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2024-01-30 10:57

【女医のホンネ #02】 もっと〇〇があれば… まず最初に心が折れたこと

今回は「最初に後悔したことは、体力的に1番辛かった」というお話です。

思いの外、事務仕事・書類仕事に時間がかかるのです…

#ワーママ #子育て #育児 #医師 #女医 #女医のホンネ #スタエフ医療部
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ハロフラー おはようございます。ママさんドクターのフラットです。
今日は、【女医のホンネシリーズ】の2番、ナンバー2番ということで、もっと〇〇があれば…
石になって、まず心が折れたこと、というテーマでお話ししてみたいと思っています。
はい、では早速の本題に入っていきたいとおもいます。この〇〇はですね、皆さん何だと思いますでしょうか?
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃんっ 体力です
もしかしたら皆さん、学力とか ふうに思ったでしょうか?
違います。体力でした。私の場合は一番、そうですね、最初に石になってまず心が折れたのは体力でした。体力めちゃめちゃ辛かった。
体力、体力です。 というわけで、なんで体力かっていうことなんですけれども、もうとにかくですね、石になって一番初めに3つの
地獄を味わいました。 まず一つ、寝れない。
当直になったら寝れない。 あと、朝早い。
なのに帰れない。夜が遅い。 もう3つ、3大地獄です。地獄。
地獄でした。 でじゃあね、なんで仕事が多いのか、帰れないのかということなんですよね。
で、もちろんですけどね、休編とかはね、あるんですね。休編っていうのは、患者さんが急に体調悪くなったりとかすることですよね。
それがまあ夕方とかになってしまうと、自分の患者さんだとそれに対応しなきゃいけないから、 どうしてもね、帰るのはね遅くなってしまいますよね。
まあそれはね、しょうがないというかね、必然的、必然とかね、しょうがないことなんですけれども、それ以外にですね、実は、実は
医者、医者、医者はですね、事務仕事がめちゃめちゃ多いんです。実は。 えっとですね、事務仕事って言うとね、書類仕事ですね。
書き仕事って言うかね、パソコン向かっている時間がね、意外と多いんです。実は。
で、例えばですけれども、患者さんって入院したら、入院したらその時に入院の、入院時のね、書類をね、一式作らなきゃいけないんですね。
紙の患者さんに渡す書類だったりとか、まあそういうのもあるんですけれども、プラス、入院したら、えっとですね、入院するまでの経過をざっと書いて、その後診察の処刑とか書いて、その後、この人に対してどういうものをしなきゃいけないのかっていうような、
病院に1号紙っていうふうに呼ばれたりするんですけど、そういうものをね、まず書かなきゃいけないんです。それがね、結構それなりにね、ボリュームがあったりとか、あと今まで病歴が長い方って、例えばですけれども、10年単位で振り返らなきゃいけなかったりとか、そういったところをね、患者さんから一個一個聞かなきゃいけないのでね、それもね、結構ね、大変だったりするんですよね。
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まあそれが一つ。で、あとは、患者さんのね、カルテもね、全員分書かなきゃいけないから、それもね、地味に結構ね、時間がかかるんですよね。
まあそんなにね、変わりがないような患者さんとかだったら、そんなに大変じゃないんですけれども、何かイベントがあったりとか、検査があったりとか、そういうようなものがあったりすると、それについてね、一個一個検査の結果を書いたりとかして、プラスそれに考察を入れなきゃいけないので、それもね、やっぱり10人とか15人とか患者さんがあってくるとね、一人でね、
だいたいあの、カルテ書くのって、だいたい下の下っ端、下っ端というかね、入りたての入局員か研修員の仕事なので、そこがね、本当に時間かかるんですよね。まあ書くのもね、勉強にはね、なるんですけれども、やっぱりこれ一個一個ね、書くのすごい時間がね、取られました。
でですね、あとは、退院した時もね、また書類がね、何個も何個も出てくるんです。患者さんに渡す書類とか、そういった事務的なね、書類もそうなんですけど、退院サマリーっていうものをね、書かなきゃいけないんです。退院サマリーってじゃあ何なのかっていうことなんですけれども、退院したら患者さんってだいたいの場合、その後外来の先生の方にね、戻っていくのが大半なんですよね。
で、外来の先生のため、ためって言っていいと思うんですね。その先生のために、退院のサマリーっていうものをね、書かなきゃいけないんです。
さらっとね、サマリー書ければいいんですけども、入院の期間が長い方、例えば1ヶ月とか2ヶ月とか、そういったような単位で入院されている患者さんのサマリーを一気にね、書き上げなきゃいけないんですね。
