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1月11日、13時を回ったところです。福岡はね、日が差してきました。
昨日ずっと行けなかったゴジラ-1を見に行ってきました。 12月ですね、年末に一度行ったんですけど、
何を勘違いしたのかね、前の日に調べたら、13時何分と書いてあって、それに合わせて行ったんですよ。
いざチケットを買おうとしたら、11時何分からで終わってたんですよね。
次が15時みたいなことで、あと2時間も3時間も待たないといけないということで、もう心が折れて帰ってきたんですね。
昨日はですね、もう前日に本当にこの時間だろうなということで、何度も何度も調べましてね、14時からですよということで行って、今回はもう本当にちゃんと見てこれたんですけどね。
ゴジラは、いわゆるSFのものなんでしょうけど、日本のゴジラ、生誕77年。
日本のゴジラでは37作目ですかね。いわゆるゴジラとしての映画が37作目で、実写では30作目ということなんですね。
シンゴジラからはもう7年経っているという、そういう時に出た映画でものすごく評判がいいし、世界的にもすごくヒットしているというような状況で。
よく言われるのは戦後すぐのまだ自衛隊がない時代、自衛隊がない時代にですね、民間の力でみんなで知恵を出し合ってゴジラをやっつけるという。
そしてそこに、戦争時代に武装解除の時に本来なら全て持っていかれていたはずの戦闘機のうち、神殿というね、戦争末期に開発されていた、いわゆる後ろにプロピラがついているやつですね。
それが一台、なんかうやむやな形で残っていたと。それを使ってゴジラが最終的にアタックしてやっつけるというようなね、そこが評判ということで、前から見に行きたいと思ってたんですけども、これね、SF映画という感じで僕見に行ったんですけどね。
もうSF映画という感じではなくて、本当に人情ドラマとしてね、僕はもう見ましたね。また見たいという映画っていうのはあんまり僕ないんですけど、一回見たら満足するんですね。でもまた見たい映画となりました。
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僕ね、人情ドラマ的な映画というのはなんかほら、なんかちょっと地味なんで、見ないんですよね。本当にSFばっかり見るんですよ。大げさなね、大げさっていうか派手なCGがガンガン使われているようなのがね、結構僕好きなんですね。見ても飽きないしね。自分でもそういうことをやるし。
なので、そういうのばっかり見に行って、ああ面白かったって帰ってきて。なんですけど、最後に僕がね、見た人情的なドラマっていうのはね、オルウェイズ三丁目の夕日3なんですよね。東京オリンピック64のこれを描いたやつ。あれはね、劇場でね、見ながらワンワン泣きましたね。
周りの人もこっそり泣いてるんですけど、私もね、声を抑えられなくてワンワン泣いたんですよ。本当にね。あまりにもね、良かったんでね。で、そんなに良かった。そしてそれもね、また見たいと思って。
当時、父と母がまだ元気だったんで、父と母のところに行ってね、三丁目の夕日の1と2のDVDを持って行ってですね。毎日行って、今日は1、今日は2みたいにして、事前にね、2人に見せてですね。さあ、いよいよ3見に行こうよって2人を連れて3を見に行って、また3人でワンワン泣いて帰ってきたという。
そういうような、それぐらいね、僕はあの映画大好きになったんですね。だからそういう人情的なドラマ、好きならね、感動するなら見ればいいじゃんってあるんですけど、やっぱりあの時にも自分の興味の対象はですね、やっぱりCGとかそういうものだったんです。
それから60年代への同型とかね、そういうものとして行ったわけで、だからその人情ドラマがいいって言って、その他のいろんなね、邦画を見に行くかったら全然行かなかったんですね。なんか地味だなと。で、その感動をするという、そういうことをしなくてもいいやっていうふうにこう思ってたっていうのがね、やっぱりね。
ところが今回だからのゴジラも、僕はSF映画だから行ったんですけど、いや人情ドラマでしたね。本当に涙がね、バリバリ出そうでした。
ゴジラとしての、SFとしてのゴジラは最初のゴジラが大人島に上陸するシーンですね。それから実際にゴジラが東京に上がってきて新宿を破壊していくシーンですね。
ああいうところっていうのはまさにSFだし、僕が大好きなCGですね。ガンガン作ってですね、使って派手な編み方ですね。そういうのでやってて、非常に僕好みではあったんですけど、そういうことよりもですね、合間合間のやっぱりドラマに本当に惹かれました。
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主演の上木隆之さんの演技ね、僕あの彼を初めて見たのは、彼がまだ幼い頃ゲゲゲの鬼太郎とかね、それに千年何とかですかね、それに確か出てたんですよ、子役として。
それでDVD借りて見たときに、わあ、なんか上手な子やなーぐらい思ってたんですけども、すごい子役がね、おるなーと。で、あれもでしょ、千と千尋の坊の役でしたっけ。で、おるぞーとか言ってた。逃げちゃったら落っちゃうぞーとか。
