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2021-01-06 07:58

#175 とんでも歴史 「人類前史」その1 【書評回】

グラハム・ハンコックさんの新著,人類前史がトンデモでとってもおもしろいので,
しゃべります。

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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第175回目の今日は、とんでも歴史の本です。
人類前史の本ですね。とても面白くて、とんでも度が非常に高くて、脳みそを突き回すぐらい、ザワザワさせてくれる本です。
くれに買った、グラム・ハンコックさんの、人類前史という本を読み進めているところです。
人類前史というのは、全部の歴史の前史じゃなくて、前の歴史という意味ですね。
グラム・ハンコックさんという方、ご存知でしょうか。
今から20数年前に、神々の諮問という本で、大ペストルセラーになりまして、私もそれを買ってきて読んだんですけど、どんな本かというと、とんでも歴史というやつですかね。
一般的にとても認知されないような、口頭向けな説を展開する例の、とんでも本的な本なんですけど、ただの空想とか妄想とかの本じゃなくて、きちっと科学的な裏付けや論文等を省略しましてね。
そして書かれた本なので、それなりに読み応えとか、納得させるところとかは十分あるんです。
どういうような内容が書かれていたかというとね、上下間、上中下だったかな、膨大な分厚い本なんですけども、私がその中で三つ覚えていることがありましてね。
もう25年も前に読んだ本ですが、三つだけは覚えているんですが、この三つというのはずっと私の頭の中にある三つなんですね。
まず一つは、スフィンクスはものすごい洪水の跡があるじゃないかと。
このエジプトのナイルのところというのは、幸福に雨が降っていて洪水を繰り返していた時代があるんだが、それというのは1万5、6千年前だと。
ということはこのスフィンクスはその洪水に現れているわけなので、少なくとも1万数千年以前に作られているはずだという、そういうようなまず話がありました。
実に納得いく説ですよね。
いやいや違うと、そんなに古いもんじゃないと言うならば、じゃあこの水の跡は何だというところに答えなきゃいけないということで、それにはなかなか人が答えられないという。
もうずっと砂漠で水があまり降らない地域に水がざばざば流れた跡があるわけですからね。
このスフィンクス自体は相当古い時代に作られたんだという説がありました。
それから上のもののごとく下にもという考え方というのがグラフマンクックさんにはありまして、つまり聖なる上のものですね。
それを下界にも作るんだという、そのような考えで世界の不思議な建造物というのが作られていると。
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具体的に言えば空の天体の星座の配置により下界の建造物の配置というのができているんだという説が書かれているんですが、
一番それがわかりやすいのはギザの三大ピラミッドですね。
この配置がオリオンの三ッ星の配置とそのままだという、大きさまで確かそのままだったんじゃないですかね。
これは非常にまたね、図が重ねてあったんですけれども見事に一致しているんですね。
これも面白かったですね。
これはもうグラフマンクックさんの空想からは出ていないと思いますけれども、
その後アンコールワットの神の配置なんかもリユーザーの配置をそのまま移したものだということを公然証明されてありました本でね。
そういうようなことですね。
ギザの三大ピラミッドはオリオンの三ッ星を地上に移したものだという、そのことを非常に覚えていましたね。
それから三つ目なんですが、昔って相当海岸線が沖にあって氷河期以降ですね、大改新によって海抜がぐっと上がってきているんだと。
だから今の海岸線というのは当時の人から見れば標高100メートルぐらいのところに海岸線があるみたいなもんで、
今からそれを考えるとずっとするんですけど、完璧に今住んでいるところは海の底ですからね。
そしてそれと同じことになっていると。
つまり当時1万年ぐらい前に栄えていた数々の文化というのは、
もう今は海の底に沈んじゃっているので、当時の高い山の上の方にあった小さな文化しか残らないところから再スタートしているわけだから、
昔あった高度な文化というのはもう沈んでいて証拠が残っていないんだという。
これは面白いですよね。海の底からいろんなものが見つかっていますけれども、そういう説も裏付けがあるというようなことなんでしょう。
これも本当かどうかはもちろんわからないんですけどね。
大改新で海抜が上がったというのは本当ですけど、当時の居住区が今海の下にあるということ自体はね、
これはもう本当なのかどうかというのは十分まだ見つかっているわけではないんですけれども、
考え方としては当然あり得ますよね。大きな文明、文化というのは海岸に近いところにできますので、
当然のように今はそれが水没しているというのは十分考えられることですよね。
僕がラスコー洞窟についてね、ラスコーは昔のお化け屋敷だったんだと、
海岸線近くに住んでいる高い文明を誇る人たちが、休日になったら山の上の方にあるラスコーの観光地に行って、
ラスコーまんじゅうを食いながら中のシアターを見ていた、そういうものなんだとかいう、
遊び半分でね、面白い説を僕は唱えてね、いろんなところで言っているんですけど、
そういうのの元になった考え方ですよね。
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はい、ということで、ちょっとグラフ半国さんの著作の話にものすごく時間を割いたんですが、
これの続きはまた次回ということにしたいと思います。
何について話すかというとね、
アメリカに人類がやってきたのは1万3000年くらい前だというふうに定説としてはあるんですけれども、
とてもそうは思えないというような遺跡がいくつかあると。
簡単に言うと、とんでもない昔からアメリカには人間がいたんだという本なんですよ。
そのね、証明がすごく面白くて、
オンタリオ州っていうところですかね、そこにサーペントマウンドっていう、
長さ400メートルもあるようなクニャクニャした蛇のマウンドがあるんですよ、土類がね。
その蛇の頭は大きく口を開けて、目の前の卵を飲み込もうとしているかのような図になっているんですが、
その卵自体がね、直径何十メートルもあるような大きな土類でできている輪っかなんですけどね。
これが芸師の方を向いているんだという辺りのところからの話になっていきます。
またその考え方がね、さっきのスフィンクスとかストーンサークル、起源、作られ方というところまで出ていまして、
その作られ方がね、これまで僕が触れてきたものとは全く違う考え方だったんで、
非常に興味を持ってね、今読み進めているところです。
またこれの続きは次回お話しします。
はい、いかがだったでしょうか。
話の内容にまで行き着かずに終わってしまいました。
次回はお話の内容に切り込みます。
それではまた。
ビルスタイルでした。
07:58

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