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2024-05-17 11:13

病院も出禁になることがあります

🙇‍♀️ , に雑音が入ってます。
今回は「病院って出禁になるの?」というお話です。
詳細はこちら👇

医師の応召義務とは医師法19条1項
「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」
良好な信頼関係を築けないほどのクレーマーの方は、正当な理由にあたるという判例が出ています。

紹介した医科歯科大学のwebサイト
「患者さんとご家族等にお守りいただきたいこと」
https://www.tmd.ac.jp/medhospital/patient/protect.html


#ワーママ #育児 #医師 #女医  #スタエフ医療部 #202405flat #パラレルキャリア

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おはようございます、フラットです。今日は病院も出禁になることがあります、というテーマでお話ししてみたいと思っています。
この放送は肩の力を抜いて、地に足つけて、少し前に進みたい私、フラットが情報発信をしながら考えたことや感じたことなどをシェアしている番組です。
また、時々医療情報もお話ししています。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
予定どおりですね。予定どおりなのかな? 週1回の放送を目指して、本日も久々に撮る時間があったので、今日はお話ししようかな、なんていうことを考えています。
テーマとしては、病院も出禁になるんだよ、みたいな話をしようかな、なんていうことをふと考えたんです。
なんでこんなことを考えたかっていうことなんですけれども、最近外来を出ている中で、患者さんとか、あと家族とかですよね、
高圧的な態度の方に結構うまく対応できるようになったなぁ、なんていうことを感じたわけなんです。
高圧的な態度の方とか、いわゆるクレーマー機質の方ってね、時々いらっしゃるんですけど、こういう方って基本的にはもう最近なんですけど、私の場合はひるまないっていうことですね。
ひるまなくて、淡々と話を聞いて、要点だけ返していくっていうような形をすることで、特に問題なく対応できているっていうことが、わりかし多いなっていうふうに思っているんですよね。
ちょっと余談になるんですけど、だいたいこういうクレーマー機質の方っていうのは、一番被害に遭うのは病院の事務さんなんですよね。
多分なんですけど、おそらくそういう方々にとって一番文句を言いやすいのが、病院の事務さんになって、その次が看護師さんになって、その次がドクターなんですけど、ドクターの中で今度女性になって、
結局一番言いにくいのが男性医師っていうふうに、こういう順番になっているんじゃないかななんていうことをね、ふと今考えています。
そんな話はいいんですけど、今回そんなことを考える中で、そう言われてみれば病院って出来になるっていうのは、皆さんもしかしたら知らないのかなっていうふうに思うことがあったので、そんな話をしたいっていうふうに思うんです。
私は実はですね、過去自分に関わる患者さんを2人ほど出勤とまでは言わないまでも、自分の外来に来ないっていう形にしたことがあります。
石原の19条で応証の義務っていうものがあるんですね。この応証の義務っていうのは、正当な診療に従事する医師は、診療治療の求めがあった場合には、正当な理由がなければ、これを拒んではいけないっていうふうに一枠定められています。
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つまり、基本的には、訴えがあったら見なさいよっていうふうな法律なんですけれども、正当な理由があれば診療拒否をしていいんですよっていうふうなことになっているんですね。
ざっと調べた感じだと、クレーマーさんみたいな方は正当な理由に当たるっていうような判例が出ていますので、明らかにねクレーマーの方がいて、それで医師とか医師とか看護師とかこういう医療スタッフですよね。
そういう人と診療をして医療行為をしていく上で、良好な信頼関係が得られなかった場合には、診療をしなくていい、拒否することができるっていうふうに考えられているんですね。
で、過去、私の話を少ししてみると、一人は電話診療で本当にアウトなセクハラの発言をされて、とんでもなく嫌な気持ちになって、その前につらつらとかなり電話診療の中でいろんな無効の発言があったんですけども、
その発言の流れで、私に対して一般的に聞いたらアウトだろうっていうようなセクハラの発言をされました。
で、その発言をされた中で、私はこういうことをあなたに言われたことはとても腹立たしいし、気分が悪いし、相当な不快な気持ちになっていますっていうような話をしていました。
という話を、本人には電話の中でしました。
で、そういった、その中で結局のところ、それについては病院側と判断、判断というか競技をして、その方については私のところにはもう来ないというような流れにしたわけなんですよね。
で、実はこれについては、これね、話を聞きながら、うんうん、ふんふんっていうふうにセクハラ発言をね、ただただ聞いていたというわけではなくて、私はその電話の診察、電話診察というような診療行為をしながら、全てね、それをね、かるてに一言一句、その人の方のね、発言については書いているんですよね。
