はたらく30代の資本主義解放宣言
はたらく30代の資本主義解放宣言
ロンドン在住の主婦でコーチのリチャと
東京在住の個人投資家でコーチのカガヤッキーです。
資本主義解放宣言は、行き過ぎた資本主義に違和感を感じる元商社でリクルートのリチャと
スタートアップを10年渡り歩いてきたカガヤッキーが
はたらくをテーマに、これからの新しい生き方について一緒に考えるポッドキャストです。
はい、ということでヤッキーさん、また今日も収録ですね。
ですね、よろしくお願いします。
お願いします。なんか最近あれじゃないですか、ネタ作り忙しいんじゃないですか?
忙しいですよ、もう毎週ですからね。毎週ネタを書くんですよ。そんなネタないですから、普通に生きてたら。
じゃあ、どういうことなんですか?やっぱり世の中の見方が変わったりとかするんですか?ネタを探しながら生きてると。
あー確かに、それはあるかもしれないですね。これをこういう角度で見たら面白いかもしれないとか。
これを逆に相対違う視点から見たら全然違う見え方ができるなとか、そういうよくわかんない頭の使い方にもなりますね。
え、ライブをやるって言ってたじゃないですか、毎週やるって。
資本主義へのリスクとハックの関係
やります。やりますよ。
それなんか、聴衆は誰なんですか?スクールの受講生なんですか?
聴衆は受講生です。受講生が自分で宣伝して500円のチケットを売ると。
おー。
という感じです。
500円のチケット、はーそうなんですね。じゃあそのチケットの売り捌くのも頭を悩ませるネタになってるって感じですか?
別に売り捌くとかはないんですけど、別にそのノルマとかはないんで。
売れたら、この人は集客力があるんだなっていう風に見られるって言ったらそれだけですね。
なるほど、SNSで投稿にいいねがたくさん付いてるかどうかみたいな感じなのかしら?
芸人の世界もテレビの俳優とかの世界も全部それでキャスティングが決まってるらしいんで、芸能界は。
この人を出せば集客力があるから売り上げ確定するよねみたいな。
なんで人気の映画とかって同じ俳優ばっかりですよ。
確定するんです、キャスティングすれば。
なるほどねー。
演技上手い下手じゃなくて、もう金なんですよ。資本主義なんですよ。
資本主義なんですな。
全部。
なるほどなー。世知辛いですな。そこからね、せめて心だけは解放されていきましょうよということでね、ラジオやっていきましょうかね。
そうです。そうです。解放宣言です。
ということで、今日のテーマです。
今日のテーマ、資本主義をハックするのかされるのかというテーマですね。
ですねー。
ハックされるのか、するのか?
するのかされるのかですね。
どうですか?このタイトルに関して、ヤッキーさんは資本主義をハックしてるのかされるのかどっちですか?
うーん、どっちなんですかね。
ハック、たまたまできたって感じではあると思うんですけど。
リスクを取った結果、ハックちょっとできたんだろうなっていうところですよね。
基本的にお金を一定額手に入れれば、資本主義は攻略しやすくなるので、そういうことですよね。
でもお金があるだけでもうまくいかないですけどね。
高口に当たった人が幸せにならないっていうロジックと同じで、資本主義の攻略で有利なお金が手に入ったとしても、ルールを知らないとお金使って終わっちゃうんで。
そこは両側面で大事ですよね。
ESBIクアドラントと資本主義の抜け出し
一言一言が一撃一撃のボディープロとして、私みたいな人間気は響いてるんですよね。
響いてるんですか?
