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2023-01-23 19:27

今回は福祉に関しての話多めの回です

ツイッターで親しくしていただいてる方が関わっている、「逃げBar」がキャンプファイヤでクラウドファインディングを行っています。気になった方はプロジェクトページをのぞいてみてください。

逃げBar(プロジェクトのリンク)


ニュートンのリンゴでは、日本の福祉の歴史に話しています。

今更ながらではありますが、前回、前々回の話でも参考にさせてもらった本を紹介させていただきます。

社会福祉学 (New Liberal Arts Selection) 出版社 ‏ : ‎ 有斐閣 (2011/12/16)

気になったらぜひ読んでください。


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こんにちは、マコトです。数十年に一度ぐらいの寒波ですかね、がやってきているということで、月曜日、かなり寒い1週間のスタートとなったんですけど、皆さんのところどうですか?
雪とかで大変なところもあるんじゃないかなっていうふうに思います。 幸いね、僕の住んでいるところはですね、雪は降ってなくて、朝雨だったんですね。
気温も寒かったんですけど、凍るっていうほど寒くなくて、なんとか良かったなぁとは思ってるんですが、明日から広島県平地でも雪が降るという予報なので、
ちょっとね、路面の凍結とか怖いなっていうふうに思います。 去年の12月の23日にも、同じようにかなり気温が下がって雪が降って路面凍結したことがあったんですけど、
僕ね、その時にちょっとスリップをしてしまってね、車をガードレールにぶつけちゃうっていう、そんなに大したことはなかったんです。
大して凹んだりとかね、そこまでしなかったので良かったんですけど、そういう悲しいこともあったので、明日凍結があるかもしれないので、気をつけて通勤しないといけないなというふうに思っています。
皆さんもね、明日の朝車を運転される方いらっしゃるかなと思うんですけど、気をつけてね、運転してくださいね。
さて年始からね、ちょっとうちの職場はね、コロナでバタバタしてて、ようやくね、先週ぐらいでコロナも一段落をしてというところで、
落ち着いてはいたんですけど、まあ細かいね、その後の処理とか事務処理とかね、そういったものが残ってて、まあなかなかね、
日曜日の更新ができなくて、今日の更新、月曜日のね、夕方に更新をしているということなんですけど、
一つね、ちょっとお知らせをね、したいなというふうに思います。特に頼まれてとかそういったものではないんですけど、
皆さんにね、知っておいていただきたいな、できたらね協力していただきたいなというふうに思うことがあったので、その紹介をね、させていただこうと思います。
キャンプファイヤーっていうね、クラウドファンディングのサイトがあるじゃないですか。そこでですね、逃げバーというね、障害当事者の方であったりね、
ソーシャルワークされている方であったり、そういったね、方々がね、集まったり、まあ他の方もね、来られたりしてるんだと思うんですけど、そういった方がね、集まって開かれている、
バーというかね、喫茶店というか、そういったものがありまして、それをね、来年もね、継続して行っていきたいということで、クラウドファンディングが
今、行われています。僕がね、ツイッターで繋がっている方も2人ほどね、この逃げバーの1日店長っていうのをされているんですけど、
そういったね、ご縁もあって、僕ね、今日この
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クラウドファンディングにね、微力なんですけどね、協力させていただきました。普段ね、僕たち生活しててね、絶対頑張ってると思うんですよ。
なかなかね、逃げることもできず頑張ってるんですけど、やっぱりね、逃げたいなとか、ちょっとね、思っちゃうことってあるじゃないですか。そんな時にね、
なんか気兼ねなく逃げ込める場所みたいなのがあるといいなっていうふうに思ってて、
そういったもののね、一つにね、この逃げバーっていうのがね、皆さんに認知されていけばね、いいなっていうふうに思っています。
場所がね、神奈川県なのかな?多分行われている場所はね。なので、僕広島なのでね、1回も行ったことがなくて、なかなかうまく説明ができないんですけど、