かなりそれについては、こちらの主観はあまり入れないようにして、まあ当たり前なんですけども、主観を入れないように、まあその場その場で書くようにはしています。
これについてはね、こういうふうに言われたっていう事実を、そのかるて上に、まあ電子かるてですよね、そこに残しておいて、それを元に病院側と競技するっていうような形になっているんですね。
だから病院、例えばなんですけども、この場合は電話を切った後に、えっとなんていうかな、まあそのことを思い出して書くっていうのではなくて、まあその場その場で全て書き記しているっていうことにしています。
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私はそうしました。で、あともう一つについては、忘れもしないんですけど、入局して数年目の当直ですね、当直中に外の外線の電話から患者さんから直接診療したいんですけどみたいな、多分電話がかかってきたんだと思うんですよね。
その内容についてはもうかなり、もうかなりというかね、昔のことだったので、まあ忘れてしまったんですけども、その電話がですね、あのなんか最終的には脅迫の電話みたいになってしまって、で私がなんかこういろいろ言った後に、お前のことを遠くから見ているみたいな形で、あのこの電話を切ったらどうなるかわかってんだろうなみたいな形のことをね、おそらくね言われたんじゃないかなっていうふうに思うんですけど、まあすごいね怖い電話だったんですよね。
その電話を、そういうね発言があったのもあって、もう全然切れなくて、おそらくね20分、30分以上はね、30分から40分ぐらいはね、その電話をね、ずっと取り続けていたような形になりました。
で、その当時、もう本当にね、その電話怖くてね、切れなかったんですよね。で、夜その当直の対応とかだと、そういったクレーム対応の部署っていうのが院内で空いていなかったので、その電話をね、どうやって切っていいのかがね、全然わからなくて、誰に助けを求めていいのかがね、本当にわからなくて、だから怖くて怖くて、どうやって切ろう、どうやって切ろうっていうふうに思いながら、
夜中ね、対応したことをね、ふと思い出しました。結局その電話どうやって切ったか覚えてないんですけど、とにかくね、電話をその長い間ね、その方の対応をしていたわけなんですよね。実はそのね、長く電話を対応するっていうことも、実は診療の妨害になっているんですよね。
で、なんでかっていうと、その電話を取っている間は、その私の持っているPHSが繋がらないわけですよね。例えば、もちろん個人のPHSを持っているので、個人のPHSの方にかかってくればそれで問題ないんですけども、外からの外線の電話っていうのは、その当直のPHSの方にかかってくることの方が多数なので、そういった意味でもその行為自体は診療の妨害っていう形になっているんですよね。
で、後日その方については、それはそうだな、どうだったのかな、診療の診療課内で協議して、診療、うちの課ではあんまり見ないっていうような形をね、取ったんじゃないかなっていうふうには思っています。
で、最近ね、今回この話をする中で1個見つけたものがあって、それは東京にあるイカシカ大学病院に、こういう方については診療をお断りすることがありますっていうようなまとめたサイトがありました。これは病院でしっかり公的に出している診療上の注意っていうものになるんですよね。
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だからというわけじゃないんですけど、これについてはちょっと見ていただけるといいかなっていうふうに思うんですけど、見ていただくと、それはそうだよねっていうようなことが書かれてはいるんですよね。
で、もちろん私たち当たり前なんですけど、医者も看護師さんも病院スタッフも基本的にやっぱり人なので、どんなに患者さんというような、そういう医療者と患者さんっていうような立場の差っていうのはもちろんあるんですけども、
だからといって、患者さんってちょっと言い方悪いですけども、お客様ではないんですよね。だから何言ってもいいとか何してもいいっていうわけでやっぱりないので、そういった意味でも何かすごい傷つくこととか、あと暴言とか、もちろん私も暴言吐かれたこととかもありますけれども、
そういうことをされると、こちらとしても、医療行為をしたいとか、こういう治療法をしたいとか、こういった形でよくしたいっていうような思いがどんどんそがれていってしまうんですよね。
だからそういった意味でも、別にこれを聞いている方にどうこうとかそういうことではないんですけれども、一応病院でもひどいことをされたりとか、こういった診療妨害にあたる行為があった場合には、で気になることがありますよっていうことをちょっとお話しようかななんていうふうに思ってこの話をしました。
ちょっと話が長くなってしまったんですけれども、今日はこれで終わりにしたいと思います。
今日も聞きに来ていただいてありがとうございました。
次回もフラット覗きに来ていただけたら嬉しいです。
出会えたことに感謝を込めて、フラットでした。
またねー。バイバイ。
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