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2019-10-22 08:51

第364回 「本を読むのですが、せっかく読んでも中々内容が覚えられません。どうすれば内容が覚えられるでしょうか?」

Q:「本を読むのですが、せっかく読んでも中々内容が覚えられません。どうすれば内容が覚えられるでしょうか?」
A:「本を読むときは、前書き・あとがき・目次・本文の順で読みます。本文はラインマーカーで重要なポイントに線を引いてください。知識記憶は、平均的に海馬に情報が7回入らないと記憶できませんので、マーカーを引いたところを、あと6回読んでください。」


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
本や参考書の効率的な読み方なんですけれども、物語を読むにしても、その勉強をするにしても、
そのときはふーんと思いながら読んでいくんですけど、なかなか記憶に残っていかないと。
なので、ちゃんと覚えていく方法といいますか、せっかく読んでいくんですから、その方法を教えていただきたいです。
小説とかはちょっとまた別なんで、ビジネス書にしましょうか。
ビジネス書の効率的な読み方、覚え方ですね。ビジネス書もしくは何かの実用書。
まず一番大事なことは、何のためにこの本を読むのっていう目標設定なんですよ。
そもそも何のためにこの本を読むのっていう。
それを意識していたら、その意識のアンテナが立つから、自分の本って、
例えばビジネス書って今180ページぐらいなんですけど、一冊読んでも自分の欲しい情報って5%から10%ぐらいしかないんですよ。
そもそもね。
なので、自分が何のためにこの本を読むのっていう目標を自分の中でちゃんと考えたら、
その部分だけすごい引っかかってくるから、より読んでるときの理解力も高まるし、
それから記憶に定着する定着力も高まります。
だからまずは目標設定、何のためにこの本を読むのが一番。
二番目が前書きを読むことなんです。
何で前書きが大事かっていうと、著者は前書きで、この本は誰のために、
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誰の役に立つために自分のどういう経験を持って書きましたというのが書いてあるわけ、前書きに全部。
要はその本の対象者、誰のために、何のために、その人の何のために、
この本を読んだらその人がどんな情報や知識が得られるのか。
それはなぜ自分がそれができるようになったのかっていうことが書いてある、前書き。
次が後書きを読むんですよ、順番があって、後書き読むんです。
後書きは何が書いてあるかといったら、あなたこの本読んでもらいましたねと。
じゃあ読んで知ってるだけじゃだめでしょう。
どういうふうにその読んで得た知識を実際の構造に移して使って、
こんな結果を出してほしいっていうふうに思ってますっていうのを後書きに書いてあるんです。
次に読むのが目次。
そしたら誰の何のために書いた本で、何で私がそれができるようになったか、
どんな思いを持ってるか、そしてあなたがこれをどういうふうに使って
どんな結果を出してほしいのかっていうのが脳の中に先に全部入るから。
その前提で目次を順番に読んでいったら、
その具体的な方法ってのはこういうステップでこの順番で書かれてるんだなってわかるんですよ。
そっから本文なんですよね。そっから本文。
本文は読むときは必ずマーカーで線を引くんです、大事なとこ。
大事なとこにマーカーで線を引くっていうのを心がけてください。
いつも言ってるように人間の脳は同じ情報が7回入ってこないと覚えられないから、
1回読んだだけでは覚えられないんです。
だから大事なところに線を引いて、それを大事なとこだけ何回も読む。
そうしたら定着する。全部読む必要はないので、
一冊読む中で多分目的に沿って必要だと思うことは5から10%ぐらいしか書いてないんで、
そこにラインマーカーを引いて、
そのラインマーカーを引いてるとこだけだったら、
次2回目読むとき5分とかで読めるじゃないですか。
これを7回やるんですよ。
ラインマーカーを引きました。
だからあと6回か。
人間の脳って予習、学習、復習っていう順番が一番いいんですけど、
これ学習の黄金比率って東大で言われてるやつですけどね。
予習、学習、復習が0.5対1対2っていう。
実は記憶に定着させようと思ったら、この復習が一番大事なんですよね。
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予習がね、これね、前書き後書き目的、これ予習なんです。
ここが学習で、ここが復習なんです。
これはだからあと6回。
マーカー引いたとこだけね。
引いていくっていう。
これをやれば、本読むのに2時間かかったとしても、
5分くらいだからあと30分くらい、
同じやつとラインマーカーとかやったら、ほぼ覚えられる。
復習はね、一気に6回読んでも覚えられないんで、
あとの6日間で1日1回ずつ見ていくんですよ。
そしたらもう1週間後にはその本の自分が本当に必要だと思っている
十分なところが全部記憶になって、中に残るようになります。
一番効率的な本読みっていうのは、
本を読むのに時間がかかるんですよね。
一番効率的な本読んでそれを覚えるっていう。
実用書の場合はこれが一番鉄板です。
脳の仕組みがそういう風になっているんで、
このやり方でやってもらったら多分同じ本でも全然残り方が、
1か月後、1年後、残り方が違うので、ぜひこの順番でやってください。
目標設定、前書き、後書き、目次、本文、ラインマーカーを引く。
あとは1日1回5分くらいかけて、
そのラインマーカーのところだけ復習をするというのは、
あと6回やるというので、覚えていただければと思います。
ということで、今日は京都のうちの会社のほうから、
社員研修の終わりに個人質問コーナーということで、
ご質問に答えさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
人生と人生のバランスの取れた、幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆様からの質問を、
ホームページの受付フォームから募集しています。
また、全国各地から900名以上の経営者が通う、
中井貴義経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライフコースに関する情報は、
ホームページをご覧ください。
では、またおふみにかかりましょう。
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