南フランスからの旅の始まり
ライフトラベラーカフェ
ライフトラベラーカフェへようこそ。マツダミヒロです。
ワカナです。
この番組は、世界各国で暮らしている僕、マツダミヒロと、ワカナが日々感じたことなどをお伝えしていきます。
運転してます。
今、どこからどこに向かってますか?
えっと、この間まで行った、安西という南フランスからバルセロナに向けて運転してます。
合計6時間半。
そんなにかかる?
うん、かかるかも。
5時間って言ってなかった?
いや、それがね、今、何日かに分けて行ってるでしょ?
その2日目なんだけど、それを合計するとそうなの。
あ、そうなんだ。
私たちね、まっすぐ行かないで、ちょこちょこ途中の村とか町に泊まりながら行くのが好きなので、
実は、昨日の朝ね、安西を出たんですけど、夜は、夜というか午後は、どこに行ってたんだっけ?
ちょっとね、名前がわからない。
アルル地方で、アルルで、違う?
アルル?知らない町だったよ。
知らない町です。村、村。
知らない村に泊まって、その村の名前が結局わからなかった。
特別なレストラン体験
南仏の村なんですけど、なんでそこに泊まったんだっけ?
えっと、マルセイユのお友達からご紹介いただいて、
その小さな村の小さなホテルに、日本人ご夫婦がやってるレストランがあるっていうので、そこに泊まりがてら行ってきました。
そうなんです。
でね、本当に日本人シェフの方がいらっしゃって、ちょっとだけご挨拶させていただいて、
で、結構お客さんいたよね。
あ、ホテルでしょ?
そう。
プールに行ってたの、ご飯の前に。
プールもね、すごい人がいて。
うん、でもなんかレストランだけに来るお客さんもいっぱいいるみたいで、
で、なんか実際に夕飯もね、レストランでいただいてたんだけど、
満席っていうかね、外満席だったし、
で、フレンチ料理なんですけど、料理。
なのにさ、日本人のシェフの方が作ってるのすごくない?
うどん出たよね、うどん。
そう、うどんはどういうかたちで出たかっていうと、
うどんっていう名前では出たんですけど、
バジリコ?
ジェノベーゼ?
ジェノベーゼの本当にもっとバジルがすごい濃い、
ホットフレッシュなバジルの香り豊かな色味も本当綺麗なグリーンの
ソースをたっぷり絡めたうどんが出てきて、
その美味しさといったら、
ああ、素晴らしかった。
あのうどんもさ、ご自身できっと作られたんだろうねっていう、
本当美味しかったね。
でもその前にホットドッグ出たよ。
煮込んで言うホットドッグ。
それは、
ケチャップつけて食うやつ。
そうそう、アンティーチョークの中に、
なんか、アンティーチョークだっけあれ?
そうだよね。
アンティーチョークの中に、
なんか、ゴートチーズクリームを入れて、
その上をちょっとホットドッグみたいにね、揚げてあるんだけど、
ちょっとところどころ日本の味を感じる。
でももう完全フレンチな。
すごい美味しかったね。
うどんの次はイカそうめん。
イカそうめんだ。
そうめんまでそうめんじゃないんだけど、
ちょっとこっちの太めのパスタの感じのイカパスタ。
美味しかった。イカスミとね。
などなど素晴らしかったよね。
ねー、多分奥様もいらっしゃって、
奥様がパティシエ?
きっとね、なんかそんな話聞いたけど。
でも言う話は聞きましたけどね、そう。
まあ、そんでなんかサーブしてくださった方が、
まあフランス人の方、男性の方だったんだけど、
最初ね、だいたいまあ、あいうとこ行くと、
まあ、あまりアジア人とかもいないからね、
あの私たちが行く村が。
基本ほぼ全員フランス人みたいなとこに行くので、
だいたいフランス語がいいですか、英語がいいですかって最初聞かれて、
一応英語でお願いしますって言うんだけど、
でもその後に、いや英語じゃなくてもいいんだよみたいな話をするわけ。
何語、うちらは他に何語が聞けるんだろうって思ったら、
日本語も話せますよって言われて。
その後すごい綺麗な日本語で、
すごい上手だったね。
もう全部説明してくださって、
まさかそんなね、サービス受けれるなんてね、小さな、
名もわからない村で、
すごくなんか嬉しかったですね。
フランスのサービスエリア
で、そこを出て、今何時間ぐらい経ったかな。
2時間は経ったね。
運転してて、あと1時間40分。
そうそう。
で、今日はまた途中のね。
また今度は、でももうスペインに入りますからね。
スペイン、明日バルセロナにお昼にはちょっといなきゃいけないので、
今日はスペインまで頑張って運転してて。
さっきあれだよね、パーキング寄ったよね。
あ、日本で言うサービスエリア。
サービスエリアっていう、フランスのね、高速。
結構フランスの高速はよく乗るんですけど、
乗って何回かね、サービスエリアも行くんだけど、
だいたい作り一緒だよね。
そうだね。
割と新しいところのパーキングは。
本当に日本のサービスエリアすごすぎるよ。
