1. シニアアップデート・デイリーシェア
  2. 一つに絞れず,あれこれやった..
2024-10-31 07:38

一つに絞れず,あれこれやったからこそできるようになったこと

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シニアアップデート・デイリーシェア。この番組はApple Podcasts、Spotify Podcasts、StandFMをキーステーションに、日本全国のシニアへ向けてお届けする番組です。
マルチポテンシャライトという言葉はご存知ですか?
マルチポテンシャライトというのは、マルチにポテンシャルを持っている人というような意味なんです。
なんか聞くとね、素晴らしくいい言葉のように聞こえますよね。
あれでもこれでも何でもできる人みたいな感じなんですけど、実はですね、これは、いわゆる器用貧乏と言われる人たちのことを
いやそうでもないよ、あなたたちはマルチにポテンシャルを持っている人なんだよ、というような良い捉え方をしてくれた言葉なんですよね。
器用貧乏という言葉は昔から日本にありますよね。
あれでもこれでもできるけど、全部それが大したものではなくて、どれもが耐性できないというような。
何でもできるけれども全てが大したことがないみたいなね。
まさに僕がそうで、それがゆえに若い頃からずっと悩んできたんですよ。
一般的に何か一つのことを突き詰めればかなりすごいことになるんだよということはよく言われますよね。
世の中で一流になった人たちのインタビューなんかでよく聞くのは、私はこれしかできませんと。
これだけをやってきたあげくこんなところまで来ましたというような。
そのようなインタビューをよく聞きますし、そして一般的にはそれが正解であるかのような感じがしますね。
なのであれもこれもやりたがる僕ら、つまりやりたいことを一つに絞れない自分というものに長いこと苦しめられてきたわけですよ。
僕だけじゃなくてそういう人っていうのは結構いるんですよね。
そしてそれはあながち悪いことじゃないんだよということを知ったのは、なんと退職の1年前でした。
あるときに本屋をずっと巡ってたら、マルチポテンシャライトって見慣れない言葉の背拍子の本がパッと目に入ってきたんですね。
なんだこれと思って見てみたら、一つに絞れないあなたというのは苦しむことはないぞと。
世の中にはそういう人もいっぱいいるけど、でもそれで良い成果をあげている人たちだってたくさんいるんだよと。
そういうようなことがたくさん書いてあったんです。
例えばアインシュタインがそうなんです。
アインシュタインというのは本当にマルチポテンシャライトの人で、でも彼はあれもしたいこれもしたいというのがあったんだけど、
とりあえず彼は自分の1回目の人生で役所をきちっと務めて、
そしてその途中、その仕事はほどほどにしておいて、そのほどほどでエネルギーを貯めておいて帰ってきてから論文を書いていたんですよね。
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そのような生活を彼はしていたおかげで、彼は大きな相対性理論という成果を得ることができたという、
そのようなことがたくさん書いてあって、これはもう僕のために書いてくれたような本だっていう、そういうような気がして、その本に助けられた後です。
なのでこのマルチポテンシャライトという言葉というのはもう僕らみたいな人にとっては救いの言葉だったんです。
それまでは本当に僕は何をしようとしているのかというのが自分でさっぱりわからなかったんですよね。
昔漫画家になりたくて漫画家になろうとして、一生懸命漫画の原稿とか書いていたんだけど、
鳥山明がドクタースランプあられちゃんでデビューして、それでこんなすごい人とは戦えないわということで、
自分はもう漫画の道はやめようと思ってやめて、本当は教師になろうとしていたんですけども、
漫画家にもなろうとしていたという妙なことがあるわけですね。
そして同時に僕はバンドのギタリストだったんですよ。ギターも弾いていたんですよ。
ギターですごくすごいギタリストになろうとしていたんですよね。
漫画家になろう、教師になろう、すごいギターのプレイヤーになろう、全部違うじゃないですか。
でもそれが自分の頭の中では全て並行して、そのどれもが自分の未来に開かれていることのような感覚だったわけですね。
現実的に考えたら無理な話ですよね。でもそれも、そのどれもが自分が普通に取り組んでいたわけですよ。
そのどれもですね、ある程度までは行ったわけですよね。
でも結局そのどれも一番になることはできないし、すごい漫画を書く人にもなれなかったし、すごいギタープレイヤーにもなれなかった。
でもそこそこのところはできるという、そういうところを歩んできているんですよ。
1999年頃には3D CGに目覚めてね、30万円もするようなプロが使っていたようなソフトを買って、
それから何年もそれに入り浸ってというか、もうハマりまくってね、たくさんの3DのCGを作りました。
作ったからそれが何だということになってくると、将来自分は3Dクリエイターになりたいという感覚とかは別になくて、
何かでもしたくてやっていたという感じですね。
かといえば、またギターをやりたいという熱が戻ってきて、ある時期はギターばっかり弾いていたり、
また漫画を書きたいという熱がまた戻ってきて、ある時期漫画ばっかり書いたり、
またVlogを始めて、Vlogがめちゃくちゃ面白いということで、
もう一時期は動画編集ばっかりやっていたり、ほんと定まらない生き方をしてきたわけです。
それがマルチポテンシャライトという一言のおかげで救われたんですけれども、
結局最終的に救われたのは何かというと、それが全部コンテンツクリエイターとしての生き方につながってきていたということなんですね。
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コンテンツクリエイターになるには、やっぱり動画も作れなきゃいけない。
音声配信にも通じていないといけない。
そして様々な情報発信を経験していないといけないわけです。
そして本を書くぐらいの構成力とか企画力とかもないといけないわけですね。
それらすべてをやりたいからということでやってきたおかげで、
それら個々には一番になることは全くできなかったんですけど、
でもそれらの力を総動員して、僕はUdemyで講座を作ったり、
Kindleの本を書いたりすることが今できているんですね。
なので、器用貧乏という言葉はですね、僕らのためにあるんですよ。
良い意味で。
いろんなことに興味を持っていろんなことをやっても、
そこそこできるようになれば、いろんなところで生きるということですよね。
だから何も無理して一つに絞ることはないよという、そういうような話ですね。
そこそこできればコンテンツクリエイターとして生きていくことができるという、
そのようなお話でした。
マルチ・ポテンシャライト。
一つのことに絞る生き方はできなかったけれども、
様々なことをそこそこできるようになったおかげで、
今やりたいことができているということですね。
それではまた。
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