響いてますね。もう37歳にもなっちゃってね。
せっかく補給料の高い会社に一社目、総募集者入ったけど、ユミズのごとく使い切りましたし。
その後も結局サラリーマンとして稼いだ金を何割か貯金に回してやってきて、今は主婦になって個人事業主としてやっていこうとしてるわけなんですけれども。
今回は僕の持ち込みのテーマですけど、なんでこのテーマ、資本主義をハックするのかされるのかっていうテーマになったかっていうと、
最近読んだ本がありまして、つい先週末に読んだんですけど。
山崎はじめさん、楽天証券のアナリストだった方で、この1月に残念ながらお亡くなりになってるんですけれども、病気で。
大学生になる息子さんに向けて書いた手紙が元になっている、経済評論家の父が息子に送る手紙っていうタイトルの本を読んだんですよ。
この中で資本主義っていうのは、リスクを取れる人がリスクを取りたくないその他大勢を養分にして成立する市場であると。
そんな感じの、それそのまま抜き出したわけじゃないですけど、そういう趣旨の表現があって、それに関連する話でESBIクアドラントっていって、
従業員があって自営業者がいて、ビジネスオーナーがいて、投資家がいるっていう、この4省元に実は分かれていて、
自分の労働力をお金に交換する従業員と自営業者に対して、自分のアイディアとか資産をお金に転じていくビジネスオーナーとインベスター、投資家がいるっていう、
この対立軸があるんだっていう話とか、いろいろそうだろうなと思いつつ、構造化されてなかったものが自分の中で構造化される機会がありまして、
恥ずかしながらこのESBIクアドラントって20年前にロバート清崎の上本翔さん、リボートさんとかで提示された考え方らしくて、
すごく手垢のついた古物らしいんですけど、そういうのもフレームとして知らなかったので、そういうのを知ったときに自分ってずっとエンペローEの立場、従業員の立場で大人になっていく、
年老いていくっていうイメージしか持たないで、35歳くらいまで来たと。なんだろう、転職エージェントをやっていて、いろんな人のキャリアの相談に乗ったりね、あるいは提案をしたりとかしてたわけなんですよ。
自分自身のキャリアとかもね、いろいろ考えたりして、この仕事面白いなって思ってやっとったんですけれど、生き方としてこのエンペローEの立場以外に踏み出す手助けとかはそもそもそんな認識なかったですし、
今自分自身が会社を辞めて個人事業主になって、いつか起業してみたいなって思ったときに、例えばコーチングをするとかコンサルティングをするっていう自分の労働力をお金に変える以外の手段がないので、ずっとSでしかないんだと。
このフレームから抜け出すための、抜け出した方がいいっていうことが5本に書いてあったので、その抜け出すことがいいことなんだっていう前提に立つと、このEとSのフレームから抜け出していく手伝いっていうのが全く認知がない状態で転職エージェントとして頑張っていたし、
自分の周りの転職エージェントを、それだったら独立した方がいいですよみたいな提案をする人は聞いたことがないですし、だってそれだと転職しないからお金が入らないからね。
このフレームつい最近気づいたので、この1年以上僕会社に属してなくて、主婦として個人事業主としていろいろ世の中を見てたわけですけれども、そういうキャリアの支援をするサービスとかキャリアコーチングとかも最近あって、いろんなものあるけど、
そういうESBIを俯瞰してどこを目指すみたいな話ってどこでもされていないので、要するに資本主義にみんなハックされてるんじゃないかっていう危機感を強めたっていうのが、この週末の読書を通じての出来事なんですよ。
僕は先月ながら資本主義からの解放宣言なんていうタイトルでね、ポッドキャストをやらせていただいてるのにもかかわらず、それぐらいの良権しか持ってなかったと、なんとなくしか捉えられてなかったというものもあって、反省も込みで僕たちはね、資本主義をハックするのかされるのかっていうタイトルで、
ハックしてるよりのヤッキーさんに話を聞いてみたいなっていう気持ちもあり、このテーマを持ってきました。
なるほど。僕もサラリーマンやってたんで、Eの気持ちはすごくわかりますっていうところと。
Eを突き詰めればIに行けますからね。
例えば、貸し経験優とかで1億円とか稼いだら、もうその瞬間にI行けます。
そうね。
適正もあると思っていて、例えば手も動かせないし、ADHDだから自分で一人で仕事や作業なんてできないみたいな人、そういう人はもうBにならざるを得ないんですよね。
Bになるか、社会不適合者になるかっていう。
なんで企業家の方っていう社会って不適合者の人が多かったりするんですけど。
そういった意味では、どれがいいとかじゃなくて、多分一つ一つがその人の適正があるよねっていうEBSに関しては。
EBSをしてる中でIになって、お金を貯めてっていう感じなのかなっていうふうに思いましたけどね。
なるほどね。適正があるってのはそうですね。確かにそうなんだろうなと思いながら、それ聞いて問題提起、問題提起じゃないけど、
