、Mリーグが誕生する前の麻雀界のニッチな世界で活動していました。しかし、Mリーグの誕生により注目が集中し、自身のブログやYouTubeチャンネルのアピールが難しくなってしまいました。また、VTuberにも興味を持っていましたが、機材やリターンの問題から挑戦しないことになりました。神尾亮さんは、仕事と麻雀プロを兼業していますが、時間の調整ができるため特に困難はなく、Mリーグへの参加への意欲が強いようです。神尾さんの将来の目標は、自身の著書『夢を叶える麻雀の音』の10版を出版することと、この番組に再び出演することです。

Mリーグ誕生前の麻雀界
Mリーグ登場以前・以後の麻雀界について、神尾さんの目標についてお聞きしました。
ここからは、神尾さんが今年でプロ8年目ですかね。
はい。
この8年間、Mリーグ以前・以後、どちらも経験されていると思うので、
その辺りを振り返りつつ、Mリーグの存在の大きさみたいなところも
合わせてお聞きできたらなと考えています。
Mリーグが誕生する前の麻雀界というのは、どんな感じだったんですか?
Mリーグができたのが、確か2018年だと思うんですけど、
僕が麻雀プロになったのが2016年で、
プロになって2年目、3年目というところでMリーグができたというところなんですが、
今、Mリーグを見て麻雀に興味を持たれる方って結構多いと思うんですけど、
実は僕も似たような感じでして、
当時Mリーグはなかったんですけれども、ケーブルテレビで放送している
モンドハイっていう麻雀の番組があって、それでそれこそ金子さんとかのファンになったんですけども、
最高位戦の放送を当時はニコニコ生放送とかで配信をしていたんですね。
そういうのを見て、プロが真剣に打ってるのかっこいいなみたいなのもあって、
結構その影響を受けてプロになったというところはあるので、
実はMリーグ以前であっても、そういったものからプロを目指すっていう人はそれなりにいたと思いますね。
特にモンドハイとかですね、モンドハイを見て麻雀プロに憧れたっていう人は結構いそうですね。
配信自体はありましたね。
ほうあいえ、やっぱりMリーグ以前は、ぶっちゃけちょっとニッチな世界というか、
ちょっとマニアックな世界だとは思っていて、
大学で彼女を作って遊んでとかではなくて、
家に帰って最高位戦のプロの麻雀の動画を見るみたいな、
そういうことをやっていた人間だったんで、
なんというか、マニアというか。
なんというか、Mリーグ以前はブロガーだったんです。
ブログを書く人ですね。
今、ノートとか書く人結構増えていると思うんですけど、
Mリーグの誕生と活動の変化
当時ブログ、アメーバブログですね。
アメブロを書いていて、麻雀業界であんまりそういうこう、
凝ったブログみたいなのを書く人が、凝った文章を書く人みたいなのが全然いなくて。
今でも残ってますけど、僕のブログ残ってますけど、
結構それなりに凝ったブログを書いてたんですね。
そしたら、最高位戦の新人で面白いブログを書くやついるぞみたいなのが、
結構話題になって、何十リツイートとかしていただいたりみたいなので、
フフフみたいなことが結構あったんですけど、
Mリーグができたことで、
もうめちゃめちゃでかいコンテンツができたことで、
もう皆さんの興味の先はもうMリーグばっかりになり、
もちろんMリーグができたことで多くの方に知っていただいたとか、
いいことは多々あるんですけども、
紙を個人で言うと、
これMリーグできちゃったから、
俺のブログ見てくれる人全然いなくなっちゃったわみたいな。
全然話題にならなくなっちゃったみたいな。
さすがにMリーグには勝てないなぁみたいなのがあって、
ほとんどのプロがMリーグできた時に喜んでた中、
僕は一人、うわぁMリーグでかいのなんかできちゃったわって、
ちょっと凹んだんですよね。
今はもちろんMリーグ楽しく見させていただいていて、
趣味の一環にはなってますけど、
当時はちょっとマジかっていうのはありましたね。
でも確かにやっぱりMリーグができたことによって、
マージャンを見てこなかった人たちに
すごいアピールできるようになった一方で、
注目がそこに全部集まってしまったことで、
内側のマージャン業界の人の注目も全部
一点に集中しちゃったから、
他の人たちの注目台がちょっと下がっちゃったっていうのは
あるかもしれないですもんね。
そうなんですよ。
こうなんかアピールがしづらくなっちゃったなって思って。
そう。で、当時、
もうこれブログだと勝てないから、
なんか配信とかやろうかなって思ったんですよね。
はい。
そう。で、今配信するって
めちゃめちゃメジャーというか誰でもやってるじゃないですか。
マージャンプロでYouTubeされてる方めちゃめちゃ多いですもんね。
めちゃめちゃ多いですね。
ただ、実はマージャン業界って
世の中よりもちょっと遅れるんですよ。
例えばブログを書くとかも世の中がみんなやってるときに
マージャンプロはまだやってなくて、
僕とかがやり始めてみたいな。
で、YouTubeに関しても
Mリーグができたちょっと前ぐらいかなのときに
僕やろうかなって考えたときには
YouTubeやってる人全然いなくて、
それこそ大井さんとかもまだ始めてない頃。
なので、これで自分が本格的にこの
YouTuberみたいなことをやったら
ワンチャンそれでアピールできるかなともちょっと思ったんですけど
ただ実はその当時に
マージャン界の中で2つだけYouTubeのチャンネルがあって
1個が麻雀遊戯王っていうチャンネル
で、もう1個が日向愛子さんの麻雀するしないっていうチャンネルが
新しくできたっていうタイミングだったんですね。
この2つのチャンネルがさすがに大きすぎて
年前時点で今からYouTuberやるのはちょっと遅いなって思ったんですよね。
ただ配信するだけでは全然アピールにならないので
今はね多くのマージャンプロの方が配信とか始めていて
それ自体はいいと思うんですけども
この中で差別化を図って売れていく、話題になっていくってことを考えると
ただ配信してるだけだとね、ちょっと足りないところはあると思うんで
どうしてもお金かけているチャンネルと比べると厳しいなと
なんかその当時、5、6年前ぐらいですけど
どうやらVTuberっていうのが今後出てきそうだぞというのを小耳に挟み
VTuberはマージャンプロでやってる人当時誰もいなかったんで
VTuberやろうかなとちょっと思ったんですけど
ちょっとその機材にお金をかけるのと
それに時間をかけるのがちょっとリターンが見合わないかなと思って
それもやめちゃったっていう感じですね。
なので結局ブログも今はほとんど更新してないですし
YouTubeも一応チャンネルあるっちゃありますけど
本格的にはやってないので
今はどこかで自分をアピールするような
発信するような場っていうのは正直ないというかできてないかなという感じですね
確かに今でこそ大井さんがVTuberの方とコラボしてすごい盛り上がってますけど
5、6年前だとなかなか機材とかの問題で手が出しづらいところでしたよね
そうですね
プロとマージャンプロの兼業
今のお仕事とマージャンプロを兼業されている中で
難しかったとかここが課題だなとか感じられた部分ってありますか?