しかも大体、退院してから何日以内とかっていうのが決まってたりとか、したりとかしたりとか、あとはそれをね、上級医に見せて、添削してもらわなきゃいけないんですよね。添削っていうのはこれで大丈夫かどうかっていうのを確認してもらわなきゃいけないので、そのね、作業もね、あったりとかすると、やっぱりそれなりにこの退院サマリーを書き上げるっていうのがね、時間がね、かかるんですよね。
私これ研修院の時に退院サマリーを書いた経験が一番辛くて、一番初めに回った、本当に忘れもしないんですけども、腎臓内科から私スタートしたんですね。
そうした時に、まずは私が研修院なりに何とか書き上げたサマリーを一つ上の先輩に見せるんですね。入局2、3年目の先輩に見せて、なんかちょっと治されて、そしたら今度はそれをまたその次の上の先生に見せるんですね。
で、それで終わったら、その後はグループ長に今度回っていくんですね。そうすると、その先生がオッケー出すと、それで終わりになるんですけども、そのねグループ長の先生がね、めちゃめちゃ大変な先生で、まあいい先生だったんですけどね、めちゃめちゃ大変な先生で、
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せっかくね、その2段階の、なんていうのかな、添削を終わった私のサマリーが、なんとですね、印刷して提出する店に行くんですけども、その後に真っ赤にね、赤ペン先生かのごとく、もうね、手におはとかね、丸の付け方とか、どこだろうな、書法、退院した時の書法の書き方とかね、もうね、それをね、全部ね、一個一個でめちゃめちゃ治されたんですよね。
ほんとね、あれつらかったです。つらかった。しかも、提出、パソコンのね、中で書き直してくれればいいものの、印刷したものを赤字で直してくるので、それを見たものを、もうそれをね、またパソコンで打ち直さなきゃいけないんですよね。
いやー、あの作業ね、今思い出しただけでも、なんかつらかったなっていうふうなね、ふと思い出しました。つらかったー。
あとは、なんですけれども、たぶん、ちょっとね、学年が上がってくると、こういったものも分散させてあげようとか、そういったようなね、気持ちが出てくるので、なるべくこう、下の先生にね、ストレスかけないようにっていうふうにはしていた、することはね、できたんですけれども、
当時ね、なかなかそういうところまで、そうだな、言い方悪いですけど、上の先生がやるよ、みたいな形をあんまりとってくれなくて、それもね、大変な一つだったのかなっていうふうにはね、思うんですけど、思うんですよね。
あとは、まあそうですね、まだ入局したてとか、研修に慣れたてだと、やり方もね、うまくまだ描けないかな、だからちょっとね、時間がね、かかってしまったのかなっていうのはね、ありますね。
どうしてもね、こういうのって全部の患者さんを見たりとかする仕事が終わった後に、こういう仕事をね、やらなきゃいけなかったりとかするんで、ちょっとずつ帰るのが遅くなったりして、あとはそう、今言ったような急変の患者さんがいたら、そういうふうなのに対応しなきゃいけないとかね。
あと、まあそうですね、カンファレンスの用意しなきゃいけないとか、まあそういったようなものがどんどん重なって、帰る時間が遅くなっていってるっていうね、感じなんじゃないかなというふうに思います。
そしたら、じゃあ、今、これからもですね、こういった働き方が続くのかということですよね。
今は過労死とかそういうようなことがあったこともあって、今年の4月から働き方改革っていうような形が入るので、こういった、私が昔やっていたような働き方っていうのは少しずつはなくなってはくるとは思うんですよね。
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ひどいものはなくなってはくるとは思います。とはいえ、じゃあ本当にくじごじで帰れるかっていうと、おそらくそうではない部分がね、少なからずやっぱり出てきてしまうと思うんですよね。
だから、基礎体力みたいなものは少しつけておいた方がいいんじゃないかなとは個人的には考えています。
病棟に出ているときって結構1日の、なんていうかな、歩数も多かったりとかするんですよね。
で、病棟を離れたドクター、例えば男性のドクターとかが結構一気に太っちゃったりとかすることがあるので、おそらくそれ相当の運動量にはなっていると思うんです。
だから、やっぱりちょっとね、そういった意味でも体力はね、多少あった方が有利なんじゃないかなって思っています。
はい、今回はジョイの本音シリーズの2番目ということで、まず医師になって心が折れたことという点で、体力が、体力的に大変だったよというようなお話をしてみました。
あれ、意外と医者って事務仕事多いんだ。
なんていうふうに思っていただけたら嬉しいです。
今日も聞きに来ていただいてありがとうございました。
次回もフラットのぞきに来ていただけたら嬉しいです。
出会えたことに感謝を込めて、フラットでした。
またねー。
バイバイ。
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