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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は、長野県の立篠の方で、中井塾の経営人員策定セミナーをやっておりまして、
その参加者が、今日は埼玉から参加をされている池ちゃんの質問にお答えをしたいと思います。
池ちゃん、よろしくお願いします。
池ちゃん、埼玉県から来ました、化粧品の卸の会社の経営をしております池ちゃんです。よろしくお願いします。
では、早速質問をお願いします。
社員が30名ぐらいの会社で、ざっくり営業部、管理部、業務部というふうに分かれているんですが、
業務部、実際には倉庫の荷物の出荷を担当しているんですけど、そこの部署のビジネスマインドといいますか、リテラシーといいますか、
ちょっと責任感が低くてですね、やっぱり手数がすごく多いことは多いので、
どうしても心の中に、これぐらいのミスはあっても仕方ないでしょという気持ちもあるみたいで、
ミスをするたびに原因を追求して改善策を打ちなさいという説明をしているんですけど、
実際は頑張りますという回答しか出ていない。
ありがちですね。
ありがちですね。
営業部とか管理部はやっぱり、管理部は数字を扱っているので結構シビアだし、
営業部は直接的にお客さんとやり取りしているからやっぱり漏れはないんですけど、
業務部というのは言ったことをしっかり目も取れないとか、期日をちゃんと守るとか、
そういうところに関して、こんなに毎日忙しいんだから仕方ないでしょというような雰囲気がまん延しちゃっているという、
それをどうしたらいいかなというところなんですけど。
その業務部の責任者の人というのは何年ぐらい勤められているんですか。
結構長いですね。20年ぐらいです。
20年ぐらい。ミスというのはどのぐらいの頻度で起こるんですか。
そうですね。ひどい人は1日5、6件ミス。
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1日5、6件。
そんなにない人でもやっぱり週に1件や2件やっちゃいますね。
実際問題として数が多いということですね。
なるほど。ゼロにするのは無理だと思うんで、やっぱり人がいることなんで、
だからまずは基準を今のミスが少ない人の基準に合わせるにはどうしたらいいのかというところをまず考える必要がありますよね。
マインドって特に20年もそこで働いたら変えるって難しいと思うんで、
結論から言うと社長が一緒に考えるっていうのをやったらけないと難しいと思うんですよね。
そのためにはミスをしない人とミスをたくさんする人の差は何なのっていう。
そこに何か原因があるはずなんだよね。
ミスをしない人が気をつけているポイントが多分ミスをする人は気をつけてないんですよ。
改善策を考えるにあたってその人のマインドを変えるってすごく難しいから、
逆に仕組みとかマニュアル的なことでミスを、その人のマインドが変わらなくてもミスを防げるような仕組みが僕はいると思うんだよ。
その仕組みで人の能力ってそんな簡単に上がらないんで、そこをまずはリサーチするとかインタビューするとか、
ミスを多くする人とミスをしない人の違いを調べて、ミスをしない人の基準にできるような仕組みとかルールとか、
そういうのを社長が一緒になってやってあげないとちょっと難しいんじゃないかと思いますね、今話を聞いていると。
20年も会社に勤めてもらって、急にいなくなったら困るわけじゃないですか。
20年勤めてもらってたからこそミスがあるものの会社が回っているわけじゃないですか。
なのでどちらかというと人って新しいことをすることに対して抵抗があるんで、これは脳の仕組みで脳は変化を嫌う安定化思考というのがあるんで、
特に20年長く勤めている人、長く勤めている人が勤めているほど変わりたくない新しいことに対して批判のがあるんで、
だから急激に変えようというのではなくて一緒に取り組もうみたいな、上から社長の命令でこういうふうにしなさいんじゃなくて、
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社長として1日5件もミスするような人がいるっていうのが加わるということで、本格的に直したいんで協力してもらえませんかみたいなスタンスで一緒にやろうと思うのがいいと思うんですけどね。
多分20年勤めてるって責任者たちでやってるってことは会社にとっては今ね、現時点で必要な人だと思うんで、
今突然いなくなったらちょっと怖いでしょ。だからその人の機嫌を損ねないように努力じゃなくて仕組みで解決するっていう。
そうすると悪気があってミスがある人を放置するわけでもないと思うんで、そういうふうな形で考えるっていうのが根本解決だと思うんですね。
もしそれができないんだったら極端な話も首都全部変えるか、もしくは全部回収するかっていう選択肢にも極端な選択肢になると思うんですよ。
なので、今社長になられて何年でしたっけ、まだ1年経ってないでしょ。
まだ2年です。
社長になられて2年で急激にその会社自体を改革するっていうのは多分会社にとってはよろしくないと思うんで、
今言ったみたいにアウトソーシング完全にしてしまうとか首都全部入れ替えるっていうドラスティックな改革は今やらない方がいいと思うんで、
今僕の方が提案した方法でやるのが今の段階はベストだと思います。
わかりました。
ぜひそういう取り組みでやってみてください。
そういうふうにやってみたいと思います。
ありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
また、全国各地から900名以上の経営者が通う中井貴義経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報はホームページをご覧ください。
ではまたお見にかかりましょう。