サウジアラビアのサッカー事業の動き
はい、大勉強FMのお時間です。今日の大勉強は、サウジアラビアのサッカー事業に関しての大勉強をしていきたいと思います。
皆さん、普段サッカーはご覧になったり、プレイしたりすることはありますか?
自分はサッカーをやってたことはないんですけど、非常にサッカー観戦を日常的に行っていて、
特にイングランドのプレミアリーグを引き目で見ているところがあるんですけど、
世界最大のスポーツで考えると、やっぱり一番最初に出てくるのがサッカーかなというふうに思います。
そんな中で今日は、プレミアリーグに関してのことをめちゃくちゃお話したいんですけど、
今日の大勉強は、サウジアラビアが今サッカー界に大きな影響というか、新しい動きをもたらしているので、
そのサウジアラビアのサッカー事業に関して大勉強していきたいと思います。
今どういった動きがあるかというと、今各国の有名選手であったりとか、もう本当にスーパースターと言われるような選手たちが、
こぞってサウジアラビアのサッカークラブからのオファーを受けています。
もちろんこれに行く選手、行かない選手というのもいるんですけど、
これが少し前に日本にイニエスタが来たりとか、その前だと日本にポドルスキーが来たりとかっていったような、
このトッププレーヤー、トップレベルのクラブでやってた選手が、年齢を重ねて日本に来ました、みたいな形ではなく、
まだまだイケイケの選手、もう今本当に全盛期ですよ、みたいな選手から、過去のスーパースターであったりとかっていうところまで、
かなり幅広くオファーを受けているというところが、今回新たなポイントになっているかなというふうに思います。
じゃあ具体的にどういったところの選手にオファーが行っているかというと、有名なところだと、
クリスティアン・ロナード選手が、昨年アルナスルっていうチームに加盟をして、
そして、メッシーであったりとかモドリッチ、韓国でおそらく一番有名なサッカー選手のソン・フンミンっていう選手もオファーを受けて、
この3選手は行かなかったんですけど、本当にまだまだこれから、今現状スーパースターだよっていうような選手にもオファーが行っているような形になっています。
そして今年の動きとしては、今年バロンドールっていうその年のナンバーワンのサッカー選手に贈られる賞があるんですけど、
それを受賞したカリム・ベンゼマっていう元々レアルマドリーにいた選手が、6月にアル・イテハドっていうチームと契約したりとか、
あとカンテっていう今元々バイエルに行ったのかな、選手がサウジアラビアに席したりって言った形で、
もう今今年一番のサッカー選手が移ってしまうぐらいの大きなムーブになってます。
で、これじゃあなんでサウジアラビアリーグにこの人たちが行くのかっていうところなんですけど、
いろんな理由がある中でやっぱり一番わかりやすいのはお金。
すごい大規模なお金を払って、あの許可額のオファーを出してます。
これどれくらいかっていうと、例えばロナード選手であったりとかベンゼマに関しては、
これ年間2億ユーロ、これ日本円にして300億円の収入を得るっていうふうに言われてます。
これはもちろんチームから支払われるような金額もそうですし、
肖像権であったりとか、いろんな広告であるようなところも含めて2億ユーロのオファーっていう形で、
これが非課税で受け取れるっていうところで、
サウジアラビアのオファー選手
かなりこの許可額のオファーっていうところに、
あの選手とマッチして加入をしているっていうのが一番の理由になってるかなというふうに思います。
じゃあもう一つこれを深掘りしていくと、
じゃあなんでこのサウジアラビアのこのチームたちが、
こんだけ大きなオファーを出せるのかっていうところがちょっと大きなポイントになっているので、
ちょっとここをお話ししていきたいと思います。
今このサウジアラビアリーグ全てのチームが、
こういったスーパープレイヤーに許可額のオファーを出しているわけではなく、
これ大きく4チームがこの許可額のオファーを出している形になっています。
それがアルイテハド、アルアハリ、アルナスル、アルヒラルっていう、
この全部アルがつくんで本当にもうどこがどこだかよくわかんなくなっちゃうんですけど、
この4チームが許可額のオファーを出している理由っていうのが、
これサウジアラビア政府が運営をしている出資ファンドがチームを買ってます。
このPIFっていうパブリックインベストメンファンドって言われる、
このもうサウジアラビア政府が100%出資をしている国家ファンドがこの4グラブの運営に携わっている。
だいたい株を半分ぐらい持っているので、それだけの許可額のオファーが出せるという形になっています。
なのでイメージとしては、国家プロジェクトとしてこの4つのクラブにお金を流して、
すごいプレイヤーを持ってくるぞっていうような国単位のプロジェクトになっています。
じゃあなんでこのサウジアラビアがこの国家プロジェクトとして、
