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2023-04-24 06:50

日本語は夏目漱石一人でマスターできる

齋藤孝さんの著書「語彙力こそが教養である」を読み返して思ったことです。
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リュースタイルのハッピーライフコーチング。
この番組は、コーチのリュースタイルが、全国のシニアを元気にするために配信している番組です。
今日は、日本語は夏目漱石一人でマスターできる、というお話です。
これは、斉藤隆さんの、語彙力こそが教養であるという、その本の中に書かれていた言葉です。
斉藤隆さんは、小学校の国語6年分の教科書よりも、坊ちゃん一冊を繰り返し声に出して読んだ方が、よっぽど日本語力はつくんじゃないか、と考えているということが本に書かれているんですね。
語彙力という点では、だんだんその語彙力が減っているということはよく言われるんですけど、
面白かったということを、それをもっと面白かったという場合、せいぜい、うわ、めちゃくちゃ面白かったとか、すっげえ面白かったとか、せいぜいそのぐらいの語彙しかないなというふうに自分の中でも思うんですよね。
さらに言えば、やべえだけで終わるとかね、よくあるじゃないですか。
でもね、夏目漱石の本を読んでいると、面白かったというのをすこぶる面白かったとか、はなはだ楽しかったというような言葉で、よく中の人物が会話しているんですよね。
なので確かに坊ちゃん読んでいると、語彙力は増えるだろうなという気がしますね。
で、芥川賞とか谷崎純一郎賞とかね、そういう賞を受賞されている作家で古い吉木さんとおっしゃる方がいらっしゃるんですけど、その方と斉藤孝さんと対談されたときに、このように言われたんだということですね。
自分が文章を書くときに調子が悪いと音痴だと感じる。それを調整するために漱石を音読すると、すると音痴が治るのですと、こういうふうに言われるということなんですね。
漱石を読むと自分の文章の調子が悪いことが調整できるというわけですよね。
漱石という一つの大きなスタンダードな石の柱があって、そこに一度自分をしっかりと寄り添うことによってピンとなるみたいな、そのような意味かなという気がしますね。
ところで、漱石がぼっちゃんを書いた頃、明治時代なんですけれども、その頃、新聞の読者さんたちは毎日漱石の文章を読んでいたというわけですよ。
新聞に連載されていたものですからね。
三四郎とか、それからとか、そういうレベルの高いものを当時の読者は毎日読んでいたわけですね。
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さらに、新聞というのは音読する人が多かったらしいです。黙読でなくてね。
なので、明文を毎日音読をしていた方々が明治時代にたくさんおられたということで、それがどれほど日本人の語彙教育になったのかということで、考えると羨ましくて仕方がないというふうに斉藤隆さんは言われてますね。
まさに日本語は、夏目漱石一人でマスターできるというこの言葉、なかなか味わい深いなというふうに思います。
せっかく読むなら良い言葉、良い文章、それを音読をするということで、前から何度も言っているけれども、言葉というのは自分の耳からもう一度脳に返っていくので、脳をしっかりと刺激してくれることになりますよね。
なので、夏目漱石のような良い文章を音読するということを日々やっていると非常に良いだろうなというふうに思います。
学校教育では音読ってとても大切なこととされていて、子どもたちに音読の宿題を出したり、学校で音読したりするんですけれども、そこで読む本を、20年くらい前かな、音読にすごく力を入れ始めた時代があって、その時によく声に出して読みたい日本語というような本とかがよく出ていましたね。
僕ら教師というのはそういう本をあちこちから持ってきて、子どもたちに声に出して読むという良い言葉をね、そのようなことをしていたなというようなことを思い出すんですけど、ここでね、坊ちゃんをね、繰り返し声に出して読むというのは、なかなか良いことかもしれないなと思いながらね、改めて斉藤隆さんの本を読み直したところでした。
これを機会にまた自分の語彙力を鍛え直そうかなというふうに思ったところです。
文章さらにね、こうした方がより分かりやすいんじゃないかとか、そういうところが次々出てくるんですよね。
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一応これでOKだと思って、それをまたWordからクラウドのドライブを通して、自分のKindleアプリの中に読み込んで、また読み始めるとね、すぐにまた語彙力が出てきたりというようなことの繰り返しです。
今回はモニターさんを募集していないので、自分で最後までやるんですけど、やっぱりモニターさんを募集するというのはとても大切なことだなと改めてね、やっているところです。
それにしても今週の末には出版ができればいいなというふうに思って構成を進めているところです。
それではまた、何か始めたの流スタイルでした。
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