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2024-10-26 14:08

10年ブログを育てるためのロードマップ

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Summary

10年ブログを育てるためのロードマップでは、シニアがブログを始める際の4つの時期が説明されています。ブログ開始期から本格始動期、さらに継続期と発展期へ進む中で、ワードプレスの活用やKindle出版の重要性が強調されます。ブログとKindleの相互作用を活用し、持続的なコンテンツ作成と信頼構築を目指しています。これにより、60代以降の生活を豊かにするための戦略が提案されています。

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シニアアップデート・デイリーシェア。この番組は、Apple Podcast、Spotify Podcast、StandFMをキーステーションに、
日本全国のシニアへ向けてお届けする番組です。
ブログ開始期の重要性
前回は、10年ブログとは何かということについてお話をしてきました。
今回は、その10年ブログを育てていくためのロードマップについてお話をします。
シニアアップデート・プロジェクトにおいて、10年ブログを育てていくには、4つの時期を想定しています。
1つ目はブログ開始期、2つ目は本格始動期、3つ目は継続期、そして4つ目は発展期です。
それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
ブログ開始期では、最初にノートを解説します。
このシニアアップデートにおける10年ブログのスタートの仕方は、
50歳ぐらいになるまでに、まだ一度もブログを書いたことがないとか、
ツイッターなどをしたこともないというような、そのような生産的な活動をこれまでにしてこなかった、
全くその経験もスキルも知識もないという、そのような方を想定をして書いています。
そういう方には、最初に無料でブログを書き始めることができるノート、
これが一番やりやすいのではないかと考えています。
また、広告がないということで、読む人も読みやすいし、
また無料ブログのように素晴らしい装飾ができないんですね、ノートはね。
ハイライトをつけたりとか文字の色を書いたりとか、せいぜいできるのは強調ぐらいのものなんですね。
なので、かえって初心者の方にとっては、文字を書くことだけに集中ができるのではないかと考えています。
また、ノートにはSNS機能もあって、記事を見に来た人がいいねをつけてくれたり、
コメントをくれたりするということが行われていますので、
それが自分がノートに記事を書いていくためのモチベーションにもなっていくだろうと考えています。
このようなノートを無料で始めることができるので、とてもスタートするハードルが低いわけですね。
このノートを解説したら、まずはノートの中に記事を100本ほど書きます。
半年間ぐらいかけて100本ほど書くというようなことを想定をしています。
100という数に特別な意味があるわけではないんです。
100本も書いているうちに、これまでネット上で生産をしたことがないという人が
ブログを書くという生産活動に慣れていき、
そしてそれがいつの間にか自分の生活の中の一つのルーチになっていくという
そういうことになるのに十分な時間ではないのかなというふうに考えたわけですね。
本格始動期の戦略
半年ほどかけてノートに100本ほど記事を書いたら、次の本格指導期に進みます。
本格指導期で行うのは大きく分けて2つです。
1つはワードプレスブログの解説、そして2つ目はKindle出版です。
1つ目のワードプレスのブログの解説からですが、
ワードプレスブログとノートとの違いは、プラットフォーム依存をしているかしていないかということですね。
ノートは運営会社がノートの運営という事業を行っているわけです。
なのでその会社がノートの事業を撤退しますということになると、
そのノートでも書き続けることができないし、これまで書いてきた記事も全て消えてしまうということになるんですね。
こういうのをプラットフォーム依存というように言います。
それに比べてワードプレスでは、自分でドメインを取って、自分でレンタルサーバーを借りて、
そこに立ち上げるブログなので、完全に自前のブログです。
どこのプラットフォームにも属していないということで、
途中で終わってしまうんじゃないかというようなリスクを考えることもなく、長く書き続けることができるんです。
10年ブログというのは長く書き続けて、そして自分をブランディングしていくブログということは前お話をしたと思いますけれども、