クラウドファンディングのリンクを概要欄に貼っておくので、興味がある方はね、ちょっと覗いてみられるといいのかなっていうふうに思います。
残り50日ほどなんですけど、今ね、目標金額の40%ほど達成されているので、
これね、100%達成して、来年度もね、逃げバーが続けていけることをね、僕も心からお祈りしています。
といったところでね、今回も窓の外にいるリスナーの皆さんに向けて、僕の思っていることなどね、話していこうと思います。
それでは、窓の外スタートです。それでは今週はお便りのコーナーからスタートです。
ラジオネーム、赤いリンゴより緑のリンゴさんからのお便りです。
こんにちは、はじめまして。私も福祉の仕事をしています。 利用者さんと関わる中で時々心にもないひどいことを言われたりすることがあって、かなりへこんでしまいます。
まことさんも同じようなことありますか? へこんでしまった時にどうやって立ち直ったりされてますか?
よかったら教えてください。 赤いリンゴより緑のリンゴさん、お便りありがとうございます。
そうですよね。結構ひどいこと言われたりすること、僕もあるんですよね。 相手の健康のこととかね、そういったことを考えてね、こうした方がいいですよっていう提案をするんですけど、
相手の方がね、それを気に入らなくて 好きなようにさせてくれっていう思いからね、きついこと言われたり、自分の思い通りにならない
答えが返ってきたことに対してね、ひどく怒って、時にはね、暴力ですかね、ちょっとね、叩こうとされたりとか、そういったこともあったりするわけです。
やっぱりね、そういうことがあると、 なんでそんな風にされなきゃいけないんだっていうね、怒りとともにね、一生懸命やってるのに、なんでこんなに報われないんだろうっていうね、
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思いっていうのもね、やっぱり人間なのでね、持ってしまいます。 そういったね、思いがある時、僕はね、ジョギングでね、ゆっくり走ったりとか、
短い距離をね、出して思いっきり走ったりとかっていうのもね、して、ちょっとね、気分転換をして家に帰ったり、あとね、休みの日に自分の好きなことですね、
僕だったらですね、コーヒーを豆からね、ひいて、丁寧にゆっくり入れて、コーヒーの匂い楽しみながら、ちょっとゆったりと飲む時間を作るであったりね、
あと、最近ね、子供の影響もあって、ちょっとね、ゲームを始めまして、それをね、もう何も考えずに無心に没頭してやるっていうね、
それもね、結構気分転換になったりしますよ。 ちなみにね、今僕がやってるゲームっていうのが、今更ながらかもしれないんですけど、
にゃんこ大戦争っていうね、ゲームなんですよ。 子供がですね、にゃんこ大戦争のCMテレビでやってるじゃないですか、
あの音楽を覚えて、ちょっとあれがやりたいっていうことで、ねだられまして、タブレットにね、そのゲームを入れて、子供と2人で楽しんでいたわけです。
最初はね、子供がメインでやってたんですけど、一緒にやってるうちにね、ちょっと面白くなって、僕がね、今ではほぼほぼメインでやってるような感じになってます。
これね、にゃんこ大戦争のCMでも何でも、宣伝でも何でもないんですけどね、今ね、ハマってるゲームっていうのはにゃんこ大戦争っていうものですというところで、
あとはね、自然に癒されるっていうのもいいと思いますよ。僕、そんなね、アウトドアが得意っていうわけではないんですけど、寒い日はね、ちょっと実家に帰って、
庭でね、焚き火してみたりとか、ちょっとね、暖かくなってくると、近くの山道をね、一人で散策してみたりっていうことをして、
そういったことでね、自然の中で何か体験することでもね、癒されるっていうことはあるので、ぜひそのあたりでね、心の疲れっていうものを取って、仕事にね、前向きに取り組んでいっていただけたらなっていうふうに思います。
こんなんで答えになってるでしょうか。赤いリンゴより緑のリンゴさん、本当にお便りありがとうございました。参考にしてね、元気になっていただけたらなっていうふうに思います。
それでは、ニュートンのリンゴのコーナーです。 前回、イギリスの民間による私的事前事業のことについてね、話をしたんですけど、それにね、少し付け加えないといけないことがあったので、最初にね、付け加えさせていただきます。
これね、何かというとですね、セルツメント活動というものなんですよ。 このセルツメント活動なんですけど、これはね、
