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2023-08-05 08:00

🧠人工呼吸器って何?②適応のお話。

人工呼吸器の適応についです。

人工呼吸器の種類のお話はこちら👇
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#スタエフ医療部
#人工呼吸器
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このチャンネルは、ママさんドクターで、Web3 NFTプロジェクトでは、コミュニティマネージャーやモデレーターとして活動しているフラットが、日々頭の中で考えていることや医療情報をゆるっとフラット配信している番組です。
今日は、人工呼吸器の適応に関するお話をしていきます。
前回は、人工呼吸器の種類に関してお話しました。
前回のまとめですけれども、人工呼吸器は、非信州的と信州的の2つに分かれる。
信州的な人工呼吸器管理には、相関チューブによる人工呼吸器管理と、器官切開による人工呼吸器管理、この2つに分かれたと思います。
では早速、人工呼吸器の適応に関してお話していきたいと思います。
ざっくりですけれども、呼吸がうまくできない状態になれば適応になります。
酸素濃度が低い場合であっても、軽症であれば、単純に酸素マスクみたいなもので対応することが可能になります。
例えばですけれども、それで酸素マスクでも改善できないような、
二酸素化が悪いという状態であれば、先ほどちょっと説明したような、非信州的人工呼吸器管理、NPPVというようなものの適応になります。
多くの場合は、人工呼吸器を使わなければいけない状況というのは、低酸素結晶とか、高二酸化炭素結晶というふうに呼ばれるものになります。
普通、息を吸ったり吐いたりすることによって、肺でガスの交換がされることによって、体内の二酸化炭素と酸素のバランスというのは一定にされているんですね。
これをやっている場所は、肺の中の肺胞という場所になります。
このバランスが崩れると、呼吸が苦しくなるんですよね。
体内の酸素濃度が低いという状態に関しては、例えば、心臓が悪くなって、心臓から出ていく血液の量が少なくなってしまったりとかすると、体内の酸素が悪くなったりとかすることがありますし、
もちろん肺炎などで肺の状態が悪くなっても、体内の酸素濃度は低くなりますよね。
次に二酸化炭素が溜まるという状態に関してです。
原因はあるんですけれども、一つは肺胞低換気という状態になります。
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先ほど言ったように、肺胞というのは肺の中の組織の一つで、酸素と二酸化炭素のガスの交換をしている場所になります。
呼吸というのは、そもそも頭の中で呼吸の親玉みたいなのが、呼吸中枢というのがあるんですね。
そこからまず呼吸をしなさいというような指令が出て、
その後、横隔膜とか肋間筋と呼ばれるような呼吸筋と呼ばれるものですね。
呼吸に関する筋肉が収縮したりとか、あと緩まったりすることによって、うまく呼吸がされているという状態になるんですね。
これが何らかの原因によって、
酸素と二酸化炭素を溜めるという状態になるんですね。
肺の中のバランスを保てるぐらいの必要な換気ができなかった場合には、肺の中で二酸化炭素がどんどん溜まっていって、酸素が下がっていくというような状態になるんですね。
こういうのを肺胞低換気というふうに呼ぶんですけれども、
じゃあ、この原因は何なんだろうというふうにちょっと話を説明していくと、
さっき言ったように、呼吸というのは、頭の中で呼吸をしなさいというような指令が出て、
その後、神経を伝わって、その後、呼吸を動かす筋肉に伝わると。
そうすることによって、呼吸に関する筋肉が収縮して、その後、また緩むというようなことで呼吸をしているということなんですね。
そうすると、頭の中の呼吸の中に、
中枢がうまく働かなかった場合とか、
あと、その神経、筋肉に行くまでの神経に異常があった場合、
または、筋肉に異常があった場合とすると、
肺にうまく空気を送り込むことができなくなってしまいますよね。
そういうような病態があると、肺胞低換気というような状態になります。
いわゆる、私がよく見ているような神経筋疾患と呼ばれるものが、
この病態に当てはまります。
あとは、肺の疾患でも二酸化炭素が溜まります。
先ほど言ったように、ガス交換している場所である肺胞という場所が、物理的に壊れてしまう場合も、
酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなりますので、
二酸化炭素が溜まって、酸素が低下してきます。
例えば、有名な疾患だと、
間質性肺炎とか、
あと、COPD、慢性閉塞性肺疾患とかが代表的なものになります。
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それ以外に、人工呼吸器管理の適用になるのは、
気道の確保ができていない場合、
つまり、例えばですけれども、物理的に空気を肺に送り込むことができないような状態になります。
例えばですけれども、
舌根といって、舌ですね、舌が落ちてしまって、
うまく空気を送り込めないような場合とかも、
人工呼吸器の適用になったりとかします。
最後にまとめをすると、
人工呼吸器の管理がどういうときに必要なのかということですが、
まずは酸素化が、酸素といってね、
体内の酸素の濃度が悪くなった場合は、
まずは酸素の投与を、
酸素の投与をすると。
それでも改善しなかった場合は、
NPPVっていう前回お話ししたような、
非信州的な人工呼吸器の管理をすると。
それでもダメだった場合には、
いわゆる相関管理とか、
気管石灰を伴うような人工呼吸器の管理、
信州的な呼吸器管理が必要になる。
それ以外に必要な状況というのは、
体内の酸素と二酸化炭素の、
濃度のバランスがね、
崩れてしまった場合。
それ以外だと、
あと軌道の閉塞、
というような状況になります。
前回の時に質問にあったCO2ナルコーシス、
というものに関して、
今回説明しようと思ったんですけれども、
ちょっとこれまたボリューミーになりそうだったので、
またこれは回を分けて一旦説明したいと思います。
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次回もまた、
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バイバイ。
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