この安心して長く書き続けることができるという点で、どこかの時点で自前のブログ、ワードプレスブログを立ち上げるということが大事になってきます。
シニアアップデートにおける10年ブログの成長では、この第2期にそれを行うということにしているわけですね。
また自分のドメインを取っているということで、信頼もされやすいということがあります。
10年ブログはブランディングをするためのブログなので、ブログが名刺代わりになるわけですね。
それが自分のドメインであればあるほど信頼をもたれやすいということがあります。
以上、ワードプレスを立ち上げるということの大事さについてお話をしました。
Kindle出版の可能性
次に、ワードプレスを立ち上げたら、そのブログに100本ほど記事を書いてきたノートから30記事ほどを選んで、そのブログに移してくるということを行います。
なぜかというと、立ち上げたばかりのワードプレスブログは、まだGoogleから認知されていないために、誰もそのブログを見に来てくれるということがないんですね。
まるで太平洋の中の絶海の孤島のようなものです。
そこにたどり着くための船の航路がないので、誰からも知られていないというわけです。
そこにノートから30記事ほどを選んで、ブログに貼り付けて、そして少し詳しくして投稿しておくことによって、
ノートからこの記事はワードプレスのブログの方でさらに詳しく書いていますという、そのようなリンクを貼っておくことによって、
絶海の孤島にノートというプラットフォームから定期航路が開設されたというようなものなんです。
そのリンクを通ってGoogleのBotも新しいブログに来ますし、それによってインデックスされることによって検索によって来る人も出てくるというわけですね。
なので、新しくブログを立ち上げたときには、すでにそこに30記事の記事を持ってきてスタートできるという点では、とてもスムーズなスタートができるというわけです。
2つ目のKindle出版ですが、聞いてびっくりされている人がいるんじゃないかと思うんです。
これまでブログも書いたことがない人が、なんでKindle出版という電子書籍を書くことができるんだろうという、そのような驚きではないかなと思うんですけれども、
実を言うと、このKindle出版というのはさほど難しいことではありません。
せいぜい1万字ほども書けば電子書籍ができてしまうんです。
1万文字というのは、ブログの記事を1本1000文字書いたとして、その10本分にしか過ぎないんですね。
そのぐらいでいいのかと思うかもしれませんけれども、むしろ1万字程度ぐらいの方が1時間程度でさっと読んでしまえるということで、
紙の本に比べて電子書籍としてはそれぐらいがちょうどいいわけです。
ということは、ノートに書いた記事が10本あれば、もう本ができてしまうということになるんです。
でもすでにブログ開始期においてノートに100本の記事を書きました。
またそのノートから30本の記事を選んでワードプレスに移してきています。
この30本の中から10本だけ選んでワードプレスに貼り付けて、キャンバーで表紙を作ってKindle Direct Publishingに投稿すれば必殺本ができてしまうんですね。
Kindle出版のために行うことって、ただそれだけのことなんですよ。
今、とてもじゃないけど書けないと思っているかもしれないけれども、
もうすでに100本の記事を書いて、そしてそこから寄りすぐりの30本の記事をワードプレスに移しているのですから、
そこから10本ほどの記事を書いて、ワードに貼り付けて投稿するという、それだけのことをすればいいということになります。
そう言っても難しいとは思うんですけれども、考えてみてください。
Kindle出版をした経験と尽きる知識を持って、それで60歳に突入していくのと、
全くそんな経験もなしで突入していくとでは大きな違いがあります。
Kindle出版というのは、書くことによって収益を得ることができるんですね。
ブログとKindleの相互作用
さらに書けば書くほどその収益というのは積み上がっていくわけです。
自分で書いた文章でお金を得られるということは、60歳以降の生活をするにあたってすごい安心感と勇気を得られることになるんですよね。
なのでシニアアップデートにおいては、60歳までの間にぜひKindleの本を書いておきましょうよということをお勧めしています。
それはできるだけ早ければ早いほうがいいので、第2期である本格始動期において行うということにしています。
ワードプレスブログができて30本の記事をノードから移し、そこから10本ほど選んで初のKindle出版を終えたら本格始動期は終わりです。