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社会改革を目指す中上流の若い知識人たちが都市の貧困地域に林保管っていうね、建物を建てて、そこに住みながら地域の人々について学んでいくとともにね、
地域の人たちのために様々なよか活動っていうものをね、企画して社会教育を行っていたっていうものなんですよ。
要はね、一緒に生活をしながらいろんなことをね、一緒に楽しんだり勉強を教えたり、そういった活動をしていたんですね。
この活動はね、事前組織協会のように困窮者個人を援助する給品事業よりもね、もう少し幅の広い人たちを対象にした活動だったというふうに言われています。
最初に社会改革を目指す中上流の若い知識人というふうに言ったんですけど、その多くはね、大学の関係者だったみたいで、このことから大学セルツメント運動っていうふうに言われたりもします。
このセルツメント運動に使われていた建物を今でもね、残っていてですね、中にはね、ロンドン大学の学生寮として使われている建物もあるんだそうです。
建物のことはさておき、こういった感じで初期のセルツメント運動っていうのは、大学がね、社会に出向いていって貧しい人たちに教養をね、広めていくとともに、実社会にね、本当に貢献できるような研究を行っていきたいっていうね、動機があって行われていた活動なんだそうです。
セルツメント施設に住み込んでいた学生とかね、知識人の人たちは変わった隣人っていうふうに呼ばれていまして、この人たちはね、貧困者とね、対等の関係を持っていたんだそうです。
なんかね、この対等な関係を持っていたっていうのがね、すごくいいなっていうふうに思うんですよ。
なんかね、今の福祉の現場でもね、利用者と支援者は対等の関係なんだっていうふうに言ったりはしてるんですけど、実際本当に対等かというと、僕も含めてね、そうじゃないなっていうふうに思ったりするんですよ。
どうしてもね、支援者の方が利用者に比べて力を持つというか、何かね、力関係、やっぱり職員の方が強いっていう場合がね、往々にあったりするので、この辺り、やっぱりね、対等にするにはどうしたらいいのか、本当に対等にすることっていうのはできないのかもしれないんですけど、
対等に近づけていくにはどうしたらいいのかっていうのをね、日々考えながら仕事していかないといけないなっていうのをね、この本を読んで僕なりに思ったところではあります。
それでは今回から日本のソーシャルワークについての話をしていこうと思います。
日本で近代的な社会福祉活動としてのね、専門的ソーシャルワークっていうのが登場するのは1890年代、明治時代の後半頃になります。
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活動内容としてはね、極貧者とかね、あと、孤児、老人、障害者、病人への救済であったり、都市や農村における近代化の歪みがもたらした生活問題への対応といったものがね、主な活動内容となっています。
この活動っていうのはね、事前事業家たちによって行われていたんですね。
この時代の事前事業家っていうのは、その多くがですね、援助実践家であって、施設経営者であって、加えてね、活動に対して公的援助を求める政治活動も行っていたっていうね、ほんと多方面でね、活躍されていた人たちなんですね。
今回はこの事前活動家の一人である富岡光介っていうね、人についてのお話をしていこうと思います。
富岡光介っていう人はね、アメリカにおける受験者とか非公少年に対する先進的な共生教育っていうものにね、関心を持っていたそうです。
で、1894年に都米する機会があって、2年間アメリカでね、共生教育の実践っていうのをね、学んで帰ってきます。
帰った後はね、須賀門に非公少年の共生教育を目的とした私立寛歌院っていうね、ものを設立します。
この私立寛歌院の名前がね、家庭学校っていうふうに言われていたんだそうです。
そこでね、寛歌教育実践っていうのを開始しました。
この寛歌教育なんですけど、寛歌っていうのは子供がね、無意識のうちに身近な人の影響を受けて育っていくっていうことなんですね。
これと同じように受験者だったり非公少年だったりも、身近にいる指導者がいい方向にね、しっかり向かって指導をしていけば
構成していくっていうね、考え方を持った教育なんですね。ちょっとうまく説明できてないかな。