あれを上木隆之とか言うことですかね。なんか、だから僕の頭の中では上木隆之って言ったら子役というのがね、まだ頭からずっと離れないんですよね。でもいつの間にか立派な役者さんになられていて、CMにも今バンバン出てるし。
今回、ランマンでしたかね、レンドラの。で、これで牧野富太郎さんをモデルにしたドラマを演じ通されまして、非常に話題になってまして、僕見てなかったんですけどね。
それと一緒に共演をされた浜辺美奈美さんですかね。その方がこのドラマでもゴジラでも夫婦ではないんですけれども、一緒に過ごしていく役、二人で本当に熱演をされてましたけれども。
上木隆之さんの演技がね、すごかったですね、僕見て。彼はね、戦争末期に特攻に出てるんですよ。ところがその特攻から逃げてるんですよね。
そして大和島の方に伏着をしまして、そこに整備士の橘という人がね、いるんですけど、彼がその後に神殿を整備する人なんですけども、その橘と出会うわけですけど、そこで初めてゴジラに出会って。
で、橘から200ミリ機関砲撃てるのはあなただけだから、ゴジラ撃ってくれって言われるんですけど、そこでまだね、ビビりまくって撃てないんですよね。
まあ、それが元で橘以外、そこにいた整備士の人はみんな死んでしまったということで、その重荷をね、本当に背負って生きていくことになるんですけど、そのね、戦争が終わってない、自分の中では終わってないんだという、引きずられている過去のね、自分の二度も逃げた、特攻からも逃げた、ゴジラからも逃げたという、
そういう影のね、暗い影を持った人間というものが本当に後援をされてて、あの、何ですかね、うっとこ詰まるところのシーンとかね、わーって月光するんだけれども、でもどこか冷静な目とかね、目で演技をされる、そのね、演技力に本当に惹かれたわけですけどね。
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そこのこう、詳しいドラマは言えないとは思うんですけど、安藤桜さんが名演されたお隣の家の人ですね、あの、そうやって逃げて帰ってきた四季島に、ものすごく辛くあたるあんた方がね、こんな風にしてしまったんだ、私の三人の子たちも死ななくて済んだのにみたいな、もうそういう幽霊のようにね、
帰ってきた上木龍之介さんに立ちはだかる安藤さんがだんだん心をまた取り戻してきて、で、赤ちゃんとかも本当に親身になって世話をする方に変更、変わっていくところとかね。
夫婦として暮らしているわけではないんですけれども、一緒に暮らしている浜辺奈美さんと、それからその人が連れてきた小さな赤ちゃんの成長という、小さな幸せを守っていきたいという気持ちであるところね。
ゴジラの襲来によってその幸せが無惨に潰されてしまったこととか、そのような実際にゴジラが出てきて、ゴジラと戦って、その派手な演出によるですね、あの、わー、すげーっていうようなね、そういうとこ以上にそれ以外のところのドラマに本当に心を惹かれました。
で、僕が昨日ずっとね、心の中がずっと何かがふつうふつうふつうと湧いてくるんですね。で、また見たーいって、その思ったのをまた見たいと思ったのが何だったのかなと思って、昨日からね、言葉にしようとしてきたんですけれども、なかなかね、言葉にならないんで。
で、あのー、こうやって喋り始めてやっとわかったというか、実はこれ僕ね、2テイク目なんですよ。1テイク目は何喋ってるか自分の中でわからなくてね、あのー、もうごちゃごちゃになったんで消したんですよね。
で、その時にわかったんですよ。あ、SFじゃないところに惹かれとったんだって。SF以外のドラマに惹かれてたんだなーということが喋りながらわかって、それで今2テイク目で、そこのところを今こう話しているというとこですね。
はい、ということで、人情ドラマを見に行ったつもりじゃないのに、人情ドラマを見て帰ってきたかのようなね、そのような感覚がありますね。で、三丁目の夕日を見た後のような感覚なんですけど、考えてみればですね、監督さん山崎隆さんで同じなんですね。夕日の、三丁目の夕日の時の監督さんとゴジラマイナスは同じ監督さんなんですよ。
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なんかそういうところがあったかなーと、演出っていうのが自分に合ってんだろうなーって思ってね、そういうふうに思ったし、三丁目の夕日で出ていた吉岡秀孝さんですね、あの時は売れない文学者ということで、文学って言われてましたけど、今回は学者って言われてましたね。
科学者に今回なられてあったけれども、そういうようなものも含めて自分の頭の中では、もしかしたら三丁目の夕日を見ていたかのような、なんかその時のものが投影されていたのかもしれないですね。
はい、ということで、ゴジラマイナス1はSFのものでもあるけれども、心からですね、感動する、心を動かされる人情ドラマとして、僕の中には残りました。
はい、ということでね、ネタバレせずに話すのって難しいですね、映画の話をね。はい、みんな上手にね、こういうものを話される方すごいと思いますし、ブログとかにね、書かれる方もすごいですよね。
よく、本当にあの、このモヤモヤとした何かわからない感情を上手に言葉に直して書くことができるなと思ってね、本当に感心をするところですね。はい、ということでですね、今日はゴジラマイナス1を見に行ってきた、そのようなお話でした。