次に継続期に入っていきます。継続期ではこのブログとKindleとの相乗関係によってお互いを成長させていきます。
10年ブログに好きなことを書いていって、それを集めてKindle本を出した。
Kindle本を出したら今度はブログでその本の紹介を書いてプロモーションをする。
そしてまた好きなことを書いて10本たまったらまたKindleに書く。
そしたらまた10年ブログでその本を紹介するというような。
ブログとKindleをお互いに相互関連させ合ってぐるぐると回していく型を作っていきます。
これをあとはひたすら繰り返すことによってブログの中のコンテンツも増えるし、Kindle出版の冊数も増えていきます。
これを行っていくのが3つ目の継続期ということになるわけですね。
音声配信とYouTubeの活用
3つ目の継続期には音声配信を行うことも推奨しています。
音声配信というのは今お聞きのPodcastやStandFMのことですね。
音声配信で行うことは簡単です。
あなたが今日書いたブログを読み上げてあげたらいいわけです。
ブログの読み聞かせですよね。
これらをすることによってテキスト、つまりブログとか本とかはほとんど読まないけれども、
音声なら、つまりラジオなら聞くよという方にも届くわけです。
そのような方というのは結構おられるので、そのような方々にあなたの情報発信が届いて、
そこからあなたのブログに来るというようなことも大いに考えられるんですね。
私のブログにもStandFMやPodcastから来ましたという人結構いるんですよ。
音声配信のさらにいいことは、信頼構築がさらに待つということです。
ブログであなたの文字を読んだことがない人でも、それを音声で聞くことによって、
この人ってこんな声しているんだなということが分かって、
そしてすごく親近感を持つということがあるんですよね。
なのでぜひブログを書いたら継続期において音声デビューをしてほしいなというように思っています。
信頼構築、そしてそれによる読者がさらに増えていきます。
そしてこの音声配信をしておくことによって、そのスキルや技術、知識が将来の選択肢を増やすことになります。
つまりコンテンツクリエイターになっていくための一つの大きな力になるということですね。
ブログとKindleの肩をぐるぐる回すことに慣れ、何冊ものKindle本を書き、
そして音声配信を始めたらいよいよ最後の段階、発展期に移ります。
発展期ではこれらのことに加えてYouTubeをスタートします。
YouTubeで行うことは簡単です。
すでに音声配信を経験しているので、YouTubeでも同じようにブログの読み聞かせを行ってあげたらいいわけですね。
そしてYouTubeは動画なので、風に揺れる木々の梢とか、川を流れるせせらぎとか、そういうものをじーっと撮っておいて、
そして動画の背景にして、読み上げた音声をそれにつけて動画を作ればいいわけですね。
他にもやり方はたくさんあるけれども、スタートとしてはそのようなことでいいわけです。
そしてそれを撮影する機材もスマホで十分です。
特に素晴らしい配信機材を買う必要も何もありません。
このようにしてYouTubeを行っておくということも、将来のコンテンツクリエイターの選択肢を増やすことに大きな力をもたらすんです。
動画の配信のスキルもそうですし、そしてYouTubeを行うということは音声配信とともに大きな信頼構築にもなるわけですね。
ブログも見ない、Kindleの本も読まない、でも動画なら毎日見てるよという、そのような人にも新たな配信が届くということになります。
私のメールの中にもYouTubeから来ている人というのはかなり多くいるんですよね。
ブログとKindleの相互作用による成長という肩をぐるぐる回しつつ、
それに音声配信とYouTubeを絡めていくことによって、あなたのコンテンツがどんどんたまっていくのと並行して読者もどんどん増えていきます。
そしてたくさんの読者とたくさんのコンテンツ、そしてさまざまなメディアで発信してきた知識、経験、スキル、そのようなものを持って60代に入っていくと、
あなたのその60代からの生活というのはとても豊かになってきます。
自分の生き方の中にコンテンツクリエーターという選択肢を持つことができるということですね。
以上がシニアアップデートプロジェクトにおける10年ブログの育て方でした。
はい、10年ブログのことについて解説をしました。
ちょっと長かったですけれども、最後まで聞いていただいてありがとうございました。
なお、このことについて書いた本は既に出版しております。
概要欄に本のURLを貼っておきますので、どうぞご覧ください。
それではまた。
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