このサッカーリーグ、サウジアラビアリーグを盛り上げたいかっていうところなんですけど、
これすごいいろんな理由があると思います。
ただ一番多くの理由としては、やっぱりサウジアラビアは元々すごい原油であったりとか石油の産出国で、
オイルマネーの国っていうふうに言われています。
ここに依存をしているところが非常に大きくて、
そこから得ているお金で国を運営しているっていうふうに言っても過言ではないんですけど、
そこから脱却したい。
ただオイルマネー一択ではなく、その他の柱も欲しいというふうになった時に、
今この国主導でサッカーっていうエンタメの事業を盛り上げることによって、
より大きな収益を得るっていうふうに考えているのかなっていうふうに自分は分析をしています。
あと、今度2030年のワールドカップ、2022年にあったので、
次が2026年、そしてその次が2030年、2大会後のワールドカップがあるんですけど、
そのワールドカップの招兵もしたいっていうふうにサウジュアルビアは考えているみたいで、
それに向けて2030年に向けてもしっかりこのサッカーリーグを盛り上げていくことによって、
サウジアラビアリーグの理由と将来展望
このワールドカップを開催地として、そして国内のリーグもスーパースターでにぎわっている。
そして自国の選手たちのレベルも上がるっていうところで、
よりこのサッカービジネスを盛り上げて、この石油であったりとかこのオイルマネーに頼らない国家運営というところをしていきたいのかなっていうふうに思います。
なので今本当にこの今までにないようなこの移籍の状況になっていて、今年かなりこの動きが遅いんですね。
毎年この今この夏の時期っていわゆるプレミアリーグとかリーガーエスパニオーラとかセリエアーとかこのヨーロッパのリーグっていうのがオフになるので、
この9月1日までの間、大体7月頭から9月1日までがこの移籍の期限というふうに言われていて、
結構動くところはもう7月の頭に契約が決まってすぐにチームに合流できるよっていう状態になったりとかするんですけど、
今年かなりここの動きが遅い状態になっています。
その理由はやっぱりこのサウスアラビアからのオファーっていうところが破格の金額のオファーが出ているので、
やっぱりこの選手もそこに一つ目を向けてしまったりだとか、もちろん今一番盛り上がっているリーグはプレミアリーグですし、
実力であったりとか金額、このそこから生み出しているお金、市場規模としてもプレミアリーグっていうのが圧倒的に1位なんですけど、
やっぱりこのヨーロッパ五大リーグって言われるような、スペイン、フランス、イタリア、イギリス、ドイツっていうこの五大リーグっていうところの方が、
まだまだレベルが高いっていうのはもちろんなんですけど、
やっぱりこのこれから盛り上がっていくところであったりとか、やっぱりこれだけのお金を積まれるとっていうところで、
やっぱりこう検討している選手っていうのが非常に多いので、なかなか移籍市場っていうところがゆったり動いているような形になっています。
お金の巨額のオファーで行ってしまうと、やっぱりもともとプレミアリーグとかヨーロッパサッカーを見ているとしては、
ちょっとショックだなっていうふうに思うところも一つあるんですけど、やっぱりそこの感覚が日本人、どうしても豊かなので、
そこの感覚が少し違って、例えばちょっと種語が大きいですけど、アフリカ系の選手とか、
アフリカからの移民でフランスとかヨーロッパのリーグに参加しているような選手とかであれば、
自分が成功したお金持ちになると、自分と自分の家族とかだけじゃなく、自分が出身の村が全部豊かになったりとか、
もっと言うと自分が住んでた県が丸々豊かになったりっていったような、
そこの故郷を豊かにするっていうところを目指してお金を取りに行くっていう選手もいるので、一概に否定はできないなというふうに思います。
ただ今、今年に大きく選手が動いているところなので、ここからサウジアラビアリーグがどれくらい盛り上がるのかっていうところであったりとか、
今後、それこそ日本人であったりだとか、他のスーパープレイヤー、そしてサウジアラビア代表の選手の中から、
このスーパースターと言われるような選手が生まれて、逆にそういった選手がプレミアとかヨーロッパリーグでプレーをするっていうふうになってくると、
またこれもこれで面白いかなっていうふうに思うので、僕の今年、今シーズンからのこのサウジアラビアリーグとしてサッカー界全体と、
このサウジアラビアが国家プロジェクトでスポーツビジネスを動かすっていうところを、ぜひ皆さん注目してみてほしいなというふうに思います。
はい、今日の大勉強に関しては、このサウジアラビアのサッカー事業っていうところに関して説明をさせていただきました。
もし何か質問、感想あれば、コメント欄の方からいただければと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
それでは。