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2023-10-07 09:18

寄席芸人伝再び ゴロツキ車夫が名人になった話

シニアアップデート!
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さっきお話しした寄席芸人伝の話ですけど、せっかくなので、一つすごくいい話をご紹介したいと思います。
ある名人上手と言われた師匠のですね、お抱え車夫の話なんですね。
お抱え車夫って何かというと、お抱え運転手みたいなものですね、現在で言うと。
その名人の時代なので、いわゆる人力車、その人力車で送り迎えをするんですよ、師匠のね。
家から寄せまで、寄せからまた次の寄せまでという、そういうような時に落語家の方っていうのは人力車を使っていたんですけど、
そのお抱えの車夫、その方のお話なんですね。
ある名人の話家が、あまりにも人気で、あちこちの寄せですね、〇〇亭、〇〇亭ってありますよね。
その話し家さんはあまりにも人気だったので、三芸も四芸も掛け持ちをしていたんですね。
一つの寄せ場でお話を終えると、すぐに人力車に乗って次のところへ行ってたんですけども、
ある時にですね、出会った車夫がとんでもないゴロツキ車夫だったんですよ。
見て、見るからにヤクザっていうようなね、目は三拍眼で、頬に傷はあるわですね。
それが車に横に寄っかかってですね、キセルをふかしながらじっと立ってたんですが、
話し家さんはですね、もうそんなこと言ってられなくて、頼みますよって、次のところへ行ってたんです。
そのゴロツキ車夫はですね、いいよって言って乗せるんですけど、結局その車夫っていうのはね、
どこかで止めてね、妨害な値段をね、要求するわけですね。
で、それを払わないと殺すぞ、みたいな脅しをするような、そういうような車夫だったんですが、
待ってくれと言われたんです。
まあそのところの100円って言ったら今の10万円ぐらいになるんじゃないですかね、何十万円というような価値があるんですが、
何と思うんですけどね、その車夫さん。
で、そのゴロツキ車夫さんはね、お金を払わないと殺すぞ、みたいな脅しをするような、そういうような車夫だったんですが、
待ってくれと言われたんです。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
で、とにかく無事に私を届けてね、くれたら100円あげるからって言うわけですよ。
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で、「ただお前さんいたのかい?」と。
ほんとにさっきは助かったよ、ありがとうって言うわけですね。
で、シャフンの方は、たったここで話するためだけにその俺に100円を渡しあがったということで、
で、なんかすごいなって感じたんでしょうね。
あんたのおかかいシャフンにしてくれって言うんですよね。
なんだそうかい?わかったよっていうことでおかかいシャフンになるんですよ。
ただもうあとはもうそのシャフはその師匠に親族を惚れてですね
もう自分がその心の底からあのその師匠に使えるんですね
雨であろうと風であろうと雪であろうともう余生に向かってその
花鹿さんをずっと送り迎えするんですけど
あんなにゴロつきのような三拍眼だった顔はねもう10年20年経っていくにつれてだんだんニューアになっていって
だんだん後から入ってくる弟子さんたちも可愛がるんですよね お前下手くそだなぁとかね
あのこいつだんだん上手になってきやがったなぁとかね 長いこともう何十年もの間ずっと
師匠が 寄せから出てくるまでの間外で壁によっかかってキスる不可しながら師匠の話を
ずっと聞き続けるわけですよ でそのうちにですね今日はちょっと具合が悪そうだなとか
今日のできはいいなぁとかねそういうようなことを思うようになっていくんですね それと同時に子弟子がだんだん上手になっていて2つ目とかね
なっていくのを見てそれを見て喜んでいくっていうようなねそのような 本当に良い人生をそのシャフは送るようになっていくわけですね
ある時ですね そのシャフさんは
師匠が 話している時自分も一緒になってぶつぶつぶつぶつ話していることに気づくんですよ
そしてねハッとするんですね 俺は話したになり話し家になりているのかって
思うんですよ でもね自分でそれをね否定するんですねいやいや俺は話し家なんぞになっちゃいけ
ねえんだって でその気持ちをね封じてまた
日を送るんですよ そしてさらに月日流れてもう師匠もそのシャフも頭は真っ白ですよ
いいじいさんなってるんですよ で芸人さんですね師匠の方はいたわるんですけどねいや大丈夫ですよということで
その日も 話し家さんをね
寄せまで送っていくんですけど途中でね倒れちゃうんですね そしてあの寝込むんですけど
師匠がね見舞いに行くんですよ病床にね ただシャフさんはもう長くないと思ったんでしょうね
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師匠を一つお願いがありますと なんだいって聞くとですね私の話を聞いてほしいんですよって言うんですよね
びっくりするんですよお前が話かいって言って 分かった聞くよって言ったらそのシャフさんはその病床にきちんと正座をして
講座のようにね正座をしてそして 師匠のですねお箱の話を始めるんですね
来ていたあの弟子たちも口を開けて驚くんですよね 当然師匠も
驚き呆れてその話を聞くんですけど まさにですね名人の芸だったんですよ
で師匠はですね涙を流しながら 私は身近にこんなに名人がいたのにそれを気づくことができなかったっていう
流しながらね涙流しながら語る場面があるんですが 最後に師匠と弟子がそのシャフさんのお墓にお参りに行くシーンがあるんですけど
そこで師匠がお墓に水をかけながら
八七って言うんですけどね 八七さんあんたは私の一番弟子だって言うんですよね
すると弟子の一番弟子の人がね そして私は2番弟子っていうところで終わるんですね
この八七さんは 1日に
3度ぐらい聞いていたんでしょうね その師匠の話を
それもおそらく1年間毎日のようにやってたはずだから 1年間で1000回近くは聞いてるわけですよ
なので10年で1万回は聞いてるはずだし おそらく30年40年とお互いシャフをしているので何万回も師匠の話を聞いているわけですね
その結果 骨の髄まで師匠の話っていうのが染み込んじゃってるわけですね
そして一度も話したことがないのに いず話してみると名人級の域に達しているという
すごい話ですね 若い頃に僕はこれを読んだ時に電撃で撃たれたような気持ちになったんですよ
僕も日々1日に4時間5時間6時間と授業をやってるんですけれども
それらを1週間に直すと20回30回 25回か26回ぐらいは毎週やってるわけで
それを1年間で直すと1000回は授業してるわけですね
そうした時に僕もね10年間このやると1万回の授業をやるんだということで
大事に大事にやっていくと僕もきっと名人になれるに違いないと思いながら
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最初の10年間を過ごした覚えがあります いかがでしたかこの話
よかったら感想を聞かせていただければ嬉しいです それでは
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