気づくのは、そもそもそういう4証言あるという認知がない中で自分の適正を見定められるんかいっていう話。
資本主義のプロセス
というのも、例えば普通とあえて言いますけど、小中高とあって、みんな自分の偏差値のレベルに合わせた志望校を選んで、
自分の偏差値でいける大学の中で良い大学を目指していって、
その大学と実績でいける一番良い会社、良い条件の会社を選んで社会に出ていくっていうプロセスを踏んでる人がとっても多いと思うんですよね。
9割ぐらいそういうプロセスの中の結果としてどこかの会社に落ち着いてるんじゃないかっていうのが自分が見聞きしている狭い世界ですけれども、
ただ、転職エージェントとしては何万人ものレジュメを見てきたので、基本的にはそのEとして転職を希望する人のレジュメを見てきたっていう話もあるんですけど、
多くの人がそうやってると。その中で何なら愛を目指して資産形成していくんだみたいな話とか、
最近でこそニーサがあったり、インデックス統制みたいな話とかはツイッターでもよく見ますけど、
キャリアとか生き方の話をしたときに、あんまりどこを目指して金を貯めていくのか、稼いでいくのか、投資をするのか、
そういうアドバイスをもらえる機会もあんまりなかったし、身の回りにもそういう人はいなかったので、知ってる人だけが乗りこなせる波というか、仕組みにはなってるよなっていうのは改めて気づきますね。
確かに、それもありそうですね。資本主義としてEが多いほうが都合が良いっていうのはありますよね。
それね、書いてましたね。
働いてる人がいないと資本主義回らないので、みんながみんな少ないお金でファイヤーしてインベスターになったとしたら、経済は回らなくなるわけで資本主義は崩壊しますと。
資本主義における教育と労働
みんなファイヤーしたら。
なると資本主義として都合が悪いからEを増やす方向で洗脳してるのかもしれないですね、もしかしたら。
それはありますよね。おっしゃる通りですよね。本の中にもそういう資本主義のさっきの仕組みの話で同じことを言ってるのと、
あとは、例えば大企業の新人教育って、ゼロイチで売り上げを立てられる方法って絶対教えないじゃないですか。
確かに。
みんな会社の看板があるからそれできるんだよって言うじゃないですか。
会社って。
例えばリクルートって新規事業をどんどん作って立ち上げていってみたいなことをやる会社ですけど、ゼロイチってないじゃないですか。基本的にはリクルートが出資して始めた仕事みたいになるじゃないですか。
だからゼロイチじゃなくて100ぐらい下駄を履いた上で始めてるんですよね、新規事業って。
なので本当に看板なしで自分の身一つで誰かから100万円だか200万円だか売り上げを立ててくる経験を積んでる会社員ってほとんどいないはずなんですよ。
なので本当はみんなSにEを辞めてセルフエンペローになって自分でお金を稼ごうと思ったらやる方法とかやれることっていくらでもあるんですけど、そういうふうにできないようになってるよっていう教育は受けてる気がするんですよね。
確かに。国柄もありそうですね。日本とかはまさにそうで。確かどこだっけ。ベトナムとかって自営業超多ですよね、確か。
小さい自営業の人ばっかみたいな。
そういうふうに洗脳されてるのかもしれないですね。アメリカに戦争で負けて。
元々は百姓だったじゃないですか、日本人って。江戸時代とかは。
そうですね。百姓ってあれですもんね。100の職業を持ってるから百姓っていうみたいな。
そうですそうです。なんで。
そうですよね。
確かそんな感じだったはずです。
そうですよね。
とりあえず自営業なんですよ、百姓って確かにほぼ。
そうですよね。年貢を納めてるだけでやってることはなんでもよかったわけですよね。
いろんな職業を季節とか日によっていろんなものをやって稼いでたわけですよな。
確かにな。
なんで今こうなっちゃってるのかっていう話もそうだし、
理由を突き詰めていくアプローチというよりも、じゃあ今からどういうふうに振る舞っていけばいいのかみたいなところが大事そうだなっていうのはすごいあるんですよね。
改めてこれポッドキャストなんで聞いてる人がいて、僕は聞いてる人にみんなインベスターを目指せみたいなこと言いたいわけでは全然ないんですよ。
じゃあ何が言いたいのっていうのは特になくて。
自分の状態に満足するためには自分が今どこにポジショニングしてるのかっていうのを知る必要があるかなって思うんですよね。
うん。
というのも自分ってあくまで相対的なものなので、その相対的な自分が自分の位置を正確に知るために自分がどんなものに囲まれてるのかっていうのはちゃんと知る必要あるよなとは常々思っていて、
自分の状態に満足するためには自分がどんなものに囲まれてるのかっていうのはちゃんと知る必要あるよなとは常々思っていて、
自分がどんなものに囲まれてるのかっていうのはちゃんと知る必要あるよなとは常々思っていて、
少なからぬ人にとっても確かにという気づきがあるんじゃないのかなと思ってこういうテーマで話してますっていう感じですね。
すいません、突然のメタ視点が入ったんですけど、かなりぬるいまとめをしましたが。