2024-01-27 05:12

#202 2024/1/27

ローマ字表記の話

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00:04
西牧 秀敏 ライブ
皆様、おはようございます。
1月27日のライブです。
さあ、皆さんは、ご自身の名前のローマ字表記って、どうされてますか?
例えば、私の名字、西牧ですが、ローマ字で自分が表記している際は、
N-I-S-H-I-M-A-K-I、ですね。
この表記の中に、実は、ヘボン式という表記の仕方が含まれています。
どの文字かと言いますと、
シですね。ヘボン式という表記の仕方で、S-H-Iなんですが、
もう一つ、訓令式という、今、日本の国内の日本語、国語を書きあらす場合の基本とされている表し方なんですが、
それでいきますと、S-Iなんですよね。
日本の世の中で実際に、ヘボン式と訓令式の表記が混在しています。
とは言いながら、実は、街中なんかの看板であるとかの表記は、ヘボン式が広く使われているんですね。
そこで先日の新聞にも出ていましたが、文化庁の有識者会議がこの問題を検討しまして、
内閣告示の改正を目指す方向で意見が一致したのだそうです。
今現在、訓令式を基本としているわけですけども、
この告示改正が実現すると、これ実に70年ぶりの改革となるそうです。
70年ぶりと言いますと、太平洋戦争、第二次世界大戦終わった終戦間もなくです。
このヘボン式というのがそもそも何で出てきたかというと、
当時のGHQ、連合国軍の総司令部ですね。
これが自分たちの読みやすいヘボン式を使うようにというので、
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日本政府に求めて、訓令式に加えてヘボン式が広く利用されるようになっているということなんです。
今そう言われてみれば、学校教育の場ではどうなってるかというと、
ローマ字一覧表を見ると、メインでは訓令式が確かに書かれてますね。
作業だったら、サがSA、シがSI、スがSU、セがSE、そしてソがSO。
シのところ、SIと書いてあるところに括弧してSHIと書かれてる。
そうすると、子どもたちはなんだこのSHIはっていうことになるわけですけどね。
ですが基本、確かに訓令式のほうで勉強していて、それで子どもたちは書いてますよね。
他にも例えばヘボン式が出てくるところというと、
たちつてとのちですかね。
ヘボン式であればCHIと書くわけですが、訓令式ではTIと書くわけです。
あとは、たちつてとのつもそうですかね。
ヘボン式がTSU、訓令式がTUという。
あとなんだろう。
はひふへほのふもそうなんですね。
ヘボン式で書くとFUですが、訓令式だとHUと確かに書きます。
まあいずれにしても、確かに2種類あるのはちょっとね、紛らわしいし、今後はヘボン式が中心になっていくようですよ。
今日のライブは以上です。ではまた。
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