で、須賀門で寛歌教育を行う傍らですね、富岡浩介はですね、内務省事務職卓としてね、各地で講演したりとか寛歌法施行規則のね、策定とか改正のために委員会に参加して寛歌事業の
制度設計にも実践家として関わっていったんだそうです。で、本にはね、富岡の実践に見られる3つの要素っていうのが書かれてまして、一つはね、キリスト教とかね、法徳思想を背景とした人間についての理念。
どのような不良も真人間になれる、独立自衛の国民をたくさん作るといった理念がですね、
彼の実践目標に現れているんだそうです。これはね、当時の社会通念とは違う先進性があったっていうふうに本に書かれてます。
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で、ここでね、当時の社会通念なんですけど、これはね、家制度であったり身分だったり定めだったり、まあそこからね、抜け出すことができないであったり、まあ難しいというものがね、社会通念としてあったわけなんですが、
富岡のね、考え方っていうのは、この社会通念から解放された独立した個人というね、人間感があったんだそうです。
このことからね、ソーシャルワークっていうのは、新しい人間と社会の在り方を描いてみせる社会的実践活動だということもできるっていうふうにね、本に書かれています。
これ読んでね、本当にその通りだなっていうふうに思いました。
どうしてもね、僕たち仕事をしてたりすると、いやそれは無理だろうな、常識的に考えてダメだよっていうふうに思っちゃったりすることあるんですけど、その常識自体ね、もしかすると変えることができるかもしれないし、
一人では、一つの事業所では無理でも、他と協力すれば、100%叶えることはできなくても、少しでも良い方向に変えることができるっていうね、こともたくさんあるんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
そういうふうに考えて、できることを少しだけ広げる、そんな小さな活動っていうのが、たくさんたくさん積み重なって大きな波になって、やがてね、政府がね、動いてくれるっていうところに繋がっていくこともあるかもしれないので、
トメヨカのね、新しい人間と社会の在り方を描いてみせる社会実践活動っていうのはね、しっかり心に留めて日々の仕事をしていきたいなっていうふうに思います。
3つの予想、その2なんですけど、これはね、新しい社会をもたらすための具体的な方法論。
例えばね、囚人に対する職業教育とかね、個人面談であったり、少年共生施設における家庭方式の経営などがこれに当たるんだそうです。
この2つはね、現代の児童福祉施設ケアの実践にも受け継がれているんだそうです。
最後3つ目なんですけど、制度や政府との関わりというところで、1900年の管科法制度は彼の実践を発展させた大きな要因であり、
その後の彼自身が内務省、職卓として管科法行政に深く関わることが家庭学校の援助実践の発展と彼の援助技術の普及に繋がっていったというふうにも書かれていました。
最後まとめになるんですけど、彼の実践から言えることというところでね、ソーシャルワークというのは新しい価値に基づいて、また誰も気づいていないニードを発見し、
その対処法を海外などから学び、これを日本に合うように工夫する。 援助実践の普及と啓蒙に努めて政府の支援を引き出して制度化を目指す一連の実践活動と言える
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というふうに書かれていました。 といったところでね、今週のニュートンのリングを終わらせていただきます。
で、今更になってしまうんですけど、今回前回、前々回とね、副詞についてね、話をしていったんですが、この話のね、参考にさせていただいた本に関して概要欄にね、
どのような本なのかというリンクを貼っておきますので、よかったらそちらをね、参考にしてみてください。
それでは今週はこの辺りで失礼します。 エピソードの概要欄にGoogleフォームのリンクとTwitterのリンク貼っていますので、そちらからお便りをいただけると嬉しいです。
リスナーの皆さんとのつながりが、ポッドキャストを続けていく原動力になりますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは皆さん、次回もお楽しみに。 パーソナリティは誠でした。
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