いや、本当そう思いますよ。
本当にね、皆さん本当に。
フランスで寄ってみるとね。
そう、それでもさ、多分コロナの後作られてるやつだろうから、
新しいんだけど、どこも。
そうだね。
でもやっぱトイレとかさ。
うん。
ね。
なんか厳しいですね。
あんなに人がいても綺麗なままの日本のトイレとかってすごいって思った方がいいね。
あとはさ、なんかサービスエリアの日本のね、食堂みたいなのあるじゃん。
うんうんうん。
あれすごいおいしそうなのいっぱいあるもんね。
そうなの。
そういうのはないもんね。
でも今日面白かったのが、
そこのサービスエリアにコンビニみたいなのあって、
でもすごくちっちゃいけど、
素晴らしい種類豊富にいろいろサンドイッチも20種類ぐらいあったり、
ジュースもね、普通のジュースもあるんだけど、
ちょっと体に優しいスムージーとかもあったりして。
ああ、そういうのあんのはいいね。
そう。
で、一番面白かったのが、
そこで売ってるポテトチップの種類がすごくて、10種類あった。
もっとあったよ。
もっとあった。10種類以上あった。
結構長いとこあった、まず。
分かれてた。
あんなに、あんな種類まずポテトチップあるのもすごいけど、
それを小さな一角に置いてるっていうのがすごい面白かったね。
で、プロバンスポテトチップスって買ってきたね。
そう。
市販のやつ、スーパーとかで売ってるやつじゃなくて、
せっかくなのでプロバンスのオリーブオイルとハーブを使ったもののほうがいいよねっていうのでそれを買って、
あとは、私たちが住んでる村の隣の村で買ってるお気に入りのね、
特にミヒが大のお気に入りのマッサージオイルがあるんだよね。
ラベンダーオイル。
ボディオイルがあるんですよ。体の保湿に使ってるんだけど、
それがね、たくさん種類、いろんな種類売っててね、
それもちょっと違う、ベルベーヌっていう柑橘系のすごく爽やかな香りのものも買えたりとかして、
楽しかったね、でも。
うん、おもしろかった。
フレンチフライ食べてね。
バーガーキングもあったよ。
でもなんかあそこでさ、ミヒを取りに行ってくれてたじゃない?食事をね。
そのとき一人でテーブルに座って、テーブル拭いて待ってたんだけど、
でもみんな家族連れでさ、すごい楽しそうにご飯食べててさ、子供たちと。
で、なんかあの風景を見て、すごい自分の昔の子供のときの風景を思い出して、
私は結構毎週末、お出かけするのが大好きで、
で、うちの父と母と、あとおじとおばと5人セットで、いつもドライブに行くわけ。
へー、あんな感じで行ってたってこと?
そうそう。で、あのね、観光地とかもたまに行くんだけど、
それよりも私たちが好きなのが、サービスエリアに道の駅みたいなところにいろいろ寄りながらドライブするのがすごい好きで、
で、よく道の駅で、ほんといろんなものをみんなでシェアして食べるみたいなのをやってたんですよ。
なんかそのときの記憶がすごいよみがえってきて、
国もね、場所も違うし、いる人たちも人種も違うんだけど、
なんていうんだろう、あそこにあるこの人の愛っていうかさ、ぬくもりとか家族とか、そういう思い出とかさ、
それってなんかみんな一緒なんだなと思って、なんかしみじみとね、感謝して待ってました。
道はさ、逆に、ほら、土日は社が忙しかったじゃん。
ああいう風景は見たこともないって。
そっかー。
子供の頃。
たしかに。
景色がきれいになってきて。
おー、今はね。
今だけだね、これ。
これブドウじゃないですかね。
ブドウ畑すごい広い。
それでもさ、ぱっと見なんかさ、茶畑みたいに見えるよね。
お茶作ってんのかなって。
お茶作ってんのかしらと思うけれども。
今どの辺にいるんだろうね。
ほんとにもう、どこに泊まったかもわかんないし、どこ走ってるかもわかんない。
もうグーグルマップの通りにずっと人たちがいてる。
ラ・ギャリグ・ギュエットっていう町を横切り。
あと1時間半ぐらいで、でも。
着く?
今日の目的地の。
途中のホテルね。
そう、それはね、ジローナの手前ぐらい、スペインの町ですけども。
車でさ、ヨーロッパを横断してさ、ちょこちょこ宿泊しながら行くの楽しいよね。
好きだよね、私たち。
そうなんですよね。
なんか知らない町に絶対行けるじゃない?
きっともう一生通らないかもしれないっていうね、さっきミヒが言ってたけど。
通らない道路を通るのが楽しいよねってさっきも話してて。
で、なんか一つ一つ何気ないさ、高速の道でもなんとなく味わいながらね、行きたいですね。
はい、ということで今週も行ってきます。
ライフトラブラーズカフェは世界各国から不定期でお届けするプレミアムトラベル版と、
今回のように毎週お届けするつれつれカフェトーク版があります。
皆さんからの質問もお待ちしています。
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それでは、良い週末を。