3iアトラスの最接近
はい、10月29日となりました。
今日はちょっと面白い日でありまして、3つ目の恒星間天体の3iアトラスというのがあるんですけど、それが今日太陽に最接近するんですよ。
そして11月までぐるっと裏側を回って、11月の中旬ぐらいにまた姿を見せて、
その後ぐるっと回ってきて、12月の19日に地球に最接近するんですよね。
そしてそのまま太陽系の外に飛び去っていって、永久に飛んでいっていなくなってしまうという、そういうような天体があるんですよ。
3iアトラスの3というのは3つ目というような意味ですね。
3iのiはインターステラです。恒星間とかそういうような意味があるんですけど。
アトラスというのはアトラス天文台だっけな。
それを見つけたところですね。それに由来しているということなんですけれども。
これがすごく今年の夏以降、話題になってたんですよね。
7月にそれが発見されたんです。
なんか急にすごい速さで飛んできているのがあるぞというのを見つけてですね。
それで全世界の望遠鏡がそれをずっと中止したんですよね。
あの妙なものが飛んできて地球にぶつかったら破滅なのでですね。
そういうものではないかどうかというのをしっかりとですね、世界中の天文の機関が見ているわけなんですけれども。
当初それがあまりにも明るかったということで、とんでもない大きさがあると言われてたんですよ。
200メートルぐらいだっけ。
それとか赤だったのが青になって緑になってみたいな色が変わっていくんですよね。
それで例のホピ族という部族があるんですけど、その予言に青い星が出たときにどうこうこうこうというようなね。
世界が完全に変わっていくみたいな、そういう予言があるのかといろいろ結びつけられたりして。
それとかあと惑星ニビルという伝説がね、都市伝説があるんですけど、それではないかと言われたりとか。
もう本当に話題がずっとつきなかったんですよね。
太陽系外からやってくるというような天体についてはですね、いわゆる太陽の周りを回っているその惑星たち。
この面がありますよね。この面とは関係がない。あちこちから来るのが自然なんですけれども。
この天体見事に地球の惑星たちが回っている面ときれいに一致して飛来をしてきていると。
それから木星を見て火星を見てまた地球を見てそして去っていくみたいな。
見事な飛行計画が立てられているんじゃないのみたいな。見事な接近を繰り返しながら飛んでいくという軌道を持っているとかね。
面白いことはですね、史上最強望遠鏡という、ジェームスウェップという宇宙望遠鏡があるんですけれども、
それが捉えたらこれは彗星だということがだいたいわかったんですよね。ガスが放出されているって。
ところが放出されているガスに人工的じゃないとできないような、そのような物質が含まれていることが文工記の調査でわかったりとかね。
それとか彗星って太陽に近づいていくと太陽風によって彗星のいろいろな物質が太陽とは反対の方向にだいたい吹き飛ばされる形になるじゃないですか。
なんでそれが彗星のオとなってね、そして太陽の方に近づいていくわけですけれども、一時これが逆に出ていたっていうのがね、ちゃんと写真とかにも撮られているんですよね。
僕も見てみたんですが面白かったんですけどね。なんだこれと、普通の彗星じゃねえじゃんみたいな話になって。
これってなんかよくロケットとかが自分たちの姿勢を制御するために逆噴射したりするけれども、太陽に近づく速度を調節するための噴射じゃないのかみたいなね。
そういうようないろいろな話題が本当につきなかったんですね。
これが10月3日に火星に再接近したんです。
火星には超高精度のカメラを積んだパーシビアラウンスがあるんですよね、望遠鏡が。
それ撮ってるはずなんですよね。もう表面まで綺麗に映るというような超高精度のカメラがあるんですよ。
それで撮ってるはずだし、ジェームズウェープなんかもね、かなり近づいてきているにあたって精細な内容とかも撮っているはずだし。
実を言うともう世界中の望遠鏡がスリーアイアトラスに向けられていたわけで、もう相当の情報がわかっているはずなんですけど。
ところがその10月3日以来パタリとですね、その情報がなくなっているという。
NASAもジェームズウェープなり火星の望遠鏡が撮った画像というのを公開していないんですよ。
そういうのがいろいろあってね、これやっぱりやべえやつじゃねえのかというような陰謀論が今囁かれています。
今後の観測と注目
それが今太陽に今日再接近しているんですけれども、一つ面白いのがですね、
この後ぐるっと太陽の周りを回って太陽系外に行くんですけど、この時ですね、よくロケットもそうなんですけれども、ぐるっと回るときスイングバイというのをやるんですよね。
回るときのその引力によってぐるんと回るでしょう。
その力を応用してそこで噴射することによってパーッと引力圏から逃れていくというようなのをやりますよね。
アポロ13号が帰ってくるときにも月の引力がもう全然爆発して推進力がないような状況の中で、月着陸船だけにちょっとその推進力があったので、
