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こんばんは、抜粋の精神科医リブラでございます。
今日は、病院が休みですんでね。
今日はお仕事しておりませんので、精神科のバックヤードと言っておりますけども、
今日はバックヤードではないですね。今日はね、お仕事ありませんでした。
でも、せっかくなので何か放送しようかなと思って、今ちょっと録音をしております。
今日は、意外と知らないことをちょっと話してみようと思うんですけどね。
意外と、これは一般の人が知らないだけじゃなくて、意外と医者も知らないことですけど、
精神科と心療内科の違いっていうのをあまり誰も知らないんですよね。
心療内科、そうだな、もしかすると心療内科を名乗ってる先生もよくわかってないとかあるかもわかりませんけど、
信じられないかもしれませんけど。
基本的なところは、精神科っていうのは、バックグラウンドが精神医学なんです。
僕らは精神科医ですけども、精神医学をベースに精神病を含む精神疾患を見るというのが精神科です。
これはでもね、なんとなく想像難しくないんじゃないかと思うんですけどね。
一方でね、心療内科っていうのが後から歴史上出てきてですね、
これが意外と何のことやらわからんっていう人が多いのかなと思いますけど、
実は心療内科っていうのは、たまに精神科の軽いのを見るのが、
軽い精神病みたいなもの、軽い鬱みたいなのを見るのが心療内科だと思っている人がいますけどね、これは違う。
心療内科というのはそもそもベースの学問が精神医学ではない、
心身医学というのをベースに持っているんです。
心身医学というのはどういう学問かというと、心身医学は心身症という病気を見る人たちなんです。
この心身症というのが何かということを医者自体が結構ね、
いろんな、医者も結構知らないんですよね。
内科外科の先生ね、意外と知りませんが。
招待状に全然検討違いの病名書いて、
心身症だと思いますとか書いて精神科に回してきますけどね、
心身症は精神疾患じゃないんだよなと思うんですけどね。
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実は心身症というのは、例えば胃海陽だとか、
例えば全足、肝心全足だとか、
例えば安倍晋三元首相がかかっていらっしゃった海陽性大腸炎だとか、
こういったのが実は心身症なんです。
心身症というのは一応この体の内科の病気なんだけれども、
しかし例えば胃海陽なんかだとですね、
ストレスがかかると胃海陽になったりとかして、
ストレス性の海陽なんていうのはあってですね、
結局ですね、ストレスがかかってなるわけでしょ。
そうすると胃海陽せっかく薬やら何やらで治してもですね、
またストレスがかかるとまたなっちゃうんですよね。
せっかく治してもまたストレスかかるとなっちゃう。
例えば海陽性大腸炎、せっかくいろんな薬使って良くしてもですね、
またストレスかかるとまた下痢しちゃったりね。
例えば全足、全足は最近あんまり心身症という風に言われなくなってきてますけど、
かつてはお母さんの育て方がどうのこうのでなるんだみたいな、
そんな風に思われていた時代もあって、
昔は母親が原因の病なんていう言い方もあったんですけど、
最近はそういう風じゃなくてアレルギー疾患として見ることが多いんですけど、
そういう、体の病気なんだけれども、結局ストレスかかると症状が出ちゃうということで、
精神的な問題を見ておかないと、結局また元の極みで、
なんかもうせっかく内科的に治したんでまた元に戻っちゃうじゃん、
ということで精神的な面を無視することができない内科の病気、
精神的な問題が非常に関係する内科というのが体の病気、
心と体が一体になっている、一体にしてみないといけない病気、
こういったものを心身症と呼ぶわけです。
というのを総称して心身症というわけですね。
そういったものを心身症の学問が心身医学で、
そういったものを見るのが心身医学を基にした診療内科医という、
だから内科医なんだよな、体の病気なんでね。
決して軽いうつ病を見る人たちではないんですよ、本来ね。
ということなんですけども、なかなかきれいに分類できなくて、