正直あんまりなくて
今だからあんまりないのかな
なんていうか今自分で仕事する時間とかって調整が効いちゃうので
平日勤めの人って平日仕事があるんで
マージャンの勉強なかなかできませんみたいな方って結構多いと思うんですけど
ぶっちゃけ自分で仕事をやっているので
生徒の授業とかがあるときは
塾に行って授業しないといけないんですけど
それ以外の添削の仕事とかっていうのは空いてる時間でやればいいので
なのでそのマージャンを勉強する時間とかは
結構最近は当てられてるかなという感じがしますね
自分で調整が効くようになるとやっぱりやりやすいですもんね
そうですね
Mリーグ登場以後の環境の変化みたいなところについて
お聞きできたらなと思います
2018年Mリーグできるぞってなった時には
やっぱりすごい衝撃があったんですかね
まあそうですよね
スポンサーさんがついてくれて
マージャンプロに出資してくれるっていうのは
マージャン業界的には夢みたいな話でしたので
やっぱり衝撃は衝撃ですよね
実際自分もMリーガーになりたいっていう思いはお持ちなんですか
おそらくマージャンプロとしては
Mリーガーになりたいですし
今後ともMリーガーを目指して
努力していく感じだと思うんですけど
元々Mリーガーを目指してマージャンプロやっていたわけではないので
なので別にMリーガーを目指したいという気持ちは
特に
さっきも申し上げましたけど
最高位戦の対局の放送を見ていたりとか
MONDOさんでやっている対局を見ていたこともあって
僕はあかなしのマージャンしかほとんど見たことがなくて
大学時代プロになる前も
あかなしのマージャンしかやってなかったですし
プロになってからは最高位戦のリーグ戦と
最高位戦の選手との勉強から
あかなしのマージャンしかやっていないので
ぶっちゃけあかありのマージャンってほとんど分からないんですよね
ただ最近
そういうあかありの対局とかもちょっと
出始めてきた関係もあって
少しやるようになってきましたけど
世の中的な
いっぱいあかありのマージャンを
打たれている方々に比べると
私はあかなしが専門みたいな
最高位戦ルールが専門みたいな
プロなので
ぶっちゃけ
あんまルールで得意不得意があっちゃ
よくないとは思うんですけど
ただとはいえ
打ってる回数的には最高位戦ルールが多いので
Mリーグで頑張りたいというよりは
最高位戦ルールで戦える
最高位戦の対局で頑張りたいっていう気持ちの方が強いですね
あんまそういうこと言っちゃいけないのかもしれないですけどね
どこでも出るようにしておきなさいっていうスタンスというか
なんかわかんないけど
なんかつけないような
雰囲気がある気がしていて
僕みたいなこういう考え方はかなりマイノリティだと思うんで
あんま言っちゃいけないのかもしれないですけどね
将来の目標
まあいいや言っちゃったから
最後にこの先の神谷さんの目指される将来像についてお聞きできたらなと思います
はい
目標みたいなことですかね
そうですね
2つありまして
1つは2020年に出させていただいたその本ですね
夢を叶える麻雀の音
これの10版をかけていただくことですね
2020年4月に出版したんですけど
結構経つんですけど
実はこれまだ10版がかかっていなくて
比較するのもおこがましいんですけど
この竹書房から出た本って
僕の本の次が大井さんの本だったんですよ
で大井さんの本って発売が決まってすぐに10版かかってて
僕の本は2年以上経ってるのにいまだに10版がかからず
これはちょっとね僕の問題はかなりあると思うんで
どこかで結果を出すなり
私自身がどこかで話題になって
この本が多くの人に読んでいただいて
10版がかけられるといいなっていうのが1つ目標ですね
ぜひまたこの番組に読んでいただくことですね
ありがとうございます
どこかで発信する場っていうのはなかなかないですので
こういう自分のことを話させていただける場っていうのは
非常にありがたいと思ってますので
放送がどう思われたか
リスナーさんがどう思われたかわかんないですけど
これを聞いてまた神代の話聞きたいだとか
あとはどこかの大局で僕自身が結果を出して
この放送にまた読んでいただくだとか
そういった形でまた2回3回とこの番組に読んでいただきたいな
というのが今後の目標ですね
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