月をぐるっと回ってそして地球に向かうときにバーンと噴射をしたというのがあるんですけど、そのようなことですよね、そういうようなスイングバイというのを行うんじゃないのかと。
そうすると今日最接近したあたりに何かいろんなガスとか放出するんじゃないかといわれるスイングバイ用の放出ですよね。
そうすることによってスピードを上げて一気に太陽の引力から逃れていくような加速を得るんじゃないかと言われてるんですよ。
そうすると今日観測すると何かの噴射の跡とかが見えるんじゃないかというふうに言われてるんですよね。
もしそれが人工物だった場合ね。
次に面白いのが、今度は今日以降太陽のぐるーっと裏側に入っていくわけですよ、地球から見てね。
それがまた出てくるのが11月の中旬だと言われてるんですけど、もう軌道計算されてるからどこから出てくるかというのはもう分かってるわけですよね。
ところがその分かってるところじゃないところから出てきたら、これ途中で軌道変えたなということが分かるということがまず一つ。
だから11月の中旬にちょっと面白いことが起きるかもしれないということですね。
それからね、12月の19日、地球最接近。
地球最先って言ってもね、ぶつかったりするとかいうようなことではなくてね。
何万キロも離れてるんですけど、一番近いところというような意味合いがあるんです。
そこでやっぱりしっかりね、いろんな望遠鏡なり何なりが観察をしますよね。
そういう時に何かが起きるんじゃないかと。
もしね、これがスリーアイアトラスが人工物だった場合、地球に最接近した時に小型探査機が飛ばしていくんじゃないかということをね、言ってる人たちがいるんですけれども。
それがね、結構名の知れた大学の先生たちだということもね、これはまた非常にこの話に面白みを添えてるわけですよ。
いやー面白いですね、いろいろとね。
3つ目でしょ。1つ目は2017年か。オウムアムアっていうのがね、初の光線観点帯が観測されてるんですよ。
人類初ですよ。太陽系の外からやってきたものが観測されてるんですね。
それが面白い形してて、葉巻型なんですよ。長い岩の塊みたいなやつでね。
これってやべえんじゃねえって、やっぱり言われてたらしいんですけどね。
それから2年後?2017?2021だから4年後か。4年後にですね、なんと2つ目が入ってきてるんです。
これボリソフ彗星って言うんですけれども、このたった4年で人類始まって初めて観測した光線観点帯のたった4年後にそれが出てきてですね。
ボリソフ彗星っていうのが現れて、そのたった4年後にこの3つ目の光線観点帯という非常に頻度が高い頻度でやってきてるわけですね。
こんなことが起きる確率っていうのはもう天文学的に低いというようなのがハーバード大の教授が言ってるわけですけど、
これはやっぱね、なんかあるんじゃねえの?っていうわけですよ。
ここにちょっと面白いのがあって、皆さん知ってる人もいるかもしれないんですけどね、
1974年にアレシモメッセージというものをアレシモ天文台から発してるんですよね。
イテザノコだったっけ?人類が使っている文字体験みたいなものだとかね、地球人の姿みたいな。
地球上のいろんな情報をデジタル化したメッセージを送ってるんですよね。
それがですね、77年というから3年ちょっとぐらいかな。
なんかね、宇宙から強力な電波信号が来て、70何秒間かそれをずっと受けてるわけですよ。
それを受信してみた科学者がね、あまりにもびっくりしてその記録用紙にWOWと書いたということで、
WOWシグナルっていう名前でね、今結構有名なんですね。
で、このWOWシグナルっていうのはやっぱりどうもね、知的生命体からのシグナルではないのかということが
もう長い間ずっと議論をされてきたらしいんですけれども、今回ですね、この3iアトラスの
どのような、どこから来たのかっていうのをずっと遡っていったらしいんですけど、
このWOWメッセージの発信元である場所と、一定差の方向と言われてるんですけど、
ほんと天球上の9度ぐらいしか離れてないあたりから来てるということでですね、
まあ面白い話として、74年にアレシボメッセージを打って、それを受信した何らかの知的生命体が
WOWメッセージを送ってきて、それが48年後に3iアトラスとして姿を見せてきたんじゃないか、
探索しに来たんじゃないかっていう話がね、本当に取り沙汰されてめちゃくちゃ面白い時なんですよね。
ということでですね、今日10月29日、3iアトラスが太陽に再接近。
そしてこれから太陽の裏側を回って、11月の中旬ぐらいに反対側から出てくる。
この時に軌道がずれてないかどうかっていうのが注目の的ということと、
それから12月の19日に地球に再接近した時に、全世界の天文台の目がそこに行くだろうと思うけれども、
そこで何らかの面白い情報が来るんじゃないかということですね。
はい、ということで今日はその3iアトラスに関する非常に面白い日だということについてのお話でした。