例えばですね、体の病気なんだけど心の問題がみたいなことを言いましたけど、
例えば過敏性超症群なんていってね、
ストレスがかかると下痢しちゃうみたいなね、そういう病気の場合ですね。
下痢はしちゃうのは事実なんで、これは体の病気と言ってもいいんだけども、
しかし腸に異常があるとかそういったわけではないので、
これは体の病気と呼んで良いものかどうかみたいなね。
例えば、どこも悪くないのに胃が痛いと言って調べても異常もない、
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胃が痛いと本人が言ってるだけで何の所見もない、
こういうものだと精神的な症状ということでいけますけど、
実際下痢をするみたいになってくるとですね、
これは体の病気だなという風に見ることもできるわけですけども、
特にストレスがかかっている以外にこれといった異常がないとなったら、
これは心の病気かという風に見ることもできる。
こういう風に心身症と精神化の症状みたいなものの中間みたいなものもあって、
なかなか簡単には分けられないわけですね。
いろいろありますが、
そういったことで心療ないかというのは精神化とは別なんだけれども、
それはよく分かっていないのと、
もう一つは患者さんがそれをちゃんと分かっていないというか、
ちゃんと伝わっていないので、
医者もちゃんと分かっていないぐらいですから、
分かっていないので、
結局軽い鬱病みたいなものを見るところでしょ、
というようなことで思われていて、
それを利用してというのかな、
作家店にとってというか、そのせいでというのか、
本当は精神化なんだけれども、
精神化と書くと何か非常に重い病気を扱う、
ちょっと頭がどうかなっているみたいなことを想像して、
なかなかスティグマといったりしますけど、
生きにくいということで、
生きにくいというのは受診しにくいということで、
敷居を下げる意味で心療ないかと柔らかく名乗るようなことが流行ってしまっています。
なので心療ないかと書いてあって、
言ってみても心理学の心療ないかいが本当にいるとは限らなくて、
言ってみたら本当はいる医者は精神科で心身医学なんか全然やってなくて、
みたいなことがよくあるので、
なかなかそれを患者さんが見分けるのは難しいわけですけれども、
よっぽどの大都会、東京なんかに行かない限りは、
本当の心療ないかいって数は割と少ないので、
都会の大病院に行かなければ心療ないかいというのはそうそう実はいません。
本当の心療ないかいというのは総数がいなくて、
街中の大病院に行くといるという感じで、
あと心療ないかいだけがいる病院というのもそんなにはないんですよね。
なので精神科外来と心療ないかいの外来が2つあって、
別々の医者がやっていて、
心療ないかいの歴を見ると、
消化器ないかいだった人が実はちょっと多いんですけれども、
実はストレスがかかるとお腹の症状がよく出るものですから、
なので意外と消化器ないか系の医者のような、
学会に所属の歴なんかが書いてあったりしたりとか、
心療ないか系の学会にたくさん所属していらっしゃるとか、
そういうのを見ると、これは本当の心療ないかだなというふうに思うと思いますけど、
なかなか本当の心療ないかを見つけるのはなかなかそう簡単じゃないだろうなと思いますね。
ということで、本当は精神科心療ないかだいぶ違いますけれども、
現状ではそう気にせず受診するしかないのかなとは思いますよね。
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そうですね、また何かちょっとこのことに関して何かあればまたね、
またちょっと録音してみようと思いますけれども、
今日はここのところずっとアイフル歌ったり、
アイラブユーサヨナラ歌ったりちょっとふざけたおしているので、
今日ちょっと日曜日でバックヤードにはおりませんけど、
ちょっとあんまりふざけてない感じのやつもたまに入れとかないと、
誰も聴いてくれなくなるっていう恐れがちょっと感じてですね。
誰も聴いてくれなくてもいいんですけどね、別にね、もともとね。
とはいえ、とはいえちょっと寂しいので、
ちょっとした今思ったことをちょっと言ってみましたとさということで、
また何かの機会に。さようなら。